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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
Nuages・・・雲のようにふんわりとしています

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伝え継ぐもの2

お元気ですか?

毎日猛暑日のニュースが伝えられ我が家でも水分補給を欠かさないようにしています。家庭菜園でとれた小ぶりなスイカも大活躍。アイスクリームも好きですが友人の管理栄養士さんに言わせるとカロリーが高いから食べ過ぎに注意と言われてしまいました。ならばカキ氷機はどうだろうとAmazonを覗いたりしてみます。

先日、ニュースを見ていたら、「戦争に利用された富士山」という話題で横山大観が富士山の絵を描いて得たお金50万円(現在の金額にして12億円だそうです)を日本軍に献上して戦闘機4機が作られていたという話題を紹介していました。ただ横山大観が戦争を肯定していたかというとそうではなく経済力の違うアメリカとの戦いには否定的だったようです。何気なく見ていたニュースでしたのでネットに何か残っているかと検索してみたら首都圏ネットワーク戦争の記憶をたどる(3)戦争に利用された富士山というページがあります。いつまでリンクが生きているか分かりませんが、参考までに。

やはりNHKですが、「従軍作家たちの戦争」という番組がありました。日中戦争当時、芥川賞作家となった日野葦平を日本軍が従軍作家として利用した話です。作家が戦争を肯定したり勇猛な場面を描いてプロパガンダを行った事は知られた話です。私の好きな井上ひさしの先品にも林芙美子を描いた「太鼓たたいて笛ふいて」という作品がありますが、時代に踊らされていく作家らの姿は悲惨です。一方で軍に批判的であったりすれば小林多喜二のように拷問を受け獄死する者もいました。作家は身動きが取れない時代の中で何を考えていたのでしょうか。
番組では日野葦平が軍によって検閲を受け削除されたり書くことの出来なかった部分を戦後加筆訂正して決定稿を作っていた事を紹介していました。従軍作家として活躍した作家も時代の被害者であったことを明らかにしています。

クラシック音楽が好きな方ならカラヤンやフルトベングラーがナチスとの関わりを批判された事を思い出すでしょう。日本でも信時潔が作曲した「海ゆかば」が出征兵士を送る曲として使われ信時潔が強く悩んだ事は知られています。芸術家といっても様々です。積極的に時代に迎合した人もいたでしょう。人気を軍に利用された人もいたでしょうし、生きるためにしぶしぶ仕事をせざるを得なかった人もいるでしょう。何れにしても戦争のような情況の中では軍人でない一般の人、作家や音楽家、画家らも一度動き出した政府や軍の思惑の中に巻き込まれて身動きが取れなくなっていく事を注意しなければなりません。

「零戦~搭乗員たちが見つめた太平洋戦争~」を見ました。やはりNHKの放送ですが、12月公開予定の映画「永遠の0」に出演している俳優染谷将太氏が案内役をしながら零戦を開発した堀越二郎、特攻を命じた中佐、搭乗兵とそれを見届ける人と零戦を軸に様々な人間の姿が描かれていました。
とてもこの番組の内容の一つ一つについて意見をここに書くことは出来ません。再放送があれば是非ご覧いただき考えてもらいたいと思います。
ネットを歩いていたらこちらのサイトにも出会いました。よろしければどうぞ。
写真家・ノンフィクション作家「神立尚紀(こうだち・なおき)」のブログ

私の伯父は昭和14年4月、第四期甲種飛行予科練習生として霞ヶ浦航空隊に入隊します。17歳のことです。その後真珠湾攻撃に参加するなど多くの戦闘に出撃し一時は広島の江田島で教官を努めるのですが、マリアナ沖海戦で戦死することとなります。私は戦史はあまり詳しく知ろうとしてきませんでした。ですからマリアナ沖海戦というのがどのような位置づけを持つものなのか良く知りません。番組ではアメリカによって零戦の性能を徹底的に調査され、弱点を突かれることとなったため、零戦が困難な戦闘を強いられるようになった事が語られます。そのマリアナ沖海戦の映像を見られた事で私は伯父の最後を見たような気になりました。番組を見ながらいつの間にか手を握りしめている私がいました。

最後に、日中戦争から太平洋戦争にかけて3度の出征のべ6年間を経験した山本武さんという方の日記が遺族の協力のもと公開されたという事がニュースで紹介されていました。善良な普通の農民が戦場に行く事でどのように変わってゆくのかを日記という一次資料で明らかにしています。決して綺麗事ではありません。家族にとっても苦しいことだったことでしょう。ですが、戦争が人に及ぼす事実を直視することによって私達は考える切っ掛けを得るのです。
福井大学の研究者によって山本武さんの「陣中日記」は大学のサイトで公開されています。
ただ、ちょっと見つけにくかったのでここにリンクを貼っておきましょう。

福井大学学術機関リポジトリというページがありますので、そこに「山本武」と入力すると見つけられます。

もし国のために戦争が必要だとか、自衛隊を軍にして国を守るなどという声が聞こえて来た時、私達はこの日記を読んだり、零戦に乗って戦った人たちや送り出した人たちの声を聞き直してみましょう。国や軍が軍人兵士ばかりでは無く一般の国民に何を強いてきたか、そして国民がその風潮を受けて自らどう変わってしまうのかを思い出し自分がその立場になった時の事を想像してみましょう。

それでも、私達は軍事力に解決を見出すと言いきるでしょうか?
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テーマ : 伝えたいこと
ジャンル : 日記

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