プロフィール

杣人・somabito

Author:杣人・somabito
Nuages・・・雲のようにふんわりとしています

カレンダー
02 | 2011/03 | 04
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
リンク
ブログランキング

FC2ブログランキング

人気のあれこれ!
月別アーカイブ
最近のトラックバック

『水辺にて』

お元気ですか?

梨木香歩さんの『水辺にて on the water/off the water』を読み終わりました。
実は、『沼地のある森を抜けて』を読む前に一度読み始めていたのですが、
すぐに読むのを止めていたのです。

『水辺にて』の第一章、「風の境界」の一行目はこんな書き出しではじまります。

水辺の遊びに、こんなにも心惹かれてしまうのは、これは絶対、アーサー・ランサム
のせいだ―長いこと、そう思い続けてきた。


あぁ、またか。梨木さんはどうしてこう私の記憶を刺激するのだろう。
梨木さんの言葉や文章に刺激をうけて、私の中に怒涛のように溢れる映像の数々。
そのパワーに圧倒されて私は本を読み進めることが出来ないくらいです。

梨木さんは森の空気に過呼吸になりますが、
私は浮かぶ映像の波に息を飲んでしまいます。



少年の頃、北海道の短い夏の時間が止まったような空気の中で、
太陽が照りつけ眩しいほどに輝く港。
北洋船団が大漁旗を掲げて誇らしげに並ぶ漁港の、
その脇に申し訳程度に作られた、海洋少年団のヨットハーバー。
いや、子供たちには十分に誇らしいその港は、昼の本来なら静かな港を
賑やかなものにしている。

整列をつくって、組に別れ手旗信号の練習。
白いセーラー服。
函館山を回りこむようにして入港しようとしているのは、海上自衛隊の船。
潜水艦も見える。

今でもはっきりと、フラッシュバックのように蘇る風景。
私は、函館山の中腹に建つ家の二階から双眼鏡で飽かずに見続けている。
なぜ、私は飽きもせずさっきからこうしているんだろう。


梨木さんの文章は、丁寧な言葉がモザイク画のタイルのように一つ一つ選ばれて配置され、
その一つ一つを指先でなぞるように楽しむ。
でも、指先に伝わるタイルのもつ冷たさを追っていると全体の絵を見失いがちになるので、
時々、読み戻りながら関係性を確認して安心を得る。

アーサー・ランサム、ケネス・グレーアム、ミルンにソロー。
織り糸は美しい。

それにしても、梨木さんは境界が好きだ。
水面は私たちが身近に感じられる境界の一つ。
英国児童文学ならば『水の子』を思い出す。
日本ならば、浦島伝説を見れば、それが生と死との境界でもあることがわかる。


数年前、私たちは釧路湿原にいた。
パートナーさんは長年勤めた会社を辞め時間が自由になっていたので、
私も二週間の休みをとって、北海道を周遊していたのだ。

釧路湿原をカヌーで進みながら、聞こえてく鹿や鳥の鳴き声に
野生の世界を間近に感じながらもカヌーに乗っている私たち
手を伸ばせば届く自然だが、厳然とある境界。

境界は自然だけではない。
私たちの時間も現実のもとのまるっきり違ったかたちでそこに存在した。
これまでの生活や仕事とこれから起こるであろう変化を予感しながら、
私たちは北海道旅行を境界と位置付けていたかもしれない。


境界は物語の始まりである。
異質な物が接し交わるところ。
私たちはどれほどの境界と出会うのであろう。



梨木さんが、湖水地方を車で走りながら聞いたという、
ロッホ・ローモンドを…

スポンサーサイト

テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

函館のおみやげ

お元気ですか?

先日函館に行った際、買い求めて来たお土産があります。
アンジェリック・ヴォヤージュというお店のチョコレート菓子。
ショコラヴォヤージュ。

DSCN2237_convert_20110328160104.jpg  DSCN2238_convert_20110328160129.jpg

最近の函館にはなかなか洒落たお菓子があります。

前回はスナッフルスのチーズオムレットを買い求めたのですが、
今回はアンジェリック・ヴォヤージュ

実は、前回もパートナーさんのご要望に吹雪の中車を走らせてお店まで行ったのですが、
冷凍して持ち帰らなければならないということで、買うのを諦めたのです。
今回はどうしても食べてみたいと、帰る朝に購入。

必ず保冷して持ち歩くようにとか、冷蔵庫でも1~2時間で解凍してしまうよとか
もし解凍してしまったらその日のうちに食べてねという厳しい注意書きをもらいながら
ほかのお土産と一緒に保冷剤を用意して機内持ち込みしちゃいました。
アンジェリック・ヴォヤージュさんちょっとごめんなさい)

001_convert_20110328162718.jpg

このショコラヴォヤージュというお菓子。
冷凍した生クリームをガナッシュで包んで冷やしたお菓子です。
(早く食べろというのもわかりますね。)

お味はとっても美味しいくて、えへっって幸せ笑顔になるのですが、
もう一つ楽しいことに、レシピまで付いていて、自分でも作ってごらんなさいって
アンジェリック・ヴォヤージュさんは言っています。

まぁなんて太っ腹!函館人のおおらかさでしょう。
この太っ腹との合わせ技ですっかりご機嫌になった杣人でした。


さて、ちょっと話は変わります。

旅先ではお土産を買いますね。
何時もお世話になっている方やお仲間さんに。そして、余韻を楽しむための自分用に。
前回の金沢のように酒器を求めたりすることもありますが、私の基本は食品です。

日本各地には聞いただけでその土地が分る代表的お菓子があります。
仙台の萩の月、東京は雷おこし、浜松ならうなぎパイ、宮島の紅葉饅頭…

では、函館なら何でしょう?
私が子供の頃なら、トラピストクッキーとかバター飴というのが定番でしたが、
申し訳ないがちょっと色あせてきているかなって感じ。

パッケージを見ただけで、ああ函館ですねって分かり、
口に入れたら、これはやっぱり函館が本家本元ですねって納得出来るお菓子。
そうゆうのって何かな?って考えています。

で、そうゆう視点からみると、
スナッフルスのチーズオムレットも、アンジェリーク・ヴォヤージュさんのショコラヴォヤージュも
違うんですね。
お洒落で美味しいのは認めます。
でも、横浜のお菓子ですよ、神戸のお菓子ですよって渡されたらそうですかって頂いてしまいます。

どこから見ても誰がみても函館のお菓子でなくっちゃ。

これ、函館人では見落としがちな所があるのではないか…
でも、函館人だからコレがお薦めというものを強く押せるんじゃないか…
と最近頭を悩まして楽しんでいるんです。

函館応援団杣人の美味しい悩み事です。

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

『沼地のある森を抜けて』

お元気ですか?

当地、今日は明るい空が広がり
お昼のニュースでは早場米の田植えが始まったと伝えています。
当たり前な日常がそこにあります。

梨木香歩さんの『沼地のある森を抜けて』を読みました。
命についての壮大なドラマ。
物語は伯母の死によってぬか床を引き継いだ主人公の女性が、
そのぬか床の不思議に引っ張られるように故郷の島に訪ね入るのですが…

梨木さんのこれまでの作品にはいつも生と死が共存し、しかも行き来すらしています。
『西の魔女が死んだ』『裏庭』『家守奇譚』でも…
私はこれらの作品に「結界」や「箱庭」といったキーワードをあてて読み進めてきましたが、
今回の『沼地のある森を抜けて』では梨木さん自らが「ぬか床」という道具を示しながら
梨木ワールドの「生命」を展開してゆきます。

「ぬか床」ですから、酵母菌、乳酸菌といった微生物の活動の話が出てきますが、
梨木さんはこれを有性生殖と同次元で語り、
時にはジェンダーの問題にふれながら、生命の維持変化が語られてゆきます。
一部共感しながらわくわくして読みます。


人は自分の命、生命について考える生き物です。
ゴーギャンの言うように
「私たちはどこから来たのか?私たちはなにか?私たちはどこへ行のか?」
と気がつくと問い続けています。
故郷を大切に思い、親子関係に安心し、自分が何処に帰属した生き物であるかが存在に重要であると
思っています。
そして、存在理由を見出さなければ落ち着いていることが出来ません。
自分の仕事、自分の家族、暮らしている土地やコミュニティ。
これらのものを失った時、人は自らの存在価値を見失い、生きる力を失います。


でも…
生命の基本は生きることです。種の命をつないでいくこと。これに尽きると言えます。
そのために他の生き物を淘汰し、共存し、欺きもして自らの種をつないでいきます。
時には環境に合わせて自らを変容させながらも命をつなぎます。

だから、今回の大災害に遭った方達、家族を失い生きて来た土地を失った方達も
生きる力が残されているのだと言えます。
私たち生命の存在理由の根幹は「生き続ける」ことなのです。

では「生命」とは何でしょう。
『沼地のある森を抜けて』では、微生物も私達人間のようなものも同様に扱われています。

私には「生命」とは何かを言うほどの力はありません。
宗教的、霊的観点から説明をする人達がいます。
生科学者は遺伝子的レベルで答えを探そうとしているのでしょうか?
哲学者は…?

