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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
Nuages・・・雲のようにふんわりとしています

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『南極料理人』

お元気ですか?

GWに入りましたがいかがお過ごしでしょう。
私は明日から京都。用事を挟んでの旅行ですからパートナーさんとスケジュールの
確認をしたり、レストランの予約を入れたり・・・。

映画『南極料理人』を観ました。
TVの「世界一受けたい授業」で食材を余さない工夫料理なんか紹介している
豪快な髭のおじさんと顔は知っていましたが、エッセーは読んだ事がありません。
その未読のエッセー『面白南極料理人』の映画化だそうですが、南極って行ってみたいですね。

実は私、子供の頃に函館にやってきた南極観測船ふじに乗った事があります。
甲板にヘリポートがあってオレンジ色のヘリコプターがあって・・・。
その時以来南極に一度は行きたいと思っているのですが、もう観測隊員になることは出来ません
から、観光ツアーで行くしかありませんね。

映画はペンギンもアザラシもいないドームふじ基地に料理担当として単身派遣された西村氏。
彼の作る料理とそれを囲む隊員の姿を面白く描いています。
極限のなかでの生活ですから精神状態を正常に保つためにも食事は大切でしょうね、なんて
わかったような事を言うつもりはありません。
でも、夜な夜なラーメンを盗み食いする姿なんか見ると笑いながらも泣いてしまいます。

2時間ほど笑い転げてしまう面白い映画です。
是非ご覧ください。

ペンギンの卵のオムライスやアザラシのステーキなんて出て来ませんけど
満足すること請け合いです。


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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

本を渡る

お元気ですか?

昨日の雨が行き過ぎ、今日は空気の透明感が爽やかな朝。
薄い雲を通して陽の光が差し青空も心地よいです。

旅行のお伴に『鎧なき騎士』を持ってゆくつもりが読み終わったので急遽別の本を用意
しなければなりません。
フレドリック・ブラウン?ディク・フランシス?
机の横の小さな本棚には出番を待っている本が何冊かあります。どの本を・・・。
旅に持ってゆくのは小説とは限りません。ドナルド・キーンの『日本人の美意識』なんて
本も読みかけであります。こうゆう本は汽車旅の車窓に飽きた時なんかとてもいいです。
若い頃和辻哲郎の『古寺巡礼』一冊を持ってヨーロッパを汽車旅したのを思い出します。

そんなことを思いながら眺めていて目に止まったのが吉村昭さんの『花渡る海』でした。
これから読む本ですから詳しくは分かりませんが、広島の川尻村出身の船乗り久蔵が
漂流した先が極寒のシベリア。ロシア人に救われ医療助手のような手伝いをしながら暮らし、
3年後天然痘の痘苗を持って函館に帰り着くが・・・。というお話です。
ノンフィクション作家の吉村昭さんですから期待がもてます。

実はこの本は先日 BOOK OFF で見つけていずれは読むかもしれないと買っておいた積読本です。
でも買ったのには理由があるのです。

その一つは函館に帰り着いたということ。当時の日本は開国していたわけではありませんが、
ロシアの船やアメリカの船は函館に寄港しています。その様子が知れたらというもの。
もう一つは高城高さんの『函館水上警察』を読んでいたことによります。

『函館水上警察』のなかに、坂の上の対話-又は「後北游日乗」補遺 という短編があります。
若い森鴎外が函館を訪れているのにイメージをふくらませ書かれた作品ですが、
その中に深瀬洋春という医師が登場します。
天保5年(1835)に函館で医者の家に生まれ順天堂で医学を学んだ人物ですが、
安政4年(1854)に桑田立斎らとともにアイヌに種痘を行い、これが我が国初の種痘であると
言われています。
私は医者ではありませんが、函館出身の医者が初の種痘を行なっていたという事実は興味ある
話ですね。

ところが、吉村昭さんが紹介する久蔵がシベリアに漂流するのは1810年。函館に天然痘の痘苗を
持ち帰るのは1813年。なんと深瀬洋春らが種痘を行う40年も前の事なのです。
この二人、俄然比べてみたくなりませんか?
方やエリート医者と方や一介の水夫。歴史の面白さを感じずにはいられません。
それが時代のずれがあるにしろ同じ函館で交差しているのです。

こうゆう歴史のひだに隠れたもの、一つの場所や物を通して人が重なる面白さを知るのは
本を読む醍醐味ですね。
それに、『函館水上警察』を読まなければ『花渡る海』にも出会えなかったかも知れません。
読書の連鎖です。


子供の頃から私はこうやって本を渡ってきました。
何かのきっかけで読んだ本。その本の解説に紹介される他の作家や作品を読み、
本の世界はどんどん広がって行きます。
もちろん本屋さんで目に止まってというのもありますが、それは始めの一歩で二歩目は解説から。
これまでに読んで来た本のツリーマップを作ったらさぞ面白い傾向が見られるかもしれません。

本を渡る楽しさは未知の世界との出会いですが、その因果を探るのも面白いかも知れません。


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テーマ : 文学・小説
ジャンル : 小説・文学

『鎧なき騎士』

お元気ですか?

当地朝から雨が休みなく降り、時折は強い風も交じっています。
皆さんの所はいかがでしょうか?

