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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
Nuages・・・雲のようにふんわりとしています

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ボックスボイテルの夕べ

お元気ですか?

暑い夏が続きます。避暑やプールに出かけるのも良いですが、
我が家のパートナーさんには別な涼み方があるようです。

いつも普段の買い物をするでっかいスーパー。
そのお酒売り場にソムリエさんがいます。とっても頑張っている方なので
私達のパトローネ嗜好に火がついています。

客の立場て色んな事を言って応援しています。
「鰻にあうワインを紹介すると良いよ」とか、
お肉売り場で新しい豚肉の売り方をしているのを見ては、
「豚肉料理に合うワインを一緒に展示したら良い」とか・・・言いたい放題。

先日もパートナーさんが「夏だからフランケンワインが飲みたいなぁ」ってリクエスト。
実は、去年の夏にも我がパートナー様は「夏だからアリゴテが飲みたい!」って言った実績があります。

真面目で熱心なソムリエさん。数日したら「商品部からOKが出てフランケンが届きますよ」ですって。
「あのぅ~、我が家で何本か引受ますよ。」って言うパートナーさんに、
ソムリエさんは「他のお客さんにも紹介したいですから大丈夫ですよ」って。

なんだか、ソムリエさんに無理難題を言って困らせているような気もするのですが、
ソムリエさんにしても、お客さんから要望の出る売り場というのは良い実績になります。
お客さんとコミュニケーションのとれている売り場、ニーズを吸い上げることの出来ている売り場です。
まぁ、おあいこですね。

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こちらが、そのフランケンワイン。
ドイツ旅行をされた事のある方、ロマンチック街道の旅なんていうのをした方は飲んだこともあるかも。
ボックスボイテル(ヤギの睾丸)という愛称で独特の瓶に入ったフランケン地方のワインです。

シルバーナやゲベルツ・トラミネール、などが使われ、辛口でちょっと青い苦味が特徴のフランケンワイン。
ぐっと冷やして飲めば最高です。
今回頂いたのはグリューワー・ブルグンダーというぶどう品種です。

さて、フランケンに合う料理。

DSCN2720_convert_20110731205923.jpg  DSCN2723_convert_20110731205953.jpg  DSCN2724_convert_20110731210023.jpg

メインはソーセージと野菜。頑固そうな料理でしょう。
美味しそうな甘鯛を見つけたので、シンプルなソテーをもう一品。
ホームベーカリーで焼いたフランスパンが美味しゅうございます。

ふぅ、持つべきものは気持ちの通じるソムリエさん。
特別な銘柄、年代のワインはネットで探したり知り合いの店を通じて取り寄せる事はできます。
でも、普段飲みに遊びたいワインを買うには仲の良いソムリエさんがとっても嬉しい。
私達が我儘を言うことで、他のお客さんも楽しめるなら尚更です。

パートナーさんの夏の遊び。気持ちも涼やかになります。
暑い夏、皆さんはどんなお酒で楽しみますか?


追記)

後日、ソムリエさんにお会いしたらドイツのぶどう品種について教えていただきました。

・Grauburgunde = Pinot Gris
・Weissburgunder = Pinot blanc
・Spatburgunder = Pinot Noir

なんだそうで、フランケンでは主にミュラー・トゥルガウ、シルバーナー が栽培されている
そうです。

本当に真面目で熱心なソムリエさん。
頼りにして楽しませていただいております。
ダンケッシェン!


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テーマ : おうちごはん
ジャンル : グルメ

『重賞』

お元気ですか?

またまたディック・フランシス。『重賞』を読みました。
長く気にかけていたのを、たまたま『反射』を買ったのをきっかけに
読みはじめ、早いもので10冊目になります。
彼の作品は40作品ありますから、まだまだ楽しめますね。

今回の主人公はスティーブン・スコットという玩具製造業の若者。
事業で成功し、馬主としても楽しいんでいたはずが、調教師のジョディ・リーズに
騙されていたことに気がつき、彼を解雇したことから事件が始まります。

この『重賞』は非常に面白く読めました。
前回の『煙幕』がちょっと本来の力量を感じさせないものだっただけに、
満足の読了感。気持ちも落ち着きます。

今回のテーマは2つ。
調教師と賭け屋がぐるになって偽情報を流して賭け金をだまし取る仕組み。
もう一つは似た馬を偽って出走させたり、売ったりする馬の差し替え。
こんな事が出来るのか?と思ってしまいますが、
そこはロイヤルジョッキーのディック・フランシスが書いているのですから説得力があります。

厩舎では調教師が権限をもっていて、許可無くしては馬主も入られないとか、
馬主の多くは自分の馬を見に来ることも無いとか、
色々な競馬事情が分かるのもディック・フランシスの楽しみ。
でも、読んでいて一つ疑問が生まれます。
盗まれた馬を探しにアメカに行く『血統』という話では、馬の口の中に番号が刻印されている
という事でした。獣医による馬のカルテがあって色や星、傷などの特徴が書かれているそうですが、
番号を調べれば一目瞭然じゃないの?って思いながら読み進めてゆくと、
さすが、ディック。ちゃんとお話の中で何年かすると薄れてくるって説明しています。

詐欺の手口は早い段階で分かっています。でも証拠がありませんから、訴える事が出来ません。
主人公のスティーブンが仕返しをするには同じ手段で犯人をやり込めるでしょう。
ではどうやって?
なかなか手の内を明かさないディック・フランシスですが、スマートな展開は小気味いい。
首尾よくいった後の説明の楽しいこと。

