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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
Nuages・・・雲のようにふんわりとしています

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旅先の食べ物

お元気ですか?

法事のために私の故郷糸魚川に出かけた。立山連峰には雪が積もり始め庭木には雪囲いがされている。仲の良い従姉の家に泊まり手作りのお惣菜に箸をのばしながら美味しい酒をいただく。話題は多岐に広がり尽きることがない。頻繁に会える従姉ではないがお互い趣味や思考の方向を理解しているので会話が楽しい。夜遅くまで飲み心を洗うのも良いものだ。
翌日も朝早く起きたのにコーヒーを飲みながらまた会話が始まり、朝食をいただきながら気が付くと10時近くまで話し込んでしまう。

そろそろ帰る時間だと断り、スーパーに向かう。いつもの事だが味噌と醤油を買って帰るのだ。我が家では旅行をするとその土地の味噌と醤油、日本酒を買って自宅用のお土産にするのだが、故郷のものはまた格別だ。

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高速に乗る手前、パートナーさんが看板をみつけて回転すしの店に寄る。富山県氷見が本拠地のきときと寿しだ。きときととは新鮮なという方言なのだそうで、パートナーさんは以前経済番組で取り上げられたのを見たことがあるという。経済番組で取り上げられた外食店でなるほどと感心したことがないので、きときと寿しはどうだろうと期待をしながらお持ち帰りを頼んでみた。

高速をしばらく走り有磯海というサービスエリアに寄る。
大伴家持に万葉集歌「かからむと かねて知りせば 越の海の 荒磯の波も 見せましものを」という歌があり、この荒磯が有磯に転じる。松尾芭蕉は海景を「わせの香や分入右は有磯海」と読んでいる。「一家に遊女もねたり萩と月」と読んだ市振からはすぐだ。その松尾芭蕉の句を眺めながらお寿司をいただいた。回転すしだからこんなものだろうというレベルだが魚の味はあるしご飯も美味しい。

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パートナーさんが職場へのお土産を少し欲しいというので売店を覗いていると、夕飯に鱒ずしを買ってゆこうという。確かに家に着けば食事の用意をしなければならない。鱒ずしをつまみ日本酒を飲めば済んでしまう。ところが子供のころから見慣れたパッケージは見当たらなく種類も多く値段も幅がある。どう違うのだろうと少し迷うのは私だけではないだろう。お値段の手ごろなところで決めた。

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別なサービスエリアでは新海監督のアニメ映画『君の名は。』のポスターが張られお菓子が並んでいる。これは買わなかったが、なるほどこうゆう形の経済効果もあるのだと感心する。でもディスプレーにはあまり力が感じられず売り場としてはもう下火なのだろうか。一年前の映画だ。

故郷に出かけ普段あまりしない経験、回転ずしのお持ち帰りや鱒ずしを楽しんだ。

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テーマ : 美味しかった♪
ジャンル : グルメ

旅のトラブル

お元気ですか?

4月からNHKの語学番組を楽しんでいます。「旅するフランス語」「旅するドイツ語」「旅するスペイン語」「旅するイタリア語」の四番組で、これが実に楽しいのです。私が語学番組を見出したのは中学生の頃からで当時スペン語やイタリア語の放送は無く、イタリアオペラを招いて日本でも公演が行われていましたから、フランス語講座のテキストについてきた通信欄かなにかを使ってNHKにイタリア語講座を放送して欲しいなんてリクエストを書き送ったりしたものでした。
そんな大昔の語学番組も今思い出せばとても真面目で実験的な企画が多かったように思うのですが、今見ている「旅する・・・」は日本人のタレントさんがネイティブの方と一緒に現地で使う言葉にチャレンジするという作りでこれを覚えれば役に立つといった内容です。番組の中に登場する場所も行ったことのある場所だったり、ガイドブックなら必ず紹介するような場所を舞台にしていますから親しみを感じながら見ることが出来ます。私は一つ一つメモを取ったりテキストを見たりするわけではありませんが、フレーズを繰り返したりして声に出してみます。それだけでも十分ですね。
番組の受け売りではないですが、旅行先で現地の言葉でその土地の人と話が出来れば活きた情報も多く楽しさも思い出も深くなります。

昨日、知り合いがスペインから帰ってこようという時にトラブルがあって飛行機が遅れました。ブリュッセルで乗り継ぎだったのですが間に合わないという事になり、しかもマンチェスターのテロ事件のため空港での管理が厳しく他の便に変更しようとしても非常に手間取ってしまい結局一日遅れの便になり・・・と。このように一日遅れでも便が予約出来ればまだいいのですが、時には何時飛ぶか分からないという事もあります。そうゆう時は空港に缶詰になってしまうこともあります。
今回はテロの影響でしたが、気象条件や機体のトラブルなど様々なことが旅先では起きます。皆さんはそうゆう時どうされるのでしょうか。ツアー旅行の方で同行の添乗員がいる場合は指示を待つことになるのでしょうが、個人で旅行している場合には自分で解決しなければなりません。その時に役立つのは度胸と気迫と言葉だと私は確信しています。

