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杣人・somabito

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『わが母の記』

お元気ですか?

今日は夜のうちから降り出した雨が一日続く模様。昨日道場で充実した練習をしたのでのんびりと過ごす予定だ。その第一歩として4時から映画を見た。映画『わが母の記』、井上靖の自伝的小説で幼少期母親と離れて暮らした少年が長年親に持ち続けてきた感情と老いて認知症が進む母親との関係が描かれている。
映画は井上家の協力のもと撮影が進められ井上靖の自宅や伊豆の風景をふんだんに取り入れていて、さながら監督原田眞人と井上家の人々の共同作業による井上靖へのオマージュのようだ。

実は井上靖の映画とは知らずに見始めた。南果歩や宮崎あおいといった私の好きな女優が出演しているのを知り見たのだが、とても深い映画だった。
幼少期、母親と離れ曾祖父の妾であった女性と離れの蔵で暮らした経験を持つ主人公は老いた母親にもある距離感を持って接している。それは自分の家族に対しても愛情表現の不器用さに現れ時には独善的で過干渉な姿となって現れたりもする。そんな父親を見つめる三女の姿は分析的で物語の語り部でもある。時にはぶつかることもある父親(主人公)と三女であるが、家族愛と理解に裏打ちされているので見ている方としてはそこに不安はない。昭和の時代の家族の姿が丁寧に描かれている。

認知症になり徘徊をする老母に捨てられたと思っている主人公であるが、自分への母の愛情に気づかされることもあり葛藤を超えて家族の愛情があることを知る。

井上靖は中学生の頃に『しろばんば』『夏草冬涛』を読んだ。高校生になって文学作品の読み方はこれでいいのだろうかと自分の本の読み方に不安を覚えていたときに、『天平の甍』を読みその後で井上靖が解説しているのを読んで自分の本の読み方が方向違いでないことを知り安心した。そうゆう意味では井上靖は私の恩人である。
あまり熱心なファンという訳ではないが、旭川の井上靖記念館や三島の井上靖文学館などを訪ねてみたい。

ではまた。
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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

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