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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
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『さあ、気ちがいになりなさい』

お元気ですか?

東北、北海道から寒波による雪のニュースが伝えられています。雪の降ることがほとんど無い当地に居て、函館の両親や北海道の知人の暮らしを心配しますが何が出来るわけでもありません。寒冷地ならではの暮らし、雪を利用した暮らしというのもありますが、そのためには個人では健康で体力があること、行政では経済がしっかりしてインフラ整備が行き届いていることが必要です。地方行政では除雪費用にも苦心するところがあります。この冬の雪の事故の少ない事を願います。


フレデリック・ブラウンの『さあ、気ちがいになりなさい』を再読しました。『銀河パトロール隊』『グレー・レンズマン』と久しぶりにSF小説を読んで“へぇ~これってスターウォーズの原型だったんだ”と驚いたのですが、レンズマンは銀河系を飛び回るスペースオペラもの。その空気をちょっとクールダウンする必要があると思って選んだのが本書です。
星新一による訳がとても良いのですが、はたしてクールダウンの役にたったかと言うと苦笑いしたくなる選択だったかもしれません。なにせ、SF小説という分野ではありますが、ナンセンス文学といって良い短篇集です。しかも編集が凝っていて、『みどりの星へ』『ぶっそうなやつら』『おそるべき坊や』といった素直に読めて落ちを楽しむ作品を読み進めてゆくと『ノック』のようなユーモアのある話を経て、『帽子の手品』という恐怖を感じさせる作品があって、徐々に読者を引きずり込んでいきます。そして『不死鳥への手紙』『沈黙と叫び』『さあ、気ちがいになりなさい』と突進してゆくのですがこのころにはすでにフレデリック・ブラウンの手の中で転がされている感じ。幾重にも重ねられた仕掛けの中で想像力の頭脳比べといった感がします。
ストーリーや登場人物を楽しむというよりも、読者が自分の脳みそをかき回してどんな感覚に陥ってしまうのかを楽しむといった作品です。こうゆう作品は読者が好き嫌いというか合う合わないといった感じをはっきり持つでしょう。
もともとショート・ショートやコントが好きですから楽しめたのですが、それでも途中で読み返してみる事が有るくらいに仕掛けが凝っています。

如何です?あなたもこの本を読んで“気ちがい”になってみませんか?

さあ、気ちがいになりなさい (異色作家短編集)さあ、気ちがいになりなさい (異色作家短編集)
(2005/10/07)
フレドリック・ブラウン

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テーマ : SF
ジャンル : 小説・文学

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