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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
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2か月

お元気ですか?

今日の函館は朝から深い霧に包まれてNHKのニュースで函館山からの映像は海も山も真っ白です。
海岸通りから津軽海峡見ると100m先も見えないくらい。海の温度が気温に追いついていないのですね。

病院に両親を見舞います。今日は母が骨折の手術を受けてちょうど2ヶ月になる日、なにかイベントをと思いましたが、何も用意をしてくることが出来なかったのでちょっと外出して和菓子屋さんでお菓子を買うことにしました。

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千寿庵総本家という老舗の和菓子屋さん。熊が鮭を背負ったカステラせんべいが有名な地元のお店ですが、なんと創業は1860年(萬延元年)という本物の老舗です。このちょっと甘いカステラせんべいも良いのですが、今日の私はどら焼きの気分。そしてイベントですから上生菓子も買いましょう。

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如何です?手前の上生菓子は「すずらん」「鹿の子」「つつじ」と北海道らしい名前が可愛いですね。こうゆうのに私は無条件に惹かれてしまいます。

のんびりお散歩をしながら病院に戻ったら、母はリハビリの最中。少し理学療法士さんと3人で話をしているとそろそろ帰宅する時間になってしまいました。父もお昼ご飯の時間です。和菓子は2人で食べてねって母に預け、私の分を持ち帰ることとしました。
仲良く和菓子を食べる両親を想像するのは、一緒に頂くよりも楽しいかも知れません。

函館に観光旅行にいらっしゃる時は、地元の老舗和菓子屋さんのお菓子を是非お楽しみください。

ではまた。
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函館の散歩2

お元気ですか?

昨日に続き今日も暖かいので、病院に向かう車の窓を開けて外の空気を入れます。海岸通、磯の香りが濃くあぁ海の街の臭いだと体に染みた記憶に一瞬遊びます。どうぞ函館本線を列車で走ってください。車窓から見える海は所によって色が違います。昆布がとれる海は正しく昆布色をしていますし、岩のりのとれる海は海苔の色をしています。そして磯の香りも違うのです。

今日も病院に母と父を見舞います。まず3階の母の病室を訪ねると湿ったタオルが置いてあります。朝一番でお風呂だったのです。病室に居ないところをみるとリハビリに行っているのでしょう。はたして、2階のリハビリ室に行くと理学療法士の女性に肩をマッサージしてもらっていました。少し話をし、父の病室に行きます。父もお風呂を入れてもらいベッドで休んでいます。「母上がリハビリしているから車椅子に乗って行ってみよう。」そう提案します。父は車椅子に乗って動くだけでも重労働です。でも少しでも体を動かす事をして気力と体力を確認します。
リハビリ室に行くとお気に入りの療法士さん達が居て父は可愛いお嬢さん療法士さんとハイタッチしてご機嫌です。母のリハビリを見に来たのに・・・。しばらくすると疲れたからベッドに戻ると言います。

ベッドに戻った父に「食事まで休んでいて」と言って私はお散歩に出かけました。1回の病院訪問で滞在時間は2時間半ほどです。タオルや下着の交換、何か食べたいものが無いかなど要望を聴いて対応しますが、2時間半側にいる事はありません。私の気分転換も必要ですからお散歩に出かけます。病院の周りにある公会堂やハリストス正教会といった観光名所を歩く事もありますが、今日は天気が良いので海を見に降りてきました。

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左手奥に見える船は連絡船の摩周丸。今は、函館市青函連絡船記念館摩周丸となっていますが、財政難から存続がふらついています。どうも函館の観光は骨がありません。右手の建物は函館の魚市場。此処に色々な魚が水揚げされるのです。

ぶらぶら歩き、お土産物を売っている建物に来ました。最近はパートナーさんも私もお土産売り場には行かないのですが、今日はお散歩ですから覗いてみましょう。

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変なネーミングのサイダーが売っていました。ウニの味のおかきもあります。これ美味しいです。
新しいお菓子がどうゆうのがあるのか見て歩いたり、北海道定番の六花亭やロイズといったチョコレート菓子を見たり、観光客用に仕立てられた鮭や烏賊の値段を確認したりと結構真面目な視線を商品に注ぎます。

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最後は私のお気に入り、イカスミかりんとうを見つけ、まだ売っていたねと安心したところでお散歩終わり。

病院に戻るとちょうどお昼ご飯の始まるところです。父は今日はベッドでいただきます。そこで、朝家で焼いてきた鮭のハラスをおかずにプラス。少しほぐして食べやすくします。毎回とはいきませんが、病院食は味気ないですからね。
「美味しいよ」と言ってくれる父。父は味には正直ですから、ホッとします。「お母さんにはあるの?」と言う父。何時も何時も必ず母の事も心配している父のジェントルには心から感心します。

病院に居ても穏やかに過ごしている両親に感謝し帰りましょう。
今日の私のご褒美は父の優しさと海の風景でした。

ではまた。


伊能忠敬が・・・

お元気ですか?

