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杣人・somabito

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『羊と鋼の森』 宮下奈都

お元気ですか?

『羊と鋼の森』を読みました。2016年 第13回本屋大賞を受賞したので知り図書館に予約したので約1年ほど待ったのでしょうか。確か私の予約時には200人ぐらいの予約者がいたと思います。この間図書館も在庫を増やしたでしょうし、予約をキャンセルした人もいたでしょう。面白いのは直木賞や芥川賞、本屋大賞など新しい賞の発表があると予約待ちの数字がぐぐっと減るのです。

さて『羊と鋼の森』のお話はピアノの調律師の世界を描いたもの。演奏家が弾くコンサートホールのピアノから家庭に置かれたアップライトの普及版のピアノまで様々なピアノを調律しながら弾く人の姿、調律師の思いなどが丁寧に描かれています。もちろん調律師の過去や経緯も様々で物語に厚みを生んでいます。主人公は学校に来た調律師との出会いからこの職業につきますが、それまでピアノを弾いたこともなければピアノ曲を聴いたことも無いという設定が少し特異な感じを受けますが、その分何もないところに組み立てられてゆく姿を描きたかったのでしょうか。

文章は少しイメージ先行な感じがして好き嫌いが分かれるように感じます。私には少し煩かったようです。物語は朴訥な主人公がこつこつと生きて成長する様が描かれていて好感が持てますが、ドラマ性を求める方には物足りないかもしれません。
読んでいると主人公の出身、物語の舞台が北海道であることが分かります。その点では私のポイントは甘くなります。

さてピアノの調律師さんと知り合う方ってどの位いるのでしょう。私の子供時代は日本の経済成長にともなって家庭にピアノが普及した時代でした。クラスにも何人もピアノ教室に通っている子供がいました。かくゆう私もその一人。私の通っていた教室の息子さんが調律師になったとの話を聞いたのが調律という仕事を知った最初でした。
次に出合うのは「四季・ユートピアノ」というテレビドラマ。1980年にNHKのドラマディレクター佐々木昭一郎氏により作られた作品です。このドラマによって佐々木氏は一般にも良く知られるようになってファンが増えました。「四季・ユートピアノ」の主人公も雪深い土地(青森かな)から東京に出て来てピアノの調律師になります。
音大のピアノ科に進むような方、音大に行かなくても趣味でピアノを弾く方なら調律師さんは大切な存在です。ステージピアノや家庭のピアノ以外ではメーカーの工場で働く調律師さんもいます。皆さんきっと良い耳をしているのでしょうね。

私の住む町は楽器の街でピアノメーカーもあります。きっと街には沢山の調律師さんが歩いているのでしょう。そんな一人一人が『羊と鋼の森』の調律師さんたちのようにドラマを持っていると思うと、ちょっと楽しくなりました。

ではまた。


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