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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
Nuages・・・雲のようにふんわりとしています

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函館の夜2 唐草館

お元気ですか?

函館に来て二日目。
日中、色々な用事を消化しながら、何処で食事をしようかと食いしん坊の声が
通奏低音のように頭の中で響いています。

お昼、タクシーの運転手さんに教えていただいた星龍軒というラーメン屋さんに伺います。
普段、ラーメンを食べない私達ですが、函館は別。

透明なスープにネギとチャーシューがのったぐらいですが、
しっかりとれた出汁がスープの奥深さを教えてくれ、
ここはどうかな?と食べ比べる楽しみが函館の塩ラーメンにはあります。

2011011916070001.jpg


星龍軒さんの塩ラーメン。シンプルで美味しい優れもの。
押し付けがましくなく、奇を衒ったところもなく、自然体の構え。
これが函館の塩ラーメンだよというお店の声が聞こえてくるようです。

店を開いて18年だそうです。
駅前に近く朝市からも歩ける距離ですから函館にお寄りの際にはぜひお試しください。

そして今日のメイン。
青柳町にある唐草館におじゃまします。
このお店との出会いは去年からのもので、その時の様子は以前にも書きました。
(↑ご興味がありましたら、クリックをお願いします。)


私の中ではすでに、自分の店のような気分。
子どもがお気に入りの遊び場所を見つけて心中ワクワクしているような感じです。

前回はお昼におじゃましていたので今回は夜。
事前に電話をして「函館らしい物食べさせて」とお願いしています。

テーブルにつき、用意されたメニューを参考に白ワインお願いします。

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マダムがお薦めしてくださったのは、
2001年の Chassagne-Montrachet 1er Cru Clos Saint Jean

モンラッシェもシャサーヌモンラッシェも好きなワイン。
アーモンド匂を軽く感じさせ、青い味とアルコールのピリっとした感じが酸味と相俟って
これからの成長を期待させる上品なワインです。

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盛り合わせのオードブルは、
マッシュポテトにイクラをアレンジ、真蛸のマリネに牡蠣のムース。
鰊のカルパッチョに、鱈のリエットと鱈の昆布締め。

北海道らしい料理が今日のシェフの意気込みを伝えてきます。
一口ごとにワインと合わせてみますが、静かに喜びが口の中に広がって、
前奏曲を聞きながら、今日のオペラの幕が上がるのを待つような楽しみです。

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続いて出てきたのが、
カニとカリフラワーのムース クルスタッセのコンソメジュレ

甲殻類でとったスープをジュレにして蟹と合わせ、カリフラワーのムースにのせています。
普段茹でたカリフラワーの食感が好きではなく頂くことがないのですが、
こうゆう処理があったのかと感心。
カリフラワーの酸味が蟹の甘さを引き締めてとても素敵な一品に仕上ています。

しかも、このジュレなら私も家で挑戦してみようかなと思えます。
レストランでの食事。家庭ではなかなか出来ないプロの味を楽しむのと同時に、
これなら私も・・・とヒントを見つけるのも楽しいですね。

そして、厚岸産カキとサーモンのシャパンソース
北海道の定番、厚岸産の牡蠣に軽く燻製処理したサーモンが添えられています。
この燻製の香りと牡蠣の程よいバランスが上手です。
もう少しインパクトがあってもいいかなとも思いますが、あまりいじると壊れてしまいますから
難しいところですね。


実は、この段階ですでに白ワインが少なくなってきました。
「今日はワインは1.5ぐらい。以前のように2本は飲めなくなってきて・・・」
マダムに言っていたのですが、美味しい料理とお気に入りのワインに絶好調の私たちです。

パートナーさんは、「ワインリストを彼に見せてください。」なんて言っています。
リストを読むのは好きです。
でも最近は好みを伝えながら、お店のお薦めを頂く方が楽しくなってきています。

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マダムを困らせながら、選んでいただいたワイン。
2002年のChambolle-musigny 1er Cru
この後のお料理を考え軽めの赤を考えていたのですが、バッチリ好みのワインです。

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ここで、スープを頂いてちょっと小休止?
牛蒡のスープです。

こうゆうスープはいいですね。
パートナーさんは「北海道でも牛蒡って取れるの?」なんて変な質問して
フロアーのお兄さんを困らせています。
同じくらいにいい気持ちになっている私は、
「ごんぼ掘りって言うんだから牛蒡はあるでしょう。」と助け舟をだします。

その私も、「牛蒡のスープってラルースに載ってる?」なんてマダムに聞いています。
「フランスで牛蒡を食べるって聞いたことないよね」って言っている私。

酔うほどに、食べるほどに機嫌がよくなる私たちです。

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いよいよメイン。
お魚は真鱈のヴァプール香草ソース。ソースの味が鱈にからまり良い仕上がりです。
シェフのチャレンジが伝わります。
お肉はプレミアムポーク十勝野レッドのグリエ。そして十勝牛も添られています。

この十勝のプレミアムポークは確りした肉質と透き通った油が美味しい豚で
グリル料理がとてもよく合います。
しかも、今日の黒酢のソースがこの豚の甘さととても良い相性。
バルサミコを煮詰めると甘くなりますが、黒酢のソースはちょっと中華風な香りを出しています。

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さぁ、そろそろ美味しい翼を広げていた私たちも着陸態勢に入らなければなりません。
チーズをいただいて、準備をすることにしましょう。

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しばしチーズでワインを楽しんだあとは、デザート。
サービスしてくださるお兄さん。函館っ子さんだそうでなかなかの紳士。
いっぱい修行して夢を紡いでくださるといいですね。

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ご機嫌なごんぼ堀りになっちゃった私たち。
4つもカットしてもらって、ご満悦。

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私は、チョコレート系で揃え、パートナーさんは色々。

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食後、挨拶に出てきてくださったシェフに今日の料理への感謝を伝えます。

1年前、始めて私たちが食事を頂いたときに感じたのと同じ方向性を今日の料理にも感じます。
地の食材を大切にし、可能性を引き出そうとするチャレンジ精神を料理に感じます。
無駄を削りより素直な料理を目指しているようにも思います。

正直な料理は食べていて気持ちがよくなります。

ソムリエでもあるマダムが揃えているワインも立派です。
ワインの品揃えというのは、レストラン経営の中でもとても難しいものなのですが、
きちんと格のあるワインを揃えているのには気構えを感じます。

シェフを信じお店を築いていこうという勇気を感じます。

レストランは、シェフやスタッフが自分たちの世界を築いていゆく舞台です。
そして、お客として参加する私たちもその舞台を盛り上げる重要な役割を担います。

唐草館。応援し激励しながら成長を期待するに足る立派なレストランです。

どうです?函館で食事をする際には、唐草館で楽しんで、
「こんな素敵なお店で食事をしたんだよ」ってちょっと自慢してみませんか?

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テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

コメント

Secret

感性の良さ

杣人さまとご夫人の相性はとても合っているのでしょう。このレストランの姿勢がまた良いですね。そして日本人の感性を素晴らしいなーと感じております。
食器が白と言うのは最近の傾向ですが、これは日本人の感性そのものだと言う気がします。
豪華なお皿より料理が主役と言う、これが良いですね。

有難うございます

相子様、コメント有難うございます。
料理を楽しみシェフやスタッフの心に触れる・・・
私たちの何よりの楽しみの一つです。
素敵なレストランと出会うのは本当に心踊る喜び。

レストランに見合うお客にならなくっちゃと思いますね。

杣人のNuages

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