そして、エピローグもセンスがいいですね。
今回は◎の『重賞』でした。


さて、今回の主人公スティーブン・スコット。
子供の頃から物づくりが好きで、15才で作ったおもちゃの特許をとったのをはじめに
ヒットおもちゃの制作者というのが設定です。

おもちゃ作り。
私が子供の頃は、ブリキのおもちゃかブロックのようなものがありましが、
私は家にあった木切れを使って鋸や金槌をふるって車や船を使って遊ぶのが大好き。
物を作るって本当に楽しいですよね。

最近復刻して人気のある電子ブロック。
あれも私の世代ですが、一度デパートで母に「これ欲しいな。」って言ったら
「もう少し大きくなったらね。」ってさらっといなされちゃった。
小学校に入りたて?の頃です。

で、どうしたかというと電池や電池ボックス、壊れたプラモデルのモーターや電球を
繋ぎあわせて自分で作っちゃった。
紙のお菓子箱に配置して自作の電気玩具。
電子ブロックのようにカッコ良くはないけれど、電池を並列にしたり直列にしたり
回路を変えてこっちにつないでなんて。
子供ながらに考えると色んな工夫が生まれてくる楽しさ。
今思い出してもニコニコしてしまいますね。

ところが、最近のおもちゃ。
世界的人気のレゴブロックは車とか恐竜とかテーマにそったブロックキットがあります。
なんだかせっかくの創造性に制約をかけているようで、私は嫌い。
たとへ恐竜の形にならなくても、子供の頭の中では恐竜になって動き廻ります。

先日、スーパーを歩いていたら、子供の夏休みの自由研究用なのでしょうか?
水で飛ぶロケットやソーラーパネルで動く自動車、アリの巣づくりを観察するキットなど
出来合いのものがならんでいます。
こんなの買って、面白いのかな?

自分でどうやろうって想像し、実際に工夫してあれやこれや直して出来たときに
やったぁ!って思うんじゃないのかな?

子供の自由な発想を塞ぐようなおせっかいは、よしにして欲しいですね。


High Stakes





テーマ : ミステリ
ジャンル : 小説・文学

『酔生夢死か、起死回生か。』

お元気ですか?

朝食が終わり、朝の片付けが一段落したところでパートナーさんが言います。
「粉を買いたいから都合のいい時にスーパーにつれてって」

毎朝食べるパンやお昼に頂くうどんは製パン機で作っていますので、
小麦粉は我が家で欠かすことができません。
しかも、ちょっとしたお出かけにも車に乗らなければ何処へもいけない当地。
スーパーでの買い物も私の運転で一緒です。

私にしても、気分転換になります。
そうだ、ついでにBook off に寄ってみましょう。
何が欲しいという目的があるわけではないのですが、本棚をながめるだけでもいいのです。

105円の棚に、阿川弘之さんと北杜夫さんの対談を見つけます。
おや、これ持ってないよね。と頭の中で確認。
私の性質にコレクターというのはありません。子供のころから昆虫採集もしたことがありませんし、
切手やコイン収集なんて全く興味がありません。
でも、好きな作家は可能な限り読むようにしているので、好きになるとどうしても集まってしまいます。
現在進行形のディック・フランシスなんかもその良い例でしょう。

ということでお買い上げ決定。出かけてよかったですね。

家に戻って昼食を済ませ、早速読み始めてすぐ、お腹の中がくくくくって笑っています。
我慢出来なくて声に出るのをこらえていると、ヒヒヒヒとなってしまい、
「大丈夫?」ってパートナーさんが冷めた言い方。

何がそんなに可笑しいのでしょう。
鬱病で生きるのが辛いと愚痴る北杜夫としっかりしろよとお守りをする阿川弘之。
家族ぐるみで旧知の仲とは言え、お互いに80歳を超えて相変わらず。

北杜夫のお母様、斎藤茂吉夫人とのお話。
QE2での食事が美味しくないという夫人に阿川さんが「イギリスの船ですから」なんて釈明するところや、
斎藤茂吉が鰻好きで、でも普通の鰻でよく北杜夫もチェーン店の鰻で良いと言い
阿川さんがおやまぁといった感じ。
そして、宮脇俊三さんが紹興酒を飲むという話を北杜夫から聞いて
さぞや名のある紹興酒と思いきや、スーパーで買っていると知りまたまたあれまぁの阿川さん。
ちなみに、鉄道紀行文学という世界を創り上げた宮脇俊三さんも私の大のお気に入りです。

他愛もない話ばかりですが、
そのどれもが、いつか読んだ本の話を思い出させて、私をほんわか幸せに包みます。

でも、幸せに包まれているだけでもお二方に申し訳けありません。

阿川弘之氏の『志賀直哉』は師弟の思いを丁寧に作品に込めた名作でした。
同じように、北杜夫氏には『楡家の人々』があり、『茂吉』四部作があります。
斎藤茂吉。今まできちんと読んでいません。
そろそろ北杜夫氏の作品を緒にして、私の中で置き直してみなければならないと感じ出しました。

ちょっと遅いでしょうか?
歌人、斎藤茂吉。深い楽しみが待っているように思うのは身の程しらずでしょうか?
茂吉の圧倒的力強さの歌の世界に触れるのは怖い気もするのですが
でも、どうも避けてはいけない引力を感じているのも確かなのです。


酔生夢死か、起死回生か。 (新潮文庫)酔生夢死か、起死回生か。 (新潮文庫)
(2006/08)
阿川 弘之、北 杜夫 他

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テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

『煙幕』

お元気ですか?

