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杣人・somabito

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『その女アレックス』

お元気ですか?

数日前から気温が上がり花粉症への警戒も必要になります。パートナーさんは洗濯物を干すのにも気を使いますし、私は薬箱を改めて薬の在庫を確認するのです。

ピエール・ルメートルの『その女アレックス』を読みました。いつものように探偵小説三昧の記事で紹介されていたのを読み図書館に予約を入れたのですが十数人待ちの状態で、ようやく手にしたのがおととい。読み始めるとテンポのよさにどんどん頁が進みます。「怖そうなの読んでるね。」と横から覗くパートナーさんが「もうそんなに読んだの」と二回も言うくらいに物語の展開は速いのです。

こんなお話です。
三十歳の女性アレックスが男に誘拐され体一つが入るのがやっとの箱に閉じ込められ監禁される。事件を捜査するパリ警視庁の警部カミーユは過去の事件から復帰したばかりだが、二人の部下とともに犯人を特定し追い詰めるが逮捕直前に自殺されてしまう。誘拐されていたアレックスは自力で脱出することに成功するが姿を消す。そして事件の真の姿が動き出した。

推理小説ですからストーリーは紹介できませんが、物語としても構成としても良く出来た作品です。何が事件の裏にあるのだろうと読者を引っ張っていきます。主人公であるカミーユ警部をはじめ部下のルイ、アルマン二名の性格描写もしっかりしていますし、上司で部長のグエン、対立関係にある予審判事のヴィダールと立ち位置のはっきりした登場人物が物語りを締まりあるものにしています。アレックスの描写も秀逸で誘拐された彼女に読者はひきつけられますが、監禁から脱出したアレックスには読者はある種の距離を感じるでしょう。その距離感こそが何故、何がという謎の元だと思うのです。
本書は三部構成になっていてカミーユ、アレックスと視点を変えながら展開しますが圧巻は第三部。ここで物語の真相に迫りながら読者を緊張させてゆきます。

読み終わったらすぐまた読み返したくなる『その女アレックス』です。

その女アレックス (文春文庫)その女アレックス (文春文庫)
(2014/09/02)
ピエール ルメートル

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