『沼地のある森を抜けて』を読みながら、私は一冊の本を思い出していました。
柳沢桂子さんの『生きて死ぬ知恵』です。

柳沢さんについては以前にも書いたことがありますから繰り返しませんが、
科学者として活躍しながら難病を患い、その体験思索の中で般若心経を解釈したのが、
『生きて死ぬ知恵』です。

私は仏教学者でも科学者でもありませんから、
柳沢さんの解釈される般若心経を解くつもりはもうとうありません。
ですから、一部転載をお赦しください。

「宇宙では
形という固定したものはありません
実体がないのです
宇宙は粒子に満ちています
粒子は自由に動き回って 形を変えて
おたがいの関係の
安定したところで静止します」

「あなたも 宇宙のなかで
粒子でできています
宇宙のなかの
ほかの粒子と一つづきです
ですから宇宙も「空」です
あなたという実体はないのです
あなたと宇宙は一つです」


いかがでしょう。

私は想像します。
自分の体を細かく切っていって細胞もどんどん細かくしてニュートリノのようになっていったら…
同様に、私の意識も細かく小さなものになっていくとしたら…
それはとても自由でどこでも透過する存在です。

ぬか床の微生物と一緒になっていたって何の不思議もありません。

梨木香歩さんの『沼地のある森を抜けて』は、般若心経の世界なのでしょうか?

でも、どうも確からしいことに、
梨木香歩さんは生と死の境界を行き来しながら、生と死どちらもの変容を受認していること。
そして、以前のエッセイに見られた観察者の立場から少しづつ変わりつつあるのではないかと
いうことを感じているのです。


沼地のある森を抜けて (新潮文庫)沼地のある森を抜けて (新潮文庫)
(2008/11/27)
梨木 香歩

商品詳細を見る



生きて死ぬ智慧生きて死ぬ智慧
(2004/09/18)
柳澤 桂子

商品詳細を見る



テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

函館グルメ

お元気ですか?

函館での仕事も無事済み、軽い満足感を感じます。
ホテルのプールで泳いで気分転換をし、夕ごはんはお鮨屋さん。

パートナーさんは「ローラー作戦だね。」って言います。
函館中のお鮨屋さんを色々試してみたいという意気込み。
これからは年に何回も来ますからね、ローラー作戦も可能でしょう。

ネットで評判のお鮨屋さんを選び、行ってみましたがカウンターは満員。
小さなお店が笑顔で溢れています。
残念ながら私たちが入る所はありません。

ではと「鮨金総本店」さんに向かいます。
こちらのお店は函館でも一番の大きなお鮨屋さん。
東京の銀座にも支店をもつ老舗のお店です。

数年前、仕事の全国会議が函館で開催されたとき、
職場仲間15人位をつれて来たことがありますが、パートナーさんは初めてです。

カウンターに座り、リラックスしておつまみをいただきます。

DSCN2208_convert_20110325101653.jpg  DSCN2209_convert_20110325101729.jpg  DSCN2210_convert_20110325101816.jpg

ほっき貝やつぶ貝は北海道の名物です。

DSCN2211_convert_20110325101849.jpg  DSCN2212_convert_20110325102159.jpg  DSCN2213_convert_20110325101917.jpg

かれいやあわび、蟹も美味しい。

DSCN2214_convert_20110325102229.jpg  DSCN2215_convert_20110325102009.jpg  DSCN2218_convert_20110325102253.jpg

「これ、食べて」 とダイナミックに巻かれた海苔の中には
大きなホタテがほこほこに炙られています。

DSCN2217_convert_20110325102321.jpg  DSCN2220_convert_20110325102511.jpg

増毛町の日本酒、国稀のにごり酒をいただきながら…

DSCN2219_convert_20110325102418.jpg  DSCN2222_convert_20110325102058.jpg  DSCN2223_convert_20110325102537.jpg

パートナーさんがホワイトボードを見て「とろたくって何?」
って私にも聞きますが、私にだって分からないものはあります。
「板さんに聞いてよ」 って。
控えているお運びのお姉さんの笑いが和やかさを誘います。

「鮪のとろと沢庵を一緒に海苔巻きにしたものですよ。」
「とろの脂が沢庵でさっぱりして美味しいですよ。」
 と板さんの言葉。
当然お願いします。

身の物凄い厚い穴子をふっくらと焼いたのを頂いておしまい。

このお店の板さんは何人かが交代で東京のお店にも立っているそうです。
そこで、ちょっといつも思っていることを話してみます。

「函館のお鮨は種は良いんだけど、江戸前の仕事をしたっていうお寿司とはちがいますよね。
函館にいらしたお客さんに“なんだ材料の良さだけでないの”って思わせない工夫ってある?」


遠慮の無い質問ですが、東京でも鮨を握る職人さんです。
このぐらいの事は守備範囲でしょう。
これが、地元だけで頑張ってますっていうお店なら、
「鮮度とネタの良さなら此処」なんていうガイドブックの謳い文句のようになってしまいます。
そんな当たり前のことを大事そうに言って鮨屋ですって顔をされてはつまんないですもんね。

私たちの会話に他の板さんも加わって、鮨金総本店の夜は笑いに包まれています。

パートナーさんも「お店が禁煙なのが良いですね」伝えると、
「ずいぶん前から取り組んでいるですけど、ようやく理解してもらえるようになりました。
禁煙を喜んでもらって嬉しいです。」
と。

カウンターでお鮨を頂いていてタバコの匂いは本当に悲しくなりますからね。

函館のお鮨屋さん。
星の数ほどありますが、馴染みの一軒に「鮨金総本店」さんをどうぞ。



心地良く酔い、お鮨を堪能した翌朝。
今日は帰らなければなりません。

今回は唐草館におじゃまする時間が無かったので、
パートナーさんがネットで見つけたイリュージョンというお店を訪ねてみることに。

以前、冬に来たときにお休みでした。
明日(25日)からも海外に出かけてお休みになるそうですから、機会を逃すわけにはいきません。
電話で予約をして慣れない道を車を走らせます。

DSCN2234_convert_20110325103143.jpg  DSCN2225_convert_20110325102626.jpg

静かな住宅街に建つ小さなお店で、オープンキッチンが売りの一つ。
でも案内されたのはボックス席でした。

DSCN2228_convert_20110325102654.jpg  DSCN2229_convert_20110325102804.jpg

まずはオードブル。
クロックドムッシュやスペインオムレツといったボリューム感のあるもの。
タイ風サラダがスパイスが利いて、ムースのお味とぶつかります。
色んな味を楽しんで欲しいという事なのでしょうが…

ビーツのスープは癖がなく優しい仕上がりになっています。

食事が始まると、近所の奥様なのでしょうか?
カウンターに席をとりシェフとお喋りをしながらなにやら楽しそうです。
オープンキッチンは私も好きなのですが、集中力を要する料理にはどうなのでしょう。
お客さんが機微を心得ていればいいのですが…

DSCN2230_convert_20110325102859.jpg  DSCN2231_convert_20110325103025.jpg

メインはパートナーさんが魚料理。私がイベリコ豚の黒酢ソースをいただきます。
どちらもとてもボリュームがあります。
イベリコ豚は良いのですが、魚料理はちょっと戸惑います。

カスベ、鰊、ホタテ、カジカと盛りだくさん。
どのお魚も美味しいのです。
美味しいのですけど、お皿として何を言いたいのかが出ていません。
その理由の一つは付け合せのラタトゥユのスパイシーなこと。
オードブルもそうでしたが、香辛料を利かせすぎて素材の味が殺されています。