ディック・フランシスの『煙幕』を読みました。
原題はSmokescreen  1972年の作品です。

主人公はエドワード・リンカンという映画俳優。
彼は親代わりと言っていいほどに親しい女性ネリッサが不治の病であることを知らされ
彼女の希望で南アフリカに所有する競走馬を見に行きます。
原因不明の不調でこのままでは競走馬としての価値が失われてしまう。
その真相を調べに行くのです。

私がこれまで読んできたディック・フランシスは舞台がイギリスでしたが今回は南アフリカ。
ディックは南アフリカの競馬の特徴を丁寧に紹介します。
平日に競馬が開催されていること、固く乾いた地面で育ったため馬が爪先立ちしているように
見えること。
解説の平尾圭吾氏は、ターフ・コースでは良いがダート・コースではからっきしだめだと経験を
紹介し、ディックの説を補足しています。

そして、南アフリカといえば金鉱山と自然公園。
そのどちらもが今回の作品の重要な場面。
金鉱山の採掘の様子やクルーガー公園の動物の様子が詳しく書かれています。
ディック・フランシスのサービス心でしょうか?どうも彼自身が楽しんでいるようです。
物語の構成、展開などそつがなく作家の技量は分かりますが、どうも筆が軽いよう。

さて、今回の作品でのもう一つの楽しみは主人公エドワードの観察眼。
誰がどのような目的で馬の評価を下げているのか?
そして、偶然に見せかけて自分を危機に陥れるのか?
主人公が出会う人たちの表情を読みながら推理を働かせます。役者ならではの観察眼。

原題のSmokescreen 映画の世界では何か意味を持つのでしょうか?
興味あるところですが、ちょっとわかりません。
犯人の仮面に隠れた強欲な姿。単純にそれを表したものなのでしょうか?

『煙幕』
犯人の推測はわりと簡単につきます。
主人公が危機に見舞われるのもストーリーとしてはわかります。
でも、肝心の競走馬がレース中に突然スタミナ切れのようになって走られなくなる事に
解決を出していません。
人為的であり、調教師が何かをしているらしというところまでは書いているのです。
直前に走り込みをして疲れさせたり、水を飲ませてレースに出たり・・・
でも、答えを出していません。

犯人が分かればいいというものではないですね。
動機と方法がはっきりしなければ、犯人がわかっても・・・。
動機と犯人は分かりました。でも手段が分かりません。
なんだかちょっと消化不良です。

ディック・フランシスさん、南アフリカの熱気にあてられてお忘れになったのでしょうか?

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テーマ : ミステリ
ジャンル : 小説・文学

グリーン・カーテン

お元気ですか?

蒸し暑い空気と涼しい風。
今日のTVニュースでは美術部の高校生が風鈴をつくって商店街につるし
通行人に涼を楽しんでもらうという企画を放送していました。
学生の地域参加。とてもいいことですね。
商店街も応えるように、店頭に床几を出して休んでくださいって。
人と街が近づく。

我が家のパートナーさん。
グリーン・カーテンをベランダに作り、せめてもの涼を求めようと頑張っています。
毎週成長を写真に撮っては、パソコンに記録し楽しそう。

「ねぇ、胡瓜がね、下の方の葉が枯れたから、伸びたつるを下にもってくるんだけど、
結局上に上にって伸びてゆくんだね。」
なんて感心しています。
人に聞かれたら笑われそうな話ですが、我が家にとっては新鮮な面白さ。

「ほら見て」って呼ぶ声が。
「何?」って覗くと、小さな花のもとにゴーヤの赤ちゃん。
しっかりイボイボがついていて、なんだか怪獣の背中みたいです。

小さなプランターに植えた、小さなグリーンカーテン。
カナブンや蝉も迷い込んできます。
私達もしばし迷宮を遊ぶことにしましょう。

テーマ : 日記
ジャンル : 日記

『骨折』

お元気ですか?

世界のあちらこちらで悲惨な事件が起きています。
衛星回線が発達したためニュースはまるで近所の出来事のように伝わります。
もしかしたら、近所の出来事より詳しく伝えられているかも知れません。

以前TVで、今の若い人たちが海外旅行をしたがらないと伝えていました。
世界中の色々なところをTVの旅番組で紹介します。
東京はもちろん、ちょっとした地方都市なら様々な国の食事を食べる事も可能です。
それらを見て分かったような気になって十分だというのです。

でも、どうなんでしょう。
実際にその土地を訪れ、カタコトでも人と会話し、電話や郵便局、列車の乗り方、
そうゆう普通の生活の一面の違いを体験することはその土地を知る
とても有効な方法だと私は思っています。
レストランに入るも良し、スーパーで買い物をするも良し。



ディック・フランシスの『骨折』を読みました。
最近続いているのですが、どれも面白く読めるのは馬が好きだからだけではありません。

『骨折』はいきなり主人公ニール・グリフィンが誘拐されるところから始まります。
しかも、犯人エンソ・リヴェラは息子のアレサンドロをダービーの騎手にすることを強要する
というとんでもない話。
いきなり犯人の登場ですから犯人探しのミステリーは最初からありません。

『骨折』のテーマは父と息子の戦い。
犯人は息子アレサンドロの望むものなら全てを叶えようとし、そのためには文字通り手段を選びません。
アレサンドロもそうゆう環境に慣れいるので父親が暴力や恐喝を用いて息子のために動くことに
疑問を持っていません。

主人公、ニール・グリフォンは十六歳で家を出、骨董商で丁稚奉公から叩き上げ店を持ち成功。
経営コンサルタントでも手腕を発揮する実業家です。没交渉だった父親が交通事故にあったことで
経営する厩舎にもどり手伝うのですが、そこで事件に出会い父親に知らせず乗り切ろうとします。

2つの親子の物語。



一般的に、男の子は父親という存在をどのように受け止め理解してゆくのでしょうか?
オイディプスコンプレックスのような精神分析は置いておいたとしても、
父親を意識し、憧れたり追いつき乗り越える存在なのでしょうか?