今日の函館は今年最高の気温23℃になりました。オホーツク沿岸に近い遠軽町や湧別町は28.1℃だそうですからすっかり夏の気温です。つい月曜日には9℃という物凄い寒さだったことを思うと今日はなんなの?って感じです。

その暑い5月28日。今日は何の日?というお題が新聞に出ていました。
寛政12年(1800年)、伊能忠敬が函館山に登って測量の観測をした日なのだそうです。
安政6年(1859年)、幕府が函館、横浜、長崎に開港を命じた日で、7月1日から開港されることになります。

当時の気温はどうだったのでしょうね。伊能忠敬も汗をかきながら函館山を登ったのでしょうか?函館山に伊能忠敬の測量跡なんて碑はあったでしょうか?ちょっと調べてみたくなります。

函館のミニ話題でした。

函館のご褒美

お元気ですか?

今日は久しぶりに暖かい日になりました。朝早くから庭に出て草むしりをします。1時間ほどして朝ごはんを食べながら一休み。ニュースを見たりしてちょっとのんびりしてまた再開です。

庭の草むしりをしていると色々な草が生えている事がわかります。中には小さな可愛い花をつけているものもあり、ちょっと抜くのが心苦しいのですが、ごめんなさい、しかたありません。
草むしりをしながら、たしか昭和天皇だったと思うのですが、「雑草という草は無いよ」といった言葉が頭に浮かんできます。人は自分たちに都合のいいものは愛でそうでないものには邪険にします。でもそれは人間の勝手な都合。草には草の生命として生きる宿命があるのです。あぁそれでも私は草をむしらなければなりません。

そんなことを考えながら草むしりをして、さてだいぶ疲れたし今日はこのへんにしよう。と思って部屋にもどると、なんとお昼を回っていました。どうりで疲れたはずです。朝ごはんの後、2時間半も草むしりをしていたのです。
汚れた衣類を全部洗濯機に入れ、私もシャワーを使ってスッキリします。
庭では雀の親子がチチチチ鳴いています。

お昼ごはんを食べ、お散歩に出かけました。
千代台という所にある弓道場に市電に乗って出かけます。今日はちょうど近隣の高校・大学・大人が集まって盾杯という試合をやっています。決勝に残った16チームを観戦します。久しぶりの弓道観戦に引きたくなります。

観戦の後、少し歩いてデパートに寄り・・・・

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北海道は小豆の美味しいところです。当然お菓子も美味しいのです。
私の大好物、豆大福と草餅が目にとまります。えへへ、草むしりのご褒美を自分に買っちゃいました。

さぁ、美味しいお茶をいれましょうね。もちろんお茶は静岡です。

函館の散歩

お元気ですか?

函館はとても良い天気で、観光客の足取りも軽く見えます。皆さん立派なカメラを持ち、ホテルや観光案内所で置いている簡単な案内を見ながらそれぞれの目的の地を目指しています。
今日、私は所要があって駅前の朝市を歩いたのですが関西からの方や台湾からのお客さんで賑わっていました。
朝市を覗いた後は谷地頭温泉に向かい、昼から温泉です。鉄分と塩分の多い温泉なので、体が芯から温まります。久しぶりに私もゆっくりお湯につかり体を休めます。

のんびりした後はお散歩。先日夜桜を楽しんだ函館公園はすっかり葉桜ですが、幼稚園の子どもたちがお散歩をしています。どうやらバスに乗って函館公園まで来たようです。保育士さんたちが小さなリュックサックを沢山抱えて子どもたちのお弁当を食べる処に向かっています。

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函館公園を紹介する案内には、明治12年に公園が出来た旨記されています。その向かいには、函館通宝という安政3年(1856年)に作られた通貨の鋳造をしていたことを知らせる碑もあります。松前藩、アイヌの人々との交易など歴史的背景を知る函館通宝ですがあまり知られてはいません。歩くと色々な事が分かりますね。

