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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
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ジビエの会

お元気ですか?

週末。昨日は久しぶりに射会に参加し気持ちのいい時間を過ごしました。
今日は国体の選手選考会の1次予選会が行われているのですが、
今年は事情があり見送り。

そこで、お誘いをいただいていたレストラン ラ・サリーブさんの
ジビエの会に出かけます。
お昼。11時過ぎに家を出、お散歩をしていると所々に梅や早咲きの桜の蕾が
町に色を添えています。

レストランに着くと、すでに10名を超えるお客さんがテーブルについています。
ワイン好きの方が集まったグループやそれとは別のお客様。
今日は賑やかなラ・サリーブさんです。

マダムが「ワインはお持ちになった?」と訊かれるので
持ってこなかった旨を伝えると、「ヌフ・ド・パフが入っていますよ」と言います。
以前頂いたヌフ・ド・パフがとても良い出来だったのでそれを頼み食事が始まります。

ワイン会の人たちのテーブルでは自己紹介が始まり、
それぞれ好みのワインなどを言っています。

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さて、お料理です。
最初はエトフェ鴨のレーバークリーム
鴨のレバーペーストはふわふわのクリーム状ですので、パンにぬっていただきます。
続く猪のスモークハム
程よいスモークの香りで柔らかく仕立てたハムはほんのり赤みがさして味も素直です。
一緒に心臓や鴨の砂肝も散りばめられて、好奇心をそそるお皿。

ヌフ・ド・パフも料理に合ってご機嫌です。
隣に座られていた男性が「美味しそうなワインですね」と話しかけてきたので
それをきっかけにお隣りさんと会話をしながら食事が進みます。

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次に運ばれて来たのは山鶉のアンクルート
実は、このお料理は雷鳥の予定だったのですが、入荷が間に合わず山鶉に変更。
鶉は私も自宅でよく料理をしますが、山鶉は味も濃く野趣味もあってしっかりしています。

DSCN2018_convert_20110227212823.jpg  DSCN2019_convert_20110227212904.jpg 

こちらは仔猪のセルベル・パネ香草バターソース
仔猪の脳みそをパン粉を付けて焼き上げたもので、独特の柔らかい味が素敵。
下にしいた野菜のピュレもとても爽やかです。

そして、和鹿のコンソメ
しっかりしたコンソメはとってもワイルドなお味。
優しい静かなスープではなく、シェフの意気込み、どうだ!って挑戦を挑むような勝負コンソメです。
思わず唸りながら、いただきます。

ここでちょっと小休止。というか気持ちを整えます。
普通だったらメインになるようなお料理が続いています。
お腹は大丈夫ですが、気合を整えないと後のお料理に負けてしまいます。

パートナーさんは、隣の男性に市内の美味しお店を教えてもらっています。
色んなお店を良くご存知の方です。
私たちが東京で食べていた店もご承知のようで「古いスタイルのお店が多いですね」なんて。

DSCN2020_convert_20110227212939.jpg

今日の後半戦。
運ばれて来たのは、べキャスのロースト・チョコレートソースとエトフェ鴨のコンフィ
べキャスはジビエの女王とも言われるヤマシギです。
小さい鳥で、珍重されフランスでは乱獲を恐れて禁猟になっているようなことも聞きます。
今回のべキャスはスコットランドからのものだそうです。

長い嘴がついた頭はホークでこそぎながらいただきました。
パートナーさんは久しぶりのチョコレートソースに満足気です。

一緒にのっている鴨のコンフィは半日漬け込んで鴨の低温油で20時間火をいれたものとのこと。
とってスマートなコンフィに仕上がっています。

DSCN2021_convert_20110227213027.jpg  DSCN2022_convert_20110227213141.jpg

いよいよお肉最後のプレート。
猪のタン赤ワイン煮
絶妙なソースに感心しながら、柔らかいお肉をいただきます。
たっぷりあるソースを残すのは勿体無いので、食べ過ぎは承知していますが、
パンのおかわりをお願いし、お皿を拭くようにソースをいただきます。

正直なところ私の顔はもう最初からほころびっぱなしです。
何も考えられない至福の時間。
ただただ美味しいものを口に運び全身で喜びを受け止めます。

チーズの盛合せがあったのですが、
とうとう写真を撮り忘れてしまいました。
カマンベールとロックホール、それとミモレットです。ご想像の程を。

デザートは季節のソルベとフルーツ
今日はマンゴーです。

さぁ、すっかり大満足の私たち。
コーヒーを飲み、興奮を鎮めて帰ることにしましょう。

素晴らしいお料理を堪能させていただた、
ラ・サリーブのシェフとマダム、スタッフの皆さんに感謝。

いやぁ~、本当にレストランの力って凄いものですね。


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テーマ : 今日のランチ!
ジャンル : グルメ

『探偵、暁に走る』

お元気ですか?