実は、私にとって父親の存在というのは、ちょっと不器用な距離があります。
父の仕事の都合で物心ついたころから離れて暮らしていたせいなのですが、
おかげで、私は早くから父親を客観的対象として見てきました。
そして、この感覚は父の方からも同じなようで、お互いに微妙な距離感を持っているのです。

私は、キャッチボールが上手になった、かけっこで父親より早くなった、
相撲が強くなったといった父親との比較競争、成長の確認というのを経験しませんでした。
何かをとことん議論したり話し合ったりということもありませんし、
ぶつかり合い、衝突し合うということも大きくはありません。
気がついたときには、それぞれの生き方を歩む別な生き物どうしだったのです。

でも、幸いに私は父の生き方を理解出来ました。
人に恵まれ、総じて誉れ高く生きてきたと思っています。仕事も成功した方でしょう。
このように理解出来ることは私にとっての幸せでもあります。


ディック・フランシスの『骨折』
ミステリー作品としても読めますが、親子の関係を考える素敵な本でもあります。


骨折 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-11 競馬シリーズ)骨折 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-11 競馬シリーズ)
(1978/01/24)
ディック・フランシス

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追記)

ディック・フランシスの作品には色々な小道具が登場し、登場人物を語ります。
毎回違う車は決まりなようで、車に詳しくない私もネット検索で当時の車をみつけては
時代の雰囲気を楽しみます。
『骨折』にはワインも登場します。
1964年のシャトー・フィジャック(作品ではフィジェと書かれている)
1961年のシャトー・ラフィットとシュバル・ブラン。
1964年のボリンジャー。
三本のシャトーワインとシャンパン。

シャトーワインは主人公のガールフレンドが叔母さんの遺産を引き継いだもの。
投資価値があるというワイン商の言葉を気にもしないで、飲んでいます。
こうゆうワインの使い方は好きですね。
薀蓄を離れ飲むべき酒としてワインをしっかり作品の中に置いています。
ボリンジャーは主人公の父親が入院中の病室に持ってこさせて飲みます。
ボリンジャーの61年の方が良いと言いながら息子の持ってきた64年を飲み、
内心美味いと思いながらそれを言わない父親の意地っぱり。

暑い夏。庭にテーブルを出し、シャンパンでまどろむのも良いでしょう。
チーズやオリーブをおつまみにしてワインを開けるのも素敵です。

貴方なら、親子でワインを飲みながら何を話すのでしょう。

テーマ : ミステリ
ジャンル : 小説・文学

私がオジさんになっても♪

お元気ですか?

台風が過ぎたあとはお決まりの暑い空。
窓をあけることの出来なかった昨日はさすがにエアコンを使ってみたのですが、
29℃に設定しても、寒いくらいですね。
今日はまたエアコンを止め暑さに負けない身体を。

夜、スポーツジムに出かけ、エアロビクスに参加。
雨があがったせいか、スタジオはけっこう大勢のお客さんです。
インストラクターさんのキャラクターも明るくて人気なのですが、
ダンステイストを取り入れた動きは、ちょっと照れながらもけっこう皆さん頑張っています。

私もどこかシャイな気持ちがあるのですが、動き出したらもうボブ・フォッシーかフレッド・アステア?
それとも、オヤジダンサーズでしょうか?
子供の頃、盆踊りのお囃しが聞こえてくると、身体が震えるほど行きたくなってたまらなく、
母や下宿していたお姉さんに浴衣を着させてもらって、下駄をつっかけて走ったのを思い出します。
知らないおばさんの間に入って見よう見まねで盆踊り。
子供ながらに幸せでしたね。

スタジオの中では、20代から60代の人が動きます。
毎回の事ですから、自然に自分の場所が決まりますが、
近い人の技量を見ながら動かなければぶつかったりします。
大きく動ける方もいらっしゃれば、ついてくるのがやっとの方もいます。
ちゃんと振りも覚えて動かなくてはなりません。人のを見てしまうと遅れます。
それでも、皆さん楽しそうに笑顔をみせながら40分を動きます。

鏡に映るパートナーさん。ニコニコしながら動いています。
「楽しそうだね、何がそんなに楽しいの?」
「貴方が頑張ってやっているな~と思って・・・」

体力測定をすれば30代です。
でも、普段は一日中机に座ってのお仕事。体力は落ちていますね。
途中水分補給をして汗を拭いながら呼吸を整えます。
「オヤジになっちゃったなぁ」

実際の年齢よりはるかに若くみられます。
でも、最近前髪にすこし(2~3本です)白髪を見つけました。
まるでメッシュをいれたよう。

「ロマンスグレーになるかただの白髪オジさんになるか・・・」
なんてパートナーさんがからかいます。

私の好きな森高千里さんの♪私がオバさんになっても♫ を真似て歌ってみます。
♫私がオジさんになぁ~ったら、貴女もオバさんよ~♫

オジさんもオバさんも、健康で笑顔がいいですね。
ね、スポーツジムは花盛りです。

テーマ : 健康管理
ジャンル : ヘルス・ダイエット

『罰金』 

お元気ですか?

