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杣人・somabito

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『エージェント6』トム・ロブ・スミス

お元気ですか?

トム・ロブ・スミスの『エージェント6』を読みました。『チャイルド44』『グラーグ57』に続く三作目でソ連の秘密警察捜査官レオ・デミドフを主人公としたシーリーズの完結編です。

話は1950年レオと妻ライーサの出会いと共産主義に傾倒するアメリカの黒人歌手ジェシー・オースティンのモスクワ訪問の様子から始まります。そして15年後、つまりその15年の間に『チャイルド44』『グラーグ57』があるのですが、教育者として成功を収めたライーサは冷戦下にあるアメリカに国際親善団として学生を連れてNYの国連を訪れ、米ソの陰謀が絡み合う渦に巻き込まれて行きます。
ここで私は「ダイ・ハード」かな?と想像したのですが、レオは捜査官を辞め工場勤めの身になっていて国外に出ることができません。
15年後、アフガニスタンのカブールにレオは秘密警察に復職しソ連の軍事顧問として働いています。NYでライーサを亡くした後復讐に燃えながらも何もできないレオは自分を責めアヘン中毒になっているのです。

読んでいて作者は何を描きたいのかがよくわかりませんでした。前半は共産主義思想をもつアメリカ人がFBIの監視下におかれ生活を失ってゆく様子が描かれます。後半はアフガニスタンの中でソ連がどのような立場にあるのかが描かれます。もちろん読者はレオがライーサの死の真相に近づくことを期待し物語がどう動いていくかを楽しむのですしそれも確かに描かれているのですが、どうも私には違和感が残ります。作品としてのバランスの問題かもしれません。

そうはいってもアフガニスタンやパキスタンでの紛争の様子などはよく描かれていて興味をもって読めたことには違いありません。

ではまた。
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テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

コメント

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No title

おお、一気に読まれたんですね。『チャイルド44』も相当でしたが、やはりこれは過酷な三部作ですね。
私もチャイルドの内容を忘れないうちに読まないと(笑)。

Re: No title

sugata様、まず御免なさいと謝らせていただきます。sugata様のように上手に紹介と読後感を表す筆がありません。そこが自分に悔しくて毎回苦心しているのです。しかもちょっとネタバレですし。
『チャイルド44』からシリアルキラーのお話かと思いきや政治体制で読ませる作品、『グラーグ57』が私には一番相性が良かったようです。sugata様の感想とご紹介文を楽しみにお待ちしています。

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