アレルギーでくしゃみや涙目が収まらないので近くの医者に行きます。
症状を説明し、点鼻薬や目薬をもらい採血と注射。
看護婦さんは「痛いけど我慢してね」と言いながら
「今日は鼻炎の注射ばっかり」となんだか同じ注射ばかりで飽きちゃったご様子。
まぁ、お仕事ですから同じ注射ばかりでつまんないとも言えないでしょうが、
「お疲れ様です。」なんて思わず慰めたくなります。

東直己の『探偵、暁に走る』を読みました。
ススキノの便利屋〈俺〉シリーズの長編第8作目です。
このシリーズでまだ読んでいないのは3作目とその次に出た短編集。
それと最新の長編9作目になる作品。
順調に読み進んでいます。

今回のお話。
『探偵はバーにいる』で28歳で登場した〈俺〉も本作では50代になり、
少なからず体力や気力の衰えを感じるようになっています。
画家と知り合った〈俺〉は二人で地下鉄の線路に落ちたお婆さんを助けますが
その画家が殺され…

またしても、〈俺〉は友達の画家の死の真相を知るため走りまわることになり、
振り込め詐欺グループや産廃業者らとぶつかります。

東さんの作品は、所々に時事問題が散りばめられています。
北海道のY市を思い出させる破綻した地方行政であったり、
T銀行を思い出させる北海道老舗銀行の放漫経営であったり、
大手スーパーの進出とシャッター商店街の誕生、
都市の空洞化と地上げ業者の暗躍であったり…
高齢化社会や職に就けない若者の問題なんかも出てきます。

そうゆう時事問題を上手に織り込みながら物語が展開していくのがまた面白いのですが、
時に東さんの主張が熱く語られている場面にちょっと苦笑いしてしまうことも事実です。
そして〈俺〉シリーズではその傾向が少しずつ熱を増しています。

今回の『探偵、暁に走る』で槍玉にあがっているのは、ソーランダンス。
近年、北海道の名物のように、ソーラン節(のような)を大音量でかけて
若い人たちが法被でも着物でも無い衣装で、無節操に体を動かしている集団。

〈俺〉はソーランダンス(呼び方はこれでいいのだろうか?)の仕掛け人をはじめとし
イベント屋、行政、商店街もろもろのダークなところを嫌います。
行き場の無い若者をソーランダンスで踊らせて食い物にしている構図。
まぁ、そんなこともあるでしょうね。

私も、実は大嫌いです。
ソーランダンスばかりではありません。東京の商店街で阿波踊りを踊るのも嫌いです。
それを真似て我が町でもと企画する人たちにも呆れてしまいます。
文化でも民衆芸能の発芽でもないただの騒音騒乱だと思っています。

〈俺〉は地方行政の文化補助予算に乗っかって踊る似非文化人も鼻で笑います。
アイヌ問題に理解のある顔をしてしたり顔で集まる地域文化の代弁者のような
顔をした自称文化人。何処にでもいる偽物。


まぁ、人は一人では生きていません。誰かが小さな仕組みをつくると
それに群がってだんだん大きな仕組みが出来てきて解けばもろいのですが
意外とこんがらがった構図に育ってしまって気がつけば身動きが出来ない
なんてことはあちらこちらにあります。

これまでも東さんは〈俺〉シリーズや他の作品でもそうした胸の内の怒りを
語っていますが、今回はちょっと熱いようです。

と思いながら読んでいたら、

それは困る。塚本といっしょに寿司屋に入るのは恥ずかし。一度で懲りた。
この女は、水のことを「お冷や」と言い、醤油を「ムラサキ」と言い、
生姜のことを「ガリ」と言い、お茶のことを「アガリ」と言い、
「ごちそうさま」と言うべき時に「お愛想お願いします」と言うのだ。
そんな人間と寿司屋に入るなど、考えただけでも…


と出てきた。

あちゃ~。これ私が時々言っていることとそっくり同じではないですか。
(以前書いた寿司屋話をご参照ください。)

鮨屋の思い出
鮨屋の思い出2
鮨屋の思い出3

こんなこと書いていたんですね。

東さんの作品に散りばめられた、時事問題への憤懣や似非ものへの怒り。
言い過ぎると作品が壊れますが、ブレーキをかけると力がそがれます。
微妙な温度。


私も注意しておじさんモードが熱くなり過ぎないようにしなくっちゃ。


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テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

『ライト・グッドバイ』

お元気ですか?

今週に入り、どうやらアレルギーが発症したらしく
鼻がむずむず、目はチカチカしています。
ヨガをやりながらでもくしゃみは出るし、ちょっと困りもの。
病院に行って薬をもらってこなくっちゃと思っています。

東直己の『ライト・グッドバイ』を読みました。
ちょっとお休みしていた東さんですが『バーにかかってきた電話』の映画化を知り、
まだ読んでいなかった本を取り出します。

ススキノで便利屋をしている〈俺〉は退職した刑事から未解決の女子高生失踪事件解決のため
「殺人容疑者と親友になれ」という頼みをうけます。

東さんの作品は、小さな事件をきっかけにしながら深く暗い事件に展開していくのが多く、
その小さな事件も伏線であったりからみ合っていたりというのが面白いのですが、
今回の作品は最初から「殺人事件の容疑者」が特定されているので、驚くような展開はありません。
容疑者の性格描写やいつもとは勝手の違う〈俺〉の戸惑う感情に焦点があてられているのを楽しみ
淡々と読み進みます。

読む人によっては、「面白くない」「手を抜いている」と感じるかもしれません。
でも、私はいくつかの楽しみを見つけています。

その一つは、「殺人容疑者」と友達になるきっかけのロバート・キャパの
マラガ難民の写真。
ロバート・キャパはちょっと写真が好きな人ならご存知の写真家。
私も『ちょっとピンぼけ』を読んでいます。
このマラガからの避難民の写真は1937年にスペイン内戦の様子を撮ったものですね。

もう一つは、お酒。東さんの作品には色々なお酒が出てきますが、
どうやら東さんのオリジナルらしい「サウダージ」というカクテル。
丁寧にもレシピを〈俺〉が説明していますので、ご興味があるかたは作ってみては?

