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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
Nuages・・・雲のようにふんわりとしています

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函館の旅 博物館は雪の中

お元気ですか?

セントレアを飛び立ったANAのB767-300は、乗客もまばら。
180人ほどの定員に40人ぐらいしか乗っていません。
座席をゆったりと使い、本を読んでいたらあっという間に函館空港に到着です。

迎えにきてもらった両親とまずは伯父の家に行き仏壇に手を合わせましょう。
私の函館はこれがなければ始まりません。
到着したこの日、もう一軒の親戚に挨拶にうかがいますが、その話はまた今度。

一夜明け、28日。
今日は一日電車で移動です。
函館の観光には便利な一日乗車券600円をホテルのコンビニで買います。
これ、主な観光ポイントの書いた地図もついていて、3回乗れば元が取れてお得です。

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電車の中吊りに凍結注意案内が下がっています。
函館では冬の間水道管の水が凍るのでバルブを閉めて家中の蛇口から水を流してしまいます。
そうしないと水道管が破裂して大変なことに・・・
「水落としてきて」って親に言われて・・・子供の役目ですね。
北海道ならではの中吊りに珍しくなっちゃってパチリ。

さて、今日の行動目的は、博物館探訪です。
以前紹介したこともある函館のPRビデオ
イカール星人と戦うのは函館から出土した中空土偶。
昭和50年に尾札部(おさつべ)の農家のおばさんが偶然発見したのですが、
なんと、3,300年ほど前の縄文時代後期のもの。
1979年に国指定の重要文化財。
2007年6月に北海道初の国宝に指定されています。

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まずは市役所に伺い、入り口に飾ってあるレプリカにご対面。
高さ41.5cmの大きさで、緻密な文様が豪華です。

受付にいた小父さんに声をかけたら、
「大英博物館に行っていたこともあるし、今はどこかに貸し出されているかも」という話。
大英博物館? と驚きながらもちょっと誇らしい気持ちになります。

北海道が歴史的に取り上げられるのは幕末、函館戦争のころからで、
アイヌ民族が先住民として認められたのも去年のこと。
土偶はそんな北海道の歴史を土の中からじ~っと見守ってきたのでしょう。


博物館への途中、
函館の誇る偉人カール・レイモン歴史展示館に立ち寄ります。
1894年にオーストリアに生まれ、食肉加工、缶詰製造のため大正8年に来日。
幾多の変遷を経て函館でハム・ソーセージ作りに生涯をささげた人です。

私が函館にいた頃ご健在で、レイモンさんって親しみを込めて呼んでいました。
母は家も近く、「戦時中に防火訓練を一緒にやったよ」なんて思い出もあるようです。

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1階はハム・ソーセージ類の販売と軽食がいただけるお店、
2階がパネル展示中心のミュージアムになっています。
正直なところ、子供の頃から親しみをもっていたせいか、これほど凄い方だとは思いもしませんでした。

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職人としての気骨。食を通じて貢献しようとする人への愛情の深さ。
カール・レイモンの行動力の根っこには人を信じ愛する力があります。
「胃袋の宣教師」と呼ばれた彼に敬意を払い、彼の愛した函館を見直さなければなりませんね。

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カール・レイモン歴史展示館を出て、博物館へ向かいましょう。
ちょっと回り道をして、高田屋嘉兵衛の銅像の傍を通って。
ここ、私の大好きな風景。
高田屋嘉兵衛は司馬遼太郎の「菜の花の沖」でご存知の方も多いでしょう。
海運業、北洋漁業の先駆者であり日露間の政治通商に多大な足跡を残した人です。

函館の歴史はこうした志の高い人たちによって導かれています。
わが身を鑑みると何をかいわんや。

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久しぶりの冬の北海道。函館の道路は雪が融けたり積もったりを繰り返し、
歩道には凍りが張っています。
雪靴を履くのを楽しみにしていたパートナーさんも歩きにくそう。
筋肉痛になるかな?

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それでもパートナーさんは、大好きな消火栓や面白いマンホールの蓋を見つけて大喜び。

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博物館 は函館公園に隣接して、古い民具や私も見覚えのある竹スキーや橇、下駄スケート
などが飾られ、「子供の頃こんなスキーや橇で遊んだよ」ってね。
展示室を進むと、土器や石器の展示と発掘調査の歴史を紹介した部屋があります。
でも、残念。中空土偶は上野に貸し出されていて、函館に戻ってくるのは4月以降だそうです。
また来なくっちゃ。

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函館公園には小さな遊園地に小さな観覧車があるんですが、
さすがにこの時期は全てにビニールシートがかけられ動いていません。
その代わり、小さな動物園では鹿が待っていてくれました。

なんとこの鹿、屋久島から来た屋久鹿だそうで、きゅうきゅうって鳴いています。
これにはびっくり。蝦夷鹿は普通に近くの山にもいますから、
わざわざ連れて来たのでしょうね。
ちょっと鹿さん寒くないかな?

さぁ、すっかり体も冷えたので、
ホテルに戻り、お風呂で体を温めてから食事に出ることとしましょう。
次回はグルメ編です。 
どんな料理に出会うやら・・・ 期待していただけますか?

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ジャンル : 旅行

コメント

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おはようございます。
函館のこと、楽しく読ませていただいています。
中空土偶、3300年ほど前の
縄文時代のものということですね。
青森と函館は何かと縁があると思っていましたが、
青森の三内丸山遺跡と一緒に考えると、興味深いです。

月見草さま、こんにちは

お楽しみいただければなによりです。
青森の三内丸山遺跡も広くて楽しいですね。

土偶や装飾品、武具など遺跡からの出土品を見ていると
太古の人たちのデザインの素晴らしさ、心の広がりなど
力強い魅力にただただ感嘆するばかりです。

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