先日旅のお伴に文庫本、という話でジェームズ・ヒルトンの『鎧なき騎士』を京都旅行に
持って行こうと思っていると書きました。
でも、計画変更です。読み終わってしまったのです。430頁ほどある本ですが、
読み始めると面白くて・・・。

『鎧なき騎士』は1933年に出版されたロシア革命を舞台にした冒険とロマンスのお話です。
主人公は牧師の家に生まれたA・J・フォザキルという青年。7歳の時に父親が事故で亡くなり
遠い親戚に引き取られケンブリッジ大学を出て新聞社で記者の職につくが才能もない。
ふとした事で警察のご厄介になったことから、育ての親に愛想をつかれイギリスを出ることを
命じられる。そこで、新聞社に掛け合い海外事情を書くという理由で極東に出るが・・・。

ロシア革命って今の時代に興味を持つ人はいるでしょうか?
映画だと『ドクトル・ジバゴ』が記憶にありますが、ディズニーでは『アナスタシア』?
『戦艦ポチョムキン』なんていうのも有名ですね。
世界で初めて社会主義国が誕生した歴史の局面です。あまりにも大きな局面ですからその
大きな波を見てしまうと現実がかすんでしまうところがあります。
1933年にその歴史の渦のなかの現実を描き作品にしたヒルトンの力に感服します。

そうは言ってもなかなか私達に当時のロシアの人たちの様子は分かりません。
赤軍や白ロシアと言っても今ではピントきません。
ところが、話のなかに日本が登場すると云えば興味がわくのではないでしょうか。
たとえば、主人公が歩くロシアの町に日本やアメリカから輸入された缶詰が出てきます。
当時、缶詰は日本の主要な輸出産品でした。パリ万博にも出展され品質の高さを評価されています。
缶詰はナポレオンが奨励して開発されたものですが、軍の食料として利用され、アメリカでは南北
戦争でその価値が評価されます。日本では日露戦争で需要が伸びるのです。
その日露戦争により敗北したロシア。国力の低下によりロシア革命にはずみがついたとも言えます。
そしてヒルトンは作品のなかで日本からロシアの労働者・革命を組織するものたちへ資金が流れた
と書いています。なかなかリアリティのあるところです。

さて、主人公は革命下のロシアを伯爵夫人を伴って逃げまわります。
まさに冒険とロマン。
そして、ラストには温かい思いが・・・。

ジェームズ・ヒルトン。『失われた地平線』『チップス先生さようなら』などで知られて
いますが、『鎧なき騎士』もなかなか素晴らしい作品でした。
お薦めの一冊です。



テーマ : 文学・小説
ジャンル : 小説・文学

『坂口安吾盗難事件』

お元気ですか?

久しぶりにに東直己さんの『坂口安吾盗難事件』という本を読みました。
と言っても東さんの作品はタイトルになっている短編が一つ。
その他は坂口安吾の推理小説とそれに付した僅かな解説。
東直己さんの坂口安吾に対する愛情と、読者が坂口安吾を読んで楽しめるようにという
親切心からの解説を盛り込んだ本なのです。

坂口安吾は太宰治と並び評される作家ですが、正直私は名前は聞いて知っていますが、
読んだ事がありませんでした。
太宰治だって、あの桜桃忌が行われる三鷹のお寺のすぐ側に暮らしていたにもかかわらず、
読書人としての興味は無く、小学校の時に?「走れメロス」を教科書で読んだきりです。
だから、申し訳ありませんが東さんが坂口安吾の何処に好意を持っているのかは分かりません。

作品は昭和20年代。戦後すぐといっていい時代に書かれたものばかりです。
投手殺人事件(1950)、心霊殺人事件(1954)、正午の殺人(1953)、
南京虫殺人事件(1953)、能面の秘密(1955)、アンゴウ(1948)、
東さんも本書のなかで言っていますが、新幹線も東京オリンピックもまだの日本です。
推理小説として読めばそれぞれに捻りがあって面白く読めます。
戦後の日本の雑踏と退廃とそこから浮き出してくる生命力みたいなものも感じられます。
ただ、「アンゴウ」意外はお金に絡む事件で私にはちょっとという部分があったのも事実。
これも戦後の世相を写しているのでしょうか。

最後に東さんの手になる「坂口安吾盗難事件」という作品が収められていますが、
「作中、フレドリック・ブラウン作『ミミズ天使』のメイン・プロットと言うかガジェットと言うか、
いわゆる「オチ」に触れた部分があります。」と断りが書かれています。
残念!『ミミズ天使』は読んでいません。
でも心配いりません。『ミミズ天使』と「坂口安吾盗難事件」との関係は読んでいると分かるように
書かれています。で、思わず苦笑してしまいます。

東直己さんの本、ススキノ探偵シリーズも畝原シリーズにしてもどれもダークな部分のある
内容ですが、おなじみの登場人物達は何処か優しい目を持っています。

それと同じように東さんは坂口安吾を大切にしているのでしょうね。


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テーマ : 文学・小説
ジャンル : 小説・文学

初挑戦には・・・

お元気ですか?

今日は当地一日中雨です。
朝から弓道の用事で出かけますが、お昼過ぎには帰宅。
雨ですっかり体が冷えてしまいました。

お風呂に入ってのんびりし、さぁ夕ごはん。

「今日はピザです」ってパートナーさん。

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最近、太り過ぎの体重を減らさなければなりません。
ボリュームを抑えながら品数で満足感を工夫しましょう。

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ワカサギのエスカベッチョはパートナーさんの定番。

今日の新作はエリンギとベーコンの柚子胡椒炒めです。

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先日スーパーでエリンギとセロリを沢山購入しました。安かったんです。

そこで、パートナーさんが最初に作ったのはセロリとエリンギのごまマスタード風味のあえ物。
二日目に作ったのは、エリンギをポン酢につけて電子レンジでチン♫したもの。
そして今日。上の写真はエリンギとベーコンを炒めて柚子胡椒を薬味に加えています。
どうやら、クックパッドのレシピーを参考にしたようです。

「柚子胡椒って加減が難しいよね。」
「お好みの量でってあったから小さじ一杯入れてみたんだけど・・・」

箸を伸ばすと柚子胡椒が見えます。
ん?美味しいけどひぃ~。ちょっと辛いです。

「柚子胡椒多かったかな?」
「ふぅ~、汗が出てきたよ。でも美味しいから・・・」

何事も最初の試みは試行錯誤が当たり前。食べて見なくては分かりません。
そしていつも実験台になるは私。
毎日の食事作りも冒険とチェンレンジ。新しい事の発見と思えば楽しいですね。

皆さんの今日の食事はどんな冒険がありましたか?