そんな事を思いながら、ネットをお散歩していたら、
「万次郎の歩む飲む読む」の万次郎さんが
この「サウダージ」をバーで作ってもらって紹介しています。
こうゆう遊びって好きですね。

お酒をもう一つ。スコッチウイスキーのラフロイグ15年
シングルモルトのウイスキーに主人公のどうゆう姿を見るのか…
ちょっと想像しながらバーに出かけるのも楽しいでしょう。

東さんの作品に書かれる犯罪はかなりダークなものがあります。
今回の事件もシーンとしては出てきませんが、内容としては残虐で重たい。
でも、普通に有りそうな事件です。そこが怖い。

そこで、もう一つ読み方を進めてみましょう。
犯罪者の立場にたって読んでみます。登場する犯罪者ではありません。
自分が同じような性癖を持ち罪を犯す人間だったらこの本をどう感じながら読むのか。
そうゆう試みです。

私たちは犯罪小説を読むとき、知らず知らずのうちに正義の方に身を置いて読んでいないでしょか?
だから犯罪が暴かれ、犯人が追い込まれ逮捕されたりするのをハラハラしながら
どこかで安心して読んでいないでしょうか?
自分は善人で正義の人であると思っている。

でも、私が犯罪者だったら小説の見方は違ってくるはずです。
「ちぇ、俺だったらこうするのにな」
「ふぅん、こんなところでドジ踏みやがって」
と悪態をつきながら、どうやって悪事を重ね人を欺きぬけぬけと生き延びてゆくのかを算段。
そして悪をなす心で被害者を愚弄し探偵や警察を笑う快楽。

いかがです?

世の中には想像もつかない悪があります。
言葉では言い表すのも難しい邪悪な心もあります。
自分だけの身勝手な理屈で害をなすものがいます。

そうした悪に身を置いてみるのはいかがでしょうか?
怖い犯罪がいっそう恐ろしくなると思うのです。
くれぐれも本の中の世界ですけど。


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テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

『本命』

お元気ですか?

土曜、日曜と東京に出かけ、久しぶりに知人と会食。
リフレッシュすると本を読むスピードも上がる。
読みかけだったディック・フランシスの『本命』を読了しました。

ストーリーは、落馬事故で友人を亡くした騎手ヨークが
事故に不信をいだき調査を始めると…というお話。
1962年発表のディック・フランシス最初の作品です。

日本の競馬とはシステムが全然違うのでちょっと分かりにくいかもしれないけれど
ロイヤルジョッキーでもあったディック・フランシスのリアリティが生かされているから、
きっと日本の競馬ファンにもディック・フランシスのファンは多いのではなかと
想像しています。

競馬以外のところでも、実にきちっとした構成で無駄が無い。
微妙な心理描写もふむふむと思わせてくれて思わずニヤっとしてしまう。
恋の鞘当てあり、警察との小さな衝突もあり、ギャングとのバトルもあって
十分に楽しめる作品。

実は、私が育った函館には競馬場があります。
競走馬運搬車が目につくと初夏の訪れ。長い冬が開け賑やかな季節がやってきます。

前にも書いたことがありましたが、
私の通っていた小学校には競馬関係の家のお子さんもいて
同級生には獣医さんの息子さんなんかもいました。
家が近かったので、私の耳にはファンファーレが記憶されています。
ファンファーレって競馬場ごとに違うのってご存知ですか?

でも、競馬場やその近くの飲み屋でくだをまくおじさんたちを見ているので、
私自身は馬券の買い方とか全く知りません。

それでも、競馬のない平日は競馬場を駆けまわって遊んでいましたから、
馬の匂いなんか今でも懐かしいし、乗馬も大好きです。

馬って本当に正直で、人の心を読むのが上手ですから
気持ちが通じて仲良くなると、こちらの気持ちがとっても安らぎます。
馬を使ったセラピーがあるくらいです。

乗馬。機会がありましたら是非お薦めします。

さて、ディック・フランシスの『本命』。謎解きもなかなか面白いのですが、
主人公が乗っている車はダークブルーのロータス・エリート。

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色は違いますが、当時の高級スポーツカーですね。
今でも乗りたくなるような車です。

どんな車に乗っているか、どんなお酒を飲んでいるか、どんな服を着ているか。
そんな事に気をつけながら小説を読むのも楽しみの一つです。


おまけです。
私の車のメーター。100000万㎞になりました。

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北海道や本州、四国と日本のあちらこちらに私たちを連れてってくれています。
8年乗ってそろそろ買い替えも検討していますが、
燃費以外は何も問題がないので、まだまだ可愛い車です。

おまけでした。


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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

映画化

お元気ですか?

すこしづつ春の暖かさを感じられるようになってきました。
今日、久しぶりにコートを着ずに外出します。
何処からか、水仙の強い香り。
思わず振り返りながらきょろきょろしてしまいました。


iPadでニュースを見ていたパートナーさん。
「東さんの本が映画になるって」と突然言います。
「ふぅ~ん、どの作品だろう」
「俺シリーズだそうだよ」

東映のサイトでは確かに東さんの〈俺〉シリーズの第二作目
『バーにかかってきた電話』を原作として映画が作られるという記事が載っています。
去年から東さんの作品を読んでいる私にとっては楽しい情報です。

ネットでは主人公の役を大泉洋さんがやるのではという噂を書いている人もいます。
まぁ、北海道出身の役者さんとしては応援したいところですが、
私のイメージとはちょっと違うかな?

