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杣人・somabito

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『ロワイヤル通りの悪魔憑き』

お元気ですか?

ジャン=フランソワ・パロの『ロワイヤル通りの悪魔憑き』を読了しました。ニコラ警視の事件シリーズ3作目にあたる本作は2001年の作品。1作目の『ブラン・マントー通りの謎』2作目の『鉛を呑まされた男』が2000年の作品だから書きためていたのか、それとも筆が早いのか・・・。日本では出版社の事情でこの3作品をもって翻訳出版が途切れてしまっていますがフランスでは今年10作品目が出版されているから、人気に押されて精力的に発表を重ねているようです。

主人公はフランス西海岸の街塩田で有名なゲランド出身のニコラ。パリの警察総監ド=サルティンの下、国王から特別捜査を命じられる立場になっています。しかし決して華やかな貴族趣味の世界にいるのではありません。外科医のスマッギュスや世襲の処刑執行人サンソン、移動トイレを商売にするティール・ポや娼館の女将ラ・ポウレなど協力者を得てパリの街を縦横無尽に走り回ります。

今回の舞台は1770年のパリ。後のルイ十六世で王太子ベリー公とオーストリア皇女マリー・アントワネットとの婚姻に湧くなか、ニコラは警備についています。しかし花火大会で人があふれるルイ十五世広場現在のコンコルド広場で花火の火が引火暴発をし大惨事を引き起こします。混乱の中ニコラは事故で運ばれた多くの遺体の中に若い女性の不審な遺体を発見し調査に乗り出すのですが、奇妙な毛皮商の一家に出会います。

前作はポンパドール夫人、今回はマリー・アントワネットということで華やかな貴族のウラ社会権謀術数のお話かと思い読み始めたのですが、作者はパリの庶民に引かれているようです。質屋の話や薬屋の話が出てくる中に、食べ物の話もちょくちょく出てきます。前作でもうなぎ料理や煮込み料理が出てきました。今回は鶏肉料理が丁寧に紹介されていてそのまま試してみたくなります。パリで一番古いと言われるストーレルというお菓子やさんも出てきます。どうやら作者は食べ物に感心が強いようです。そのうちに『ニコラの食物帳』なんて本が出るかもしれませんね。


ロワイヤル通りの悪魔憑き (ニコラ警視の事件3) (ランダムハウス講談社文庫)ロワイヤル通りの悪魔憑き (ニコラ警視の事件3) (ランダムハウス講談社文庫)
(2010/02/10)
ジャン=フランソワ パロ

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ジャンル : 小説・文学

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