テーマ : おうちごはん
ジャンル : グルメ

巡りあうもの

お元気ですか?

昨日は旅のお伴にウォークマンという現代のツールを用意する話を書いた。
ならば、今日は古くからの旅の友、本。

旅行に出る時に私が必要とするものは、
旅先のガイドブック、時刻表、ラジオ、文庫本。
ところが最近ではガイドブックはネットで情報が得られる。
時刻表は汽車旅から車旅になったせいで、持ち歩かなくなった。
ラジオは手のひらサイズの短波ラジオが良い。
国内でも海外でもラジオは気軽な地域の情報ツールだ。
そして、文庫本。
旅に持ってゆくのは文庫本だが、出発前にすこし読み始めていることをお薦めする。
旅先で読み始めてなんとなく波長が合わなかったりしたらただのお荷物になる。
文庫本なら場所をとらないではないかというのは間違いで、
旅先で読むものの無い悔しさは心の重石になってしまい、つまらないホテルの雑誌を
情けない気分で眺めるはめになってしまう。

旅行に出かける数日前から、どの本をお伴にするかを頭の隅におきながら本を読む。
フィリップ・K・ディクは『マイノリティー・レポート』を読み終え、『まだ人間じゃない』も
あっとゆう間に読んでしまった。さめた皮肉と洒落たオチが星新一を思い出させる。
フレドリック・ブラウンも良いが『天の光はすべての星』の後、2冊目が手に入らない。
高城高さんの全集も文庫だから候補である。
『墓標なき墓場』『凍った太陽』と読み進んできたから3冊目の『暗い海深い霧』もいいのだが、
北海道が舞台の巻だから旅行をそっちのけでのめり込む心配がある。
もとより高城さんの作品は部屋で落ち着いて読むのにふさわしい文章だ。

なんだかんだ言いながら本を探すのが楽しい。


話は少し変わるが先日来パソコンでラジオを聞いている。
radiko.jpというサイトがあり、放送大学やラジオNIKKEI、ローカル局を聴ける。
Google Chrome には「こらじこ」という無料ソフトがあり、全国のラジオ局を選択出来る。
もっとも聴けるのは地域で受信可能な局に限られる。
電波で聴くように200㎞も離れた放送局を夜耳を凝らし息を潜めて探すような楽しみはない。
それでも、NHKAMの第一第二、FM、ラジオNIKKEI、放送大学、ローカル局と聴くことが出来るのだから
便利なことこの上ない。

ラジオ小僧だった昔を懐かしみながらパソコンでラジオドラマを聴いてみる。
日曜名作座やFMシアターが今も放送されているのに感激しながらネットで番組情報を
チェックしようと思って開いたら、「NHKネットラジオ らじる★らじる」 というサイトがあって
ここからも直接ラジを番組を聴くことが出来る。

「ラジオ第1(R1)・ラジオ第2(R2)・FMの番組を、インターネットを通して放送と同時に提供するサービスです。
山間部など電波の入りづらい地域、夜間の外国電波混信、マンションなど鉄筋コンクリート住宅の全国的普及など、ラジオ放送が聴取しにくい状況の改善を目的としています。インターネット環境が整っていれば、ラジオ放送をノイズの少ない音でお聞きになれます。平成25年度末まで試行し、改善効果を検証します。
らじる★らじる でNHKラジオをお試しいただき、みなさんのご意見をお寄せください!」


とある。試行段階のようだが、是非利用して発展に期待したい。
確かに私がラジオを聴かなくなった理由の一つにマンション暮らしで聴きにくくなったというのがある。
ラジオは手軽ながら素晴らしい情報ツール・コミュニケーションツールだからネットの利用でラジオの
利便性が広まるのは良い事だと思う。

さて、久しぶりにパソコンでラジオを聴き出した理由の一つにラジオドラマを聴きたいというのがあった。
日曜名作座やFMシアターも良いが、青春アドベンチャーも思い出深い番組。
私が学生の頃は夕方に放送していたのではないかと思うが、どうだろう?
バローズの『地底世界ペルシダー』にわくわくしながら耳をすませたものだ。

そんなことを思い出しながら番組表を見ると、
ジェームズ・ヒルトンの『失われた地平線』を放送するという。15分番組で10回の放送。
ジェームス・ヒルトンといえば『チップス先生さようなら』で有名だ。
ピーター・オトゥール、ペトゥラ・クラーク出演の映画を映画館に観に行き本も読んだが、
教師という仕事がほろ苦くいい仕事に思える・・・とまたしても感傷に。
もちろん『失われた地平線』も冒険小説としては西洋人の東洋趣味を反映している傑作。
想像力をかきたてる場面展開はラジオドラマ向きだろう。

処々聴き逃す日もあったが『失われた地平線』を聴き、本で読みたくなった。

またしても、BOOK OFFの登場。
ところが、eBOOK OFF に在庫が無い。そのかわり『鎧なき騎士』がある。
こちらも冒険譚。マレーネ・デートリッヒで映画になっているからご存知の方も多いだろう。

ということで、今読んでいる。
そして、旅のお伴はこの本に決定!
1933年に発表された『鎧なき騎士』はロシア革命を背景に英国青年の恋と冒険のお話。
読み始めてジェームズ・ヒルトンの筆力に引きこまれてゆくのが分かる。
GWの私の京都旅行はこれで何倍も楽しくなることは間違いが無い。


皆さんは旅のお伴にどんな文庫本をお持ちになるのでしょうね。


鎧なき騎士 創元推理文庫

テーマ : 文学・小説
ジャンル : 小説・文学

ケーブル

お元気ですか?