北海道の美味しい魚を楽しんで欲しいというシェフの思いなのでしょうが、
これでは料理と言えない。
パートナーさんも私も期待してうかがったのですが、
頭を抱えています。

そして、心のなかで以前訪れた函館の色々な洋食のお店を思い浮かべては
比べてしまいます。
普通こういうことはありません。
私たちは、どんなお店だって徹底してそのお店の味を楽しみ、お皿の発する声を聞きます。
でも、今日のお皿からは声が聞こえて来ないのです。

DSCN2232_convert_20110325103054.jpg

デザートもいただきましたけど…

DSCN2233_convert_20110325103119.jpg

こちらのシェフ。
人柄は良い人です。
料理の腕も良いのでしょう。ネットに紹介されている経歴もしっかりしています。

もしかしたら、明日からお店を休んでお出かけになるので、
そのことに気が行ってしまっているのかもしれません。
承知で行った私たちが悪いのかもしれません。

でも、どんなに腕の良い料理人でも、気の入っていない料理。
素材の一つ一つから声が聞こえて来ないお皿。
そうゆうものを出してはいけませんね。

お客さんって、作り手の心を頂に伺うのですから…

頑張れ!イリュージョン。

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

どってんこいた!

お元気ですか?

今日の函館は朝の気温が2℃。寒くはありませんが、雪が舞っています。
ホテルを出、いくつかの用事をこなしているとお昼時になりました。

「ねぇ何が食べたい?」と聞きますが、
パートナーさんが行きたいと思っていたフランス料理のお店は水曜日がお休みです。
では、「また行ってみたい」と言っていたイタリア料理のお店に。
11時半のオープンにお店に着いたら、なんと今日はパーティーが入っていてダメ。

う~ん、私たちの知っているレストランで昼食を取ろうとすると1時間半は食事にとられます。
お馴染みの唐草館に行ったら、楽しくなって2時間以上は必要。
それでは午後の仕事に差し支えますので、軽めのレストランと思っていたのに
思惑が外れてしまいました。

そこで、以前美味しいと聞いていた陣屋という蕎麦屋さんに入ることに。
臨機応変。方向転換です。

DSCN2204_convert_20110323175053.jpg  DSCN2202_convert_20110323174602.jpg  DSCN2203_convert_20110323174851.jpg

でも、心の準備が出来ていなかったため、メニューを見ても何を頼んでいいのか頭が回りません。
「店員さんに聞いてみよう」 というパートナーさん。
「冷たい蕎麦なら何がおお勧めですか?」 と訊く私に。

満身の笑を浮かべて体格の立派な女店員さんが、
「いぁ~、全部お薦めだけど… お昼はこれがよく出るよ。」
とテーブルに立てかけてあったランチメニューを広げます。
思わず、その威勢のいい迫力に押されて、「じゃ私はこれ。」
と頼んだのが、カツ丼とざるそばのセット。
で、パートナーさんはちょっと迷ってから、カレーそばです。

いやゃ~ボリューム満点のお昼。
さすが北海道です。???
私の定食はまぁセットですからなんとなくわかりますが、
パートナーさんのカレーそばは麺がたっぷり。とろみのカレーが熱い。
パートナーさんは頑張って食べています。

店の中には池が作られて、大きな金魚も泳いでいます。
「凄い大きい金魚だよ。北海蝦夷金魚って言うのかな?」
なんて馬鹿な事を言ってしまう私。

そんな昼食を取ったので、午後からの仕事も気合を入れて頑張って、
ホテルに戻ってプールで泳ぎ、アクアエクササイズにも参加。

さぁ、今夜はお寿司です。新しいお店の開拓。
この続きはどうなることでしょうね。

おまけです。

DSCN2206_convert_20110323175257.jpg DSCN2207_convert_20110323175413.jpg

明日の朝の朝食用にとスーパーを覗いたら、パンを安売りをしています。
でも、このパンちょっと変。

「ようかんロール」ホイップクリームをサンドしたようかんロール。
だそうです。パンに羊羹?なんだこれ!
隣には、「ようかんあんぱん」ふんわりした生地に包まれたこしあんと
ようかんがおりなす和の共演

こんなコピーが袋に書かれています。
思わず怖い物見たさに買ってしまった私たち。
北海道のパン。札幌の日糧製パンさんのとっても気になるパンです。

もう一つはうぐいす豆と金時豆がトッピングされたパン。
これも日糧製パンさんのパン。

これはまだちょっとわかるような気がしますが…

明日の朝食がちょっと怖いですね。

おまけでした。

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

函館の夜はネオンに揺れて

お元気ですか?

函館に着き、早速幾つかの用事をこなし、ホテルにチェックイン。
1月末に来たときには雪が道路の脇に山盛りでしたが、
今日は全く雪が見当たりません。

今回泊まるホテルはフィットネスクラブがあって、エアロビクスのプログラムもあります。
もちろんプールもあってパートナーさんは久しぶりにプールで歩いてみたいと言います。
私も異存はありません。

1時間ほどプールで遊んで、リフレッシュ。
お腹も空いてきましたので、居酒屋さんにいざ出陣!

DSCN2193_convert_20110322213311.jpg  DSCN2195_convert_20110322220044.jpg

函館には、屋台村があっていくつもの店が集まっています。
この屋台村は空洞化する商店街に活気を取り戻そうと計画的に作られたものです。
街の再開発をテーマにしたNHKの番組でも取り上げられた事があります。
その店の様子を眺めながら、1月にも来た「魚一心」に向かいます。

DSCN2198_convert_20110322213828.jpg

1月に来て、パートナーさんもすっかりお気に入りの居酒屋さんです。
火曜日だというのに、お店は満員。

DSCN2196_convert_20110322213559.jpg  DSCN2197_convert_20110322215252.jpg

お刺身の盛り合わせ、鰊、そい、カジカ、ムラサキうにを頼みます。
そして、鮭のハラス焼き。大きい・・・・!
パートナーさんはビール、私は日本酒北の誉を飲みながら、
「美味しいね」。

すっかり函館の魚を楽しんだ私たち。
ホテルへの帰り道、老舗のラーメン屋さんに明かりがついていてふらふらふら…

DSCN2199_convert_20110322215102.jpg

ここのお薦めはやきそばです。
多分函館人なら皆大好きと言っても間違いないくらい鳳蘭の焼きそばは有名。
お店の前にはいつもタクシーが並んでいるほどです。
塩味の焼きそばにお好みでソースをかけていただきます。
函館にお運びに際には是非お試しください。

でも、今日は塩ラーメン。さっぱりした味が昔ながら。しかも、550円。
函館の塩ラーメンは、美味しい店ほどお安いのです。

DSCN2200_convert_20110322214905.jpg  DSCN2201_convert_20110322214647.jpg

ふぅ~。函館の夜は居酒屋さんも、ラーメンやさんも幸せの明かりです。


あのぅ~。実は大人の明かりもあるのですが、パートナーさんと一緒です。
◯◯小路とか、なんとかは横目でみながらスルーします。

まぁ、私もすっかり枯れた男の子君になってしまいましたね。

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

旅の伴

お元気ですか?

今日は雨。空港の回りは雨に煙っています。
所要で函館に出かけるのです。

今、私の旅鞄の中に一冊の文庫本。
梨木香歩さんの『沼地のある森を抜けて』が入っています。
昨日、家を出る時にどの本を持って行こうかとちょっと考えて鞄に入れました。

旅に本を同伴する。
これってどうなんでしょう。
せっかく旅をするのだから、本など持たずに旅を楽しめばいいのに…
そう考える人っているのでしょうか?

