プロフィール

杣人・somabito

Author:杣人・somabito
Nuages・・・雲のようにふんわりとしています

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
リンク
ブログランキング

FC2ブログランキング

人気のあれこれ!
月別アーカイブ
最近のトラックバック

『こんな舞台を観てきた』扇田昭彦

お元気ですか?

目の調子も落ち着き本を読めるようになってきました。本屋さんは好きでしたが最近はめったに行くことがなくなりました。家の近くに本屋さんがないのとイオンや西友のショッピングモール、もしくは駅前の百貨店の中にある書店ぐらいが大きな本屋さんで、そうゆうところは日用品の買い物目的でしか行きませんし本屋さんに立ち寄ることは滅多にありません。勝手の知った本屋さんの好きなコーナーでぶらぶらするといった楽しみはすっかりなくなってしまいました。子供の頃学校帰りの本屋さんで文庫本を眺めながら小さな棚の隅から隅まで眺めては次はどれを読もうかと心を躍らせていた時代を懐かしく思います。

先日本を返しに図書館に行き、カウンター横にある新入荷の本を眺めていると『こんな舞台を観てきた』という本が目に止まりました。サブタイトルは扇田昭彦の日本現代演劇五〇年史とあります。手に取って目次をみると記憶にある舞台がいくつも載っています。久しぶりに演劇に関係する本も良いなと借りることにしました。

私が演劇に興味を持ったのは小学生の時だったと思います。家の近くにできた市民会館で観た舞台が初めてで、それは若い男女の青春物語のような話だったのですが、興味を惹かれたのは舞台には道具らしい道具もなく背の高い脚立があるだけなのです。脚立の高いところに女優さんが登り下から男性の俳優さんが見上げればそれはバルコニーを見上げる図となります(ロミオとジュリエットみたいですね)。そんなシンプルな舞台の上で俳優さんのセリフと動きが情景を生み出してゆく様、想像力の面白さ俳優さんの力量にすっかり感心したのです。
以来芝居がすっかり好きになった私は滅多に来ない(来ても見ることのできない)舞台にあこがれを持って学生時代を過ごし、情報誌を見ては東京に出たら舞台を観るぞと心に秘めていたのでした。


東京で最初に見た芝居が何だったのかは覚えていないのですが、別役実の『メリーさんの羊』は中村伸郎さんで渋谷ジャンジャンで観ています。きっと1984年ぐらいのことでしょう。このとき私の席の隣に永六輔さんが座っていて、「よくいらっしゃるのですか?」と話しかけると「よく出ています。」と返事が返ってきましたがきっとあまり話しかけられたくなかったのかもしれません。
蜷川幸雄の『王女メディア』を観に行ったのも私のうれしい記憶で、その後も樋口一葉の「にごり江」を浅丘ルリ子 原田大二郎 財津一郎らで帝国劇場で上演したのを観たりと思い出深い芝居が続きます。

正直なところ地方都市に住んでいるとビビッドな感じで芝居を観ることからは遠ざかってしまうのですが、それはもしかしたら今の私の読書と同じなのかもしれません。もうすっかり自分の中にあるものを確認して喜ぶような生活になっています。今回借りてきた『こんな舞台を観てきた』を読みながら自分が観た舞台や観ていないまでも劇評などで知っていた芝居を発見して喜んでいる自分は決して挑戦的に吸収し思考してという姿ではありません。これを老いというのでしょうか。でも好奇心と想像力は衰えさせることのないよう願っています。そして渡辺えり子さんの芝居への評価を見つけると戯曲を読んでみたいと思うのです。

好奇心と想像力が私を動かす力だと芝居や映画を観、本を読みながら気が付くのです。

スポンサーサイト

コメント

Secret

杣人のNuages

ブログ内検索
 RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ホテル探しに!
クリックをお願いします!
Google