連休を間近にして何かと落ち着かない日々。
というのも、今年のゴールデンウィークは久しぶりに京都に出かけるのです。
何処に行きたい、何を食べたいはパートナーさんにお任せしているのですが、
さてさてどうなることやら。

私達の旅は車旅です。
旅のお伴にウォークマンは必携。
車の中でもラジオやCDの代わりに今ではウォークマンに入れた曲を楽しんでいます。

そのために使っていたのが、FMトランスミッターというもの。
ウォークマンの音をFMで飛ばしカーラジオで受信して聞くという道具で、
シガーソケットから電源を取り充電もできます。

ところが、この道具車が沢山走っている町中では他の車のFMとぶつかります。
高速道路でもトラックが近くにいると混信します。
好きなジャズを聞いていたらいきなりガガガガジジジジって演歌が聞こえてきたりします。
周波数もいくつか変えられるようになっているのですが、それでも混ざります。
しかも、いつも相手のほうが強い!
これってちょっと面白くありません。

そこで、何かいい方法がないかと思って探していたら
ウォークマンからカーオーディオのAUXに入れるケーブルを見つけました。

「オヤイデ電気のオーディオみじんこブログ」

あっ、これいいな。欲しいな。って思います。
ブログには実売価格1.512円と書かれています。
お値段も手頃でしょう。

しばらく心の中に留め置いて、他の商品も探します。
SONYさんからは出ていませんので、YahooオークションやAmazonを覗いてみますと
少ないですが幾つかあるようです。シガーソケットから電源を取るものもあります。

見つけました!
ブログで知ったオヤイデさんのケーブがAmazonにも出品されています。
しかも、並行輸入ものもあり780円で送料無料。
「ねぇ、こうゆうの有るんだけど買ってもいい?」ってパートナーさんに報告し、クリック。

今日届きました。

DSCN4001_convert_20120419114516.jpg

早速、車に行って接続し使えるかどうかを試します。
ボリュームをすこし大きめにしなければなりませんが大丈夫。問題なく使えます。

私が購入したのはケーブルの長さが8㎝とちょと短く、ウォークマンがオーディオからぶら下がって
しまいますので延長ケーブルをつかいますが、これで車中の音楽は混信のストレスなく楽しむことが
できます。

ウォークマンやiPod をお使いの方にはお薦めのケーブルです。

テーマ : 商品紹介
ジャンル : 日記

悲しい不協和音

お元気ですか?

4月も半ばを過ぎ、当地の桜はすっかり葉桜になってしまいました。
「去年は第一週までだったのにね。」とパートナーさん。
よく覺えているもんです。
「だって、高遠の桜はいつも中旬に観に行ったでしょう・・・」って。
そう、東京に住んでいた頃、知り合いに各地の桜見物に行かれるご夫婦がいて、
信州伊那の高遠の桜を紹介して下さった事があったのです。
そこで、パートナーさんを誘い車で桜見物にでかけます。
ところが、その年はまだ桜は三分咲き程度。
そこで、次の年も・・・。
そして三年目にして満開の高遠の桜を満喫したのです。(パートナーさんはよく覺えています。)

高遠の桜は「信州伊那 高遠さくら祭り」というHPがありますので、開花情報などを参考にして
お出かけになることをおすすめします。

高遠は江戸中期、七代将軍家綱の時代に大奥女中として仕えた絵島の物語の地でもあります。
高遠のHPに「絵島と生島の悲恋物語」があります。
詳しくはこちらをごらんいただきたいのですが、見所の多い町なのです。

そして、喰いしん坊の私のこと。花見のおまんじゅうだけでは帰りません。
実は伊那市はダチョウ料理で話題の場所でもあります。
「ねえ、お花見に行ったらダチョウ料理を食べてこない?」とアピール。
高タンパク低カロリーのダチョウ料理を調査すべくお店探しをせっせとしたのです。
・・・おっと枕がながくなっちゃいました。
ダチョウ料理のお話はまたの機会に。

さて、今日のタイトルは「悲しい不協和音」。
実は夕ごはんをいただきながら、TVのニュースを見ていました。
またしても政治家の話題。どの政党の誰とは言いません。皆さんどうなんでしょう。
人のあら捜しや揚げ足取りに忙しそうです。
自分の言動をもって国を動かし国民につくすというのが政治家の姿。
でもね・・・今の政治のありようを見ていると情けなくて恥ずかしい。
国民との不協和音でしょうね。

不協和音のその2

今日の我が家の夕ごはんはピカタ。

DSCN3989_convert_20120416195142.jpg

ピカタは豚のヒレ肉でこれはまあ良い感じでした。
問題は付け合せ。

当地の三方原では素敵な野菜が沢山採れます。
ジャガイモもその一つで、北海道で美味しいジャガイモを食べて育った私が保証しますが、
本当に美味しいジャガイモがあるのです。
それをピカタの付け合せに載せています。

DSCN3991_convert_20120416195210.jpg  

そして、スーパーで買った小野万の塩辛。
気仙沼の復興支援と思い、時々買い求めています。

付け合せのジャガイモと小野万のイカの塩辛。
パートナーさんは函館の居酒屋でジャガイモに塩辛を添えたメニューが有ったのを
思い出して、試してみます。
「うぅ~ん、合わない。」と苦虫を潰したような顔。

DSCN3992_convert_20120416195244.jpg

そこで私も試して見ることにしました。
なるほど合いません。

三方原のジャガイモは北海道のほど味が濃くなく優しいお味なんです。
小野万の塩辛に味で押されてしまって美味しさが消えているんですね。
函館で美味しい料理も当地では残念な結果となった次第です。

ジャガイモに塩辛という組み合わせは私は函館時代に食べたことがありませんでした。
やっぱり塩を軽くふるか、バターを塗ったのがいいですね。


取り留めの無い今日の話題。
不協和音も実は上手に使うと新しい音楽を発見する力になってきました。
近代の音楽をちょっと知っていると分かりますが、音楽史のお話は詳しい方に
お任せしましょう。

今の日本。
不協和音の中から新しいものを見つける事が出来るのでしょうか?






テーマ : おうちごはん
ジャンル : グルメ

海老と鶉

お元気ですか?