大変大きな台風がまるで足踏みをしているようなスピードで
四国に上陸。各地に被害を出しています。
当地でも昨日は朝から強い風と雨。幸い被害はありませんが、
ジムのヨガに出かけるのは止めました。

皆様の処はいかがでしょうか?お見舞い申し上げます。

ディック・フランシスの『罰金』を読みました。
1968年発表の7作目。
ディック・フランシスの作品は日本語訳のタイトルが二文字で揃えられているのが特徴ですが、
原題はForfeit 

主人公は新聞社に務める競馬担当記者のジェイムズ・タイローン。
「自分の記事を金にするな。」と忠告を残しビルから転落死した同僚バートの事が気にかかるうち、
自分が買いを薦めた馬の出走取りやめを知り、不正疑惑の匂いが・・・。

毎作品ごと、競馬に関係する様々な事件をテーマにするディック・フランシスの作品。
今回は日本とは違う賭けの仕組みが知れて面白い。

今回の作品には、主人公ジェイムズが病気で寝たきりになっている妻エリザベスへの
思いも深く語られていて興味深いものがあり、Forfeit に掛けられている。

1970年のMWA賞(最優秀長編賞)を受賞している作品。
賞をとるほどかな?という感じはあるが楽しめる作品ではありました。


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テーマ : ミステリ
ジャンル : 小説・文学

夏はプールだ!

お元気ですか?

暑い週末。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
昨日は道場に出かけて、思うような練習が出来気分よくした私。
今日も練習しようかなと思ったのは朝のうちだけ。
朝食を頂く頃には、今日は行くのをやめよう・・・とすでにバテバテです。
まぁ、4時から起きて映画を見ているので、寝不足っというのもあるのですがね。

ということで今日はパートナーさんと映画の日にしました。
スウェーデンのヒット作、『ミレニアム』三部作をまとめ見。
ふぅ、ストーリーは面白いのですが、底辺に流れる問題がちょっとね。
ストーリーは雑誌『ミレニアム』を発行する責任者ミカエルを中心に、謎の女性リスベットを取りまく
事件。底辺にDV、人身売買、児童ポルノ・・・うぅ~ん、嫌だな。

三部作を一気に見て一息ついたので、
スポーツジムに出かけて、プールで泳ぐことにしました。

皆さん、夏は海派?山派? なんて質問が聞こえてきそうですが、
私は断然海です。
子供の頃から、夏は父の実家で過ごし庭づたいにつづくプライベートビーチ?で
自由に泳いでいました。
だぁ~れもいない海。少し沖まで泳ぐと潮に流されますが、流れがとぎれたところで陸を見、
山を見て方向を確認しながら戻ります。
海ですから、もちろん足はつきません。当たり前ですね。

でも、これがプールだと違うんです。
実は私、づぅ~っと海で泳いでいたので、プールで泳ぐのが苦手でした。
水の感じが全然違いますからね。
それが、ジムのプールプログラムで泳ぎを習ってからは、もっぱらプールスイマー。

そして私、気がついたんです。
海で足がつかないのは平気なんですが、はじめて国際競技の出来る深いプールや
飛び込みの出来る10メートルも深さのあるプールで泳いだ時の感覚。
ちょっと怖かった。
もちろん、泳いでいる水面の部分なんて、変わりはないのですが・・・

さて、今日のプール。
パートナーさんはアクアウォークを楽しんでいます。
私は、早く泳いでも良いコースで、ちょとスピードを出してみます。
(本当はゆっくりのんびり泳ぐのが好きなのですが・・・)

実は、当地自動車関連企業が土曜日曜日に営業するようになったため、
プールが空いているんです。
スピード上げて泳ぐと、身体が熱くなって水の中でも汗をかくのが分かります。
フォームを確認しながら泳いでいるのですが、やっぱりちょっとスピードも楽しんじゃいます。
しかも、私のレーンに人がいないのをいいことに、バックやバタフライもやっちゃいます。
アスリートではないですが、調子に乗っちゃって・・・。

ふぅ。心地良く泳いだ後はウォーキングプールでパートナーさんとゆっくりクールダウン。

「貴方の泳ぎは見ていて分かるね。ターンもしていたでしょう」
とパートナーさん。
「何処が違うの?」と聞くと
「手が伸びてるよ。」と。(内心ちょっと嬉しい)
まぁ、フォームだけは綺麗に泳ごうと心がけていますからね。

でも、バッタはいけません。久しぶりにバッタをしたら熱くなっちゃった。
夏向きの泳ぎじゃないですね。


今日の夕ご飯は宴会モード。
ビヤガーデンには行きませんが、我が家で乾杯気分です。

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シーフードに新海苔を加えたさわやか系のリゾット。
レモンにクミンを加えたちょっとエスニックテイストのドレッシングでさっぱりサラダ。

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パートナーさんの担当は手羽元の唐揚げと可愛いじゃがいもの唐揚げ。
ね、ビアガーデンのおつまみっぽいでしょう。

暑い夏。カロリー補給も忘れずに。

テーマ : 日記
ジャンル : 日記

24 season7

お元気ですか?

暑い夏なのに、心から夏を楽しめません。
牛肉から検出されたセシウム。
畜産農家、飼料を販売した農家、流通に携わる様々な業者、そして消費者。
みんなが被害者です。
心寒い夏。

FOXが放送してきた24。
アメリカの対テロ組織であるCTUと捜査官のジャック・バウアーを主人公にしたドラマ。
ファイナルシーズンの放送が始まりました。
Season1から見続けていますから、今回も当然録画してDVDに保存。
でも、すぐには見ません。
24のリズムを楽しむには1週間に1回づつ見ていてはせっかくの緊張感が味わえないのです。

政権の中枢にまで入り込んでいる陰謀。
次から次へと起こるテロと意外な裏切り(期待通りといいましょうか)。
それが24時間のうちに進むのですから、1週間に1回ではね。

そうゆうことで、ファイナルシーズンを見るのは放送が全て終わってからになるのですが、
その前に、Season7を見ることにしましょう。(録ったまままだ見ていなかったのです)

24Season7はジャック・バウアーが公聴会で証言している処から始まります。
テロリストから情報を得るために法律を犯して拷問をしたのではないのか?
ジャック・バウアーの捜査は違法なのではないのか?

