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杣人・somabito

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『事件を追いかけろ』

お元気ですか?

明石・神戸の旅を終え、今年のイベントもほぼ終了。
ちょっと一息いれたら、年末年始のスケジュール調整が始まります。
世事とは少し距離を置いた生活ですから、調整というほどでも無いのですが…

光文社文庫『事件を追いかけろ』を読みました。
日本推理作家協会編 日本ベストミステリー選集の一冊です。

何時ものようにeBook off を見ていたパートナーさんが、
「東さんの『立ち向かう者たち』が入荷しているよ」と教えてくれます。
「頼んで」と購入依頼。
その2日後、届いた本がこの『事件を追いかけろ』。あれ?間違い?と思ったのですが。
14人の作家の短編を収めたこの本の一話めに東直己の『立ち向かう者たち』はありました。

ネットでの注文にはこうした事もあります。
でも、私にはちょっと思いがけないこと。
本の副題に「サプライズの花束編」とあるように、日本人作家のミステリーをあまり読まない私には
文字通り、サプライズのきっかけです。

東直己の他には泡坂妻夫、池井戸潤、伊坂幸太郎、大沢在昌…といった名前が並びますが、
ほとんど知りません。大沢在昌、夏木静子、横山秀夫ぐらいがかろうじて。

でも、この本、なかなか面白く読めます。
それぞれの作者の作品を知りませんから、細かな比較は出来ませんが、
それぞれの作品の違いを楽しめるのが面白い。
選者の力量でしょう。

気に入ったのは
池井戸潤の『口座相違』。銀行業務の手違いから浮かび上がる計画倒産をテーマにした話は
経理業務、銀行業務を多少でも知っていると感心すること請け合い。
この短篇集の中で、一番印象に残った話です。
大沢在昌の『ジョーカーとレスラー』はハードボイルドの空気が濃厚に漂います。
永井するみの『雪模様』は女性心理を丁寧に描きながら、しっとりとした情感に
考えさせられる秀作。
夏樹静子の『リメーク』はやはり女性の心をトレースし、手慣れた筆致で読ませます。
世の男性諸氏、くれぐれも油断めさるな。(これ、私自身に言っています。)

偶然読んだ今回の短篇集。『事件を追いかけろ』。
たまには、こんなハプニングもいいですね。

そうそう、東直己の『立ち向かう者たち』は裁判を舞台にした短編ですが、
彼のヒューマニスティックな部分にふれる事の出来る作品。
先日、東京セレソンデラックスの「くちづけ」というお芝居を見ていただけに、
ちょっと考えさせられます。


事件を追いかけろ サプライズの花束編―日本ベストミステリー選集〈36〉 (光文社文庫)事件を追いかけろ サプライズの花束編―日本ベストミステリー選集〈36〉 (光文社文庫)
(2009/04)
日本推理作家協会

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