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函館公園には日本で一番古い観覧車があります。これは以前にも紹介しましたね。今回新しくご紹介するのは、本物の重機・パワーショベルを改造して遊具にしたものです。キャタピラを動かして移動するということは出来ませんが、パワーショベルについた鉄玉を操作してボーリングのピンに見立てたものを倒したりして遊びます。大人でも楽しそうですから、この夏の函館公園の人気スポットになるといいですね。

病院に両親を見舞った後、電車に乗って自由市場に向かいます。鮮魚を買うならここが一番です。パートナーさんに美味しい魚を買って送りましょう。もちろん、私の夕御飯用に、噴火湾で採れたホヤも買い(これはパートナーさんには送れません)三杯酢にしていただきます。

久しぶりの気ままなお散歩と市場でのお買い物。一人暮らしの気晴らしにはちょうど良いですね。


おまけ)
私がお散歩を楽しんでいたちょうど同じ頃、先日紹介したペリー来航160周年を祝う式典が行われていました。ペリーの出身地であるロードアイランド州ニューポート市の日米協会会長スペンサー・バイナー氏、ニューポート市長ヘンリー・ウィンスロップ氏が来函し160年前の交流を称えるスピーチをしました。
函館は歴史ある観光地です。その価値を十分に楽しんで欲しいですね。

ペリー来航と中空土偶

お元気ですか?

今日の函館は薄曇りながらここちの良い風が吹いています。
5月17日、今日は160年前にペリーが函館に来た日です。1984年5月17日。18日間の滞在でした。
この年、3月に日米和親条約が結ばれ、当時捕鯨漁が盛んだったアメリカの船の補給のため下田と函館が開港されることになったのですが、ペリーはその視察に函館に来航、5月22日に上陸し、弁天町にあった山田屋寿兵衛という人の家で松前藩と交渉した記録があります。ペリーは函館を大変気に入り、「函館はジブラルタル海峡に似て印象的。これ以上何を望み得ようか。」と函館の良港を絶賛しています。この滞在中に船員が二人病死し、船見町に埋葬されるのですが、これが外国人墓地の始まりとなります。観光客はあまり訪れませんが、この外国人墓地は函館湾に出入りする船を見下ろせる所にあり、異国から来て亡くなった方には心慰められる場所と言えるでしょう。
また、今年築城150周年を迎える五稜郭を設計した蘭学者の武田斐三郎はもともとはペリーの通訳のために函館に来た人です。函館の西洋風町並みや西洋料理などその後函館の文化を形成するきっかけを運んできたペリーを思い散策してみるのも楽しいかも知れません。

今日は歴史に関係したお話をもう一つ。
函館には縄文時代の遺跡があるのですが、その代表的なものが南茅部から1975年に発見された「中空土偶」です。形、文様の美しさなど縄文土偶の最高の作品と言っていいでしょう。2007年には国宝に指定されています。この南茅部地域には秋田産のアスファルトの塊や、新潟糸魚川産のヒスイが出土していて大規模集落の存在と技能集団の存在が確認出来ます。

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実は私もパートナーさんも遺跡を訪ねるのが好きで、以前中空土偶を見ようとした事があったのですが、その時は貸出中で、函館市役所に展示されているレプリカで我慢したのでした。
先日、新聞を見ているとこの中空土偶のボールペンを作ったと記事が出ていました。土偶の作りが中が空洞なために中空と言うのですが、これを“空中”と読み違える人が多く、それなら土偶が空を飛ぶイメージで何か出来ないかと考えたのだそうです。デンマークの老舗文具メーカーエスケセン社製のボールペンは三色ありますが、二色求める事にしました。

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このフローティングボールペンを作ったのは函館市縄文文化交流センター。函館市内からは少し離れていますが、昆布のとれる素晴らしい海を目の前にした穏やかな町です。大沼観光などと組み合わせて回ると良いかもしれません。

北海道の素晴らしい歴史に触れることの出来る、函館市縄文文化交流センター。中空土偶を始めとする出土品を見に、是非足を伸ばしてください。

中島三郎助祭り

お元気ですか?