テロリストに法の下での対応はどこまで可能か。
これがSeason7のテーマです。

私の好きな渡辺一夫先生の講義に、
「寛容は非寛容にたいして寛容でいられるか」というのがあります。
先生は私達に、「森の中に放たれた狼を注意深く警戒しながら歩かなければならない」
と結びます。

Season7のラスト。
家族を殺され生活をめちゃくちゃにされた捜査官トニーはFBIに拘束され、
彼の働きで捕まったテロリストの首領は無罪を主張します。
法の下での苦しい事実。

とこで、24は時代の先見性があるドラマです。
Season1は黒人のパーマー大統領の暗殺計画の話。
オバマ大統領が実現する何年も前の話。
そして、今回のSeason7のテーマ。
現在、アメリカではテロリストへの違法な取り調べがあったのではないかと
ブッシュ政権下の高官にも捜査がおよびそうです。
とすると、Season7では大統領が女性になっています。
アメリカで女性の大統領が誕生するのも近いのかもしれませんね。


さて、話を現在の日本に戻しましょう。
原発の事故に起因する放射能汚染、政治のお粗末、
九州電力の呆れるばかりの思い上がったやらせメール。
24もかくやとばかりに事件が次から次へと出てきます。

これらの事件はジャック・バウアーのようなヒーローがいたとしても解決出来ない事件です。
国民である私達一人一人が日本の中に巣食う狼を注意深く警戒していかなければ
ならないのでしょう。
日本人が自分たちの力を本気で信じる事ができるかどうかが試されている。
そして、この惨事を乗り越えてはじめて世界に発言の出来る国に成長出来るのではないかと
思っているのです。




ナターシャ・グジーさんの映像を見つけたので載せておきます。
(映像はNHKのもののようです。UPした方、それを転載した私、共にちょっといけないのかな?
でも許してほしい。それほどに、ナターシャさんのコメントが胸に痛い。)
私がヨーロッパを視察して歩いたのはチェルノブイリのすぐ後の事。
なんとも言われない気持ちを抱きながら飛行機の窓から雲を眺めたのを覚えています。

ナターシャさんは、この映像とは別に福島での被害についても、
救援のメッセージを送っています。
ナターシャ・グジー 公式ホームページ! がありますので、ご興味の在る方は是非御覧ください。


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キーファー・サザーランド

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テーマ : 海外ドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

プリンターの謎

お元気ですか?

今日2回目のUp
それも私にしては珍しいPC関連です。

我が家では現在PCが3台動いています。
私が使うのが2台とパートナーさんの使うのが1台。それとパートナーさんのipad。
3台のPCは有線でLAN接続されて、無線LANも使えるのですが、
殆どが机の上で使って持ち歩きませんのでこれで事足りています。

さて、先日プリンターを新しく買い替えました。
これまで使っていたのはもう5年以上使っていて、最近ではギーギーガーガー音がしますし、
なにやらバネが伸びたような音もさせています。
印刷も時折かすれているので、プロパティでクリーニングしたりカートリッジを外して
綿棒で綺麗に紙粉を取り除いたりして使っていたのですが、もうちょっと限界。
パートナーさんと相談して購入を了解してもらいました。

プリンターは便利なもので、一台のPCがプリンターケーブルで繋がっていて
他のPCがネットワーク接続してあれば、どのパソコンからでも使えます。
・・・と思っていたら、なんと使えるのはプリンター機能だけ。

パートナーさんがスキャナーとして使いたいと言うので、見てみたら
使うPCにソフトをインストールしなければならないのですね。

ということで、付属のCDをインストールしてみたのですが、思うように動きません。
何がいけないのでしょう。

困った時にはマニュアルを読みなおすのが一番。見落としているところがあるかもしれないと、
手順を一から見直します。
ありました。プリンターをLAN接続するにはルーターとプリンターをLANケーブルで繋ぐようにとあります。
幸いルーターのLANポートは開いていてケーブルもあります。

どれどれ、プリンターのLANの口はどこかな?と。
あれ? LANの差込口がありません。こんな事ってあるのでしょうか?
PCに呼び出したマニュアルには確りとLANケーブルで繋げと書いてあります。

でも、どう探しても無いLANの口。なんだこれ?と不思議に思いながらも
プリンターは無線LANで繋ぐ事にしました。
無線LANの接続はルーターを認識させればいいだけですから簡単ですね。

再度マニュアルを読み、プリンターの操作パネルを見ながら作業を進めます。
あぁ、やっぱり。
操作パネルのところには、LANケーブルを繋ぐという画面がありません。
まぁ、そうですよね。口が無いのですから。

無事PCとプリンターが無線LANで繋がりましたので、
パートナーさんは、サクサクとスキャナーを使う事が出来るようになりました。

それにしても、人騒がせなマニュアル。
一昔前までの読んでも判りにくマニュアルは無くなったと思っていたのに・・・。
ちょっとびっくりなセットアップでした。





テーマ : ひとりごとのようなもの
ジャンル : 日記

ウルトラQ

お元気ですか?

