プロフィール

杣人・somabito

Author:杣人・somabito
Nuages・・・雲のようにふんわりとしています

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
リンク
ブログランキング

FC2ブログランキング

人気のあれこれ!
月別アーカイブ
最近のトラックバック

『恋するふたりの文学講座』

お元気ですか?

今日は鹿児島の口永良部島で火山が噴火し島民全員が非難する事態となりました。お見舞い申し上げます。


映画『恋するふたりの文学講座』をwowowで見ました。原題が LIBERAL ARTS という2012年のアメリカ映画です。大学でいう「一般教養」「教養課程」というタイトル。 私は文学講座というところに惹かれて録画したのですが、大満足の当たりでした。

こんなお話です。
NYで大学への進学案内を仕事にしている(らしい)ジェシーは本を片時も離さない35歳の独身男。母校の恩師ピーターが退任することとなりそのパーティーでスピーチをするためレンタカーを借りてオハイオまでやってくる。そこでピーターの知人の娘ジビーと出会い彼女の天真爛漫な若さに魅了される。NYに戻るジェシーだったが、ジビーから渡されたCDを聴き音楽に感動し、ジビーと手紙のやり取りをするうちに会いたい気持ちがつのり再びオハイオに行く。そこで二人が経験することとは・・・。

文学に浸った独身男性ジェシーは大人になる事が出来ないでいるようですが、文学への情熱と素直な心を持っています。19歳のジビーは賢く大学で学ぶことを楽しんでいますが、周りの男性が幼く見えてもの足りません。そんな二人が出会い意見をぶつけるのですから好奇心が高まるのも無理はないでしょう。ジビーが選んだクラシックの曲を聴きながらNYが新鮮に見え音楽に感動するジェシー、これは恋です。
ジェシーはジビーが読んでいる吸血鬼の小説(どうやらトワイライトらしいのですが)を「英語で書かれた最低の本」と評し彼女を不愉快にさせますが、文学への思いと素直な人柄からかジビーは彼を認めます。同年代の学生とは違う大人と彼女には映っているのかもしれません。大人への入り口を彼女は望んでいるのです。

憧れていたロマン派文学の女性教授や頭が良過ぎて心とのバランスを崩している青年との出会いなど、ジェシーは母校のキャンパスで自分と向き合うキーワードを与えてくれる人達と出会います。なかでも興味深かったのが、ニット帽をかぶった青年ナットとの出会い。彼はジェシーをジビーのいるパーティーにつれていったり、キャンパスをさまようジェシーと向き合い水を飲ませて浄化します。これは正にスピリチュアルなシーンでナットはジェシーに「愛になれ」と言うのです。何かを誰かを愛するのではなく愛そのものになるのです。
ジビーの言葉にも感動します。彼女は現在の自分をより良い作品のための「下書き」の時代だと理解します。大学生の頃、勉強にしてもアルバイトにしても、友達づきあいや先生との関係のとり方にしても誰もが経験だと思っています。でも自分の未来がはっきりしていませんから経験だとしてもそれがどうゆう位置づけを持つのか分からずにいます。大抵の学生がそうでしょう。「下書き」と言えるということは自分の人生を描いてゆくのだという確りした自覚が在る証拠で、それは19歳としては素晴らしいことだと言えます。

大学生の時に許された時間はかけがえのないもので、様々な勉強を通じて興味を広げ世界を知ります。でもその素晴らしい勉強に没頭しすぎると現実の世界が少しつまらなく思うときもあります。学問の世界というのはそうゆう魔法の粉の部分もあるのです。
それでも学ぶ事は楽しいことです。19歳のビジーが音楽の素晴らしさを知り世界が一変して見え、その感動をジェシーに伝えたように、学ぶことは世界を変えます。世界の見え方が変わるのではなく本当に世界が変わるのです。なぜなら私たち自身が変わるからです。
本を読み、映画を見、音楽を聞きましょう。その瞬間に変わる自分を楽しみましょう。

『恋するふたりの文学講座』、邦題はいまひとつの感じですが、かといって「教養講座」でもいけませんね。でも映画は良い映画です。是非ご覧ください。





スポンサーサイト

コメント

Secret

杣人のNuages

ブログ内検索
 RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ホテル探しに!
クリックをお願いします!
Google