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杣人・somabito

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『容疑者』ロバート・クレイス

お元気ですか?

梅雨前線が当地に居座り、この数日は雨の底にいるような毎日。今日は道場に行く事も出来ないのでようやく届いた『容疑者』を読んだ。お世話になっている『探偵小説三昧』のsugataさんが、昨年の暮れに紹介されていたので図書館に頼んだのだが順番が廻ってきたのが最近だったのだ。

こんなお話。
ロス市警のスコット巡査はパトロール中に銃撃事件に遭遇し、相棒のステファニーを亡くし自身も重傷を負う。九ヶ月後、警備中隊に配属になったスコットはアフガニスタンに従軍し負傷した軍用犬マギーと出会う。マギーもスコット同様作戦中に敵の自爆攻撃でハンドラーを失い自身も大怪我をしていた。お互い心と体に怪我を負った警官と軍用犬はパートナーとして再起をかける。

最初の数ページ。アフガニスタンに従軍し敵の攻撃のなか負傷したハンドラーの傍から離れないマギーの姿に思わず涙目になってしまい、パートナーさんに「これいいよ」と言ってしまう。読み進むうちに物語の方は特に凝ったものでもひねりが利いたものでもないのが分かるのだが、スコットとマギーの関係が適度な距離感をもって描かれていて読み手に緊張感を与えているのが良い。
犬好きにはたまらないだろうし、犬好きでなくても犬の立場からの主人を思う気持ちを知ると熱い感動が起こるだろう。本作品はそれを楽しむものだ。

軍用犬として特殊訓練を受けていたマギーは怪我を負ったことで民間人に飼われた後警察犬の訓練所にいる。アメリカでは警察犬をK9と呼ぶそうだが、映画で『K-9/友情に輝く星』というのがあった。コミカルでけっこうお気に入りの映画だった。
警察犬ではないが、『F.B.EYE!!相棒犬リーと女性捜査官スーの感動!事件簿』というテレビドラマもお気に入りだった。実在する女性捜査官スー・トーマスと聴導犬リーバイを主人公にした物語だ。再放送を望んでいる。

解説には北上次郎氏により「犬の出てくる翻訳小説ベスト十」があげられているが、私はどれも読んだことが無かった。何か犬の出てくる本を読んだことがあっただろうかと思い出してみると、「パンプルムース氏」シリーズに思い当たった。ふぅ~、フランス人は犬好きだからね。

さて、『容疑者』は図書館に返すまえにパートナーさんに廻そう。一時期パピーウォーカーに興味を持っていたこともあるから感想が楽しみだ。
そして、私はラッセル・ブラッドンの『ウインブルドン』を読もう。探していたのだが、パートナーさんが図書館の蔵書に見つけてくれた。内藤陳さんもお奨めの『ウインブルドン』。タイミングもばっちりだ。



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テーマ : 海外小説・翻訳本
ジャンル : 小説・文学

コメント

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No title

『容疑者』、いいですよね。うちも犬を飼っているので犬がキーになっている作品にはどうしても評価が甘くなってしまうんですが、それを差し引いてもこれは傑作です。
ちなみに『ウインブルドン』も傑作です。ぜひお楽しみください。

Re: No title

sugata様、いつも道案内を有難うございます。
『容疑者』も犬の気持ちを存分に感じながら、こんなに思われたなら飼い主冥利だと羨ましくなっていました。
『ウインブルドン』も本屋さんに並ばなくなってからようやく探しあてたので、しっかり楽しみたいと思います。

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