もちろん、ガイドブックや地図は別です。
旅先と全く関係の無い本であったり、そうで無かったり。
今回の旅にはこの本がいいかな?と本棚から感覚的に抜き出す本。
その時、もう旅が始まっているのかもしれません。

昔々、まだ私が20代の頃、ヨーロッパを歩きながら汽車の中で読んだ本は
和辻哲郎の『古寺巡礼』でした。
梅干や味噌汁を旅先で懐かしむことが無いのは分かっていましたが、
教会やオペラハウスを巡りながら、素養の無い私が恥ずかしくなるのを
少しでも補おうというせめてもの思いでした。
旅の記憶とともに、『古寺巡礼』は忘れられない本になります。

今回、梨木香歩さんの『沼地のある森を抜けて』を手に取ったのはなぜなのでしょう。
ディック・フランシスは導入が固く旅先で読むにはどうだろうと却下。
森雅裕は軽い読み物でしたが、もう少しで読み終わり荷物になるだけ。
須賀敦子さんの文庫も良かったのですが、
迷っていたら梨木さんが「私はどう?」って言っていました。

実は、ここ最近梨木さんの本から離れていました。
『西の魔女が死んだ』から始まり色々と読んだのですが、
エッセーで立ち止まりました。
『ぐるりのこと』『水辺にて』です。

決して嫌いになった訳ではありません。
どちらかと言うとよく分かりますし、私の思考の内に似たものも感じています。
でも、読んでいるうちに重たく疲れてしまうのです。
思考の進め方、文章にするときの硬さ。そうゆうものにちょっと戸惑いを感じてしまいます。

梨木さんは何をどうゆう方向に進めようとしているのだろう。

そんなことから、しばらく梨木さんをお休みしていたのです。
『沼地のある森を抜けて』は小説です。
作者の思いが物語というスタイルで表現される分、エッセーのダイレクトさとは異なります。
もういちど、梨木さんを楽しむことが出来るでしょうか。

『沼地のある森を抜けて』にはぬか床が出てきます。
まだ読み始めたばかりですから、先は全くわかりません。
でも、ちょっと笑ってしまいました。

「そう、ぬか床なんだね。」と私自身に確認してみます。

このブログで読んでいる本について書き始めたのは去年の今頃です。
それまでも書いていたかもしれませんが、意識して私と本とのお付き合いを書いています。

その始まりは、『夏目家の福猫』半藤末利子さんの本でした。
(ご興味のあるかたは↑クリックしてください。)
その後、食で読む『三四郎』を書いたりもしています。

『夏目家の福猫』の中に、代々引き継がれてきたぬか床の話が出てきます。
「そうなんだ、世界は丸くおさまっている。」
そんな事を思ってしまいます。

梨木香歩さんの『沼地のある森を抜けて』
私の今回の旅に何を与えてくれるのでしょう。


沼地のある森を抜けて (新潮文庫)沼地のある森を抜けて (新潮文庫)
(2008/11/27)
梨木 香歩

商品詳細を見る

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

少し飽きたかな?

お元気ですか?

東日本大震災の発生から1週間。
まだまだ事態が落ち着いたとは言えません。
一日中伝えられる被災状況の映像を見ながら、
知人の姿がないか目を凝らしてしまいます。

義援金を詐称する事件や石原慎太郎都知事の「天罰発言」のような
悲しく恥ずかしいこともありますが、
村上龍氏の言うように、
私たちは人を信じることや希望という言葉を再確認しているのかもしれません。


東直己の『疾走』『誉あれ 札幌方面中央警察署南支署』
それと、『挑発者』を読みました。

『疾走』『フリージア』『残光』に続く榊原健三シリーズ。
過去にヤクザの組織を壊滅状態にした殺し屋の榊原が愛する女性とその子供を
守るために活躍するというお話です。
しかも、ススキノ探偵の〈俺〉シリーズや畝原シリーズの登場人物もクロスして、
東ワールドが展開するお楽しみ物。
前作の『残光』は非常によく出来た作品でした。

ところが、今回の『疾走』はどうもしっくりきません。
低放射能処理施設を見学に行った子供たちが、施設で働く不法外国人労働者の暴動に遭遇し、
施設を運営する「機構」から命を狙われるというもの。
突拍子も無い設定というのもリアリティに欠けるのですが、
それ以上に人物の書き方がゆるくなっています。

シリーズ化すると登場人物はおなじみの人になるので、
読み慣れたファンはそれぞれにイメージが出来ています。
書き過ぎればくどくなりますし、かと言って人物描写が形骸化してくると、
作品は薄っぺらくなります。
人物を配置し物語を展開するだけでお話が書けてしまうのも問題です。

読んでいてちょっとつまらなかった。
ただ、今回の作品で榊原の正体がだいぶ知られてしまいます。
それを踏まえてどうゆう話が生まれてくるのか。それが楽しみです。

畝原シリーズの『挑発者』も似たような感想を持ちます。
東直己の作品の面白さの一つに、小さな事件をきっかけにして幾重にも折り重なるように
事件が関連してゆくというのがあります。
〈俺〉シリーズや畝原シリーズはその絡め方が面白い。

ところが、今回の『挑発者』にはそれがありません。
ストーリーは、エスパーを自称する詐欺師の正体を暴いた畝原が暴漢に襲われ…
という導入なのですが、
主婦から依頼されている夫の素行調査、ススキノの夜の女性達へのインタビューの仕事という
二つの話が並行します。

でも、それらは全然からみ合っていませんし、読者にどう絡むんだろうという
緊張感を誘うこともありません。
一つのお皿にハンバーグとスパゲッティとサラダが乗ったつまんないランチみたい。

まぁ、それでも私は読みます。
なんたって気に入った作家は可能なかぎり読んでみないと落ち着かない性格ですから。

で、今回読んだ中で良かったのは『誉あれ 札幌方面中央警察署南支署』
道警も巻き込み、犯罪に手を染める札幌中央署とそれに対峙する南支署のお話。
これは面白い。登場人物の特徴もとてもバランスよく書けているので、
話の中で人の動きが生きています。

東作品では徹底して警察は裏金を作り、癒着し、既得特権にしがみつき
自分たちの組織を守るために存在する悪の巣窟のように書かれているのですが、
「良い警察」の伝統を守ろうとする南支署を登場させたのは何か目的があるのでしょうか。
登場人物がなかなか良いので、南支署のお話を他にも読んでみたくなります。
でも、変にシリーズにしないで欲しいと思ってしまいます。

東直己の本を立て続けに読んで、ちょっと口が苦くなったので、
今日から、ディック・フランシスの『度胸』を読み始める。
ディック・フランシスは、40作品を書いているが、同じ主人公が登場するのは
ごく僅か。
まぁ、そんなことを頭の片隅に置いて読むのもいいかもしれない。


札幌方面中央警察署南支署―誉れあれ札幌方面中央警察署南支署―誉れあれ
(2009/08/19)
東 直己

商品詳細を見る


テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

四国の旅…丸亀は優しさに包まれ

お元気ですか?

昨夜、当地も震度3の地震が発生しました。
東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)に誘発されるように各地で起こる地震。
皆様もどうぞお気をつけください。

当地には航空自衛隊の基地があります。
普段からジェット機や哨戒機が訓練飛行をしているのですが、
地震が発生してからは、深夜でも大きな音をたてて飛んでゆきます。
物資を運んだりしているのでしょうか?


四国の旅。最終日は高松から丸亀におじゃまし、帰路につきます。

その前に朝うどん。
昨日(13日)、ホテルフロントの女性に「お薦めのうどん屋さんは何処ですか?」
お聞きしたら、「うどんは午前中が美味しいですよ」と言いながら
「私の好きなのは…」と教えていただきました。

DSCN2156_convert_20110316055055.jpg  DSCN2157_convert_20110316055115.jpg

朝ですから、一玉。でもモーニングサービスで生卵か竹輪天ぷらが無料です。
しかも、一玉の量が多目。朝からお腹いっぱいになっちゃいました。

さぁ、丸亀に向かいましょう。
丸亀行きはパートナーさんの提案です。
「大河ドラマ『江』に出てくる初は丸亀の京極氏に嫁いだんだよ」と言います。
「生駒さんと織田信長も関係があるし…」 となにやら考えています。
歴史好きのパートナーさんは静かに自分の楽しみを満喫しているようです。

カーナビで一般道を選択し、町の風景を楽しみながら一時間ほどで丸亀につきます。

DSCN2159_convert_20110316055239.jpg  DSCN2160_convert_20110316055322.jpg

大手門からお城を見上げてみます。
日本に現存する木造天守のお城の一つ。平山城ですが石垣の高さは日本一だそうです。

DSCN2161_convert_20110316055354.jpg  

大手門から入り、歴史を書いている案内版のところで立ち止まったら
3人のおじさんに取り囲まれました。

「いやぁ~、あなたたちみたいにこれを見る人は珍しいよ。
これちゃんと読んでからお城に登らなくっちゃ何にも分からないからね。
ただ登って風景見て降りてくるなんてだめだよ。」


