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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
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ファミリーレストラン

お元気ですか?

先週の9日ファミリーレストランのすかいらーくが東証1部に再上場し1200円の初値をつけた。初値でみると時価総額2300億円でマクドナルドに次いで外食産業では国内2位の規模だそうだ。再上場というのは8年前にMBOを行い上場廃止にしたからなのだが、景気が冷え込み株価も下がる一方だった時期にMBOを行い再建を目指した姿勢は評価出来る。
東京にいた頃、一時期すかいらーく本社のすぐ近くに住んでいた。だから和食系の店も含めすかいらーくグループの店舗が多くあったし、対抗するように他のファミレスチェーンの店も多かったように思う。
思う、というのはファミレスはほとんど利用することが無かったからで、パートナーさんの習い事の帰り、もう家に帰っても食事を作る気力も無いというときに仕方なく利用するのがせいぜいだったからだ。だからたまにファミレスに入ると大きなメニューをテーブルいっぱいに広げて眺めながら言葉を失う。季節商品?ドリンクバーをつけたら?サラダのあるセット?と頭の中に選択肢をならべてみると結構いいお値段になってファミレスで使う金額ではないなと安い無難なセットを頼むことになる。
何処どこのラーメン店、何処どこのカレー屋、何処どこのカフェと話題にするように、ファミレスにも一家言を持つ人(ファミレスおたくと言ってもいい)がいるだろうからそうゆう玄人さんから見たら私の注文などはなんの冴えもないつまらないものなのだろうと確かに思う。

当地にハンバーグを売り物にした人気のチェーン店がある。メニューは極端に少なくボリューム感のあるハンバーグ、ステーキ肉、が熱々の鉄板に載せてテーブルに運ばれ客は決まりごとのように紙ナプキンを胸の前で広げていると係りの女性が「撥ねるのでお気を付けください」と言いながらソースをかける。ソースは出番が来たとばかりに焼けた鉄板の上で撥ね、ナプキンに飛び散る。これが店の売りだが言ってみればそれだけ。しかしその店がいつも混んでいる。私の行動範囲、買い物に行くバイパス道路沿いとスポーツジムに行く道と2店舗をいつも見るのだが、平日にもかかわらず夕方になると店に入りきれないお客さんが道路や駐車場で順番を待っている。外食をしてハンバーグを食べようという目的とジュージューいって撥ねるソースと油をナプキンで受けながらキャーキャー言うイベント性がお客さんにこの店に行けばこうゆう経験が出来るという安心感(もしくは習慣性)を植えつけることに成功したのだろう。

そこまでは店の成功事例として私も理解するし認める。ただどうしても理解できないのが店の外まで並んでその食事をしたいという客の気持ちである。私が短気なのかも知れない、店の味やサービスを評価していないのかも知れない。でもどう考えても千数百円のランチ、またはディナーを1時間近く(そのぐらいは食事の時間にかかるだろう)待つという事は私には考えられない事だ。
パートナーさんに並んで待って食事したことがあったかと尋ねたところ、札幌のラーメン横丁で親父が案内してくれた店で二三人待ってカウンターで離れて食べたことがあった事と、正月に友人と歌舞伎を観た帰り何処の店も閉まっていて仕方なく寿司屋(しかも回転寿司屋だった)に待って入った事があったのを思い出してくれた。

食事は料理を食べるのと同時に、時間と空間を楽しむためのものである。まして外食は家庭での料理とは違うものを求めてお金を払うのだから、その食事のために店の外にまで並んで待つというのは考えられない。
ところが世の中は私の考えとはまったく違うようで、行列の出来るラーメン店とか言って待つことに価値を見出している人たちが多いようだ。先日もいつもの朝の経済番組でニューヨークにあるクロワッサン生地で作るドーナッツの店を取り上げていて行列に並んでも食べたいと大の大人が真面目な顔で答えていた。行列の出来るラーメン店のラーメンをたまたま並ばないですぐ席につけたとしたらその客は同じように美味しいと満足するのだろうか。

最近当地のイタリア料理の店がディナーを予約制それも一組だけという形にしたと聞いた。私の馴染みのフレンチもディナーは予約をしてほしいと言う。食材の仕入れやサービスの質を維持するためには必要なことなのだと思う。東京のように人口が多いところでも一定の客数を維持するのは難しくなっている。
お店の方に事情があるように、客の方にも予約するメリットは大きい。まず食事をする時間を自分たちのために(たとえ他にも客がいても)使える。レストランで食事をすれば2時間から3時間は最低でもかかるがその間客は主人である。お店はそのように準備をしサービスする。何回か通い慣れてくるとサービスの人、もしくはソムリエは好みのワイン(以前飲んだワインも)覚えてくれて料理にあったワインを奨めてくれる。シェフは客の好み、もしくは喜ばせるような料理を作り提供してくれるようにもなる。
ファミレスで店の外にまで並び、先客が終わるのを待つのとは別な世界だ。だいたい、先客が終わるのを待つということは自分たちも次の客に待たれているということだ。そんなせわしない店は落ち着いて食事をすることは出来ない。そんな食事なら立ち食いそばや牛丼チェーン店の方が目的に適っている。

ファミリーレストランがいけないと言うつもりはない。ちょっとした打ち合わせや子供(特に乳幼児)連れで外で食事をしたいときには便利だろう。それは食事とは違う事情が重い場合である。
ファミリーレストランで順番表に名前を書く前に、店の中や外にまで並び先客の食べ終わるのを待つ前に、自分が本当はどうゆう食事をしたいのかよく考えてはいかがだろうか。

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