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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
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第十回特別弔慰金

お元気ですか?

当地昨夜は地震があり、テレビをつけると御前崎で震度3当地を含め周辺地域は震度1です。東海沖地震はいつきてもおかしくないと言われていますし、先日から雨が続いているので、こんな時に大きな地震がきて家が倒壊したらと漠然とした心配をしています。東京に居たときからパートナーさんとは震災時にどうするかを話し合っています。パートナーさんの職場は建物は耐震工事が済んでいますし、防災拠点の一つですから職場にいる方が安全ですし緊急時の仕事もあることでしょう。私は家が倒壊すれば車で雨露をしのぎアウトドア用の道具を活用しながら生活するようになるのでしょうか。そんな事態にならないことを願います。


二週間ほど前に従妹から電話があり、国から戦没者家族に特別弔慰金が出ると教えられました。今回で十回目になるのだそうです。これまでは実家を継いだ伯父とその子供が受け取っていたのですが、今回は私の父に受給資格があるのだそうです。従妹は私の父が亡くなっていることから妹にあたる自分の母親に資格があると思っていたのですが、実はこの弔慰金の実施基準日が今年の4月1日であり父が生きていたため父に受給資格がありその後亡くなったため資格が子供である私に移ったということなのです。
私は実家の伯父がこれまで弔慰金を受け取っていたことを遠くに聞いていましたが、戦後70年になってまだ国が弔慰金を出していること、父にその受給資格がありそれが私に引き継がれるという事は全く想像もしていませんでした。新聞はとっていませんし、市の広報も丁寧に読んでいませんから、従妹から連絡を受けるまで何も知らないでいたのです。たとえ広報を読んでいたとしても自分に関係のあることだとはわからなかったでしょう。
そんな私ですから、従妹から知らされて真っ先に頭に浮かんだのは、私が受け取っていいのだろうか本来なら叔母が受け取るべき筋合いのものではないのだろうかという思いでした。戦争の時、軍人となった男兄弟の留守を長女と二人で守ったのは叔母です。生き残った伯父と父は深く感謝しながら戦後を生きてきました。その叔母も高齢ですからもし次に弔慰金の出ることがあったとしても生きて受給出来るかどうかはわかりません。それを戦後生まれの私が受け取っては申し訳ない気がするのです。
従妹もその辺の私の気持ちを察していて、市役所の人に私が受け取りを断り叔母にその権利を譲った場合はどうなるのかと訊いたようなのですが、どうやら受給権利の譲渡は出来ないらしいのです。

そんなことで、第十回特別弔慰金を受け取る手続きを私がすることになりました。

従妹の電話で初めて弔慰金の存在を知ったばかりですので、まずは自分でも内容を確認し自分の頭で理解しなければなりません。まずはネットで第十回特別弔慰金について調べてみます。驚いたことに厚生労働省のサイトよりも各市のサイトが最初に出てきます。一通り読み内容が分かりましたので、実際に市役所に行って話を聞いてきましょう。

市の社会福祉課に行き「特別弔慰金の事で相談に来た」というと担当者のところに案内されます。伯父二人が戦死していること、今まで実家の伯父とその子供が受給していたが今回私の父にその受給資格があり、亡くなったため私がその資格を受け継いでいると教わった事などを家系図を示しながら話します。担当の方は「だいたい理解されているようですね」と言いながら「第十回特別弔慰金請求に係る戸籍関係書類について」という用紙と「親族関係確認票」という用紙を用意して家系図と私の話をもとに確認票に名前を書き込んでいきます。この作業で弔慰金の受給権者の順位が判るのですが、父は戦死者とは兄弟なので6番目、叔母は結婚していますので10番目になるようです。
私にとって幸いだったのは確りした家系図がありそれをもとに話が出来た事と、担当者が制度を深く理解されていてとても親切な方だった事です。私が相談している最中にも別の係の方が担当者に確認をしに来たりしています。どうやらリーダー格の方のようです。
担当の方は私と話をしながら、弔慰金の請求書や遺族の現況の申立書など必要な書類に鉛筆で薄く下書きまでしてくれます。こうゆう書類は普段書くことがありませんから説明を聞いただけでは直ぐに理解できません。家に帰っていざ書こうと思うと「あれここはどうだったけ」と戸惑う場合が多々あります。そういう意味でも相談に行って親切な担当者に当たったのは良かったのです。

こうして揃える書類が分かりました。父と戦死した兄弟の関係を明らかにするため新潟の市役所に父の親兄弟が載っている戸籍謄本を、函館からも父が亡くなった事の分かる除籍謄本を取り寄せ、そして東京から私と父の関係が分かる為に私の戸籍謄本を取り寄せます。
そして、その戸籍謄本を確認しながら亡くなった伯父や叔母の生年月日や死亡日を申立書に書いていきます。最近の戸籍謄本はコンピューター化されて綺麗な字ですが、昔の戸籍謄本は手書きだったりタイプだったりしています。特に手書きのものは漢数字が小さく書かれていてしかも癖のある字は判読が難しいのもあります。それでも一つ一つ確認しながら書類を作っていきます。

今日、揃えた書類を区役所にもって行きました。相談をしたところとは違うのですが丁寧な対応をしてくれます。内容をチェックし、日付と判を押して完成です。書類は上司のチェックを受けるのだそうですが、私が疑問に思って空欄にしておいたところも上司の判断を仰ぐようです。
最後に私が「書類が通ったら何か連絡が来るのですか」と訊ねたら、「国の審査もありますから一年ぐらいしたらお知らせが届きます」とのことです。なんと気の長い話でしょう。

私が相談をしている時に他のテーブルにいらしていた方は皆さん高齢の方でした。新聞を見て来たという方や以前の弔慰金をもらった事があるという方もいらっしゃいました。私などはきっと最年少のほうでしょう。弔慰金支給のニュースを見て自分に受給資格があるかどうかを調べる事から始まり、戸籍謄本を取り寄せるなどお年寄りには面倒な作業が多いです。きっと貰いそびれる方も多いのではないでしょうか。厚生労働省のHPに「特別給付金・特別弔慰金一覧」というのがあり実績が判るようになっています。ご興味のある方は御覧ください。

今回の「第十回特別弔慰金」は年5万円で5年間に渡って支給されるのですが、皆さん長生きして最後まで受給できる事を願います。

ではまた。

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