「どんな役者さんがいいの?」とパートナーさんが尋ねるので、
「俺かな」なんて答えます。

「どうゆう役者さんがいいの?」と重ねて尋ねるので、
「目の覚めるような二枚目ではない、うだつの上がらない三枚目。
で、お酒を飲んでバカが言えて、頼まれると一生懸命になる兄貴のような人。
ね、俺みたいでしょう。」


「…?」
「ねぇ、東さんって好きな役者さんを指名したり出来るのかな?」
ってパートナーさんが言うので、
映画会社のことやキャスティングの事をパートナーさんにちょっと解説。
でも、東さんは酒井和歌子さんがお好きですから、映画に出演してくれれば
嬉しいだろうな。そう思います。

最近、映画を見、小説を読むというのがよく有ります。
『西の魔女が死んだ』がそうでした。
『つむじ風食堂の夜』は函館でロケをしてちょっと嬉しかった。
外国作品では
『愛をよむ人』『朗読者』が原作でとても重たい感動を与える話です。

どちらが先でもいいでしょう。
原作と映画とどちらから感動を得てもいいでしょう。

東直己の『バーにかかってきた電話』
ほろっと苦い愛を思い起こさせる作品です。
どんな映画になるのでしょうね。

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テーマ : 映画情報
ジャンル : 映画

我が家でごはん

お元気ですか?

当地、3月中旬というほどの穏やかな気候。
でも、暖かくなるということは花粉も飛散するそうで…
みなさん、花粉症は大丈夫ですか?

私は花粉症ではないのですが、ハウスダストや埃にはめっぽう弱く、
そのせいで花粉症の時期になるとやはりアレルギーが発症します。
数年前、映画を見ながらやけに涙が出るなぁ~。こんなに涙もろかったっけ?
と呑気に思ったのが初めでしたが、
それ以来花粉症の話題が他人ごとで無くなりました。
皆様もどうぞお気をつけくださいね。

さて、今日のお題は久しぶりに我が家の夕ごはん。

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冷蔵庫になにがあるかな?と覗いていたら、
北海道のサロマ湖で捕れた北海縞海老が目にとまりました。
すでに茹でてあるのでそのまま食べても美味しいのですが、
むいた殻でスープを取ってパスタソースにしてみます。

パートナーさんは同じスープをベースに
ズワイガニの缶詰(ほぐし肉のお安いものです)を混ぜてジュレを作っています。
食いしん坊さんですので、十分に固まるまえにお皿にとってしまい、
ちょっと見栄えはよくありませんが、お味はバッチリです。

もちろんワインもあります。今日はイタリアのスプマンテ。
さっぱりしているので、今日のような軽い夕ごはんにはぴったりでしょう。

いつもの事ながら、台所に立って機嫌がすっかり良くなった私。

忙しく緊張する日々の仕事の合間、
お料理でリフレッシュするのは美味しくて幸せな一時です。


テーマ : 美味しかった♪
ジャンル : グルメ

ラジオの復活

お元気ですか?

寒い週末。窓の外では強い風が吹き、積雪のニュースが流れています。
思うところがあってしばらく使っていなかったラジオをかけてみます。

ラジオ。みなさんはお好きですか?
私はラジオが大好きです。

小学生の頃、同級生の何人かは鉱石ラジオとゆうのを作っていました。
中学生の頃、ラジオの英会話やフランス語講座を聴き同時にラジオドラマに熱中しました。
高校生の頃、深夜放送が流行り同級生たちの話題になっていましたが、
私は眠たがりなので、深夜放送は聴けず蚊帳の外でした。

その後ラジオを熱心に聴くという事はなくなっていたのですが、
ラジオはいつも私の側にありました。
熱心に番組を聞くということはなくても、ふとスイッチを入れ電波を受信していることを確認して
安心する。旅先、国内でも海外でも小さなラジオをかけては何かが聞こえてくるのを楽しむ。
そんなラジオとの付き合いです。

私が中学生の頃、BCLという海外の短波放送を聞くのが流行った事がありました。
当時、函館に住んでいた私。中国やロシアの放送はかなり強い電波で受信することが出来ます。
毎回、「我らが偉大なる指導者毛主席は…」と始まる中国の放送。
ウラジオストックから流れてくるロシア語の力強い放送。
その内容は別としても聞いている人に伝えようという力はテレビや今のインターネットの感覚とは
全く異質のものです。

世界中のどこかで、誰に届くかわからないけれど一生懸命マイクに向かっている人がいる。
そう思うと、ダイヤルを回す指先は宝物を探すように神経が集中してきます。
少しでも声らしき物が聞こえると何処?と手探りが始まります。
その日の電波状況によって捕まえやすかったりもしますが、
一度逃がすとなかなか見つけられなかったりもします。その緊張感が魅力です。

電波は不思議です。
一度放たれた電波は空中を漂い時間をかけて飛んでいます。
どこで捕まえるかは受信する人の事情。
どれだけ多くのラジオの声が受信されずに消えてゆくのでしょう。

だから、世界の何処かで放たれた電波を受け止めてあげたい。
ラジオを聞くという行為にはそうゆう感覚があります。

当時私が使っていたラジオはSONYのスカイセンサー ICF5900というラジオ。

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今でも人気の機種だそうで、ネットには私と同世代らしき人たちの記事が見受けられます。
私も、このラジオでバチカン放送やアンデスの声を聞いたりしたものです。


私がラジオを好きな理由はもう一つあります。
人間の声が好きなのです。
朗読にしても声楽にしても、歌舞伎や義太夫にしてもみんな同じ。人間の声の魅力に惹かれます。
ラジオはその声に集中することが出来る最高の道具です。

