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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
Nuages・・・雲のようにふんわりとしています

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変わること

お元気ですか?

トワイライトエクスプレスの最終便が大阪駅を11時50分に出発した。22時間の汽車旅、糸魚川を通過するのは夕方の5時半頃、函館は通らないが札幌には明日の9時52分に到着予定だ。
14日には新たに北陸新幹線が開通する。糸魚川の伯父は新幹線開通を強く希望していたが開通を待たずしてなくなった。新幹線は糸魚川の駅には4タイプある列車のうちはくたか1列車が停車するのみ。東京から2時間20分でつくことを思えば便利になると言っていいのだろうが糸魚川への影響はどの程度なのだろう。この北陸新幹線の用地のため実家は山と田畑を失った。祖父と伯父が守り育てた山は削られコンクリートの柱が並んだ。畑に向かう坂道に祖父は桜の木を植え、背負子を背負ったまま休憩が出来るようにと大きな石を運び置いたが坂も桜も石も重機で壊されてしまった。今では記憶に風景が残るばかりだ。

函館の母から電話があった。入院している父の状態が良いので退院して欲しいと病院から言われたという。現在父は介護病棟にいてベッドにほぼ寝たきりの生活をしている。肺と心臓と肝臓が悪く薬をもらっているが、一時生命力20%と言われた状態からは脱し車椅子での移動、食事が出来意識もしっかりしている。回復期のリハビリ病棟から現在の介護病棟に移り病状も改善し安定して長いことから退院を求められたわけだ。ただしベッドに寝たきりなことには変わりがない。薬が必要な事、自立歩行が出来ずベッドで起き上がることさえ困難な状態であるから自宅に帰ることは出来ない。
母も病院もその点は了解しているので何らかの施設への入所と言うことになる。
母からの電話は施設探しを病院のケアマネージャーに頼んであるが、候補が挙がった時点で私に函館に来て選定や移動を手伝って欲しいとの事だった。気丈な母だから現状の変化を受け入れることは出来るが父の変化に私も参加させようとう意図があるのだろう。
私は病院のケアマネージャーの他に現在母自身が受けている訪問ケアを担当している別のケアマネージャーに連絡し施設の選択にアドバイスをもらうことにした。普段から家の事情を承知し病院を離れた後も相談できる人が必要だと思ったからだ。
期待したようにケアマネージャーはすぐ病院と連絡をとり事情を把握したうえで私に今後の方向をアドバイスしてくれた。

その後、思いついてネットで函館の介護施設を調べてみた。高度の介護にも対応していること、母が通うのに便利なことなどが基本になるが実際に施設を見て働いている人たちの話を聞かないと判断は出来ない。

昨年の3月、私は母の怪我をきっかけに函館で暮した。それは私の生活に大きな変化であったし楽しみでもあった。病状は安定しているとはいえ終末期を迎えている父、老齢で体も弱いが気丈な性格を支えにして一人頑張っている母。その両親の生活に私とパートナーさんも参加してさぁ何が変わってゆくのだろう。明日は何が起こるのかわからない。何が起こっても人生の冒険として立ち向かってゆこう。山に登ったり、航海に出たり、旅に出るのと同様、人生は冒険。向こうからくる変化をしっかり足を踏ん張って見極めればそれは楽しいものになるに違いない。

追記)

病院に居る父は母から退院を求められていることを聞き、ならば家に帰りたい施設への入るのは嫌だと言う。母は「夜中に呼ばれたり始終あれしろこれしろと言われても出来ないよ」と言い、父もしないと言うが、家に帰るのだから何でも言える。母にしても少しでも父の望みをかなえられるのは嬉しい事なのだが家での父の姿は想像がつき、諦めか達観か希望を受け入れてあげたいと思っているようだ。しかし自分の体力では介護が無理な事は母が一番承知している。共倒れになることは想像に難くない。
両親ともども私たちと一緒に暮らすという選択肢もあるが、父は函館で最期を迎えたいと言っているのでそれも適わない。
ケースワーカーに連絡し事情を話し両親の希望をいれながら何が可能かシュミレーションを作ってもらうことにする。



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コメント

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No title

杣人さん、こんにちは。
ご無沙汰しております。
お元気でお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。

御記事を一読、胸を打たれてコメントを申し上げております。
具体的で、明解で、淡々としたお話ですのに、深いお気持ちを感じて、じいんといたします。
その後、お父様のおかげんはいかがでいらっしゃいますでしょう。

ご家族のお話の中に、そしてこうしてお聞かせ下さることに、杣人さんのお人柄を感じつつ、尊敬と感謝の念をおぼえております。
拝読して、杣人さんの誠実さやお力を以てなさるあれこれのことを頼もしくうかがいながら、一方でこの先同じような事態に直面したとき、力も知恵もない私はどうするのだろうと、そこはかとない不安を感じたりもいたしました。

また春がまいりました。
函館はまだしばらくは寒いのでしょうか。
どうぞお身体にお気をつけて、春の佳いお時間をお過ごし下さいますよう。

Re: No title

ここ様、あたたかいコメントを有難うございます。
両親の残り少ない時間に子供としてどのように関わり、納得し気持ち穏やかに過ごしてもらう事が出来るのか。その事をいつも考えています。幸い二人とも認知症などがなく話をして意思を確認できます。有難く、終末期にあってまだ子供に教え鍛えてくれるものなのかと親の存在というものに感謝しております。

ここ様も新学期の準備などご多忙のことと存じます。どうぞお大事に。

杣人のNuages

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