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杣人・somabito

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オペラコンクール

お元気ですか?

「静岡国際オペラコンクール」の本選に出かけてきました。以前ピアノコンクールの入賞者によるコンサートを聴きにいきましたが、その時パートナーさんと「本選を見るのもいいね」と話していたのです。入賞者にはコンクールを終えた安心や喜び落ち着きがあるのですが、本選はまさに本番に臨む緊張感があります。それを見ながら若いチャレンジャーを応援しようという気持ちです。

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本選ですからオーケストラが加わり、一人で舞台に登場し、指示された曲と自選曲を歌います。

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本選に残ったのは上の六人。日本人が四人と韓国とカザフスタンからの二人です。
一人目は日本人の女性、オケに呑まれることもなく一生懸命に歌っています。
二人目の韓国人の男性はさすがに体格もよく声量もあります。ただヴォータンの感情を表現出来ているかというと残念なところがあります。バリトンは難しいですね。
三人目のカザフスタンからの女性は、シェルパンティエの難しい曲を歌い感心します。椿姫はヴィオレッタの情感は出ているとは思えません。

四人目の日本の女性、ヴェルディの「海賊」を歌いますが落ち着いた良い歌い方をします。続くプーランクはなかなか難しいのですが、曲を上手く捉えています。私としては高得点をあげたいところですが、オペラ歌手としてはどうでしょう。ソリストひしめく大オペラの中に立ったときに少し弱いかもしれません。
五人目の日本の女性、ワリーを歌います。あまり聴く機会の少ない曲ですが映画「ディーバ」に使われていました。上手ですがもう少しドラマチックに歌っても良いでしょう。オテロのデズデモーナはちょっと間延びした感じですね。
六人目の日本の男性はテノール。日本人のテノールはどうしても声質が薄く感じられるものですが、彼はなかなか好い感じ。ただ「ドン・ジョバンニ」の雰囲気は伝わってきません。そして二曲目のロッシーニでは声がざらつく致命的失敗をしてしまい残念でした。

全体を通じてレベルの高いコンクールである事は間違いありません。選ばれた六人皆さん経験も豊富のようです。ただコンクールのせいでしょうか、歌の向こうに風景が浮かんできません。人物の情感を深く表現出来ているかというと物足りなさを感じますし、もっと音楽を楽しむ感じが伝わってきても良かったとも思います。

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このオペラコンクールは静岡県出身のオペラ歌手三浦環さんを記念して没後50年にあたる1996年から3年ごとに開催しています。詳しいことは「静岡国際オペラコンクール」のHPをご覧ください。

コンクールに合わせて学生によるポスターの製作コンペも行われ、その作品も紹介されています。

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観客による投票も行われ、一番人気は5番目に歌った鴫原奈美さんのようです。実は私も彼女が一位かなと思っています。一位を当てた人には抽選でプレゼントがあるのですが、発表までいなければなりませんので帰ることにしましょう。

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入賞者には11月18日にコンサートが待っています。きっと多くのオペラファンが聴きに行くことでしょう。

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追記)

先ほどネットで確認をしましたら、一位は鴫原奈美(日本・ソプラノ)、二位はユン キフン(韓国・バリトン)、三位はアナスタシア・コージュハロバ(カザフスタン・ソプラノ)。三浦環特別賞に小堀勇介(日本・テノール)、オーディエンス賞は鴫原奈美と発表されていました。一位、二位は私の予想と一致。三位はプーランクを歌った大音さんを期待したのですが、カザフスタンから来てくださった方が受賞しました。それもまた嬉しい気がします。賞に入られた方、入られなかった方皆さん若くこれからの活躍が期待できます。当地のコンクールが世界舞台への飛躍に役立つことを願います。

今回、審査員の一人にウエルナー・ヒンクという方がいらっしゃいます。ウィーンフィルの主席バイオリニストを長く勤め、ウィーン弦楽四重奏団のメンバーとしても活躍していた方です。東京時代、ご縁がありお目にかかる事のあった方なので懐かしく思いました。好きな世界に接していると、思わぬ出会いや再会があるものです。会場には若い人も多くいらっしゃいました。音楽を勉強されている方、声楽ファンという方もいらっしゃるかもしれません。いずれにしろ若い頃に夢中になることの出来るものを持っているとそれは将来にわたってその人の宝物になります。そしてその宝物は人との出会いを導きます。音楽を愛するすべての人に、素敵な出会いが訪れますようにお祈りしましょう。感謝を込めて。

ではまた。



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