そして、その声の魅力をたっぷりと聞かせてくれるラジオドラマが私のお気に入り。
耳の向こうに声と僅かの効果音だけで世界が広がります。

日曜名作座の森繁久彌さんと加藤道子さんの声にどれだけワクワクしたことでしょう。
地方各局が作るラジオドラマにそれぞれの特色をみてどれだけ感心したことでしょう。

一時期、ラジオドラマはすっかり影を潜め、ラジオでは音楽番組ばかりになっていました。
でも最近、またラジオドラマが少しづつ復活しているようです。
インターネットで検索してみると、番組の案内も出ていて放送時間がわかります。
聴いてみようかな?と私の心が疼きました。

しばらく使っていなかったラジオを出し、スイッチを入れます。
家の作りのせいでしょう。受信感度がよくありません。
そこで、ベランダにアンテナを出し、ラジオのロッドアンテナにつないで感度を上げます。

ネットの番組表を頼りにFMやAM、短波の放送局をチャンネル合わせをし登録します。
少しづつラジオらしくなってきました。

ラジオドラマを検索してみると、NHKオーディオドラマというサイトがあります。
今日(12日)は、『50歳の運動会』(鹿児島局制作)が放送されます。
久しぶりにラジオドラマを聴いてみましょう。

でもここでまた一工夫することにしました。

ラジオ番組を録音出来ないでしょうか?
テープレコーダーもICレコーダーもありません。
でも、机の上のパソコンにはマイクの入力端子があります。
ラジオには外部出力端子があります。

今私が使っているラジオはSONYのICF-SW7600GRという機種。
ダイヤルを回す楽しみが無いのが残念ですが、性能はなかなかです。
これでアンテナ端子があればいいのですが…

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パソコンをちょちょっと調べてみたらWindowsのサウンドレコーダーというソフトで
録音可能なようです。
ケーブル工夫し、つないでOK!時間が来たので録音します。

この録音。先日購入したWALKMANに移すことも出来ます。
ちょっと便利ですね。

ラジオの復活。
私のノスタルジーをいっぱい刺激しながら、最新の技術と遊べるちょっと楽しい時間。

この先ラジオとどう遊んで行けるかな?
アンテナを工夫したり、録音のソフトを色々探したり…
短波放送で世界の声も聴いてみたい。

寒い週末のあったかく楽しい時間です。

テーマ : FMラジオ
ジャンル : テレビ・ラジオ

携帯電話

お元気ですか?

天気予報ではまた寒波が近づいているという。
TVでは農家の方がハウス栽培の野菜を守るためビニールハウスに補強をしている様子が
伝えられていた。
子供の頃、仕事がらいつも天気を気にしている父を見て
天気に左右されない仕事をしたいと思ったことがあったが
就職してすぐ世の中に天気を気にしないで済む仕事など無いことが分かった。
私の仕事でさえ、時に世界中の天気を気にしなければならない時がある。

昨日、新しい携帯電話を購入した。
函館に住む両親の為の携帯電話である。

先日帰省した際に、母が出先でタクシーを呼ぶのが不便だという話をしていた。
市電や市バスがあるが、家から乗り場までの距離を歩くのが一苦労なのだ。
まして今年の函館は例年になく雪が多い。
滑ったり転んだりして怪我などしたら一気に衰弱するであろうから、
タクシーを利用する方がはるかに安心だ。

外出する時は家から電話をすればタクシーは来てくれるが、
外出先から戻る時は公衆電話を探すのも苦労する。

函館から戻るとパートナーさんが、「携帯電話買ってあげよう」と言う。
インターネットやメールなどは使わないから、こちらで購入し設定をして渡せばいい。
家族通話の設定をすれば私たちとの電話料金は無料になるし、
支払いも私たちと一括にするから両親に携帯電話の通話料を負担させなくて済む。

なにより、母は新しい機械が好きだ。
DVDなんかも「分からない」と言いながらあれやこれやボタンを押して「出来た」と言って
喜んで見ている。
この前も、居間の蛍光灯を新しいものに買い換えて取り付けてきたら、
リモコンを使って点灯させて喜んでいる。
リモコンは使わないだろうと思っていたのに、恐れいったものだ。

「携帯電話を買ったから送るね」と電話で伝えたら喜んでいた。

ところでこの携帯電話。
いくつかの契約設定をしアプリケーションに加入することで0円で購入した。
しかも、アプリなどはお試し期間は無料、一ヶ月を過ぎれば解約も可能だから
実質殆ど0円で購入することが出来た事になる。

通信通話料、アプリメーカーとのマージンなどドコモとしての利益を生み出す仕組みがあるのだろ。
古い機種なのか、メーカーにも売り切りたい思惑があるのだろう。
パートナーさんは「また0円が出てきたね」と言う。
でも、0円は悲しい。

当地、今日は朝から冷たい雨が降っている。
建国記念の日である。
母がまだ子供だった頃、日本は中国大陸への進出を試み、
昭和15年(1940年)には「皇紀2600年」という節目にあたるとして
政府は「紀元二千六百年式典」を催した。

母が子供の私に『紀元二千六百年(作詞:増田好生、作曲:森義八郎)』という歌を口ずさんでくれたのを
覚えている。母にとってはよっぽど印象的な祝典であり歌だったのだろう。
母の家ではきっと日の丸を玄関先に掲げ、餅をつき近所にふるまい、祖父は紋付を着たのだろう。
絵に見えるようだが、それはそのまま辛い歴史を覆い隠す絵でもある。

今の子供達は、建国記念の日に何を学び何を祝うのだろう。
どんな歌を歌いこの日を心に留めるのだろう。

テーマ : NTT DoCoMo
ジャンル : 携帯電話・PHS

金沢 冬の観光(お土産編)

お元気ですか?

