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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
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『サウンド・オブ・ノイズ』

お元気ですか?

昨夜から強く降った雨は午後にはあがり、強い日差しと蒸し暑さを残して通りすぎて行きました。夜になればまた虫の声が季節を思い出させるのでしょうが、今聴こえるのは車の行き交う音ばかりです。

『サウンド・オブ・ノイズ』という映画をWOWOWで観ました。スエーデンの犯罪コメディーと解説にあったので興味をもったのですが、これがとっても面白い映画で、当り!って感じ。観るだけのつもりがDVDに焼いて保存版にすることにしました。
お話は、街にあるものを楽器にして音楽をつくる音楽テロ集団、病院では手術器具や患者さんを楽器にし、銀行ではお札をシュレッダーにかけたり、スタンプの音やパソコンのキーボード、ブルトーザーやショベルカーで地面を叩いたり、送電線にぶら下がって音楽を作り出します。それを追う刑事は音楽一家に生まれながらも音痴なため音楽が大嫌いです。
観ていると生活のあらゆる所に音の鳴るものがありリズムのあることを思い出して楽しくなります。ところが、刑事が一旦テロ集団に楽器として使われたものからは音が聞こえてこない事、“音が盗まれた”と気付きます。この刑事さん以外には普通に聞こえているのですからファンタジーの要素が組み込まれているのですがテロ集団と刑事との間に音に対する共通のセンスがあることが分かります。そのことは物語の終盤、刑事が始めて作曲をしてそれをテロ集団に演奏させることにつながるのですが、それをどう解釈するかは観ている人におまかせしましょう。

スタイリッシュで考えさせる要素満載の素敵な映画です。

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ところで、音痴というのはどうゆうものをいうのでしょう。聴いた音を正しく発声できない。音程・音階がずれてしまうとい事ですが、そもそも正確な音を再現するところに幅があります。お年寄りなど話す機会の少ない人は声を出すことすら難しくなります。長く歌わないでいたり声を出していなければ聴いた音を歌って出す事は難しいかもしれません。子供の頃は合唱団にいた私も今では歌を歌うことは全くありませんしカラオケにも行きませんから、いきなり歌えと言われたらちょっと音痴かも知れません。
病気のせいで音痴という事もありますから人の音痴を軽々しく笑ってはいけませんね。
リズム音痴という言葉もあります。スポーツジムでエアロビクスをやっていると分かりますが、動きがづれているいる人が何人かいます。大抵は動きが分からなくてインストラクターの動きを目で見てから動くので音とずれてしまっているのですが、これは動きが自分のものになってくれば直りますので気にする必要はありません。困るのは音を聴かずに自分のリズムで動いてしまう人です。リズムがづれている、ひとの動きとづれている事に全くお構いなしで動いています。インストラクターは「音を聴いてください」って声掛けをしますが、リズム音痴の人は大抵自分の動きに酔いしれていますから困った人になってしまっています。

先日テレビのニュースを見ていたら目の不自由な人が色をどう感じているのかを研究し、円形に色を配置して表す工夫を作ったという事を紹介していました。驚くことに言葉でしか分からない色を配置すると目で見える人の配置と変わらないのだそうです。これは何を示しているのでしょうか。
私達はものを見る時には目で見ています。しかし目で見る光は波長をもったエネルギーです。ならばもし目で見る事が出来ない場合は肌など別の感覚器官でそのエネルギーを感じ取っているのではないでしょうか。耳で聴き取れない聾の人が体で音を感じ取るのと同じです。そしてさらに興味深いのは目の見えない人は言葉つまり音で色を感じる点です。黄色や赤、青や紫といった色と名前(音)から感じられる物が同じだというのは実に驚くべき事です。私達は長い時間をかけて色を感じさせる音を見つけていたということです。逆に言えば言葉には色があるという事でもあります。

『サウンド・オブ・ノイズ』で音が盗まれた事に気がついた刑事は、音痴なために音楽一家の中ではのけものになっています。しかしもしかしたら他の人が気が付かない音を聞き分ける素敵な才能の持ち主なのかもしれません。
スエーデンらしいセンスがたっぷりの映画です。お薦めです、是非御覧ください。

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コメント

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No title

これはすごく面白そうですね! 不覚にもまったく知らない映画でしたが、紹介記事を読ませていただいたら無茶苦茶観たくなりました。まだDVDが発売されてから半年ぐらいのようですし、明日は近所のショップでもいって探してみます!

Re: No title

sugata様に興味を持っていただけるなんて光栄です。ちょとガッツポーズ。
「ミレニアム」以来北欧の映画・テレビドラマを見る機会が増えて喜んでいます。
ドイツ・フランス、もちろんイタリア映画とも違う北欧のセンスにあたたかみを感じます。
ムーミンは後2冊、「ムーミン谷の冬」がお気に入りです。

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