今日の函館は北海道に寒気が入り込んだため昨日より6度も気温が低下しました。オホーツク沿岸のように雪が降るというほどではないのですが早朝は少し雨が降っています。でも、病院に行く海岸道路、津軽海峡を眺めると空の雲は薄く天気がよくなるかも・・・。函館の人は津軽海峡を見て青森が見えるかどうか、海の雲の様子、函館山の霧のかかりかたなどを見て天気を予想します。私も昔とった杵柄、目が雲の様子を覚えているのですね。

今日は、父の主治医に呼ばれ病状の説明と今後の方向の話し合いをしに病院に出かけました。父の居る病院はちょっと変わっていて介護病棟があります。リハビリ病棟を経て移ってくる終末医療の病棟なのですが、病院のサービス病棟とでも言っていいでしょう。父はその介護病棟にいるのですが、最近病状が大変改善したこと、父が家に帰りたいという希望を持っていることなどを踏まえ、今後の方針を確認する話し合いです。
主治医の説明を聞きながら、時折私が父の意思を確認します。家に帰りたいという希望はわかりますが、毎日の軽いリハビリの様子から判断しても自立歩行は困難で車椅子に乗っての移動。そうなると現在の家の間取りなどを考えても帰宅は困難です。また現在の介護病棟ではリハビリ病棟に比べるとリハビリに多くの時間を使える訳ではありません。制度的にリハビリ病棟に戻るという事は出来ないので、よりリハビリに力を入れるためには転院するしか方法はありません。しかし、父は今の病院が大変気に入っていますから転院などはしたくありません。それに転院してまでリハビリを強化するといってもどれほどの効果があるのかというとあまり希望は持てないのです。結論は現在の病院病棟にお世話になりながら、もう少し車椅子に乗って動く事を父が積極的にする事になりました。食事もベッドでとっていますが、車椅子に乗ってホールで他の皆さんと一緒にいただくようにします。寝たきりを減らすということです。
主治医や看護師さんと一緒の話し合いで、父はせっかく元気になったのですから自分から動こうと少し積極的になるよう約束をさせられました。父の内心としてはちょっと悔しいところもあるでしょう。父の頭の中にはリハビリは誰かにやってもらうものというちょっと間違った考えが残っています。会社生活では長く役職を務めていましたから自分は指示命令をする立場だというのがこびりついています。それが看護師さんたちに対しても“やってくれるもの”という気持ちになって現れます。もともと大きな力に守られ可愛がれて人生を生きてきた人です。私の気持ちの中にも十分生きてきたのだからと甘やかしてもいいじゃないかという気持ちもあります。でも、少し積極的に動くことで(と言っても車椅子に乗せてもらって少し動くだけですが)父の様子がさらに良くなるならここは積極的になって欲しいと思うのが必要なのでしょう。

今年90歳の父。残りの時間をどれだけ積極的な姿勢で生きる事が出来るか。そこに私達家族がどうサポートするか。そうゆう家族の責任を感じます。



さて、病院での話し合いがとても上手くいったので、気分もよく帰宅します。送迎をしてくれる車の運転手さんに、「実は今日中島廉売のイベントの日なので覗いて行きたいんです。」と言ったら、「じゃ、そこまで送りますよ。」と市場まで送っていただきました。
訪れた中島廉売というのは榎本武揚とともに五稜郭戦争を戦った中島三郎助という人物に由来するのだそうで、それを記念した「中島三郎助祭り」というのが、今日と明日の二日間行われるのです。
市場の多くは自然発生的に個人商店が集まって出来、性質が形作られてゆくものですが、中島廉売の場合はどうやら少し違った歴史をもった市場のようです。函館の歴史を調べ応援したくなります。

函館と言えば観光客の方には「函館朝市」が有名ですが、函館の人は朝市では買い物をしません。朝市は観光客相手の店が並び鮮魚もほとんど無く蟹やウニなどの贈物用が高い値段で飾られているばかりです。地元の人が買うのは、自由市場、中島廉売、五稜郭に近い本町市場・・・そういった街中の市場に買いに行くのです。今日遊びに行く中島廉売は昔に比べると随分こじんまりとしてしまいましたが、それでも野菜の専門店、鮮魚の専門店、蟹の専門店とそれぞれの特色を出して頑張っています。

さて、市場を見て歩くのには少し真面目な理由もあります。函館もご多分にもれず郊外に大型のショピングモール(といっても東京や本州の都市にあるのと比べたら悲惨なものですが)が出来。昔の商店街はどこもシャッターが降りています。でも、市場は個人商店の集まりであるにもかかわらず何時も賑わっています。お客さんは専門性を持ちきちんと商品紹介の出来る店には買いに来るということです。大手スーパーがテナントを誘致しながら品揃えや安さで集客するのは大手の論理です。でも古くからやっている個人商店がお客さんの好みを聞きながら薦めてくれたり料理の仕方を教えてくれたりし、客に沿う形で商売をする時、それはとても魅力的なものになります。市場歩きをしながら私はそれを確認し、日本中の地方都市で苦戦している商店街の未来につながらないかと考えているのです。