7月も中半を迎え、午後の早い時間に学生が道を歩いています。
「期末試験だったかな」 とパートナーさん。
すこしばかり記憶が蘇って、懐かしい気持ちにひたります。

今年の夏。日本の国民はどのような思いを重ね、将来どのような事を語り合うのでしょう。

小学生の頃の夏休み。
宿題と一緒に渡されたのは、キグレサーカス、木下大サーカスといったチケットと
東映まんがまつりの映画の割引チケット。
我が家ではゴミ箱に直行だったのですが、近い歳の従兄弟の家族と映画に出かけた記憶があります。
「太陽の王子 ホルスの大冒険」なんて、今見ても感動出来る好きな映画ですね。

私の子供の頃は怪獣映画が大人気の時代。
大怪獣◯◯というのが大流行です。
よくおじゃましている『探偵小説三昧』のsugataさんは、お好きなようで時々特撮映画の
感想をお書きになっていて、全く感心するばかりなのですが、残念ながら私には怪獣映画に対する
興味が全くありません。

よく、男の子を“動物好き”と“乗り物好き”に区分けするのですが、
同じように“怪獣好き”と対をなすのはなんなのでしょうか?
仮面ライダ-やウルトラマンのようなヒーローものなのでしょうか?
でも、これらに出てくる悪役はやっぱり怪獣ですね。
どうも、疎い私にはよく分からないのです。

でも、パートナーさんは言います。
「貴方、亀が好きなのガメラを見たからじゃないの?」 
それは当たっているような気がします。
先日wowowで放送されたのを見たときにも、一人しんみり見てしまいました。

さて、子供の頃の特撮ものと言えばウルトラQがなんと言っても先駆けであり代表格。
先日からwowowでデジタルリマスター版として放送していました。
パートナーさんは“カネゴン”が記憶にあるそうです。
もちろん、私も。

『東京氷河期』とか『宇宙指令M774』という作品を見ては、「これ、記憶にあるよ」と。
昨日見た『悪魔っ子』という作品は子どもの肉体と精神が分離する話。
とても衝撃を受けた作品でしたので鮮明な記憶があり、我ながら驚くほどなのですが、
実はウルトラQのお話だとは思っていませんでした。
ウルトラQ以降続く特撮物のどれかのお話と思っていたので、確認出来てとてもよかった。

今年の夏。
ウルトラQで子供の頃の記憶と再会した私。
でも、記憶のトワイライトゾーンに迷いこんではいけません。
いつもならお気に入りの番組はDVDに録画しておくのですが、
今回、ウルトラQは見るだけで消してしまいました。

古い記憶に遊ぶ事の多い私。
ウルトラQの世界に閉じ込められてしまうのを警戒したのかもしれません。

テーマ : TV番組
ジャンル : テレビ・ラジオ

七夕の夜はワインに揺れて・・・

お元気ですか?

今日は七夕、7月7日です。
でも、朝から降り続く雨に短冊飾りどころではありません。
彦星も織姫も可哀想ですね。

そんな雨の中、ラ・サリーブのワイン会に出かけました。
ワインの利き酒を楽しむ会で今回が2回目。
用意されたワインをブラインドで飲み、リストに書かれた銘柄を当てるお遊び。
今回は夏の季節に合わせ、シャンパンも用意されているそうです。

前回は全問正解とはいかなかったので、今日はちょっと頑張らなくっちゃ。

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テーブルにはすでに今日のワインのリストが置かれています。
まずは、スパークリングから。
イタリアのスプマンテとフランスのシャンパンを飲み比べて当てます。

続いて、赤ワイン。
今日は、スペイン、イタリア、フランスと国別に別れた三種類。
それぞれに葡萄の特徴を舌で判じながらこれかな?いやこっちかな?って・・・

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皆さん、思うところをリストに書いたところで正解の発表が!
おう!なんと私もパートナーさんも全問正解でした。やったね。
シャンパンは分かります。問題は赤。
パートナーさんはイタリアワインのサンジョベーゼが真っ先に分かったようです。
私もそれは同じなんですが、やはりフランスのメルローがこれだなって感じ。
それと、スペインワイン。華やかな香りはスペイン独特の顔があります。

あちらこちらのテーブルで笑顔と歓声がこぼれます。

今回はお料理も充実。
ワインのお替りを頂きながら、シェフの料理を楽しみましょう。

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とうもろこしの冷製スープは奥に潜んだ甘さが上品です。

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メインは私がイベリコ豚のシャンピニオンソース。
パートナーさんはスズキ。ライチのソースです。

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デザートもしっかり頂いて大満足!

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そして、全問正解の賞品まで頂戴しました。
私達二人の他にもう一人のお客様が全問正解。
皆さんの拍手を頂きながら、照れくさいけど正直なところほっとします。

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また美味しいものを頂戴しにうかがわなくっちゃね。

ラ・サリーブさん。ごちそうさまでした。

追記)
この日、雨だったこともあって車で出かけた私達。
帰りは“代行”さんを呼んでいただきました。
ご夫婦でやられているのでしょうね。男性が私の車を運転し、女性が別の車でついてきます。

短い距離でしたが、運転手さんとお話をしながら帰宅。
震災で人出が減っていたのが、すこしづつ戻ってきているそうです。

初めて“代行”さんを利用させていただきましたが、ちゃんと車庫入れまでしてくださって、
こちらも満足。新しい選択枝が広がりました。



テーマ : 美味しかった♪
ジャンル : グルメ

『大穴』と『血統』

お元気ですか?