と言いながら、3人で交互に歴史解説が始まります。
ご近所のおじさんたちなのでしょう。
お互いの話に相槌をうったり、補足をしたりしながら話がどんどん広がります。

しまいには、バッグからパンフレットとお城の入場割引券をだして、
「これを使いなさい。」と私たちに。
20分ほどお話を聞いていたら、人が集まったり、覗いて離れていったり…

丸亀が大好きなんだなぁと、歴史を楽しむ地元の人の姿に嬉しくなります。

DSCN2166_convert_20110316055424.jpg  DSCN2167_convert_20110316055502.jpg  DSCN2168_convert_20110316055748.jpg

おじさん達の説明を頭に入れ、石垣を眺めながら急な坂を登ります。
石垣は姫路城と同じようにきれいな曲線をもって積まれ、
中には刻印が読み取れるものもあります。

DSCN2172_convert_20110316060157.jpg  DSCN2177_convert_20110316055831.jpg  DSCN2158_convert_20110316055214.jpg

天守に登りますが、瀬戸内海は霞んでいます。
本丸の広場では、幼稚園児のお散歩。
引率の先生が集合写真をとろうと、一生懸命。
「ピースサインしてもいいけど、顔を隠さないでね。こっち向いて。」
なんて一枚を撮るのに格闘しています。

でも、この子供たち、すれ違うと「こんにちは~」って元気な声で挨拶してくれるんです。
可愛いですね。

お城を堪能し、降りてくるとちょうどお昼。
大手一の門の上に展示物があるので、拝見していたら、刻を知らせる太鼓を打つようです。
「これから打つんですか?拝見してもいいですか?」
とお尋ねしたら、
「いいよ。9回打つから最後の一つを打ってごらん。」 と嬉しいお誘いをいただきました。

好奇心いっぱい。やりたがりの私は大喜び。
丸亀城の素敵な思い出をいただきました。

京極氏屋敷の玄関先御門を通り、帰ることとしましょう。

今回の四国の旅。うどんも食べたし、高松城址の玉藻公園、栗林公園、
そして丸亀城と充実した内容を楽しむ事ができました。

瀬戸大橋はまだ霞んでいます。柔らかい真綿のような霞です。



テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

四国の旅…高松のスパイシーな夜

お元気ですか?

地震に被災された方の救援も困難な中、
原子力発電所での事故、停電による都市型災害など深刻な状況が続いています。
お見舞い申し上げるとともに、国民が総力をあげて復興にあたることを祈ります。

昨日(14日)、四国から帰路につきましたが、
高速道路では自衛隊の災害救援派遣と書かれた大型トレーラーが
大型重機を運んでいます。
サービスエリアで休憩する自衛隊員さんとご一緒しましたが、
「お気をつけて」と声を掛けたくなります。

車を走らせていると、携帯に電話が入りました。
宮城県の被災地に住む親戚の安否を知らせる連絡が東京の親戚経由で届きます。
全員無事、家も大丈夫だそうです。

電話が通じず不明でしたが、他県に住む親戚にメールで安否を知らせそこからの連絡。
4日目にしてようやくの確認です。

でも、まだ私達の友人や知人がどうなっているのかがわかりません。
無事を祈るばかりです。



高松の日曜日。一日予定していた用事を済ませクタクタ。
でもこれで、あとはのんびりです。

いつものようにお寿司屋さんに行って美味しい地の魚でもいただこう。
美味しいお酒があったら覚えて買って帰っても良いと思っています。
ところが、ホテルに置いてあるパンフレットやネットで調べると日曜日にお休みの処が多いようです。
福井の時もそうでしたが、ちょっと残念。

色々検索していたら、パートナーさんが「骨付鳥というのが名物らしいよ。」
と言います。
「え~、焼き鳥?」とちょっと萎んでしまいますが、
確かに、居酒屋メニューとして売りだしているようです。

気分を切り替えて行ってみました。

DSCN2150_convert_20110315085325.jpg  DSCN2137_convert_20110315084929.jpg
DSCN2140_convert_20110315085750.jpg  DSCN2139_convert_20110315085020.jpg

蘭丸という人気のお店だそうですが、カウンターに一組のお客さんしかいません。
でも、楽しそうにしていますから、大丈夫でしょう。

手書きのメニューを見て、たたきと生レバーをいただき、ビールで乾杯。

DSCN2142_convert_20110315085047.jpg  DSCN2138_convert_20110315084955.jpg  DSCN2145_convert_20110315090120.jpg  DSCN2147_convert_20110315085701.jpg

本醸造の讃水山海(香川)、純米酒さぬきよいまい(香川)、純米酒船中八策(高知)と
日本酒を飲み比べてみます。
昨日、ホテルで寝酒に吟醸酒国重(香川)を飲んでいますから、4種類の日本酒を試したことになります。
でも、残念ながらこれはと思わせるほどのものは感じません。
高知には全国的に知られた酔鯨なんてお酒もあるのですけど、
さてさて、どうしたことでしょう。

それでも、美味しいお刺身をいただきながら飲んでいると、
「骨付鳥」が運ばれてきました。
とがあるそうで、お好みでいいのですが皆さんセットで頼んでいます。
写真は左が雛でちょっと小振り。
これをテーブル備え付けのキッチン鋏で切ってとりわけて食べるのだそうです。
もちろん、かぶりついてもいいのでしょうが…

お味は胡椒たっぷりのスパイシーな焼き鳥。
まぁ、話題作りには良いのでしょうね。

DSCN2153_convert_20110315085425.jpg  DSCN2151_convert_20110315085401.jpg

ホテルへの帰り道。
酔った後のラーメンならぬ、はなまるうどんにフラフラと寄り道しちゃいます。

高松に来てわざわざはなまるうどんも無いでしょうが、
だからこそ入ってみたいいたずら心。
全国展開しているはなまるうんどんですが、高松が発祥の地です。

うどん屋さんをこれだけチェーン展開し、讃岐のセルフうどんのスタイルを広めた
ビジネスとしての取り組みには感心します。
敬意をもって、頂くことにしましょう。

お味は? うっ~ん、東京で食べた時と同じかな?

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

四国の旅…高松は水の都

お元気ですか?

3月10日の午後2時46分ごろ東北地方太平洋沖地震が発生した。
当時、私は中央道場で弓道の練習中。
射位に立ち甲矢を射たあと、足元が静かに揺れている。
あれ、貧血だろうか?と思ったがどうやら違う。「地震だ」と皆で言い管理人室のTVをつける。
大変な地震だ。

携帯電話で連絡をとろうとして通じず心配顔のメンバーもいる。
当地にも津波の警報、避難勧告が出た地域もある。
練習を早々に切り上げ家に戻り、函館の両親、東京の知人らに連絡をとり無事を知る。
だが仙台に親戚の居る知人とは連絡がつかない。

被災した皆さんと関係者にお見舞いを申し上げるとともに、
全ての人が力を合わせこの難局を乗り越える事ができるよう願う。


地震による高速道路の混乱が予測されたので、予定より早く11日4時に家を出た。
四国に向かうとは言え、和歌山では津波による高速道路の通行止めの掲示が出ている。
家で見たニュースでは高松でも3mの津波予報が出ている。
カーナビについているTVをかけながら走っていると、
対向車線では警察や消防の車両が東京の方に向けて走っている。手を合わせるような思いである。

鳴門を経て高松に着いたのが昼前。
渦潮は大潮のタイミングに合わないのと、津波を考慮して今回は見合わせたが
うどんは食べよう。

DSCN2073_convert_20110314050737.jpg  DSCN2074_convert_20110314050842.jpg

何処が美味しいなど旅の者に分かりようもないので、ガイドブックを頼りに選ぶ。
注文のしかたからして初めての体験。
店の奥に女性が一人うどんの入った箱の横に立っていて、一玉なのかどうかうどんの量を尋ね、
温かいのか冷たいのかも追いかけるように聴いてくる。
卵はどうか天ぷらはどうか…。

私は、二玉、冷たい汁に生卵、天ぷらを選ぶ。
パートナーさんは一玉、温かい汁に天ぷら。
うどんはコシがあり、汁もしっかりして美味しい。
他の店と比べようも無いが、嬉しく満足した。