今日、私はお刺身用の蛸と焼き魚用に鰊、そして煮付け用に鰈を買いました。「一人暮らしだから」と言うと蛸の頭を小さく切り取ってくれて300円。そこに少し足をおまけもしてくれました。鰊も一匹250円。鰈はたっぷりの卵のあるところを400円。今日の夕御飯は鰈の煮付けと蛸のお刺身を少々。なかなか安くつきました。市場の良いところはこうしてこちらの事情を言いながら無理のない買い物が出来るところです。

旅先で市場をめぐる時、なかなか今日のような買い物は出来ません。どうしても旅行客として買ったり買えなかったりするのです。時々市場で見繕って昼ごはんを仕立てる事もありますが、今日のように家の献立をイメージしながら買い物をする事は出来ません。市場の店の人と言葉を交わしながら地元のものを買って見る時、私はすっかり地元の人間に戻る事が出来るのです。

からたちの花

お元気ですか?

体調も戻り食欲も出てきましたので、ご飯を炊いて食べるようになりました。函館の家には電子炊飯器というものがありません。それどころかお米も新潟から送っていただいたものがそのまま米びつにあるので、必要な分だけ精米機にかけて白米にし、お米を磨いで、陶器で出来たご飯釜で炊きます。初めてやってみた時には面白くて美味しくて「これいいね。」なんて母に言ったものでしたが、一人で毎回やるのはちょっと億劫です。普段「美味しいものが好き」なんて言って台所で料理をする私ですが、一人暮らしの不自由を感じながら老いた母の暮らしを想像すると、これは容易ならぬ問題だと考えさせられます。

今朝は気持ちの良い朝でしたのでゴミを出したついでに庭を眺めて見ました。一週間も世話をしませんでしたので、雑草なんかも大きく育っています。

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一輪だけのすずらん・・・のようななんという花なのでしょう。葉はすずらんではありませんし、雑草なのか何なのか私には分かりませんが可愛いので思わず「頑張れ」と声をかけてしまいます。その後ろには蕗が育って、先日まで蕗の薹だったのを私がだいぶ抜いたのですが、それでもあちらこちらに蕗が育っています。もう少し育つとお味噌汁の具になるのですが、どうしましょう。

庭では小鳥たちが賑やかです。空の高い方で呼び合っている声もしますので、ふと空を見上げるとからたちの木に白い花があるのに気が付きました。

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からたちの木は私が育った家の庭にあったものを移植したのでしょうか。子供の頃は私の背丈ぐらい。沢山の白い可愛らしい花が咲き、金色の実をつけるのがそれはそれは私のお気に入りでした。北原白秋の「からたちの花」を歌いながら飽きずに眺めていたのを思い出します。函館に柑橘系の木が育つのも珍しく、ちょっと自慢だったものですから、東京でマンション暮らしをしていた時にも庭にからたちの木を植えてみたのですが、上手く育てる事ができませんでした。
写真に撮ると、ちょっと昭和のモダンさを感じます。



YOUTUBEに中沢桂さんの歌が有りましたのでお借りしました。どうぞお楽しみください。

おまけ)
写真が上手くなくてごめんなさい。
iphoneで写真を撮ってみるのですが、どうも色調が緑っぽくなります。何か調整のしかたがあるのでしょうか?のんびり研究してみます。

おまけ2)
からたちの木は正しく私が子供の頃に庭にあったものを移植したのだそうです。小さくこんもりと茂ったからたちの木は、今は見上げる大木になってしまいました。からたちの木は刺が痛いことから、生け垣にしたりもします。でも高く伸びてしまったら立派な刺も遥か上ですから泥棒除けにもなりませんね。母によると今は小鳥たちの調度良い休み場所なのだそうです。

函館での読書

お元気ですか?