暑い日が続きます。
今朝見た経済ニュースでは、地下住宅の効能を紹介していました。
土地の狭い日本で、戸建て住宅に地下の居住スペース。
番組では、室温が外の気温より10℃以上下がり、2割高の建設費を考えても
満足度が高いと伝えています。

除湿などの換気の必要や排水の強化など地下室ならではの設備も必要ですが、
いいですね。

ディック・フランシスが続いています。
『大穴』は1965年発表の作品。同じ主人公が登場することの少ないディック・フランシスの
作品の中で4作品で主役を張る主人公の登場です。

ストーリーは、
落馬事故で左手に大怪我を負い騎手生命を絶たれた主人公のシッド・ハレーは
探偵事務所に籍をおきながら、重要な仕事もなく抜け殻のような生活を送っている。
義父からの招待をうけて家に行くとどうも怪しい人物を引きあわせられ・・・

今回の作品はチェスのような知恵くらべが見所です。
義父で退役海軍少将のチャールズは何手先も読みながら人を動かしていきます。
シッドは意向を受け駒の動きを楽しみながらも自分の勘を信じて行動します。
犯罪ゲームのコンチェルト。

もうひとつの楽しみは、今回は競馬場そのものがテーマ。
首謀者のハワード・クレーは人気の落ちた競馬場の株を買い集めて乗っ取り、
競馬場を住宅地にして利益を得ようとしますが、そのためには手荒いことも・・・。
経済犯罪の様相を織り込んだ作品。
日本のように競馬場が公営では考えにくい設定です。

そして、今回も楽しめるのが左手を負傷して騎手生命を失ったシッド・ハレーの
心理描写。
実は、義父のチャールズも探偵事務所のオーナーハント・ラドナーも彼の資質を見抜き、
見守っているのですが、シッド・ハレーが目覚めるには自分自身に気がつかなければなりません。
事件に取り組むなかで少しづつ自身の心理を解いていく姿は、この作品に続きを予感させます。

調子がよかったので続けて読んだのが67年発表の『血統』です。
『飛越』という作品が間にあるのですが、まだ購入していません。

『血統』の主人公は英国諜報部員。休暇中のジーン・ホーキンスは上司に呼ばれ
友人のデイブ・テラーの種付け用名馬が行方不明になった事件を調査するように依頼される。

『血統』の面白さは、失踪した馬をどう探して取り戻すのかという仕掛け。
馬は自分で名乗ることが出来ませんから、身体や顔にある模様や傷を拠り所にします。
口の中に刻印された番号というのも初知識。日本ではどうなのでしょう。

もう一つ、『血統』には二人の似たものが登場します。
一人は主人公のジーン・ホーキンス。彼は憂鬱症になっていて、しばしば自分の拳銃ルーガーを
自分に向けたくなる衝動にもかられる。
もう一人は、デイブ・テラーの妻ユーニス。することもなく酒浸りの日々。
それぞれに無為な思いを抱える二人が、自分を取り戻してゆくさま。
『血統』に静かに流れるテーマです。

文中、義父チャールズが「抜かりはない。ラドナー・ハレー探偵社に依頼をした」と言い、
シッド・ハレーが無事探偵事務所の経営パートナーになったことを伺わせるのも嬉しい。


大穴 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 12-2))大穴 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 12-2))
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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

新潮100選

お元気ですか?

今日も当地は物凄い暑さ。
パートナーさんはグリーンカーテンの胡瓜に花が咲いたと喜んでいますが
出来れば早く実もなって欲しいものです。

今日、また大臣が自らの失言で職を辞任しました。
またかと呆れるばかりです。
国民の代表として選出されたはずの国会議員。
それにしても日本の国会議員は言葉の使い方を知らなすぎます。

アメリカのように、スピーチライターがいてというのも“そこまでするの”って感じですけど、
何処のどうゆう状況でどうゆう言葉を使っていいのかということに思慮がなさすぎです。
“先生”と言われるほどに箍が外れるのでしょうか?
情けなくて情けなくて・・・

失言の末に辞任するのに、「思いは人一倍」なんていったって誰が聞くのでしょう。
唇寒しです。
次回の選挙の時には、失言やご乱行報道などで辞した“先生”はリストアップして
再確認させて欲しいと切に思うのですが・・・。


議員先生の言葉の使い方を嘆いていたら、
パートナーさんが新潮文庫の100選のカタログを貰ってきていました。
どれどれと見る私。
正しい言葉、美しい言葉を学ぶには本を読むのが一番です。

美しい言葉を正しく使っていれば、その言葉を使う自分の心が整います。
言葉を正しく使えば、使う私達が言葉に育てられます。
だから、本を読みたくなるのです。

「ねぇ、今年の夏目はなんだと思う」 と私に質問するパートナーさん。
「『こころ』でしょう」 と答える私。
次々に質問と解答。

ところが、井上靖は今年の新潮100選に入っていません。
ちょっと憤慨したような声を出すパートナーさん。
名作の項には星新一『未来いそっぷ』谷川俊太郎『夜のミッキーマウス』
田辺聖子『孤独な夜のココア』などが並んでいます。

星新一も谷川俊太郎も好きな作家ですからそれ自体は嬉しいのですが、
もはや現代作家ではないのですね。

そして現代作家。殆どと言っていいくらい知らない作家、読んだことのない作品が並びます。
しかも、もう私にはそれらの知らない作家を読んでみる時間的余裕はありません。

中学生、高校生だった頃が懐かしいし、あの頃の体力が欲しいと思います。
文庫本を買って読んで作品を楽しんだ後は、解説を読ん文学の世界を体系づけてゆきます。
作品や作家の系図を描くように頭の中で理解してゆきます。楽しかった。

あの頃のむさぼるような読書はもう出来ませんが、
思い出しても楽しくなる経験は私の宝物です。

夏の新潮100選。どれほど多くの人が読書を楽しむのでしょう。
生涯の記憶に残る読書に出会えることを、願いましょう。

テーマ : 日記
ジャンル : 日記

杣人のNuages

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