冬の金沢を楽しんだ私たち。
お決まりのお土産を買って帰路につく事としましょう。

ホテルをチェックアウトする前に、近江町市場に向かいます。

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寒鰤に輪島や氷見からの近海のお魚、そして越前蟹が並ぶ近江町市場は
私たちのお気に入りです。お魚を少し購入。

そして近江町市場でのお気に入りのもうひとつは、お酒の大沢さん
北陸の地酒が丁寧に揃えられていて、地元のお客さん観光客ともに人気のお店です。

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若いご主人に好みのタイプを話しお薦めのお酒を選んでもらいます。
前回は手取川のあらばしりと生酒、加賀鳶の純米吟醸を頂いています。
今回は鹿野酒造さんの常きげんをお薦めしてくださいました。
NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」で杜氏さんの仕事を紹介して知られたお酒です。
もう一本は車多酒造さんの五凛というお酒。これも初めてのお酒です。

さぁ、準備は整いました。
帰ることにしましょう。

帰路、パートナーさんの希望で越前岬水仙ランドに寄ります。
鯖江のインターを降りて山を越えながら海岸線に向かうと、除雪車が活躍しています。

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DSCN1938_convert_20110208120821.jpg  DSCN1942_convert_20110208121011.jpg  DSCN1943_convert_20110208121039.jpg

雪の残る山肌に植えられた水仙たち。
小振りな花をつけて凍えています。
一面の水仙というわけにはいきませんが、パートナーさんは満足したようです。

越前蟹の売店が並ぶ海岸線を走り、敦賀から高速に乗りましょう。


処々で渋滞に遭ったものの夕方には戻り、スポーツジムで体をほぐして
お風呂に入ってさっぱりします。

家に戻り、魚を干したりお刺身に卸したりして旅の余韻を楽しみます。
夕ごはんのおかずは、近江町市場で求めた鰤のかぶら寿し。
それに、タコの柔らか煮。(初めて作ってみました。)

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もちろん、デザートは私たち手作りの上生菓子です。

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今回の冬の金沢を楽しむ旅。
美味しいものも楽しみましたが、なによりも印象的だったのは、
金沢の町全体が文化施設として機能していること。

訪れた文化施設は個人が始めたものを市が引き受けて発展させています。
博物館や美術館、季節ごとのイベントを考えると
何回でも行きたくなります。

500円で一日乗り放題の周遊バスのチケットはエリア内なら他のバスにも乗ることが出来、
公共交通の利便性を高めています。
旅行で訪れた観光客にとっては乗るたびに料金を気にしないですむこうゆうシステムは
とても気持ちのいいものです。

そんな事を思い出しながらネットを散歩していたら、
金沢まちづくり研究機構」という活動と各種研究報告を知りました。
主役は市民です。

伝統のある金沢の町にあって、住んでいる人たちは
さらなる何かを探し求めているのでしょう。
それが歴史に裏打ちされた自信であり住民の力なのでしょうか。

M'sデリ&カフェの松田シェフから、兼六園がミシュランで紹介されているので
フランス人観光客が多いという話を伺いました。
能作で買い物をした時に銀聯(ぎんれん)カードの案内があったのでお話を伺ったら、
能作さんのすぐ近くに21世紀美術館があるので、フランス人がお店にも訪れるそうです。

金沢の力が世界に広がっているのは嬉しい話です。


私たちは、自分の町で何が出来るでしょうね。

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金沢 冬の観光(続き)

お元気ですか?

冬の金沢を楽しんでいます。
と言っても、最初からここは行きたい、何を見たいという目的が沢山有ったわけではありません。
私の中には冬の金沢を観光するならどんな遊び方がいいかな?
という漠然としたイメージがあっただけです。

そこに、パートナーさんの周遊バスに乗るという提案がくっついて、
徳田秋聲を訪ね、自由軒でランチをし・・・と少しづつ形が出来てきます。


観光物産館で和菓子作りを体験した私たちは、サービス券を利用して
僅かばかりのお土産を購入したあと、一旦ホテルに荷物を置きに戻りました。
この後、兼六園の夜のライトアップを見ますし、食事もします。
せっかく綺麗に?作った和菓子をぶらぶらさせて歩くのは可哀想。

金沢程の大きさの街ではホテルに戻るという事が出来るからいいですね。
これが東京観光だったら、こうはいきません。

さて、午前中に訪れた徳田秋聲記念館で、私たちはミュージアムパスポートを購入していました。
1日券が500円、3日券が800円、そして1年間有効の券は2000円で市内の文化施設15箇所を利用することが出来ます。1日券でも2箇所をみればもうお得。
しかも、回った数に応じてポイントが貯まり記念品まで頂くことが出来るんです。
金沢の文化を堪能してお土産までいただけるなんて、こんなサービスは大歓迎ですね。

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荷物を置いて身軽になった私たちは、再び周遊バスに乗って
午前中と同じ東茶屋の方に向かいます。
次のお目当ては金沢蓄音器館金沢文芸館
実は、徳田秋聲記念館でも金箔工芸館でも「金沢蓄音器館がとても評判がいいですよ」と
教えられていました。

正直なところ、よく観光地にあるオルゴール館のようなイメージが最初にあって
あまり期待していなかったのですが、ここは思わぬ発見です。
レコード好きの方でしたら是非行かれることをお薦めします。

