プロフィール

杣人・somabito

Author:杣人・somabito
Nuages・・・雲のようにふんわりとしています

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
リンク
ブログランキング

FC2ブログランキング

人気のあれこれ!
月別アーカイブ
最近のトラックバック

『天国でまた会おう』 ピエール・ルメートル

お元気ですか?

ピエール・ルメートルの『天国でまた会おう』を読む。『その女アレックス』や『悲しみのイレーヌ』とは違った作品だが全編通じて緊張感があり物語の力は強い。

こんな話。
第一次世界大戦末期、プラデル中尉率いるフランス軍はドイツ軍が占拠している高地に向けて突撃を開始する。歩兵アルベールはそのさなか仲間の兵士が背中から撃たれて倒れているのを発見するが事の事実に気が付くとプラデル中尉に穴の中に突き落とされてしまう。崩れた土砂により生き埋めになったアルベールを救ったのは同じ部隊のエドゥアールだったが彼もまた砲撃により大けがを負ってしまう。
終戦後、プラデルは富豪であったエドゥアールの父親マルセルに近づき姉マドレーヌを妻にして実業家として権力をふるいプラデルは戦没者追悼墓地の建設で儲けてゆく。一方、かろうじて生き残ったアルベールとエドゥアールは詐欺を実行すべくやはりマルセルに近づく。フランスを揺るがす大掛かりな二つの事件の行方は・・・。

最初から緊迫した空気とテンポの良い文章と展開にぐいぐいと引っ張られてゆく。第一次世界大戦の過酷な様子、その後の混乱したフランスの状況がうまく物語に作用し舞台を整えている。
犯罪ドラマではあるが、家族をテーマにした物語でもありゴンクール賞をとったというのも理解できる群像劇、文学作品になっている。

ただパートナーさんは最初の生き埋めのところで気持ちが悪いと読むのを断念した。『悲しみのイレーヌ』も終盤犯人との手紙のやり取りのところで結末を予想し読み続けることが出来なくなったというから一部の方には要注意かもしれない。

ではまた。

20160706.jpg
スポンサーサイト

テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

コメント

Secret

杣人のNuages

ブログ内検索
 RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ホテル探しに!
クリックをお願いします!
Google