DSCN2094_convert_20110314051933.jpg  DSCN2076_convert_20110314050947.jpg

食後、栗林公園に向かう。
国の特別名勝公園に指定されている公園で、全体を見て歩くには1時間ほどかかるがその価値はある。
紫雲山、稲荷山を背景に池を配しながらの景観はおおらかである。

DSCN2089_convert_20110314051621.jpg  DSCN2091_convert_20110314051820.jpg  DSCN2090_convert_20110314051718.jpg

讃岐民芸館に立ち寄る。

DSCN2080_convert_20110314051111.jpg  DSCN2083_convert_20110314051355.jpg  DSCN2084_convert_20110314051445.jpg  DSCN2081_convert_20110314051208.jpg 

箪笥や行李、綿をつむぐ道具などが並ぶ。
無骨な大皿も力強い立派なものだ。
使っていた人の心が伝わってくる見ごたえのあるものが展示されている。

商工奨励館という地域の物産を展示販売している建物も覗く。
漆器やうちわが売られ、鬼瓦が展示されている。


DSCN2122_convert_20110314052920.jpg

続いて、玉藻公園を訪れた。
ここは高松城があったところ。水城で有名なところである。

ここはパートナーさんの歴史解説が光彩を放つ。
大河ドラマ、『江』を我が家では楽しく見ているのだが、
先日、織田信長が本能寺の変で襲われた際、この高松城を攻めていたのが豊臣秀吉。
高松城を水攻めし、情報を遮断していたことを利用し、和睦に持ち込み、明智光秀を打ちに
取って返す。

こうゆう解説がパートナーさんからすらすら出てきて、私はとっても楽しい。
有り難きは歴史好きのパートナーさん。

そのパートナーさん。「鯛の餌やりが出来るんだよ」と嬉々としている。
入場料を払うと同時に餌を50円で買って足取りも軽い。
「高松城のお堀は海水を引いているから、お堀に鯛が泳いでいるんだよ」
となるほどと思わせる説明も…

DSCN2100_convert_20110314052053.jpg  DSCN2106_convert_20110314053515.jpg  DSCN2112_convert_20110314052501.jpg  DSCN2101_convert_20110314052151.jpg

餌を与えられるポイントには「鯛願成就」という語呂合わせののぼり旗が立っている。
堀の上から鯛の泳ぐのを見て餌を撒くと、数尾が近寄ってきて水面に口を出して餌を食べる。
面白い。高松を訪れる人には是非お薦めしたいお遊び。
これで願いごとがかなうなら尚良いのだが…。

公園内の披雲閣という施設では、囲碁の大会と歴史研究の市民サークルが集まっていた。

DSCN2116_convert_20110314052610.jpg  DSCN2117_convert_20110314052702.jpg  DSCN2118_convert_20110314052819.jpg  

高松。初めて訪れたが、なかなか楽しい。






テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

二回目の挑戦

お元気ですか?

3月に入ってもまだまだ冷たい風が吹いています。
当地、朝夕はまだストーブがちょっと必要です。
でも、花は正直。
最近時々おじゃましている「おいやん日記」さんでは、素晴らしい菜の花の写真を紹介されています。

明日から四国の高松を訪問する私にはちょっと嬉しい写真。
春めいた温かい風に菜の花の香り。
自然と旅の期待がふくらんでいきます。

地元の人の発信してくださる情報を日々知ることが出来る。
これも、ブログの効能でしょう。


昨年の同時期、私たちは姫路を回り、徳島を訪ねていました。

その時の様子は、
徳島の夜…鮨は優しい 
鳴門は雨にぬれて…
という記事になっています。ご興味のある方はクリックしてください。

この時の最大の収穫は人形浄瑠璃が民衆芸能として育ってる姿を拝見できたこと。
旅をして土地の歴史文化に触れると、人の生きた姿を知る事ができます。
それを自分の体で体験し考える。
これを冒険と言わずしてなんと言いましょう。
思い出すだけでもワクワクしますね。


そして、この時とても残念だったのが、鳴門の渦潮を見ることが出来なかったこと。
夜、お寿司屋さんでご一緒したダイバーさんから
渦潮の出来る仕組みや見頃の時間を教えていただいていたのに、朝起きると雨。
行くだけ行ってみようと向かったものの、遊覧船は欠航し、
風が出て橋の上からも見ることが出来ませんでした。

これが残念でたまらないパートナーさん。

今回も、気持ちはすっかり渦潮にまっしぐらです。
今、こうしてブログを書いている私の横で、
ネットで出発時間の確認をしたり、渦潮の潮見表を調べて何時頃に渦潮が見られるか
なんて一生懸命調べています。

パートナーさんにとって2回目の四国訪問。
さてさて、鳴門の渦潮は無事見ることが出来るでしょうか?
そして、今回もどんな出会いが待っていることか…
(私の期待は密かにお寿司屋さんとかうどん屋さんなんですが…)

ご期待あれ。


おまけです。

先日パートナーさん用に買い求めたSONYWalkman
「 Apple の iPod shuffle より音が良いよ」とすっかりご満悦。
今回の高松行に向けて、毎日せっせとYou Tube をお散歩しては
好きな音楽を録りためています。

エアロビクスで聞き慣れた音楽をニコニコしながら録音していたかと思うと
私が車の中で眠気覚ましに歌う曲を入れたりしています。

昨日、Walkman に入れた曲を車で聞くため、
FMトランスミッターに接続して、カーオーディオで聴いてみました。
なかなかよく聞こえます。
時々、近い周波数を利用しているのでしょうか?雑音が交じることもありますが、
概ね良好。

こちらも旅の期待を高めています。

おまけでした。

Logitec FMトランスミッター Walkman専用 バスブースト ブラック LAT-FMWB01BKLogitec FMトランスミッター Walkman専用 バスブースト ブラック LAT-FMWB01BK
(2010/10/13)
ロジテック

商品詳細を見る





テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

確定申告

お元気ですか?

当地、強い風が吹いています。
赤字続きのフラワーパークでは梅が咲いたとお昼のニュースで伝えていますが、
観梅のお客さんは殆ど写っていません。

昨日、確定申告書を仕上げ、郵送で提出しました。
東京時代、毎年税務署に出かけていました。
当地に越して来てからは、道場のあるスポーツ公園の建物に出かけ提出しています。

税務署の担当者が並び、パソコンで入力するよう呼びかけています。
手書きをするのも不安で仕上げることが出来ないで書類を持参する人に
わざわざパソコンで入力して申告するように薦めるなんて、
なんて意地悪な所だろうと不快感を持って見ていました。

間違わないでください。
パソコンでの処理が悪いと言っているのではありません。
出来る人はいいのです。

でも、出来ないから、不安な所があるから仕上げないで持って来ているんですよね。
案の定、大きな会議室に並べられたパソコンに向かっている人はまばらです。
パソコンの前で職員を呼んでいる人もいます。
パソコンの前には座らず、職員の指導を受けて手書きで仕上げる人もいます。

去年はそう見受けられました。今年はどうなのでしょうね。


我が家では、パートナーさんが資料の整理、記入、作成の担当です。
私は稼いで(もしくは赤字をせっせと作り)、パートナーさんの求める資料を提出します。

そのパートナーさんが、税務署のサイトから申告書のフォームを引っ張り、
作成してプリントアウト。私がハンコを押して出来上がりです。
郵送用の封筒を作り、送って完了。

あれ? e-Tax ってプリントアウトではなくてパソコンから申請出来るんじゃないの?
そんな疑問を持っていました。

その疑問が解決したのは、パートナーさんにWalkmanをプレゼントしようと思い、
電気屋さんに寄った時です。

レジカウンターの横に、e-Tax で送るときに必要な個人認証用のICカードリーダーがあります。
1300円弱のお値段。
税金の申告をするのに、わざわざ機械を購入しなきゃならないんですか?
しかも、公的個人認証カードは役場に出かけて手数料を払って発行してもらわなくてはなりません。
それも、有効期限があります。

ね、どうなんでしょう。
なんでもかんでも税金で一括りにされて、「これは無料です」ってごまかされるのは嫌です。
でも、役所の仕事をコンピューターで処理し、ならば最初から個人で入力してもらおう。
そして、便利になるからと言って機械は個人に買ってもらおう。というのはいかがなものでしょう。

だいたい、公的個人認証カードを作りそれを使って
住民票や各種書類を自宅のパソコンから取り出すって
どのくらいの頻度で個人がやることでしょう。

なんだか凄く嘘っぽい話だと思いませんか?

