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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
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古いものを楽しむ

お元気ですか?

当地はすっかり秋の様子。日中でも涼しい風が吹いています。

今日は夕方から当地のNHKが所蔵しているSPレコードを解説者の話を交えながら聴くというコンサートに行ってきました。
図書館に置いてあった手作りのパンフレットに「SPレコードは、1回限りの録音で後からの編集や加工ができなかったため、演奏に際しては緊張が持続され、スリリングな演奏が記録されています。」と書かれ、当地のNHKが音楽ライブラリーとして全国のNHK放送局から集約し一括管理しているレコードアーカイブスのSPレコードを聴くことが出来ると紹介されていたからです。

図書館の二階ホールにはプロジェクター・スクリーンを挟んでJBLの大きなスピーカーが置かれています。窓側では図書館の方2名がプロジェクター、NHKの方が3名がSPレコードとプレーヤーの操作をします。反対側には演台が置かれ今日の進行役をしてくださる解説者が座っていて、並べられた椅子にはまばらに人が集まっています。若い方は少なく年配の方が中心です。最近お邪魔しているオーディオショップで見かける人はいないかと見回してみますが、記憶にある顔は見当たりません。

図書館の方の挨拶で始まり、解説者の方がNHKの朝の連続ドラマ「花子とアン」でナレーションをしている美輪明宏さんの真似をしながら日本語の美しい話し方を紹介して会場を惹きつけます。解説者の方は美輪明宏氏と同い年なのだそうです。
プログラムに添って曲の紹介が始まりました。最初はダカンとい作曲家の「つばめ」とリュリの「愉しい夢」。演奏者のランドフスカのチェンバロが大きい音が出るように細工されていた話やベルサイユ宮殿で活躍したリュリがフランス風の曲で宮廷の評判を得たのに対してイタリア風の曲を作曲していたシャルパンティエの人気が落ちてしまった話などを紹介しながらSPレコードの演奏に移ります。
SPレコードの演奏は蓄音機ではなくレーザー・ターンテーブルと呼ばれる針を使わないプレーヤーです。レーザー・ターンテーブルは数年前にNHKのニュースでも取り上げられていて興味を持っていたのですが、当時はまだ開発されたばかりで高額でした。今も受注販売のようですが、多くの大学や公共機関に導入され個人での購入も可能なくらいの価格になっているようです。ご興味のある方は株式会社エルプをご覧ください。
休憩時間にNHKの方と話をしてきたパートナーさんは「うちもこのプレーヤーにしようか」と言います。機械好きなパートナーさんらしい反応です。私も良さは理解していますから内心では使ってみたいとも思っているのですが、針を下ろすターンテーブルの感覚も好きですので此処は慎重にしなくては。

さて、曲の紹介や作曲家や演奏家の話を交えながらコンサートは進みます。お話は面白く選ばれた曲も良いので愉しいのですが、プロジェクターに出す映像が少しダメです。解説者の方が用意したと思われる本やレコードのジャケットを映しているのですが、映し方に配慮が足りません。グルックの歌劇「アルミード」をかける時に、グルックの顔を紹介するため「オルフェオとエウリディーチェ」のジャケットを映しているのですが、こうゆうのはいけません。他に用意出来なかったのでしたらせめてタイトルを隠して映さなければ観ている人に誤解を与えます。他にも演奏家の写真を説明も無く映したり、写真が斜めになったまま置いたり、本の頁をそのまま映して抑える指が映りだされたり・・・。プロジェクターを担当した人の不手際が目立っています。せっかくの映像もこれでは解説者の話に水をさすことになって逆効果です。
そんな素人くさい不手際はあったものの、久しぶりのSPレコードの録音はパンフレットに書かれていたように演奏の緊張感が伝わるいいものです。こうゆう資料を保存し聴けるというのは大切な事と喜びを感じます。

帰りの車の中、「高峰秀子のカンカン娘は知っていたね。」と言うパートナーさん。
「そうだね、ストコフスキーも知っていたよ。」と笑う私。
「また次回も都合が良ければ参加したいね。」と。

さて、古いSPレコードを楽しんだついでにパートナーさんが図書館で借りた本、『ビブリア古書堂の事件手帖』のお話。
「へぇ~こんな本頼んだんだ。」と言う私に、「本屋大賞をとった本だっていうからどうかなと思って」とパートナーさん。
「読み終わったら私にも貸して」と読んでみました。
鎌倉の駅前にある小さな古本屋さんビブリア古書堂。祖母の遺品である夏目漱石全集を持ち込んだ主人公は古書堂の女性店主の謎解きにすっかり感心し・・・と物語が始まります。古本と本そのものが持つ物語という視点は決して新しいものではなく、それを安楽椅子探偵という姿で謎解きをする店主。まあそうですね。本が好きな人には面白みを感じさせる設定と言っていいでしょう。でもね、文章がひどすぎ。内容が軽いのはそうゆうものだと思えばいいのですがせっかく古書をテーマにしながら物語が展開するのですから自身の文章をもう少しなんとかしなくては。この本、古本屋さんに残らないのではとちょっと悲しくなります。
それでも読み終え、パートナーさんに「続きも借りるの?」と聞いている私。どんな本を取り上げてお話を作るのかに興味があるのですが、ちょっと怖いものをのぞく気分でもあります。
「どうしようかな~」とパートナーさんも温度は低いようです。

本屋大賞は書店で働く店員さん達が読んで面白かった、お客さんに薦めたいという本を選んで贈る賞です。本屋さんで働く本好きの人という読者目線の賞という感じで、距離感が近い感じが評判を得ていると思いますが、さて、今回読んだ『ビブリア古書堂の事件手帖』は如何でしょう。本屋大賞がどうゆう仕組みで選ばれるのか知りませんがが選んだ人たちもちょっと困りながら選んだのではないでしょうか?

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
(2011/03/25)
三上 延

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鎌倉を舞台にした『ビブリア古書堂の事件手帖』を読んでいたら、パートナーさんが職場の人からお土産をいただいてきました。鳩サブレです。縁ですかね。
これも古いお菓子です。鳩サブレを作っている豊島屋さんは明治27年(1894年)創業、鎌倉の老舗です。



古いものを大切にする気持ち、レコードも古本もお菓子も・・・ちょっと心地いいですね。
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