SPレコードをご存知の方にはなんとも懐かしい展示品の数々。
そして、エジソンの蝋管レコードをはじめ数種類の蓄音機の聴き比べも出来ます。

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もう一つ、訪れてみたのは金沢文芸館
文化財的価値のある古い銀行の建物を改装し、金沢ゆかりの作家の作品を集め、
文芸サロンと育てるべく作ったのは五木寛之氏。
二階は五木寛之文庫となっています。五木寛之氏は泉鏡花文学賞の発起人でもありますね。

九州出身の五木寛之氏がどうして金沢なの?という疑問にはHPをごらんください。
私にはいつ頃から五木氏が仏教を題材にした作品を書き始めたのかを確認することができ、
ちょっと安心した文芸館探訪でした。

金沢蓄音器館で思わぬ楽しみに浸り、1時間ほど過ごし、
金沢文芸館。でも案内をしていただきながら見て回ったのですっかり暗くなってしまいました。

もう一軒ぐらい回りたかったのですが、もう無理です。
武家屋敷の寺島蔵人邸はすでに閉まっています。
バスに乗って香林坊に向かいましょう。

ここには私が行きたかった金沢能楽美術館があるのですが、
なんと今日はお休みとのこと。残念ですが、写真だけ撮ってまたの機会に譲ります。

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香林坊には私たちのお気に入りのお店、能作さんがあります。
漆器のお店で、店内一階には普段使いの器やお箸など気軽にでも上品に使えるものが並んでいます。
でも、私のお薦めは二階と三階。
二階には素晴らしい漆器のお椀や重箱、三階にはため息が出るような棗が並んでいます。
気軽に買えるものではありませんが、このお店を訪れたなら臆せず二階、三階を見せていただきましょう。

美しいお道具の数々にため息を漏らしながらも、こうゆうお道具を使える人間になりたいと
勇気が湧いてきます。本物の力ってそうゆうことなんでしょうね。

今回私たちはパートナーさんが漆塗りの栞、私がぐい呑みを買い求め、
ちょっと能作のお客さんになった幸せを味わってきました。

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今回求めたぐい呑み。金沢で求めた酒器の二つ目です。
前回は九谷の杯でしたので今回は漆器にしたのですが、
お酒をついで手に持ったとたん、我が家の食卓がまるでお座敷になったような錯覚を感じます。
薄青い畳の匂いとお化粧の匂いを感じながら静かに聞こえる三味線の音。
至福の夢に酔っていると・・・

パートナーさんは何夢見てるの?って顔して笑っています。
まぁ、夢で遊ぶのが分相応ということでしょう。
それにしても夢を飲ませてくれる能作さんのぐい呑みです。


さぁ、すっかり日も落ちてしまいました。
兼六園のライトアップを散策してみましょう。

足元には雪が残るのでところどころに筵をしいて滑らないようになっています。
観光客や写真好きの方が多く、処々では三脚を立てたカメラマンも。
雪つりや枝には昨日今日の暖かさで雪は積もっていませんが、池は凍っています。

DSCN1905_convert_20110207123404.jpg  DSCN1918_convert_20110207140808.jpg  DSCN1912_convert_20110207140702.jpg  DSCN1911_convert_20110207140629.jpg
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せっかくですから私も小さなカメラで撮ってみます。
いかに手ぶれ防止機能がついていても、夜景の遅いシャッタースピードです。
ご勘弁くださいね。

金沢城公園にも回ってみましたが、すっかり寒くなってきたので、
そうそうに食事に行くことにしました。

冬の金沢。この時期はなんと言っても寒鰤が目当てのパートナーさん。
金沢には名店と呼ばれるお寿司屋さんが何軒かありますが、
私たちは去年もおじゃました寿し龍さんに。

地元の客がしっかりついているお店は安心できますし、
なんと言ってもホテルに歩いて帰られる距離にあるのが便利です。

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パートナーさんは美味しいお刺身やお寿司をいただきご機嫌。
しかも、隣に座っていた男性客からコノワタをごちそうになっています。
パートナーさんもなかなかです?

今年の金沢も良い思い出が出来ましたね。



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金沢 冬の観光

お元気ですか?

雪中見舞いにM'sカフェ&デリを訪ねた私たち。
せっかく来たのですから冬の金沢を楽しみましょう。

駅の観光案内所で情報収集。
タイミング良く今日(4日)の夜から兼六園と金沢城公園で夜のライトアップが開催される事がわかりました。
これを今回のメインイベント、夜の食事はお寿司屋さんでパートナーさん好物の寒鰤をいただく事にします。

それでは、冬の金沢観光のスタートです。
雪に足をとられないよう気をつけて…。

まず訪れたのは、加賀麸の老舗不室屋さん

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近江町市場の近くにあるこのお店。実は、創業記念祭ということで、
代々集めてこられた雛人形を展示してらしゃいます。
たまたま読んだ富山新聞の記事で知り拝見したくなりました。(←クリックすると記事が読めます。)

先日読んだ梨木さんの『からくりからくさ』の余韻が残っているのでしょうか?
お店を訪ね、記事を読んだことを伝えると、古い商家に見られる階段箪笥を登り、二階に案内してくださいます。
部屋に飾られた享保雛(きょうほうびな)は時代を写して面長なものや丸顔のものと何種類もあります。
お道具も綺麗に揃っていて素晴らしい物ばかり。いい目の保養をさせていただきました。
(残念ですが、人形の写真は撮れませんでしたので新聞記事をご覧ください。)

