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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
Nuages・・・雲のようにふんわりとしています

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鮨屋の思い出 2

お元気ですか?

お鮨といえば、「小僧の神様」。志賀直哉の名作ですけど
どうも私には文才が無いので昨日の話など、全然美味しくないですね。
もうちょっと書きようがあるもんだろうと頭を抱えてしまうのですが
それでも、皆さんからコメントをいただき、ほっと嬉しい杣人です。

私にお鮨屋さんの楽しみを教えてくれた「紳士」は父でしたが、
「小僧」の私は鮨屋経験を積み重ねてゆきます。

今日はそんな杣人の鮨屋冒険譚。

高校1年生の秋だったと思います。
どうゆう事情だったのか、1週間ほど両親とも留守になり
一人暮らしをすることになったことがありました。
母は私一人でも食事を作って食べることが出来るのを知っていますから
何の心配もしませんが、食費にってお金を置いて行きます。

テーブルに置かれた現金を見て、
私は「どうしよう。普段出来ない使い方をしてみよう」と思案し、
出した結論は「毎日お鮨を食べよう」だったのです。

学校帰りの6時ぐらい。
普段目にするけど入ることの無い鮨屋さんの暖簾をくぐり、
「折一つ作ってください」って注文します。
帰宅前のサラリーマンがちらほらカウンターに座り出す時間。
折を待つ間、私もカウンターに腰掛、お茶を飲んで店の様子を楽しみます。

学生鞄とお鮨の折を持って、ちょっと不思議な違和感を感じながら
それでも足早に帰宅します。

一人の食卓。お茶を入れ、折の紐を丁寧に解き、包装紙を綺麗にとり
テーブルに置きます。包装紙も立派な記念品。
初日は、折を眺めてマグロにはまちにヒラメに海老、イカと内容を楽しみます。

次の日も同じように別のお鮨屋さんに行って、同じことを繰り返します。
今日のお店は・・・おっ、河童巻じゃなくて干瓢巻きだ。
赤身が美味しそうだしイクラも良いのを使ってる・・・なんて比較が楽しい。

結局5日間、鮨屋通いをして充実の「折体験」をしたのですが、
帰宅した母に呆れられた記憶もないので、めでたしめでたしだったのでしょうね。

高校生の頃は「ちょっと行ってくる」ってよく東京に出ていたので、
江戸前の鮨を食べてみよう・・・と、旅人の度胸よし。
神田の古本屋街を梯子して、お鮨屋さんに入ったものです。
もちろんランチですけどね。
上野駅から夜行列車で函館に帰る時、駅周辺にあるお鮨屋さんに入って
列車の中で食べるように折を頼んだこともありました。

そんな小僧も働き出して自分のお給料で鮨屋に入るようになります。

銀座や新橋の名の通った店に行くのも良いのですが、
私が好きなお鮨屋さんは家から歩いていけるところ。

たとえば、カウンターに小上がり。
10人も入ればいっぱいになるような小さな店がお気に入りです。
初めての店はランチで入り、板さんや女将さんの様子を偵察。
良さそうだったら早めに夜に再チャレンジです。

顔を覚えてもらい、軽く会話をすることでお店とお見合いをします。
ケースの中の雲丹箱を見て「ほう、礼文の雲丹だね」なんていうと、
「大間のマグロが入っていますけどいかがですか」なんて。
何回か通ううちに、「こはだお好きですよね」って好みが並ぶようになります。

私にとって食事は自由で素直になれて、すっかり開放される大切な時間です。
レストランもお鮨屋さんも我侭な私を受け止めてくれる貴重な場所で、私の財産。
こちらも正直なお付き合いを心がけます。

お鮨屋さんの良い所は、馴染みの店になると
こちらの利用の仕方にきちんとあわせてくれるところ。

私の場合、パートナーさんと二人で行くときは、
板さんとの会話も心地よく、好みの魚、珍しい種と適度にお酒も楽しみます。

仕事帰り、ちょっと疲れが残っていたり、
その日の色々を家に持ち込みたくないとき。
パーティーや同僚との食事をしているんだけど、このまま帰りたくない。
そんな時、お鮨屋さんは便利です。

「食べてきているんだけど、いい?」なんて断りながら、
つまみを作ってもらい、ビール1本と日本酒を1~2本ぐらいいただき
静かに一人で飲んでいます。

そんな時は馴染みの板さんもあまり話しかけてきません。
次第に体から疲れがとれ、気持ちが落ち着いてきたらOK。
長居をせず、「ご馳走さま」って店を出ます。

ね、こうゆうお店は都会の繁華街にあるよりは、
お店を出た後、歩いて家に帰れるくらいの処にあるのがいいのです。

お鮨屋さん。
皆さんはどうゆうお付き合いをされていますか?


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テーマ : お寿司
ジャンル : グルメ

コメント

Secret

お久しぶりですこんにちわ。
前回と今回の記事、楽しく読ませていただきました。

我が家の現実としましては
回るお寿司で精一杯(笑)というところでお恥ずかしいです。

なんて粋な高校生だったんでしょう。
こんな楽しみ方もいいもんだなと、今回初めて教えてもらいましたわ杣人さんに。
ありがとうございます。

生意気な高校生です

緋沙子様、こんにちは。
いゃ~、お恥ずかしいくらい生意気な高校生でしょう。
でも、折を前にしてニマニマ顔が崩れてゆく自分が大好きでした。

緋沙子様からのコメントがとっても嬉しかったので、
明日は完結編をお届けししましょうね。
蛇足にならないようにしなくっちゃ。

杣人のNuages

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