パートナーさんが帰ったとたん疲れが出て体が動かなくなりました。風邪ではないのですが、体の節々も痛く力が入りませんし食欲も全くありません。それでも食べなければ体力がもたないのでパンを食べたりお蕎麦をゆでたりしてごまかしてみます。母のリハビリももう少し続きそうですから頑張らなくっちゃ。



さて、函館に来る楽しみの一つに学生時代に読んでいた本を眺める事があります。屋根裏に片付けられたダンボールを開けて懐かしんでいるのですが、幾つかの本を読んでみます。
江戸川乱歩賞第31回を受賞した森雅裕の『モーツァルトは子守唄を歌わない』は映画『アマデウス』と重なってちょっとインパクトを失った作品です。その後に『椿姫を見ませんか』などオペラを話題にした青春探偵小説を発表する森さんですが、本人の言い方によれば編集者や業界に嫌われて次第に発表の場を失い、コンビニのアルバイト店員をするまでになります。改めて彼の作品を読みながらどうして彼が作家として可愛がられることが出来なかったのかを考えたりもします。

今、NHKの朝のドラマで「花子とアン」という番組をやっています。家に居ると朝からドラマなんか見る事は出来ませんが、朝食を終えて体にエンジンをかけながら見始めたらなかなかおもしろい。森さんの本を読み終わった今日、二階の本棚にあった『赤毛のアン』を持ってきました。奥付を見ると学生時代に読んだ事が分かりますが、正直なところ最後まできちんと読み終えたかどうか覚えていません。しかし、読み始めてびっくり。非常に丁寧で品格のある翻訳です。
これは楽しいですね。いい機会ですから『赤毛のアン』を確り読んで花岡さんの翻訳を楽しませていただきましょう。

テーマ : 暮らしを楽しむ♪♪
ジャンル : 日記

函館の仏料理

お元気ですか?

パートナーさんが函館に来てくれたので両親の現状、今後の生活など色々な事を話し合います。老いた両親の最後の時間です。気持よく過ごしてもらいたいというのが私の願いですから、それを叶えられるように精一杯の事をしたいと思っています。今回母の怪我でSOSが来た時、私はこの時が来たと思いました。私と親の関係においてこれは予定されていたことです。その事態が目の前に来た時、私がどうゆう行動をするのか。これは私自身にとってとても大切な問題であり、この事態をどうコーディネートするのかというのは私が納得した人生を送れるのかどうかにも関わってきます。行政、医療、家族、そう言う問題をしっかり見て理解し、両親が安心出来る、私達が家族で良かったと思ってもらえる事をしたいと強く願っています。

5月5日は母方の祖母の命日です。この日に祖父の供養も一緒にするのですが、今回は50回忌ということで一区切りなのだそうです。両親が病院に居ることもあり、私達がかわりに出席することにしました。もともと私は法事が好きです。親戚と会い先祖の話を聞くことで自分がどうしてこの世にあるのかを考える事ができるからです。母の兄弟は皆80歳を越えていますが、物凄い個性的な人たちです。祖母が強力でしたから兄弟はそれに負けじと自分を作ってきたのでしょう。そんな集まりに参加するとまるでハリケーンの中に立っているようです。法事が終わり食事会になりますとその勢いは益々絶好調。もっとも家族に問題が無く子供孫達が活躍しているから可能な事なのですが、着物姿で学校に通っていた時代、家の窓からアメリカの攻撃機が飛んでいるのを見ていた時代、そんな時代を乗り越えて今がある人達ですから私達が幸せというのとは全く重みが違うのです。その幸せを全身で喜んでいる叔父叔母たちです。

夕方、両親のいる病院に行き、法事や食事会の様子を報告します。パートナーさんが持ってきた静岡のお茶を飲んでもらったりしながらの報告です。

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すこし雨が降って来ましたが、函館公園の桜を楽しんで今日の夕御飯を頂きにいきます。公園にはおでんや焼き鳥の出店があり、テーブルで食事をしながら桜を楽しむ方たちも多くいます。

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屋久島から来た屋久鹿も桜を楽しんでいます。屋久島には桜はあるのでしょうか?

そんな函館公園の夜桜を楽しんだ後は、お馴染みの唐草館に行きます。昨日のお寿司屋さんひろ季と並び唐草館は私達のベースとなるレストランです。これまで連休に来たことがありませんでしたが、今日は満席です。観光客の方もいらっしゃるようですし、子供と一緒の家族連れやカップル、お歳をめしたグループなど色々な人たちで店は賑わっています。

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さぁ今回のお料理を紹介しましょう。

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前浜のウニと人参のムースとクルスタッセジュレ
帆立のポアレと四稜郭ファームのアスパラ 黒酢ソース

