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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
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週末の映画

お元気ですか?

子供の頃母親や父親に連れられて映画館に行った記憶は私が映画好きになるきっかけを作るものでした。従兄弟はお小遣いをもらって兄弟でブルース・リーの映画を見に行ったりしていましたが、私は映画を見るためにお小遣いをもらった事がありません。もっぱらテレビで放送される映画が専門です。淀川長治さんが解説をしていた「日曜洋画劇場」水野晴郎さんの「水曜ロードショー」これは後に「金曜ロードショー」に移行。高島忠夫さんが長く解説をしていた「ゴールデン洋画劇場」も懐かしいですね。民放で放送される映画はコマーシャルや放送時間の制限によるカットなどもありますが、いろんな映画を数多く見られたという点では良かったですね。
NHKによる放送はコマーシャルカットが無く字幕で放送されるのが良く、「天井桟敷の人々」や「巴里の空の下セーヌは流れる」「テレーズ・ラカン」などフランス映画を選んで見たのものでした。

そうゆう経験のせいなのでしょう、映画をテレビで見ることに抵抗がありません。もちろん映画館で見るのもいいのですが新しい映画を早く見たいという訳でもありませんし、家でくつろいで見るほうが断然楽なので、ここ数年は映画館に行っていません。

今回はWOWOWで放送した三つの映画を見ました。

一つは『危険なメソッド』2011年、デヴィッド・クローネンバーグ監督の作品で原題も A Dangerous Method。精神分析学の創始者であるフロイトとユングを描いた作品です。ユングが医学生である患者ザビーナにフロイトの談話療法を用い治療にあたりますが、次第にフロイトの説とは違うものを見出してゆきます。
フロイトとユングのことをある程度知っていれば見ていて分かるでしょうが、そうゆう知識が無いままこの映画を見たらはたして何が残るのかなっていう印象を持ちます。細かな事情を上手くドラマにしているとは思いますが作品としてはどうなのでしょう。パートナーさんに解説しながら見終わって、私自身も一回見ればいいなと思った映画でした。

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二つ目は『シャンボンの背中』2009年のフランス映画で監督はステファヌ・ブリゼ。原題は Mademoiselle Chambon。放送作家の小山薫堂とイラストレーターの安西水丸がカンヌ映画際で選んだと番組で言っていて、タイトルも決めたらしい。確かに“背中”を印象づけるシーンはあるがタイトルにするほどかな?
大工のジャン(ヴァンサン・ランドン)は妻が病気になり代わりに一人息子のジェレミーを迎えに行き担任で代理教師のシャンボン(サンドリーヌ・キベルラン)に出会います。シャンボンはジャンに生徒たちに仕事の話をして欲しいと頼み、ジャンは学校で子どもたちに大工の仕事の話をします。そのときのシャンボンのジャンを見つめる視線がいいです。ジャンはシャンボンの部屋の窓を直し、バイオリンを弾いてもらいCDを借りと次第に心を通わせ合う二人。しかし不倫であることからシャンボンは町を離れることを決めジャンも自分の不用意な言葉でシャンボンを傷つけたことで苛立ったりします。
正直ですこし不器用な大人の恋愛模様を描いた良い映画です。夫の変化に気づいた妻が「戻って来て」と言う言葉も、一緒に町を離れたいというジャンに「出来ない事は言わないで」というシャンボンの言葉も静かにしみてきます。
こうゆう恋愛ドラマはいいですね。演出、台詞ともに大げさでなくて静かに心に届きます。

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三つ目は『マザーウォーター』2010年、松本佳奈監督による映画です。『かもめ食堂』『めがね』『プール』といった企画ものと同一線にある作品で、小林聡美、もたいまさこ、市川実日子、加瀬亮といった俳優さんも重なります。こうゆう企画ものは時にわざとらしさが出てくるものですがどうでしょう。
お話は京都の町。ウイスキーしかないバーの主人セツコ(小林聡美)や珈琲店のタカコ(小泉今日子)、豆腐店のハツミ(市川実日子)、そして銭湯の主オトメ(光石研)といった人たちが静かに交流するだけのお話。みんなが世話をする一歳半のポプラという男の子がいたり、町を歩き回っているおばさん(もたいまさこ)がいたりして人が交じり合ってゆくのですが、それが画面に流れる鴨川と同じようで気持ち良い自然さがあります。台詞にすこし説明的理屈臭さはありますが許容範囲でしょう。桜堤のある河原の風景がおおらかなタッチで撮られていますし、バー、珈琲店、豆腐屋、銭湯(全部水が大切なお仕事ですね)といったお店でのシーンも役者に寄った画面は無く少し引いて撮っているので人のドラマというより場所の空気を描くほうに意識が向いています。それがほんわかした空気を醸しています。あまり理屈を考えずにただ見るようにすると心地よい映画でしょう。

余計なお話)
バーでハツミに水割りを作るシーンがありますが、ヤマノハ(加瀬亮)に作る量とは違いものすごく薄い水割りで見ながらそんな量でいいの?と思っちゃった。水割りはサントリーの山崎、オンザロックの注文には別のボトルを出していたけどあれは何だったのだろう。カウンターのライトの高さを利用して店の奥行き遠近感を出していましたが、もう少し緩やかな感じでも良かったかと。
お豆腐屋さんで、床几を出して店の前で食べるシーンがありお醤油を出していましたが、塩ひとつまみでも食べてみたいなと思ったのは私が豆腐好きだから。豆乳も飲みたいですね。


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