今日は一日弓道審査のお手伝い。
受審者の真剣な気合に接して心が清々しく喜んでいます。
そこで、昨日のプチパティーの続き、後夜祭と参りましょう。

まず、最近お馴染みのワインブティックパニエに出かけ、ワインを選びます。
お馴染みの店員さんに「鶉のコンフィを食べるんだけど、どんなワインがいいかな?」と相談。

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ブルゴーニュの赤ワインを選んでいただきました。
ワイン屋さんでは自分たちの好みを伝えて選んでもらうのも楽しみかたの一つですね。

さぁ、ワインが決まったことで、安心して夕ご飯です。

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海老の殻からとったスープをジュレにして(もちろん海老も入っています)、イチゴをトッピング。
そして、海老のスープをベースにクリームを作りマカロニのソースに仕上げ、いただきましょう。
バターの風味も効いて美味しさは広がります。

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そして今日のメインは鶉のコンフィ。といっても、しっかりコンフィではなく
まぁ簡単にコンフィ風に仕上げた鶉です。
でも、三方原のちっちゃなジャガイモに人参の付け合せも可愛く、美味しいのです。

かくして、我が家のパーティー的夕食は今宵もまるで宮廷料理さながらに?
美味しさが幸せを満たしてくれるのです。


テーマ : おうちごはん
ジャンル : グルメ

un putit parti

お元気ですか?

今日はタイタニック号が氷山に衝突して沈没した日。
先日から特集番組が詳細な情報を伝えています。

もう一つ、新東名高速道路が三ヶ日から御殿場まで開通しました。
我が家にとっても東京まで安く近くなりますからちょっと便利。
でもほとんど直線のように感じられる道路。勾配も少ないということです。
運転していて退屈しないかな?ちょっと心配。

そして今日は我が家のお祝い日。
そこで、手巻き寿司の夕ごはんで楽しみます。
でも、手巻き寿司って写真に撮るのはちょっとね。
だから、ケーキを。

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イチゴのタルトとヨーグルトのカシス。
明るい赤が華やかさを彩ります。
たまには、いいでしょう?



駅近くのデパートの地下に入っているケーキ屋さん。

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ご馳走さまでした。




テーマ : 美味しかった♪
ジャンル : グルメ

『マイノリティー・リポート』

お元気ですか?

フィリップ・K・ディックの『マイノリティー・リポート』を読みました。
先日フレドリック・ブラウンの『天の光はすべて星』を読んで以来ちょっとSFづいているのです。
ブラウンの他の作品も読みたいと思ってBOOK OFF をぶらぶらしてみるのですが、見つけることができません。そこで映画『アジャストメント』を観たこともあってK・ディックの作品を読んでみようと思った次第なのです。

もともと、SF小説の熱烈なファンというわけではありませんので、映画や解説者による紹介、巻末の広告などを頼りに新しい本を見つける読み方です。
K・ディックはやはり映画『ブレードランナー』の原作『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』で以前読んだことがありますがそれ以来です。


今回読んだ『マイノリティー・リポート』は短編集です。
表題の『マイノリティー・リポート』(1956)はプレコグと呼ばれる予知能力者の情報によって犯罪を
未然に防ぐ未来社会の話。トム・クルーズ主演で映画化されています。
『ジェイムズ・P・クロウ』(1954)はロボットが人間を支配する社会。皮肉な結末がシュールです。
『世界をわが手に』(1953)は極小宇宙を手のひらサイズで育てる話。
『水蜘蛛計画』(1964)は時間旅行をテーマにした作品。光速で飛ぶ宇宙船の問題を解決するために
SF作家を未来に連れてくるのですが・・・。
『安定社会』(1953)もタイムトラベルもの。
『火星潜入』(1954)は火星人との闘い。素直な描写が心地良い作品です。
『追憶売ります』(1966)は火星旅行を熱望する男が記憶操作の旅行体験をしようてとして思わぬ
事実が・・・という話。『トータル・リコール』という映画でシュワルツネッガーが主演しました。

7作品どれもが申し分なく面白く、読んでいて心と脳みそが混ざり合う楽しさを感じます。

『水蜘蛛計画』ではK・ディックお得意の予知能力者プレコグと時間旅行がテーマです。
しかも、ここでのプレコグは現代のSF作家達。未来では彼らの書いた小説が未来を予知
したものと考えられ、評価されています。コメディータッチの素敵なオチが笑えます。
本書の中でのお気に入りはこれでした。

さて、私は子供の頃ちょっと先の未来が見えるプレコグでした。
前に書いたかもしれませんが、頭の中に映像としてはっきり何が起こるのかが見えたのです。
私にはよくあることでしたので誰にでもあるものだと思っていたくらいです。

でも、この経験は時間軸やパラレルワールドへの興味を私に芽生えさせ、その後SF小説で
そうゆう話に出会うと強く引かれる原因となっていました。
一時期、オカルティズムに答えを見出されるかと調べたりしたこともありましたが、
占いで友達を喜ばせるくらいしか成果はありませんでした。
もちろん、今も予知をビジョンとして見ることへの興味はありますし、現象の真実を知りたい
と思っています。誰か緒を教えてくれないでしょうか。そんな人の登場を予知してみようかしら。

今回、K・ディックの本を読み、彼がこのテーマを得意とした作家であったことを知ったのは
私にとってとても意味の有ることです。
もう少し、何冊か読んで見ることにしましょう。


マイノリティ・リポート―ディック作品集 (ハヤカワ文庫SF)マイノリティ・リポート―ディック作品集 (ハヤカワ文庫SF)
(1999/06)
フィリップ・K. ディック

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テーマ : SF
ジャンル : 小説・文学

雲丹のパスタ

お元気ですか?

今日の夕御飯は簡単にパスタ。パートナーさんのリクエストです。

夕方、スポーツジムから帰ってくるとすぐ台所に立ち、パスタを茹でます。
ボウルに生クリームと塩雲丹を入れて木べらで細かくして混ぜあわせましょう。

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程よくアルデンテになったらパスタパンから雲丹ソースに投入!
手早く混ぜてお皿に盛りつけて完了!