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ワインは白のグラスワインでスタートしましたが、前菜が終わったところで、赤ワインに移ります。
今回はマダムが私達が好きなタイプですよ。とお薦めしてくださった、Volnay 1er Cru Clos des 60 Ouvrees (La Pousse d'Or) です。柔らかな酸味と透明感のある香りが素敵なワインです。

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8種類の野菜スープで気持ちを整えたら、いよいよメイン。
函館産鮑のポルト酒ソース。柔らかい鮑がポルト酒の甘いソースと共に口の中で磯の香りも発揮してちょっと感動的です。

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お肉のメインは滝川産鴨のローストとフォアグラのポアレ 福田農園王様椎茸と共に
鴨の下に大きな椎茸が隠れています。パートナーさんの鴨好きを満足させ、私のフォアグラ好きを喜ばせる一皿ですね。

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ワインが美味しいのでパートナーさんがチーズを楽しみたいとリクエスト、幾つもの中から選ばせていただきました。

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そしてデザート。パティシエであるマダムのデザートは選ぶのが難しいくらいなのですが、今日は桜のシフォンケーキをメインにしてみました。

食後、シェフにお礼を言うと、パートナーさんもアスパラが良かったとか帆立の火の入り加減が絶妙だったとかなかなか言います。パートナーさんの誕生日祝いも兼ねていたのですっかりご満悦なのです。
さらに、「一人で暮らしをしているから寂しくなったら来ると思うので遊んであげてね。」と私が一人で唐草館に来るのを許してくれる一言も添えてくれました。ちょっと嬉しいですね。

さぁ、少し疲れました。法事の会食、フルコースのボリュウムあるフランス料理と、一人暮らしの簡素な料理に慣れた体にはちょっときつく感じます。私も無理の出来ない年齢になってきたのでしょう。

明日はパートナーさん函館最終日です。少し体を休めて万全で臨みましょう。

お休みなさい。


テーマ : 暮らしを楽しむ♪♪
ジャンル : 日記

函館のお寿司

お元気ですか?

昨日5月4日、パートナーさんが昨夜新幹線を乗り継いで函館に来たので、午前中病院にお見舞いに行きながら、元町界隈を散策します。イギリス領事館を覗き、久留葉でお薦めのお蕎麦をいただきながら食後は五稜郭公園にて桜を楽しみましょう。市電は物凄い乗客で東京のラッシュアワーなみ。電車に乗るのにも車道にあふれるほど人の行列が出来ています。
行列は電車だけではありません。五稜郭公園近くのラーメンやさんやハンバーガー店ではこちらも道に行列が溢れています。観光スポット近くの飲食店は避けた方が懸命でしょう。待つだけで時間が過ぎて行きます。

五稜郭は今年築城150年ということで様々なイベントが開催されています。ちょうど私達が公園に入った時も、徳川幕府残党?対官軍の戦いの様子を大砲の音鳴らしながらチャンバラ劇で見せていました。榎本武揚が人気だそうでイベントの後は一緒に写真を撮ったりとサービスもあります。

桜を楽しんだ私達は電車道路に戻り、デパートの地下で珈琲を飲みました。函館には美鈴珈琲という昭和7年創業から続く珈琲屋さんがあります。話の種に試してみようと入ってみました。まぁこんなものかという珈琲です。
その後はパートナーさんのお土産選びをして一旦帰宅。一休みして夕御飯に出かけます。

今日のイベント第二弾はひろ季のお寿司です。五稜郭のホテルの二階にある、小じんまりしたお寿司やさんですが、函館らしい魚介とお料理が美味しいのですが、加えて女将さんが酒匠で全国の素敵な日本酒や焼酎を揃えているのも我が家むき。

さぁお料理を紹介しましょう。

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先付けとビール。このビールは日本酒で有名な八海山の蔵元が作っている無濾過ヴァイセンのビールです。無濾過ですから酵母が生きていて口のなかでシュワ~とした感じがします。蔵元らしいビールですね。
お刺身を楽しみながらビールを飲み終わると、日本酒に移ります。
この日の日本酒は全て女将さんにお任せするのですが、一年に一回来るか来ないかの私達をちゃんと覚えてくださっていて、新潟の糸魚川根知の男山を紹介してくれます。それに向けて何種類かの日本酒を楽しむ趣向です。

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毛ガニと八角の焼きもの。毛ガニはやっぱり自分でむくより楽ですね。八角はほっこりして嬉しくなります。

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キンキと蛸の煮物、そしてお寿司。

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目の前に立派なシャコと鯖があったので追加で握ってもらっておしまい。
蟹の味噌汁、デザート・・・。すっかり満腹になってふぅ~。

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久しぶりにパートナーさんと頂いた北海道のお寿司。お店の方も私達を覚えてくれていたので、会話も弾みすっかりの満足です。

ごちそうさま。

テーマ : 暮らしを楽しむ♪♪
ジャンル : 日記

春の鳥たち・・・

お元気ですか?