若いころギリシャからイタリアまでたまたまご一緒した日本人の老齢のご夫婦はイタリアに着いたらまずストライキの情報を確認すると仰っていました。私はなるほどイタリアらしい話だと聞きながら頭の中には「鉄道員」の映画のシーンが浮かびます。
その三年後、再びイタリアを訪れた際私は空港でストライキに巻き込まれてしまいました。ローマを発つという日、ホテルで飛行機がちゃんと飛んでいることを確認したにも関わらず、空港に着くと窓口は閉まってカーテンがひかれています。ロビーに人影も少なく何が起こっているのかと私の心の中の警戒警報が鳴りだします。私はカウンターのガラス窓を叩き、職員を呼び、どうしたら飛行機に乗れるのか強い口調で話をします。私の周りには次第に同じように困っていたと思しき人が集まってきていました。幸い飛行機は飛んでいることが分かり長い空港ターミナルを歩いて目指す航空会社のフロントに行きます。この時はさらに乗り継ぎのフランクフルトで半日待たされたりダブルブッキングされたりとへとへとの帰路になったのですが、それでも日本に帰る事は出来ました。
旅のトラブルは飛行機だけではありません。列車内でのトラブルやタクシーでのトラブルなど思いがけない事態に遭遇することがあります。そうゆう時は毅然とした態度で自分の言うべきことを言わなければなりません。誰かが助けてくれるなどという事はありません。

NHKで放送中の語学講座「旅する・・・」では観光地への行き方や買い物の仕方、レストランでの食事の注文など知っていれば便利な会話を楽しく教えてくれます。でも病院や薬が必要と感じたり、泥棒など事件に遭って警察に行かなければならなくなったりとトラブルになったときこそ言葉が無ければ正確な事を訴えることは出来ません。
勿論トラブルに遭わない注意は必要ですが、備えとしての言葉も必要です。「旅のトラブル会話」のような事例集をNHKさん放送してくれないでしょうか。けっこうお国柄が出て興味深いと思うのですが。

テーマ : 海外旅行
ジャンル : 旅行

奈良に行った話・・・の続き

お元気ですか?

当地もすっかり秋になり、先週から毎朝続けているウォーキングもTシャツからジャンパーを着るようになりました。アレルギーのある私にはこの気温の変化はつらく今日は一日鼻水がとまりません。マスクをつけて温かくするのですが体が慣れるまでどうしようもないのです。

さて朝のウォーキングを始めるきっかけとなったのが奈良への小旅行でした。車社会の当地ではスーパーの中を歩くぐらいしかありません。スポーツジムにも行っていますが歩くという事が極端に少ないのです。その結果奈良では歩く力が衰えていることを痛感させられました。

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キトラ古墳の後、食事をして法隆寺を見学しますが、駐車場に車を止めて歩くと3時間ぐらい歩きっぱなしです。途中休憩所でお茶をいただいたりもしますが、歩きっぱなし。私でもちょっと疲れを感じるのですから高齢者の方はもっと大変でしょう。若い時に旅行をしたくても仕事もありますからそうそう余裕があるわけでもありません。高齢になっても歩き疲れないトレーニングをするしかないようです。

私の好きな夢殿を見たり、「法隆寺の鐘ってどこにあるのかな」なんてパートナーさんと話しながら歩き見つけ「この鐘どうやってつくのかな」なんて疑問に思いお寺の方に伺うとお堂の中であおむけに寝てつくのだそうです。そんな新しいことを知るのも歩いて見て回ったからです。

さぁ、一週間続いた朝のウォーキング。これからも続けてもっと旅行を楽しめるようにしましょう。

歴史好きのパートナーさん

お元気ですか?

大型の台風が沖縄、九州と来て当地も朝から雨が降っています。久しぶりの日曜日の休み。のんびりするにはいいのですが、最近の雨は思いがけない豪雨になるようですから警戒が必要です。


北陸新幹線開通後の金沢を訪問し観光客の多さに驚いた私たちは帰路どこかに寄ろうと考えます。金沢で大野町の醤油蔵を以前訪ねて買い求めた事があったので駅ビルのお店で買えないかと思ったのですが醤油を扱っているお店がなく残念。道の駅には地元の醤油があるかもしれないと「内灘サンセットパーク」というところに廻りますが、ここの売店は小さくてあまり品数がありません。
気分を切り替えてさあどうしようと思っていると、パートナーさんが「木曽義仲を見に行こう」と突然の提案。どうやら最近平家物語が気になっていたところに、金沢でもらったパンフレットに富山県小矢部市に木曽義仲の銅像があるのが紹介されていて、護国寺があるというのでそちらに向かうことにしました。

パートナーさんのナビゲートで車を走らせると田圃ばかりの田舎道を進みます。私は何処に向かうのかも良くわからないでいたのですが、やがて車は倶利伽羅塾という建物につきます。木曽義仲が落人となった平家を迎え撃った倶利伽羅峠の古戦場を紹介する施設です。ここで休憩しお店の方に古戦場跡への行き方を教えてもらい再出発。
しばらく走ると山の中に倶利伽羅不動寺というお寺が現れました。