続いてバスに乗り、東茶屋に向かいます。

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このバス。城下まち金沢周遊1日フリー乗車券を500円で買うと
鏡花号、犀星号、秋聲号という周遊バスに乗り放題。
しかも、市内を走る北陸鉄道のバスにも乗れますので便利でお得なんです。
神戸のバスのように車掌さんによる観光案内は有りませんでしたが、金沢観光にはお薦めです。

東茶屋に着いた私たちは、浅野川沿いに歩き、徳田秋聲記念館を目指します。

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徳田秋聲は、金沢が生んだ自然主義文学の作家で、明治大正昭和初期に活躍します。
伸びやかで自由な筆は時代を背景としながらも個の力を感じさせます。

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雪の東茶屋街をお散歩しながら、お昼ごはんを。
1909年創業の老舗の洋食屋さん。自由軒さんです。
三味線が響くお茶屋さんの街に洋食屋さんがあるというのも面白いですね。
金沢が伝統と一緒に新しい文化を取り入れてきた町であることをよく表していると思います。

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頂いたのはプレートランチ。オムライスとコロッケとサラダがワンプレートに。
人気のオムライスは牛と豚のそぼろが辛めのソースと混ざり合って独特のお味。
和風の洋食屋さんという雰囲気が香っています。

食後は、金沢市立安江金箔工芸館を訪ねます。
ここは金箔職人であった安江孝明氏が金箔の技術や美術品の素晴らしさを伝えようと
私財を投じて建てた資料館を市が引き継ぎ現在の処に移築して運営している建物です。
伝統工芸としての技術や金糸を織った着物、蒔絵や陶磁器など驚くばかりの物を見ることが出来ます。

DSCN1871_convert_20110206071653.jpg  DSCN1872_convert_20110206071748.jpg  DSCN1873_convert_20110206071910.jpg  DSCN1875_convert_20110206071940.jpg

さて、もう一度周遊バスに乗って一旦兼六園の方に向かいましょう。
パートナーさんに「何かやりたい事あったら考えておいて」と言っていたら、
和菓子つくりの体験というのを見つけてきました。
やりたがりの食いしん坊にはうってつけの企画です。

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実は、金沢では石川県菓子文化会館という所でも和菓子つくり体験ができます。
でも、人数がまとまらないといけないので、修学旅行などでの体験学習には
良いかもしれませんが、個人旅行では無理です。
今回私たちが参加したのは、石川県観光物産館の三階で行われているプログラム。
一人からでも参加できます。

DSCN1880_convert_20110206072119.jpg  DSCN1881_convert_20110206072158.jpg  DSCN1883_convert_20110206072252.jpg  DSCN1900_convert_20110206072346.jpg

会場では今日作る見本の和菓子と材料が用意されています。
講師の先生が壇上から丁寧に教えてくださって、細かなところはモニターでもみられます。
粘土細工のように手のひらで丸めたり伸ばしたりして作るので、
まるで小学校の工作の時間みたい。とっても楽しくて参加者のみなさん笑顔のまま真剣です。

自分たちで作った三つの上生菓子とおみやげの一個をいただきて、大満足。
参加費は1200円ですが、物産館で使える500円のサービス券がつきます。
いかがですか?楽しくてお得で美味しい和菓子つくり体験。
金沢の体験観光のお薦めプログラムです。

金沢の観光巡りはまだまだ続きます。
でも、今日はここまで。
ご用とお急ぎでない方は、またのお越しをお待ちしております。

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そうだ!金沢に行こう!

お元気ですか?

豪雪のニュースが伝えられているのを見ながら、
パートナーさんはちょっとうずうずしています。
「ねぇ、松田さんどうしているかな?」なんて言いながらチラチラと様子を伺っています。

そう、私たちのおなじみ松田シェフは、金沢でM'sデリ&カフェという可愛らしお店を
奥様と一緒にひらいています。
東京時代にお世話になっていた松田シェフ。雪中見舞いにうかがいましょう!

朝車に乗って出発!

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伊吹山が見え始める頃から高速道路の回りにも雪がみえはじめ、
しばらくすると除雪作業の車も現れました。
「ゆっくり走って」なんて言いながらパートナーさんは除雪車の写真を撮っています。

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雪のための徐行などもあり、お昼を少し回ってから金沢のインターを降りた私たち。
お店に着くとマダムが笑顔で迎えてくださいます。
M'sデリ&カフェは一階がマダムの作る和風お惣菜、シェフの洋風料理を販売。
二階がレストランになっています。

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生ハムやブロッコリーのカルパッチョと一緒にナマコ酢が・・・
思わず好物のナマコににっこりです。
暖かいスープに一息ついて、
メインは牛の頬肉のシチューと金沢の港に上がった鱈。

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いつものように優しい味のお料理にほっとする一時。

私たちの大切な思い出の幾つかに登場する松田シェフが
今も金沢で活躍されているのが私たちには何よりもうれしい。
頑張らなくっちゃって勇気を頂戴するM'sデリ&カフェのランチです。

M'sデリ&カフェでの一時を楽しんだ後、ホテルにチックインし
金沢駅にある観光案内所で情報を仕入れ、明日の予定をたてます。

冬の金沢。雪深い時期ですが楽しみ方は色々あります。
明日は、この季節ならではの金沢の様子をご紹介しましょう。

今日の余韻を楽しみながら、駅近くの居酒屋さんで軽く祝杯!
ご当地名物かぶら寿しや新鮮なお刺身をいただき
日本酒の飲み比べセットでご機嫌になります。

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さぁ、明日は何が待っているかな?

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杣人のNuages

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