プロフィール

杣人・somabito

Author:杣人・somabito
Nuages・・・雲のようにふんわりとしています

カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
リンク
ブログランキング

FC2ブログランキング

人気のあれこれ!
月別アーカイブ
最近のトラックバック

興農合作社

お元気ですか?

北海道に雨が降り続いて、やっぱり梅雨?なんて呑気な事を言えない状況になってしまいました。札幌-函館、札幌-東室蘭間の特急列車や急行列車が運休しているのですが、函館はそれほどの雨が降っていないため、正直なところ実感がありません。不祥事続きのJR北海道ですから、安全には慎重を期して欲しいですね。

父の部屋を片付けていて珍しいものを見つけました。

kono2.jpg

直径9㎝、高さ3㎝のとても重たい朱肉入れです。古いものなのは一見して分かりますしところどころ緑青が出ていますが、蓋に彫られたのは龍、真ん中には徽章が確認出来ます。
父の卒業した学校のものだろうかと思いながら、古い写真を見ましたがどうも違うようです。そこで、父に訊いてみると、
「興農合作社からもらったもので、新潟の家ではお香入れに使っていたんだ。」という返事です。
「家に置いてあったの?」
「兵隊に行く時に大切なものは家に送っておいたんだ。」と。
そこで病院から帰り、父の書いた本を開き写真を見てみました。

kono1.jpg

父の子供の頃からの思い出を綴った本は私も手伝ったので内容は良く知っています。
その本に載せたのが上の写真です。

平成7年1月、NHK札幌放送局が視聴者から「思い出の一枚の写真」を募って放送した番組に父が上の写真を紹介したところ採用され放送されたものです。

昭和18年、父は満州に渡り興農合作社中央会三江省支部水産課に就職します。国策会社で現地の農業漁業を開発指導する会社ですが、松花江、黒竜江(アムール川)、烏蘇里江(ウスリー川)といった満州の広大な土地を行き来しながら若い血を燃やしていたのです。
昭和19年1月、黒竜江で漁獲された鰉魚(ホワンユイ)=チョウザメが十数匹送られてきます。非常に珍しい事でもあり、料亭に持ち込み食したり、キャビアを作ってみたりしたそうです。
その全長3mにもなるチョウザメを囲んで撮ったのが上の写真なのですが、玄関のしめ縄が飾られたその上に会社の徽章が見えます。拡大してみると、正に私が見つけた朱肉入れに彫られた徽章と同じ興の字です。
こうゆう発見は家族にとって父の歴史、存在をより強く感じさせます。

二十歳になる前に興農合作社からもらったものを大切に持ち続けていた事に感心しますし、それ以上に記憶の確りしている父の話に毎回驚き感動します。私はその聞いた話を忘れないうちにせっせとブログに書いておくぐらいが精一杯です。何方か満州の興農合作社にいらした方がこのブログを見ることがあることを少し期待しながらなんですが・・・。

ではまた。

スポンサーサイト

コメント

Secret

杣人のNuages

ブログ内検索
 RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ホテル探しに!
クリックをお願いします!
Google