IT化が悪いことだとは全く思っていません。
科学の進歩は確実に人々の生活を便利にしています。
パソコンを使う人は使わない人に比べ2割ほど経済的メリットを受けるという話もあります。

だけど、便利にするからコレ買えアレを用意しろでは、
なんだかマルチ商法の詐欺にダマされるようではありませんか。

「だから、郵送にしたんだよ。」 とパートナーさんは涼しい顔で言います。

税務署には知り合いもいますし、彼らが真面目に一生懸命仕事をしているのは
よく知っています。
窓口に相談に行けば、丁寧に対応もしてくれます。
それは、ずいぶん改善されています。

だからこそ、e-Tax の取り組みにはもっと考えてやって欲しいと願うのです。
確定申告を書いて提出するのは年配者のほうが圧倒的に多いのですから。

テーマ : 政治・時事問題
ジャンル : 政治・経済

『後ろ傷』

お元気ですか?

3月に入ったというのに東京からは積雪のニュース。
交通機関の遅れや、おぼつかない足もとで歩く人達を心配するのがなんだか懐かしい。
東京に住んでいた頃、雨や雪の日にも革靴やミュールのような履物で歩く人をみて
お洒落じゃないなぁ~と思った事があった。

確かにオフィスビルに入ってしまえば長靴は履いていられない。
ならば、オフィスで履く靴はもって行けばいいではないか。
革靴やストッキングを濡らして歩いて、この人達はなんとも思っていないのだろうか?

そんな事を頭にかすめながらニュースを見ていたら、
きれいなゴム靴を履いた女性の足元が画面に映しだされていた。
ちょっとほっとする。
そういえば、去年の梅雨時ファッションでは柄物のレインコートやシューズが
紹介されたいた。

雨の日こそ、明るく楽しいファッションをと昔から思っている。
「こんな可愛いレインシューズを買ったんだよ」って見せ合うのも楽しいと思う。


東直己の『後ろ傷』を読んだ。
『ススキノ、ハーフボイルド』で登場した学生、松井省吾が主人公。
前作で受験生だった松井君は北大一本の受験に失敗し、三流大学に滑りこんで
そんな自分にも嫌気を起こしている。

その松井青年が巻き込まれてゆく事件は学園紛争というかあの騒乱の時代を背景にしている。
60年代から70年代にかけて全国に広がった学園紛争の波。
藤原伊織の『テロリストのパラソル』なども学園紛争を背景にした話だが
日本のハードボイルドとして学園紛争は書きたくなるテーマなのだろうか…
東直己の作品のテーマとしては珍しい。
何処かで書いて消化しておきたかったのだろうか?

私の隣の家のお兄さんは北大の医学部へ進んだが、まさにこの時代。
ご両親が心配していたのを覚えている。
それぞれに消化しておきたい過去がある。


東さんの作品では町や鉄道路線の名前で微妙にそれと分かる架空の名前が使われている。
そりゃぁそうだろう。悪徳議員や腐敗警察官、地回りのヤクザが出てくるのだ。
どんなんにススキノを舞台にしたハードボイルドの人気作家といえども
いつ石をなげられないとも限らない。???

だから、町名が出てくると、思いっきり注意して想像力をフル回転させ、
頭の中の地図を広げる。
東さん、計算づくのリアリティだとしたら一杯食わせられたというところかもしれない。

そんな意識を頭の片隅におきながら読んでいたら、ちょっとひっかかる所が出てきた。

弘前から青森に行って、快速で青函トンネルを通過して、青森で北斗に乗り換えた。
で、まっすぐ札幌に帰って来たのだ。


とある。

おや、おかしいんじゃない?と気がつく人は青森の地図が頭に入っている人だろう。
弘前は青森の南西に位置する。北海道に帰るのに青森に出るのは正しいルートだ。
青函フェリーではなく、快速で青函トンネルというのもわかる。ただし、これは特急列車。
(快速があるのか、接続があるのかは時刻表を調べる必要がある)

問題は、「青森で北斗に乗り換えた」である。
青函トンネルを通過した後に「青森で北斗に乗り換えた」は無いでしょう。
これはどう見ても青森とあるのは函館

ちなみに Yahoo の時刻表で検索してみると、

弘前   発 10時15分 JR奥羽本線・青森行
新青森  着 10時58分

新青森 発 11時35分 JR特急スーパー白鳥15号
函館   着 13時44分

函館  発 14時00分 JR特急北斗11号
札幌   着 17時29分

というのがある。
札幌に帰ってきた松井君はその足でバーに行っているから、まぁちょっと早いけど
妥当なところだろう。

文脈と北斗に乗り換えたということから、青森は函館の間違いであったと断定できる。
ちなみに私の持っている『後ろ傷』は2006年10月25日 第1刷発行。

誤植なのだろうか?それとも編集段階での見落としなのか?
本書では函館という地名は何処にも出てこないから地理のわからない編集者が
そのまま見逃したということもありうる。

重箱の隅をつつくようで、われながらちょっと細かいとは思うのだが、
なにせ函館である。私は見過ごさない。

前回の誤植といい、今回のミスといい、ほんの些細な事を見つけては
あれこれ考えをめぐらしてしまう。
まぁ、ちょっと意地悪かもしれないが、これも本を読む楽しみの一つではある。

文庫本になるときには直っているかな?

後ろ傷後ろ傷
(2006/10)
東 直己

商品詳細を見る


テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

プール再開

お元気ですか?

木曜日、スポーツジムのエアロビクスに出ていて、腰に痛みがはしった。
あっ響いたな、と思ったので動きを抑えながら残りの10分を終え、
サウナで暖めたり温泉に入りながら筋を伸ばしたりしたが、
やはり次の朝起きると痛みが残っている。

湿布を貼ったり杖をついて歩いたり、椅子に座りながらも腰が固まらないよう
軽く足や腰を動かすようにする。
普段から気をつけて筋トレで補強もしているのだが、時に支障が出る。
ヘルニヤでないのがまだ救いだから、湿布やストレッチをしながら直してゆこうと思っている。

そうゆう事情で、昨日のエアロビクスはお休み。
お気に入の先生だから残念だけれど無理は出来ない。パートナーさんは2プログラム出るという。
その間、私は久しぶりにプールで泳ぐことにした。

以前骨盤にひびが入り左足が動かなくなったときも、プールに通い自力で直した事がある。
その時は水中歩行を毎日行ったが、水中で足のしびれが次第に取れてゆくのが分かり
やるほどに成果が出て嬉しかったのを覚えている。
3ヶ月かけて普通に歩けるようになった。

今回は骨ではなく筋だから治りは早いだろうが、これを機に少しダイエットをし
年末以降太り続けている体重を少し集中して減らすこともしよう。

お気に入りのスイムパンツを履くとやはりお腹まわりが非常にだらしない。
以前は割れていた腹筋ははるか内側に隠れている。
毎日見ている自分のお腹だが、スイムパンツを履くとやっぱり目立つなぁ。
特保飲料のCMよろしく、お腹を引っ込め、背筋を伸ばしてプールへ向かった。

私は泳ぐのが好きだ。
スピードをつけてぐんぐん泳ぐというのではなく、一つ一つホームを確認しながら
丁寧に泳いでみる。
腰は落ちていないか、足は伸びているか、かき手の着水は遠くの水をつかんでいるか…
そんな確認をしながらマイペースで泳ぐ。
だから、コースはゆっくり泳ぐ人むけのコース。人の少ないコースを選びのんびり泳ぐ。

30分ほどクロールを泳いで、プールサイドのジャグジーに入り、サウナにも入る。
久しぶりのプールだからのんびり。
パートナーさんが出ているエアロビクスは2時間弱だから、その間プールでゆっくり過ごす。

水中歩行の専用コースに入り、色々な歩き方で15分歩く。
やはり右足に軽いしびれがある。
でも痛みやしびれを感じるということは神経が通っている証拠。生きていることに感謝しなくっちゃ。

プールに戻りまたクロールで30分ほど泳ぐ。
腰をいたわり強いキックは控えながら水流をうまく作りのれるかを意識する。
肩から手が伸び、自然とローリングが出来ていくると水をつかみ泳ぎが力強くなる。
呼吸も今日はリズミカルだ。
久しぶりのプールの割には、よく水がつかめている。素直に楽しい。