一方、それだけでは食卓が味気ないので箸休めの一品。
シーチキンの缶詰を開け、椎茸を添えてオリーブオイルをかけてオーブンへ。
椎茸が乾かないように注意しましょう。

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簡単ですが我が家夕ごはん。
アルゼンチンのワインも控えめにしながらも・・・。


テーマ : 美味しかった♪
ジャンル : グルメ

春はテレビが面白い

お元気ですか?

昨日、当地は朝から雨が降りっぱなし。
夕方、スポーツジムに出かける頃には、桜並木の堤に水が溢れるかと思うくらい。
軽自動車が道を流れる雨水にタイヤをとられたのでしょうか、スタックしています。
三角の警告版を出し、ハザードを点灯させていますが、心細いでしょうね。


新入学の中学生が我が家の前を歩いています。
まだ小さな体に大きな学生服。
私も中学生の頃はこの世の春とばかりに元気でしたね。

春はテレビが面白いです。特に教育テレビ。
語学の番組が好きですから、テキストを買ってテレビの前で勉強するというわけ
ではありませんが、チャンネルを替えている時にふと止めて見てしまいます。
身振り手振りの寸劇風にその日のテーマの練習が繰り返されているのを見ている
だけでも楽しくなります。教え方も随分と変ってきたましたね。
英語やフランス語など古くからある番組と韓国語やアラビア語のように新しい番組とを
比べるのも面白いものですし、番組の中に風土感じるのも面白いものです。

語学だけではありません。やはりチャンネルを回していたら、数学Iを放送していましたが
思わず引きこまれてしまいます。
代数の話をしています。文字で式を表すって紹介しながら書き方のルール
(×や÷って書かないとか、アルファベット順に書くとか・・・)を手際よく教え、
代数のメリットを上手に伝えています。数学が楽しくなりますね。

もう一つ、今日から「仕事ハッケン伝」という番組が始まります。
「仕事ハッケン伝」はタレントがやってみたかった仕事にチャレンジするというもの。
去年も放送していたんですね。
色々な仕事の中身をテレビを通じて知るだけでも観る価値があるかもしれません。
そして、新番組ではありませんが、「仕事学のすすめ」という番組もあります。
これは各界の著名人が自分の仕事を通じて様々な経験や意見を紹介する番組です。

不況や就職難といった現代を反映しているのでしょうが、仕事とは何か、自分はどんな仕事に
つきたいか、その仕事は自分が目指す自分の姿との関係は・・・そんなことを考えるきっかけに
することが出来ればいいのでしょうが、果たしてどうなんでしょう。
私が学生の頃にこうゆう番組はあったのでしょうか?記憶にはありません。
なにせ人一倍呑気な生活をしていて学生時代に働くということを考えた事がありませんでした。
中学生時代からもう少し確り考えていれば、もうちょっとマトモな大人になっていたのでしょうか?

テレビ番組は時代を写します。視聴者のニーズに応えなければならないのはもちろんです。
韓国語やポルトガル語が語学講座に登場したのは最近のこと。ブラジルからの日本に働きに
来ている人が多いからでしょうか。韓流ブームはTVドラマがあふれていることでも分かります。

春の教育テレビ。色々楽しめそうですね。




おことわり)
今は教育テレビって言いませんね。Eテレ。
教育テレビの方が分かりやすいと思うんですけどね。

「仕事ハッケン伝」は総合で放送です。

テーマ : 日記
ジャンル : 日記

お花見の代わりに

お元気ですか?

週末、お花見に町が賑わっています。
徳川家康ゆかりの城址公園にもそれほど多くはない桜を目当てに人が集まります。
市内を流れる川の堤、湖のほとり、遺跡のある公園・・・
皆さん好みの桜があるのでしょうか?



特にお花見に出かけたり仲間とピクニックシートを広げて集うことをしない我が家。
代わりにレストランに出かけて食事をすることにしました。
先日のワイン会で頂戴した食事券も使わなければ期限がきてしまいます。
しかも、今月はパートナーさんの誕生月です。月に誘われてでかけましょう。

お店の道々に夜桜でも見られるかな?と思っていましたが、
渡る川の堤には桜は植えられていません。

お馴染みのレストラン、ラ・サリーブさんにすこし遅れて到着。
個室に案内されて席につきます。

マダムと近況の報告をしているところに、シェフからお料理の説明を受けます。
説明を伺ってワインを決めるのです。
シェフが描いている今日のコース。アミューズから一つ一つ伺いながら
私の頭の中でお皿と味が広がってゆき、ワインも自然と浮かんできます。

「サンセールかムスカデの軽い白がいいね」と言う私にマダムが出してくれたのが、
ムスカデ。 さぁ食事の始りです。

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トマトのムースはカプチーノのように泡。人参がトッピングしています。

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猪の生ハム、塩麹を使った豚のハムとシェフ手作りのハムが続きますが、
写真のデータが壊れてしまい残念。
でも、続いて出されたミル貝の温かいサラダはとっても美味しい一皿。
仄かな磯の香りと貝の甘さ柔らかさが優しく口の中に広がります。
シェフが私たちのために蒲郡から取り寄せてくれたミル貝で作ってくれた新作です。

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続くのは、フォアグラのミルフィーユ。
フォアグラをパイ生地で挟んでいるのですが、絶妙なバランス。
のせられたイチゴも甘くて感激です。
ホワイトアスパラガスやほおずきもいい感じにマッチしています。

DSCN3962_convert_20120409110647.jpg  DSCN3963_convert_20120409110713.jpg

そろそろ赤ワインも頼みましょう。
モンジャール・ミュニュレの赤ワイン。以前から親しみのあるワインですが、
息子さんの代に替ったとのことですので、それならとお願いします。

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しっかりした舌触りながら透明感のある赤ワイン。
まだ少し酸味が元気でしたので、デキャンタしていただきます。

