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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
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父の再入院

お元気ですか?

台風が来て各地に被害が出ているようです。お見舞い申し上げます。
昔々、私が合唱部にいた頃、「台風が来て水が出た 日本東京秋が来て ちっぽけな象がやってきた」という歌詞の歌がありました。以前は台風をいくつか経験すると秋になったものでしたが、最近は夏になる前から台風が来ます。函館に住んでいた私には梅雨の経験が無く、台風が頻繁に来たという記憶もありません。それだけによけいに沖縄や四国といった台風の直撃を毎回のように受ける地域の人はどのような思いで暮していらっしゃるのだろうと思うのです。

五月の末にそれまで入院していた病院を退院し、自宅介護に切り替えた父が入院しました。7月2日のことです。ショートステイに行っていたのですが、呼吸が苦しいから帰宅すると訴え帰って来たのですがその日は木曜日で病院の外来受付がやってなく、翌日病院に行きそのまま入院となったのです。父は様子を見るとか我慢をするということをせず、体調がおかしいと思うとすぐ訴えて行動に移します。家族にとってこれはとても有難いことです。
退院してからしばらくは食事がしっかり取れて便も出ていたのですが、数日前から食が細くなっていました。やはり老齢による体力の衰えかと心配していよいよかも知れないと思っていました。私は何も出来ることがありませんので、母から電話で容態を聞くばかりです。熱は無く意識もしっかりしている。食事をとる元気がないので点滴で栄養をいれている。痰が出るのでカテーテルで吸出している・・・。そんな母からの話を聞いて容態を想像します。意識がしっかりしているという事で差し迫った心配はしていなかったのですが、それでも痰が出たり呼吸がつらいということから容態が急変することもありえると考え緊張感を持ちます。あぁどうか良くなって欲しいと願うばかりです。

もともと前の病院を退院するように言われた時からこのことは予想していました。父にとって家に帰れることは嬉しいことですが、病院にいるよりも体力の消耗は多いはずです。母の負担軽減からショートステイも組み入れていますが、それも体力の弱っている父には負担だったのでしょう。気持ちが晴れて食が進んでいたとはいえ老いた体は回復するよりも消耗するほうが多かったのです。

再度の入院から二週間。母から電話で痰を検査して薬を選んだところ効果があり父の呼吸が楽になったと知らせてきました。母の声に安堵の様子がよく分かります。「誕生日までがんばって生きてね」と言う母に父は「それだけか」と返すので「次は正月があるでしょう」と応じると父は静かに笑うのだそうです。私を呼ぼうかと言う母の言葉にも「呼ばなくていい」と言うのだそうです。

私たちはそんな父の様子を知り、離れて暮らす不便を許し私たちのやるべき事を成せと叱咤する父の気持ちを感じずにはいられません。去年私が函館で看病していた時にも父は私の事を気遣ってくれていました。親とはそういうものなのでしょうか。
親の愛情、気持ちというものよりもっと大きなものを感じますが、私には上手く言い表すことが出来ません。

昔々、私が合唱部にいた頃、父は私が歌うのをとても喜んでくれていました。悪戯にヨーデルのようなことをするともっとやって見せろと催促すらしました。父も子どものころ小学校の先生に良い声だと誉められ嬉しく思ったことがあったからです。その時は「星の界」という歌を歌ったのだそうで、私に楽譜は無いかと訊いてきたこともありました。
父に残された時間はそれほど多くはありませんが、父の様々なことを思い出し記憶に留めることが私に出来るせめてもの事です。


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