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山道を登ったお寺ですが感心することに数組の参拝客がいます。大日如来の化身である不動明王はお不動さんと呼ばれ親しまれていますが、古戦場のある山の中のお寺は力強さを感じます。売店があったので覗くとお婆さんが声をかけてくださったのでお饅頭を頂くことにして床几に腰かけてお茶を飲みながらしばし休憩。
お寺のすぐ近くに古戦場跡があるはずなのですが道路工事をしていて大きく廻らなければならないよう。道も良くわからず通り過ぎたのでそのまま小矢部に向かいます。

ところが小矢部についても護国寺がわかりません。そこで市役所に寄り教えていただくことにしました。

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ようやくたどり着いたという言い方が良いでしょう。市役所で丁寧に教えていただいたのですが、分岐する道に案内は無く旅行客には少し分りにくいです。「木曽義仲と巴御前を大河ドラマに」と市役所の壁に張り出していましたが、もう一工夫が必要なようです。

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それでもパートナーさんは大満足。展示物を見て木曽義仲と平維盛の戦いの様子が生き生きと伝わってくるので私もすっかりタイムスリップ。展示物の中には複製ですが丸木弓などもあり今の弓とはまるで違うので興味が持てます。

それにしても歴史好きなパートナーさん。今までも車で旅行をしながら各地で戦国時代の話を私に披露してくれるので楽しい旅をしてきましたが、今回も大いに活躍してくれました。
倶利伽羅峠で勝利を得た木曽義仲は勢いついて京都に上りますが、後白河法皇に嫌われ最後は悲惨な末路。さての顛末もパートナーさんの解説でいずれ旅することとしましょう。

ではまた。




金沢逍遥

お元気ですか?

先週金沢に出かけてきました。北陸新幹線が開通して一気に観光客が押し寄せ、近江町市場が人であふれているとかホテルが値上がりして宿が取れないなどの情報を耳にしながら、少し心配しての訪問です。主目的は弓道の用事なのですが、久しぶりの金沢ですから町の様子も少し見てみたいと思います。

お昼に知り合いのお店についてランチをいただきます。東京時代吉祥寺でさんざん我儘をさせていただいたフレンチレストランが金沢に越して10年。お店には10周年記念を知らせる手作りポスターが貼られています。厳しいレストラン業界の中で頑張っているシェフと奥様の姿、何組もの客様がランチを召し上がっているのを拝見し心から安心します。シェフと吉祥寺の街が変わった話をしますが、今も情報に通じているのを知り感心します。

ちょうど近海での底引き網漁が解禁になったというのでカレイをメインにいただくことにしました。

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生ハムやイカ、ひよこ豆をあしらった前菜とカレイ。

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ミネストローネは昨夜飲み過ぎていた私にはお腹に優しく、デザートをいただいてお仕舞。ランチですからこのぐらいでちょうどよいです。

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吉祥寺ではオシャレなフレンチレストランでいつも予約で満員でしたが、金沢では一階にデり、二階にお食事スペースを設けています。洋風総菜を並べたデりは人気なようでお年を召したご婦人がご自宅用にお求めになります。前回は無かったと思いますが、階段を上がるのが辛いお年寄りのために一階にも小さなテーブル席が用意されていました。

ゆっくり食事をした後は道場に向かいます。車の中から町の様子を見ると確かに地図やパンフレットを持って歩いている観光客がものすごいですね。金沢城の橋の上も人だかり、道路には観光バスが路上駐車しています。金沢はこじんまりとした街で観光にはとても便利なところですが、あまり人が多いと風情を楽しむ事が出来ないかもしれません。

夜、お寿司屋さんに行こうと思っていましたが人の多さにちょっと疲れたのでホテルでお弁当をいただきます。新装された駅ビルのお土産売り場を歩き、お弁当と日本酒、そしてデザートも買って準備万端。

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お弁当はご飯は一緒ですが、おかずはすべて違いパートナーさんと覗きあいながらいただきました。そしてデザートは私の大好きなきんつば。

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金沢は和菓子の街ですから美味しいお菓子がいっぱいなのですが、駅ビルに並んだお菓子屋さんのどの店にもきんつばがあって目移りしてしまいます。今回は無難に中田屋さんのきんつばです。

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翌朝、ホテルで朝ごはんをいただき、金沢漁港に向かいます。私の旅は魚市場をめぐるのが恒例、まして前日底引き網が解禁になったと聞いたのでこれは是非行きたいと。
漁港では水揚げされたばかりのブリが秤にかけられて箱詰めされてゆきます。働く男たちの声が響く市場。

隣の魚屋さんの入るビルで地元の海老とイカを買って家に帰ってからの夕ご飯の準備をして金沢を離れます。逍遥というにはあまりにも簡単ですが、久しぶりの金沢を楽しんだ私たち。パートナーさんはなにやら次の目的地を見つけたようです。
そのお話は次回に。

ではまた。






杣人のNuages

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