ノルウェー産の手長エビ。確りした湯葉を軽く揚げ身を包んであります。
繊細な甘みにエビの身ですから味を邪魔しない湯葉を使うのはアイデアですね。
こうゆうシェフのアイデアを拝見できるのも料理の楽しみです。
喰いしん坊の私は頭の中のみそも掻きだしてソースを絡めていただきます。

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口直しのシャーベットで一休み。

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そして次のメインはパートナーさんの大好きな鴨。

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レバーを使ったソースが絶妙なお味。
伝統的本格フランス料理の醍醐味がここにはあります。

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ブラッドオレンジのデザートでお終い。

花より団子というわけではないのですが、
美味しいものを頂いていると、心の中に花が咲きますね。
あまりのご機嫌に、今度来る時は誰かお誘いしたくなっちゃいました。

ん?誰を?

テーマ : 美味しかった♪
ジャンル : グルメ

『食堂かたつむり』

お元気ですか?

当地は朝から強い風が吹いています。
桜は健気に咲いていますが、その花の下からはすでに薄緑の幼葉が。

小川糸さんの『食堂かたつむり』という本を読みました。
またしてもBOOK OFFの100円コーナーにあったのでタイトルだけで購入です。

ストーリーは
恋人に糠床一つを残して一切を持ち逃げされた主人公倫子は、傷心をかかえて
故郷に帰り、レストランを開きます。里村の人たちの協力でオープンしたレストラン。
ところが、倫子の作る料理を食べると願いごとがかなうようだと評判になり・・・。

私の趣味というか癖というか、タイトルに食べ物に関係するものを見つけると
思わず手にとってしまいます。
作家、エッセースト、料理家、誰が書いたものでも区別はありません。
食べるものを前にして人は正直になってしまいますから。

でも、読んでいて“この人本当に食べることが好きなのかな?”って思ってしまう本も
あります。

以前WOWOWで『天国のスープ』というドラマを観て気に入り、本を読んだ事があります。
国仲涼子さん、井川遥さん、時任三郎さんらが出演していてなかなか良いドラマだったのです。
ロケに使ったお店も吉祥寺で食事に行ったことのあるところでしたので、
それも、贔屓のポイントでした。
でも、本を読んでも文字の中から美味しさが伝わってきません。
スープの話なのにゆげが立って私の鼻をくすぐる感じがしてこないのです。
ものすごく残念な思いをしてその本はダンボール箱の中です。

今回の小川糸さんの『食堂かたつむり』は読みながら何を書きたいのか分からないくらい
文章の程度は低く、おやおやと読み始めます。
既成的言葉で描かれた情景を並べているだけで文章が活きていません。
自分の言葉を持っていないのでしょう。
当然、人物描写も稚拙ですから人物像が浮かんできません。
紙人形を並べたってもうすこしドラマにすることは出来るでしょう。

登場人物にしてそうなのですから、食べ物が美味しく書かれるわけがありません。
料理雑誌をめくって気に入った料理を写真をみながら書きだしたような感じ。
小川糸さんという方の力量でしょうから、私はそれを責めるつもりはありません。
ただ、私の好きな食べ物を取り上げながら美味しくない文章が並んだことに
残念で寂しい思いをするばかりです。

TVではグルメ番組をやると視聴率が上がります。
地域のお店紹介、歴史に名の残る高級レストランばかりではありません
B級グルメだの大食い大会だの、それこそ“なんでもあれ”の世界です。

出版の世界もそうなんでしょうか?
もし、食べ物やレストランを舞台にしたお話を書いたら売れる。
私みたいについついよだれを垂らしながら手を伸ばして買ってくれる。
そんな下心で書かれているのでしたら・・・
そんなこと想像してしまったら、泣きなからアイスを抱えてしまいそうです。

あぁ、なんか読んでいるだけでいてもたってもいられなくなるような、
そんな狂おしく美味しい本はないものでしょうか?

食堂かたつむり (ポプラ文庫)食堂かたつむり (ポプラ文庫)
(2010/01/05)
小川 糸

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テーマ : 小説
ジャンル : 小説・文学

『天の光はすべて星』

お元気ですか?

当地、川沿いに植えられた桜が満開で足元に咲く菜の花と見事に調和しています。
散歩途中の人がスマートフォンで写真を撮ってます。
町の中心部にあるお城址公園にも桜を目当ての車が長い列。

フレデリック・ブラウンの『天の光はすべて星』を読みました。
先日『アジャストメント』という映画を観て、久しぶりにSFを読みたくなったのです。

ストーリーは
1997年、人類は宇宙開発の熱からすっかりさめ、もと宇宙飛行士のマックスは失意の
生活をしていたが、木星探査計画を選挙公約にした女性議員ギャラハーを知りいても
たってもいられなくなる。“星屑”と呼ばれる宇宙への熱い思いをいだく人たち・・・。
ロケットを飛ばすため、老いた宇宙飛行士のチャレンジがはじまる。

地味なお話です。主人公は宇宙船のパイロットだったものの事故で片足を失い、
現役を引退してから久しく、それと同じく社会もロケットを開発して惑星探査に出る
ことをすっかり止めています。
しかし、星へのあこがれを忘れない主人公マックスは“星屑”と呼ばれる宇宙を愛する
仲間達の応援を得ながら奮闘するのです。

派手な宇宙旅行も、未来には発見される理論や技術は登場してきません。
もちろん宇宙人との闘いや交流も・・・。
お話は全て地上で進みます。でも、まぎれもなくSFです。

移動にはヘリ・タクシーが使われ、長距離の移動にはジェット機も飛びますが、
ロケットによる移動も。原子力ロケットも実現しています。
この作品が描かれたのが1953年であることを思うと、素晴らしい想像力です。

でも、本当に素晴らしいのは未来には今私達が想像もしないことが可能になると
信じていること。
ネアンデルタール人は今の私達の科学を想像することが出来たでしょうか。
それと同じように何百年、何千年先の人類からみたら私たちが今享受している科学は
想像もつかないくらい原始的なものかもしれません。
ならば、今私達が不可能だと思っていることや想像もつかない技術が未来に実現する
ことがないと誰が言えましょう。
SFは未来を描いた話という事だけではなく、未来を信じる希望と勇気を描いた本だと
いうことを改めて教えてくれます。

『天の光はすべての星』は心にしみるSFです。





テーマ : SF
ジャンル : 小説・文学

映画2題

お元気ですか?

