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杣人・somabito

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『幼年期の終わり』 アーサー・C・クラーク

お元気ですか?

サミットが伊勢で開かれるという前夜、いつもなら練習機も飛んでいない時間の夜遅くジェット機の音が近くで響いている。私が今住む家は航空自衛隊の飛行機が毎日上空を飛びけっこう近く見ることが出来る。先日防衛大臣が視察に来た大型の偵察機なども夕方になると大きな腹を見せながら基地に帰る。  夜のジェット機はどのような事情によるのだろうか。

アーサー・C・クラークの『幼年期の終わり』を読んだ。SFファンの間ではとても有名な作品なのだそうだが、私は未読。海外ドラマのチャンネルAXNで『CHILDHOOD'S END -幼年期の終り-』が放送されたのがきっかけでテレビドラマから逆に原作があることを知ったのだった。

こんなお話です。
突然現れた巨大な宇宙船。オーヴァーロード(最高君主)と呼ばれる宇宙人は姿を見せることなく圧倒的科学力で人類を統治した。戦争や紛争は無くなり、平和な社会が実現したがオーヴァーロードは何処から来たのか、彼らの真の目的はなにか・・・。

読みだすと止まらない面白さ、一気に読んでしまった。
私は高校生の時に漢文で鼓腹撃壌という言葉を知ってから治世を考える時に幸せとは何かを考えてしまう。絶対的力をもった誰かが平和で豊かな社会を作ってくれたなら私たちはそこに安住するのだろうか、その時私たちは何の疑問や不安も持たずに生活を楽しむことが出来るのだろうか。私たちは民主主義という手間のかかる制度を選んでいるが果たしてそれは正しい選択なのだろか。金融取引がAIを使った取引をするように、政治もコンピューターによる合理的判断にゆだねた場合どうなるのだろう。
『幼年期の終わり』でもう一つ興味を持つのは進化の問題、人類は今後どのように進化してゆくのであろうか。科学技術と産業の変化に伴って人間の生活は大きく様変わりをしてきたが、人間の心や頭脳はどのように変わってきたのだろうか。哲学史や芸術の歴史を見ても私には人類が大きく進歩してきたようには思えない。宇宙の変化に伴い地球上に生きる生物、人類はどのような適応を求められ進化してゆくのか、もしくは淘汰されてゆくのか。興味のあるところだ。

毎日のように科学技術や宇宙探査の新しいニュースが伝えられる。生命の存在を求めて探査する人類は何を期待しているのだろう。50年以上も前に書かれたSF小説に今も考えさせられるのは作品に人類普遍の問いがあるからだろう。

追記)
今日、テレビで『CHILDHOOD'S END -幼年期の終り-』の第3話を見た。小説では2部にあたるところだが、あまり上手く出来ているとは思えない。文章の持つ力が映像による表現より勝っているのだろう。

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テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

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