今日は憲法記念日。この国では集団的自衛権行使のために憲法の解釈を変更するとかいう小手先の話がある一方、戦争放棄を謳った憲法九条をもってノーベル平和賞授与をという働きかけをしている団体があり、審査候補になることを認められたそうですが、こうゆうバランスを私は幸せに感じます。
今朝、早く起きたのでNHKのBSでワールドニュースを見ていたのですが、なるほどロシアの放送局が流しているニュースは西側の動きを全く敵対的に報道していますし、国際通貨基金によるウクライナ支援ですら嫌味たっぷり、まるで役立っていないかのような報道です。立場見方が違うとこうゆうことなのだという事が良く分かります。ただ、NHKの放送そのものはどの国のニュースなのかがちょっと分かりにくいので改良の余地大のように感じました。

さて、ノーベル平和賞が良いかどうかは別として私は戦争放棄を明確にした憲法は誇れるものと考えています。戦争は外交による問題解決に自ら諦めた結果ですからこれはちょっと情けない。なにより国の利益と言いながら人の命を失い、文化歴史を傷つける行為です。戦争による利益というのは何処にも無いのではないでしょうか。経済的にみても、賠償、国土の修復、取り返せない人命と教育など将来的に渡る損失の方がはるかに大きいのですから、そこはぐっと大人になって戦争にならないように話し合いをしたほうがどちらにも良いのですが。人間はまだまだ愚かな生き物だということなのでしょう。
せっかく掲げた戦争放棄。憲法は理念ですから、これを現実に合わせるという発想も可笑しいですね。理念というのは社会の変化に関わらず生き続けるものです。もしその理念(憲法)が間違っているというのなら解釈の変更なんてゆうご都合主義の言い訳をするのではなく、堂々と新しい憲法、この国の理念を作りたいとやってみればいいのです。そんな腹もない政治家が国政を預かっているというのもこの国の現状なのでしょう。もちろん選んだ国民の責任でもあります。


ちょっと真面目な話を書いてしまったのは、春の陽気にあてられたせいです。
北海道は桜が満開。しかも、桜以外にも色々な花が一斉に咲き出します。オホーツク沿岸に近い湧別町ではチューリップフェアーが始まりました。(チューリップ公園←こちらを御覧ください。)縁のある地なのでご紹介しますね。
その他にも、札幌大通公園の花壇では花時計が動き出しました。(冬の間雪の重みで針が痛むので外してあったのです。)札幌から旭川に向かう途中に滝川という町がありますが、こちらはオープンガーデンが盛んです。家々で趣向を凝らした庭造りをしていますので、覗かしていただいてはいかがでしょう。

山肌にまだ雪も残り、春スキーも楽しめる北海道ですが、一斉に咲き出した花に誘われ北海道は賑ます。

そんな陽気に助けられて、私は朝から庭の草取りをしています。函館の家は玉砂利や苔庭があり、茶室はありませんが石が敷かれています。先日冬の間の枯れ枝や雪囲いの撤去をしたのですが、今日は庭に生え出した草をむしります。ずっとやっていると腰が痛くなりますから、時々背伸びをしたり庭の様子を眺めて気分転換をします。以前父が鳥の巣箱をかけたり餌台を置いたりしていたので、今でも鳥達が集まり、私が作業をしている時は遠目に見ているのですが、ちょっと離れるとチチチチと呼び合っています。すずめは軒下に巣作りをしています。
父は「立つ鳥跡を濁さずとはよく言ったものだ。子育ての終わった巣箱の中は藁一つなく綺麗だよ。」なんて言って私の報告を喜んで聴いてくれます。

さぁ、昼食の後はまた作業再開です。今晩はパートナーさんが来るので、それまでに終わらせたいのです。

憲法記念日。こんなのどかな日常を失うことのないような国を国民の努力で築かなければいけませんね。平和は与えられるものではないのですから、庭の草取りと一緒、日々の努力が大切です。


今日は函館の庭からのご報告でした。ではまた。



テーマ : 暮らしを楽しむ♪♪
ジャンル : 日記

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