全国的に低気圧に覆われ各地で被害も出ています。
当地はお昼前あたりからもの凄い風と雨ですが夕方からは雨が行き過ぎ
風だけが吹いています。
パートナーさんは東京の友人にメールでお見舞いをしていますが、
皆様のところはいかがでしょうか?

今日も映画のお話。
最初に観たのは2008年のイギリス・アメリカ合作の映画『縞模様のパジャマの少年』
監督はマイク・ハーマンです。
マイク・ハーマン監督は『リトル・ボイス』や『ブラス』などイギリスの労働者階級
を舞台にしたヒューマニティあふれる作品が印象にありますが、今回の作品は
ホロコーストがテーマです。

ストーリーは
ナチス軍人の父の転勤でベルリンから越してきた家族。8歳のブルーノは友達もいなく
寂しい時間を過ごしていた。大人達から行ってはいけないと言われていた“農場”を
冒険気分で覗くと有刺鉄線の柵と縞模様の服を来た同い年の男の子が・・・
彼らはお互いの境遇を理解しないまま友達になってゆく。

物語は淡々と語られ、主要な登場人部の立場もきちんと描かれています。
軍服を着て誇らしげにする息子を非難する年老いた母。
父親の亡命を隠し中尉になっていた世話係がその事実を露見され立場を失って
動揺する様。
その世話係に恋心を抱き感化されてゆく姉。
収容所の所長として働く夫に現実を知り不安感を募らせる妻。

決して正義や倫理をこれ見よがしに描くのではありませんが、
一つ一つが問いかけてきます。

そしてラスト。(あえて書きます)
有刺鉄線を挟んで友達になったブルーノとユダヤ人のシュムエル。
父親がいなくなったというシュムエルに一緒に探そうとブルーノは収容所に潜り込みます。
そして一緒にガス室に。

この時、私たちは自問せざるを得ません。
ブルーノは彼のいない事に気がついた家族に助けられるのでしょうか?
だとすると今まさにガス室に送られているユダヤ人たちは?
もちろんホロコーストは許されざる悲劇であり、ドイツ人だけでなく人類の過ちとして
心にとどめなければなりません。
しかし、ドイツ人の子供ブルーノがガス室に送られようとするとき、
私たちは彼が危機一髪家族に救われることを願います。この時私達は収容所のユダヤ人
たちとブルーノとの間に知らずに線を引いてはいないでしょうか?
ブルーノが助かることを願いながらガス室の事実に目をつぶっていないでしょうか?

ラストのシーンを観ながら、自分の中のヒューマニズムを問い直さざるを得ないのです。

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エイサ・バターフィールド、ジャック・スキャンロン 他

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重い映画を観た後は、すこし軽めの映画にしましょうか?
『新しい人生のはじめかた』2008年のアメリカ映画。
軽いといってもダスティン・ホフマンとエマ・トンプソンが主演です。
演技を見るだけでも観る価値のある映画です。

ストーリーは
TVCMの音楽を作曲しているハーヴェイは離婚した妻との娘の結婚式のために
ロンドンに来るが、周りからは距離を置かれ、式の途中でアメリカに帰ろうとするが
飛行機に乗り遅れる。一方空港で統計調査の仕事をしているケイトは男性との縁がうすく
傷つくのを恐れ消極的。そんな二人が出会って・・・。

いいですね。恋愛映画というより大人の出会いをどう作ってゆくかという思いで観ていました。
まぁ、なんて言ったってダスティン・ホフマンは『卒業』以来兄貴ですからね。
私はこれからどんな人と出会うのかな?
ちょっと参考にしたくなる映画でした。





テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

Beaucastelのある夕食

お元気ですか?

当地も今日桜が満開との話。いよいよ桜前線北上の兆しです。
でも、朝から花冷えで風も吹いています。花粉症がぶり返しますね。

当地西部地区の春季大会に参加して弓仲間さんと思いっきり楽しんできましたら
パートナーさんが、「今日は鴨を食べましょう」って待ち構えています。

ということで、スポーツジムで温泉やサウナを楽しんで体のメンテナンスをしながら
スーパーでお買い物をします・・・。

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鴨をローストしてブルベリーのソースとマスタードも添えます。
サラダにレモン風味のドレッシングを利かせ簡単カルパッチョ風です。

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ワインは先日ワインブティックパニエで求めたボーカステルのワインです。
コルクを抜くのにはワインに敬意を表しラギオールのソムリエナイフを使いましょう。

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瓶におりが残っていますので、グラスに注ぐときも注意をしながら・・・

このボーカステルはローヌ地方のシャトーヌフ・デュ・パプではその名を轟かせた名門の
作り手です。今回パニエで求めたワインには五代目当主チャールズのサインが書かれています。
お味は、ローヌの趣を残しながらものすごく透明感のある上品な仕上がり。
2003年のワインはまさに飲み頃なのですが、こちらが背筋を伸ばしたくなるような
真摯な作りを感じられるワインです。

「ねぇ、パニエに電話してもう少し買っておこうか・・・」って思わず言ってしまいます。

チーズを頂きならボーカステルのワインを楽しみ、
仕上げは、ホタテの稚貝を使ったクリームスープで温まります。

家で楽しむには充分な夕ご飯。
素敵なワインのおかげです。ごちそうさまでした。

テーマ : 美味しかった♪
ジャンル : グルメ

杣人のNuages

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