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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
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『探偵はBARにいる』

お元気ですか?

東名高速が雪のため自動車が閉じ込められた状態になった。当地に雪は降らないが木曜日の夜から降り出した雨は強い風にあおられ勢いを増して雨戸に吹付け土曜日の昼すぎまで降り続けた。雪は無いけれどやはり寒い。その寒い中、友人と飲むため街に出る。駅の近く、チェーン店の居酒屋のドアには「雪のため鮮魚の入荷が出来ていません。お刺身のご注文は早めにお願いします。」といった内容の張り紙がなされている。まぁ今日は幹事さんがコース料理を頼んでくれているし、チェーン店で美味しいお刺身を頂くとも思っていないからいいのだが、天候が経済に及ぼす影響を久しぶりに間近に感じた。

子供の頃、毎日天候を気にする父の様子を見て、「人間ではどうすることも出来ない天気に気を使うなんて大変だ。大人になって仕事につく時には天候に左右されない仕事につきたいものだ。」と思った。無事大人になり仕事についた時、技術部門の上司から天気の影響について聞かされ、この仕事でもかと驚いた事があった。農業や漁業といった自然に直結した仕事の方はもちろん、道路や鉄道といった仕事、天候を関係ないと言える仕事は無いようだ。株価や為替だって天候によって上下している。


日曜日、昨日の酒が残っているほどではないが、久しぶりの楽しい飲み会の記憶を体に滲みらせながら寝坊をし、午後からは『探偵はBARにいる』を見る。一時期集中的に読んでいた東直己の俺シリーズ。札幌のススキノを舞台にしたハードボイルドといっていいだろう。その映画が作られたのを知ったのはもう3年前になる。劇場には行かないがいずれテレビでやるだろうと思っていたのでWOWOWの放送を知り早速録画した次第だ。

お話は、ススキノのバーにかかってくる電話で依頼を受けた探偵の“俺”はヤクザに襲われる。地上げに絡む放火殺人、それを暴こうとした男の死と次第に輪郭が見えてきた探偵であったが、依頼者の意図がつかめないでいるまま思わぬ方向に話は進んでゆく。

東さんの本を読んでいるし、冬の札幌も知っているからどうしても自分の頭の中の映像と比べながら映画を見てしまう。主人公の“俺”は大泉洋でこれは札幌の人気テレビ番組“水曜どうでしょう”での彼の活躍を知っていた身としては涙が出るほどに嬉しい。地方のテレビ局の番組が異例の人気を得、番組が終わった今でもDVDが売れ、番組ステッカーが売られている。そんな番組で成長した(大泉洋は当時まだ大学生の劇団員だった)彼が東さんの“俺”という役をするのはご褒美と言えなくもない。「いやぁ洋ちゃん、あんた出世したねぇ」とオバチャンならいうところだ。そこは私も賛成するが、私の頭の中にある“俺”は東さんのようにちょっと太めの一見頼りなさそうなオジサンといったほうが言い。実は本を読んでいる時には小樽に住む私の従兄弟を想像していた。体型は太めだが面倒見が良く頭も切れて話が面白いので男にも女にも人気のある従兄弟はちょっと自由人の空気を持っている・・・。
友人の高田もイメージは違ったが、松田龍平もなかなか良い。なによりもこの二人が東さんの原作にある人への優しさの部分を上手く演じている。時にグロいところもある東さんの本であるが、主人公達のハードボイルドの裏地である優しさが作品の救いとなっている。そこを役者も演じているし、監督もきちんと意識して表現している。

パートナーさんと見ていて、原作を読んでいないパートナーさんが「探偵には名前が無いの?」と訊いてくる。良い質問だ。“俺”シリーズだからね。依頼の電話をかけてきた女性も見ぬいたし、探偵が小樽に行った理由も見ぬいた。パートナーさんはなかなか探偵の素質がありそうだ。
そんな事を思っていたら、「日本の映画ってクラブのシーンなのに他のお客さんが居ないね。」ときた。海外のドラマをよく見ているから描き方の違いを言っているのだ。探偵だけでなく演出もやりそうなパートナーさんである。



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

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