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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
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映画三昧

お元気ですか?

週末、原因不明の腰痛が続いているため家でのんびりすることにして映画三昧。録りためたDVDの中から候補をシャッフルして選んだのが『顔のないスパイ』。

『顔のないスパイ』は2011年のアメリカ映画、原題はThe Double。監督・脚本はマイケル・ブラント。

こんなお話。
ロシアとつながりのある議員が何者かに殺され、CIAは手口から20年前に姿を消したソ連の暗殺者カシウスの犯行とにらみ、CIAの元エージェント、ポール・シェファーソン(リチャード・ギア)を復帰させ捜査に当たらせる。ポールの相棒にはFBIでカシウスの研究調査をしてきた若手捜査官ベン・ギアリーをつけるがポールは妻と幼い子どものいるベンに捜査から外れるように言う。そんな中元KGBのボズロスキーの入国が確認された。ボズロスキーはカシウスと同時期に姿を消した男でCIAはボズロスキーがカシウスであると推測し行方を追うことにするが・・・。
老いたリチャード・ギアの姿が暗殺者に一変する瞬間が鮮やかでいい。過去を封じたポールとカシウスの真実に迫ろうと執念を燃やすベンの構図は次第にカシウスの過去を暴いて真実に迫る迫力がある。ただ、カシウスの正体に迫る詰めのところはちょっと拍子抜け。
ラスト、ポールがベンの正体を明らかにするところは“そう来たか”と思わせるところがあって面白さが維持できていた。

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(2012/07/04)
リチャード・ギア、トファー・グレイス 他

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二本目は『RONIN』1998年のアメリカ映画、原題でもあるRONINは日本の浪人をタイトルにしたもので登場人物たちを表していて秀逸。監督はジョン・フランケンハイマー。

こんなお話。
パリの小さなバー、謎の女ディアドラ(ナターシャ・マケルホーン)の下に、サム(ロバート・デ・ニーロ)、ヴィンセント(ジャン・レノ)、グレゴール(ステラン・スカルスガルド)、スペンス(ショーン・ビーン)、ラリー(スキップ・サダス)と5人の男が集まる。女の指示はある男から銀色のケースを奪うこと。準備段階でそれぞれの専門性がわかるが、スペンスは未熟さが露呈しクビになる。これ、何かの伏線でスペンスは話の何処かで再登場するのかと思ってみていたがそんな事はなかった。
残った男4人とディアドラはケースを持った男がニースに現れるとの情報からニースに移動。派手なカーチェイスを行って一旦はケースを奪うのに成功かとおもったがグレゴールの裏切りにあう。その後ディアドラもサムとヴィンセントを裏切るが二人は傷を癒やし再び真相に立ち向かう。

冷戦後立場を失ったスパイたちの姿が抑え気味に描かれている。ニースでのカーチェイスは圧巻でアウディやシトロエン、プジョー、BMWといった車が狭い坂道を爆走する姿はクルマ好きには興奮だが、それにも増してヒッチコック風のカットが散りばめられた画面も雰囲気を出していて良い。登場人物はそれぞれに過去を持つであろうがそこに踏み込まない描き方が却って浪人という姿を印象的に描いているように思えた。
TVシリーズの『炎の英雄 シャープ』で人気もあり多くの映画にも出ているショーン・ビーンが早々と退場したのには物足りなさを感じ意味も曖昧だがロバート・デニーロとジャン・レノの落ち着いた共演が見ものとなりストーリーを飽きさせない。

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(2002/06/28)
ジャン・レノ、ロバート・デ・ニーロ 他

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スパイ・アクションもので満足できる映画2本を見て機嫌が良い。スポーツジムに行ってアクアエクササイズに参加。気分転換をする。映画を見ているときも腰のストレッチや股関節のストレッチなどして腰痛の軽減を図るがなかなか痛みは取れない。

ジムから戻り、夕食前にもう一本見ることにする。
スパイものばかりだとさすがに気持ちが詰まるので、ヒューマンものから選んだのは『扉をたたく人』という映画。2008年のアメリカ映画で監督はトム・マッカーシー。リチャード・ジェンキンスが初主演作でアカデミー主演男優賞にノミネートされた作品。原題はThe Visitor。

こんなお話。
大学で経済の教授をしている62歳のウォルター(リチャード・ジェンキンス)は妻を亡くし気力も失った生活をしている。ピアニストだった妻を思い慣れないピアノに向かうが心は晴れない。学会に出席するためNYに来た彼は留守にしていた別宅のアパートに外国人のカップルが住み着いているのを知りやむをえずしばらくの間同居することを許す。カップルは騙されて教授の留守宅を借りていたのだった。シリア出身の男性タレクの演奏する太鼓(ジャンベと言うのだそうだ)に興味を引かれた教授はタレクに誘われ、自分も太鼓を敲くようになる。パブでの演奏を聴きに出かけたりストリートセッションに参加して次第にタレクの人柄に惹かれる教授であったが、タレクが地下鉄で誤解から逮捕されたことで事態が一変する。タレクも恋人の女性ゼイナブも不法移民だったのだ。
移民局の拘置所に通い弁護士を雇ってなんとかタレクを救おうとする教授。やはり不法滞在をしているタレクの母親も来るのだが・・・。
移民政策、密入国者や不法滞在者の問題が国政の重要課題であるアメリカ。アメリカがもともと移民の国であることを思うと複雑な気持ちになる。The Visitorという原題がすこし不気味さも帯びてくるくらいだ。
否応なしに送還されてしまう不法移民は母国に送還された後生命自由の保証はない。特にタレクはシリア系移民という設定、アメリカと敵対する関係にあるのだから犯罪者として投獄される可能性もある。
ネイティブ・アメリカンの問題はまた別として、自由と安全を求めてアメリカに来る移民の歴史は300年をかけてアメリカという国を作り上げてきた原動力である。移民問題とどう向き合うかはアメリカのアイデンティティとも言える。そしてこの移民問題は単にアメリカ一国の問題ではなく、ヨーロッパ・アフリカはもちろんロシアや中国にもある問題であり、ひいては地球全体として民族と国家の問題として考えなければならない問題でもある。
映画のラスト、送還された息子の側で暮らしたいと母親もシリアに旅立つ。それを見送り教授はタリクのジャンベをNYの地下鉄で演奏するのであった。

社会問題をしっかり考えさせる素晴らしい映画。是非見ていただきたいお薦めの映画だ。

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(2009/11/20)
リチャード・ジェンキンス、ヒアム・アッバス 他

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