プールを上がり、お風呂の体重計に乗ってみたが、体重はそれほど減っていない。
そりぁそうだろう。でも、4日後には確実に2㎏ぐらいは減っているはずだ。
その頃には腰痛も直っている予定。直ってもらわなくては困る。
週末は四国の高松に出かけてなければならない。

美味しいうどんが待っている。


おまけ。

パートナーさんが「夕ごはんどうする?」と言うのでピザを食べることにする。
ホームベーカリーで捏ねたピザ生地が用意されている。
シーフードミックスや玉ねぎをのっけ、簡単に作ったピザの夕食。

DSCN2060_convert_20110306044340.jpg  DSCN2058_convert_20110306044316.jpg

先日、ラ・サリーブで頂いたランチの黒鯛がとても美味しかった。
それに刺激されて、パートナーさんは「サワラがあるよ。」と言う。
春の魚、鰆(さわら)。これは私に鰆のバターソテー、ホワイトソースがけを作れということだ。
だが、今日の冷蔵庫には牛乳が無い。

そこで、塩コショウをしてうすくパン粉をつけて鰆をオリーブオイルで焼き、
マスタードをフライパンに残ったオイルと一緒に温めてソースのようにかけてみた。

美味しい。
中火でゆっくり焼いた鰆はふっくらとして美味しい。

美味しいものを心置きなく楽しむために、ますます健康管理を心がけなくっちゃ。
毎度のことながら心から思う。

食いしん坊のプール再開。

おまけでした。





テーマ : トレーニング
ジャンル : ヘルス・ダイエット

『旧友は春に帰る』

お元気ですか?

東直己の『旧友は春に帰る』を読みました。
ススキノの便利屋〈俺〉シリーズの最新刊。といっても2年ほど前の作品です。

ストーリーは、
過去にススキノで知り合いだった女性モンローから「助けて」と電話が掛かってきて
夕張から札幌、函館を経由して逃がすが、ススキノに戻ってきた〈俺〉は何者かに襲われ…

さすがに〈俺〉も年齢を重ね50代。当然回りのお友達も落ち着いた歳になっています。
映画『いそしぎ』の話が出てきて、アイリーン・シャラフの話になったり、
映画『シシリアン』でジャン・ギャバンがナポリタンを食べているシーンがあるはずだが
イタリアにはナポリタンという呼び名のパスタは無い。なんてオヤジの戯れ話もあります。

どちらも観てみなくっちゃと、同世代、オヤジの域の私もついついのせられてしまいます。

今回の『旧友は春に帰る』。単行本をBook Offで購入しました。
届いた本を読み始めて、おや?ってちょっと驚きました。
本文1ページ5行目に誤植があるのです。

「全員、なんとなく不穏な雰囲気を感じたの7だ。もちろん、俺もだ。」とあります。
「だ」の前に数字の7が意味不明に置かれています。

誤植。活版印刷の時代に文字を並べて版を組む作業を植字と言いました。
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』には小さな印刷工場で文字を拾う(鉛の文字を取り出すことを文字を拾うといいます)ジョバンニの姿が描かれています。

手作業で文字を並べていた活版印刷時代からの言葉は
コンピューターで印刷出版がされるようになった今も生き続けています。

でも、その姿は少し違います。

鉛の字を拾ったり、写真写植の時代は例えば「枝」を「技」と間違ったりという似た文字の間違いが多かったので読みながら誤植を見つけても、「あぁこの字と間違ったのだな」と分かったものでした。
見慣れない言葉、知らない言葉だったりすると、辞書を引いて「やっぱりこれは誤植だ」と安心したものでした。

最近は、作家さんが万年筆や鉛筆など筆記具をつかって原稿用紙に書いたものも編集段階で
PCのワープロで入力され、版面のイメージも整えられて校正が進んでいきます。
もちろん、作家さん自らワープロで打った原稿がメールで入稿され…ということもあたりまえです。

このPCによる入力(植字ではなく)では、変換間違いや脈絡のない文字の入り込み、欠落といった
誤植・編集ミスが発生するのです。
今は少なくなりましたが、文中の挿入文などで一字下げなどをして組んだ文章が直らないまま
組まれてしまうなんていう事故も時々見られたものです。

それにしても、『旧友は春に帰る』
1ページ、5行目の脈絡のない誤植。
どうゆう操作ミスで数字が紛れ込んだのか想像してみるのも私は楽しいのですが、
そんなこと、普通の人は喜びませんね。

私の手元にある本は2009年11月20日 初版印刷 25日 初版発行 のものです。
何刷目、何版目で直すことが出来たのかは知る由もありませんが、
早川書房さんの担当者は、さぞや辛い汗をかいたことと思います。
何回も校正しているはずなのにね。

私たちはいつも色んなことに注意して生活しています。
でも、本当に注意が必要なのは直ぐ目の前にある“気をつけている”という気持ちなのでしょう。

そういえば、『旧友は春に帰る』の中にも、〈俺〉は不審者がいないのを見て油断した、とか
此処には来ないだろうと思った判断が甘かった、というような話がいくつも出てきます。
それを本文1ページ5行目で示してくれた本書。身をもって示しているのでしょうか?

旧友は春に帰る (ハヤカワ・ミステリワールド)旧友は春に帰る (ハヤカワ・ミステリワールド)
(2009/11)
東 直己

商品詳細を見る



テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

ランチも楽し!

お元気ですか?

各地で寒いお雛祭りとなった昨日、皆さんはどんな節句をお祝いしたのでしょう。
夕方、パートナーさんと少し良い食材でちらし寿司をしようと
駅ビル地下の鮮魚売り場に出かけた私たち。

いつもなら色々な魚が並び、元気の良いおばさんの声に幾重にも人が覗き込んでいるのですが、
なんと今日は閑散としています。
夕方ならば、すこしはお値下げ品もあるだろと行ったのですが、
何方様も考える事は一緒のようです。
お魚はすっかり無くなり、ステンレスの台が冷たく光っています。

我が家のお雛祭りはひとまずおあずけです。

翌日の今日。先日のジビエの会のお礼も言いたくてラ・サリーブさんに出かけました。

今日はお薦めランチです。

DSCN2049_convert_20110304194947.jpg  DSCN2050_convert_20110304195020.jpg

パテやチーズをのせたパンを先付けにいただきます。
オードブルは軽くスモークしたアトランティックサーモン。
「これ、シェフのブログで紹介されているサーモンですね。」なんて。

奥にのっているラタトゥーユ。
ラ・ラリーブさんでも人気のお料理だそうで、
マダムは「作り方を教えてって言われるんですよ」と笑顔でおっしゃいます。
いゃ~、本当に美味しいのです。

DSCN2051_convert_20110304195047.jpg  DSCN2052_convert_20110304195116.jpg

やはりブログで紹介されていた、
林檎と梅のジャムでラ・サリーブさん自家製のパンをいただきます。
うっすらと梅の香りと一緒にりんごの甘さが広がります。これは絶品!
思わずパンにたっぷりぬってしまいました。

大根のスープにお腹もあったまります。

DSCN2053_convert_20110304195142.jpg  DSCN2054_convert_20110304195219.jpg

今日のメイン料理は鳥のスパイシー焼きと黒鯛。
(ごめんなさい。ちゃんとした名前を忘れちゃいました。)

DSCN2056_convert_20110304195302.jpg

デザートはチーズケーキにシャーベット。そしてグリーンピースのプリン。
緑色が爽やかで、口に含むとちゃんと豆の味がします。

シェフやマダムとゆっくりお話をしながら呑気なランチを頂きました。

ごちそうさま。

追記)

さて、雛祭りにはかないませんでしたが今日はちゃんと我が家でちらし寿司。
やっぱり節目には決め事をしないと落ち着きませんからね。

DSCN2010_convert_20110304194830.jpg

パートナーさんは、形の良いワカサギをお魚屋さんで見つけて
エスカベッチョを作ります。
これも、彼女の決め事。

お正月に作りたかったお節ち料理の一品ですが、お雛祭りでようやく実現しました。

こちらにも、ごちそうさま。


テーマ : 今日のランチ!
ジャンル : グルメ

杣人のNuages

ブログ内検索
 RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ホテル探しに!
クリックをお願いします!
Google