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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
Nuages・・・雲のようにふんわりとしています

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ラ・サリーブ 新春ランチ

お元気ですか?

今日の当地は朝から強い風が吹いていて風が冷たい。
パートナーさんはお布団を干したいのだが、せっかくお日様が照っていても
風で冷たくなってしまうとちょっとボヤいている。
私は、明日から弓道の講習会があるのだが、着物で肌脱ぎをすると寒いと
これまた軟弱な気持ちがもたげて来て、講習会が億劫な気持ちになってしまう。
相変わらずお互い他愛もない事を思っている呑気な暮らしだ。

呑気を承知に言えば、我が家の会話は「今日何食べる?」に集約される。
お互い思惑のある時はいいのだが、そうでないときは何も考えていないから悲惨なことになる。
冷蔵庫にあるものを挙げてメニューを考えるのも代わり映えしなくなると
心の中ではぁ~とため息を付くことになってしまう。
これは悲しく情けなく可能なかぎり避けなければならないことだ。

だから「今日何食べる?」と思考を促す。

だいたい、美味しい物を食べた後はその余韻が尾をひいているから、
思考に活をいれなければ、何を食べたいかなど思い浮かばないのだ。
昨日のラーメンはインパクトが強すぎた。
日頃ラーメンを食べないから思わぬ不覚をとってしまった。

今日は、軌道修正するためにも、きちんとした美味しい物を食べないといけない。
そう、私の生存本能が内なる声で語りかけてくる。

「サリーブ行かない? 今年まだ行っていないし挨拶しに行こうよ」
 そう言うと
パートナーさんも乗り気になっている。
頃合いを見て出かけた。

お店は静かな住宅街の一画にある。
最近は都会でも繁華街ではなく住宅街の中に隠れ里のようなレストランが流行りのようであるが、
落ち着いた空気が安心感を醸し出している。

ドアを開けるといつものように明るいマダムの声に迎えられ、席に案内される。
平日のランチ。女性客がすでに食事をしている。

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メニューを拝見していると天竜の猪がある。私はこれに決まりだ。
マダムが「メニューには載っていないけど和鹿があります」と言う。
パートナーさんの目がキラリとする。
蝦夷鹿はよく食べるが、和鹿は肉が柔らかく優しい味わいがある。お願いする。

DSCN1804_convert_20110128145435.jpg  DSCN1806_convert_20110128145520.jpg

金柑のコンポートを頂きながら、食事が始まる。
マダム手作りのパンも柔らかい。
ラ・サリーブとの出会いは、パートナーさんがパンを買いに来たことに始まる。

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オードブルは生ハムや鴨のコンフィをメインにしながら、
ラタトゥイユが静かな主張をしている。
料理ってこうでなくっちゃと納得してしまう旨さだ。

お次に控えしは大根のスープ。と白波五人男のような口上が浮かんでくるのは、
すこしばかりワインが回ってきたからだろうか?
パートナーさんは「大根の苦味はどうやってとるのだろう?」と真面目な関心を示しているが、
これは、おでんの大根をお米のとぎ汁で炊く機会が増えたから、自然と湧いた疑問だろう。

私は、相変わらず“大根のスープってラルースに載っているのかな?”なんて考えている。
牛蒡のスープよりは載っていそうな気がするが、はたしていかに?
お互い単純な性格である。

DSCN1810_convert_20110128145745.jpg  DSCN1809_convert_20110128145721.jpg

さぁ、メインディッシュ。
左が和鹿のグリル。柔らかくて口に入れたときに溶けるような感じが良い。
あの、くりくりした目や人なつっこい仕草を想像するとちょっと可哀想に思うかもしれないが、
一方で山から降りてきた鹿は農作物を荒らす害獣の顔を持つから日本各地で鹿料理の開発が進んでいる。

生き物を殺生して頂くのであるから、感謝して美味しく頂かなければバチが当たるというものであろう。

天竜の猪はナイフを入れると肉がほぐれるよう。肉の美味しさに加えソースが絶品である。
猪の肉質、味にあった厚みのあるソースは思わずパンのおかわりをして
お皿のソースを拭き取るようにして食べてしまった。

フランス料理はやっぱりソースが命である。

以前、ヌーベル・キュイジーヌなんて言って懐石料理を手本にしたという
小さく可愛らしく盛りつけたフレンチが流行ったことがあった。
中華にも似た流行りがあった。
いずれも少人数での食事、少食傾向にある時代の変化を取り入れた流行であったが、
フランス料理に関してはその流れは終わったと言っていいだろう。
当たり前だ。

可愛いパリジェンヌはいざしらず、フランス人は大食いである。
確りした濃いソースを使い、ガッツり食べる。
フランス料理は生きる力強さを感じさせる剛毅な料理だ。
日本人の小さい胃袋にみあった懐石料理の真似事など長続きするわけもない。
そんなフランス料理は早晩だめになるのである。

食はその民族が培ってきた文化である。頑張れ!本物フランス料理!

それにしても、和鹿も猪もボリュームたっぷりである。
私たちの大食いを知っているシェフ。気を利かしてサービスしてくださったのかな?
ちょっと嬉しい。

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そして、デザートのミルフィーユ。
マダムが「お店の名物よ」とにこやかに自信たっぷりにおすすめしてくれるので
頂くこちらも幸せな気分でほうばる。

甘いという漢字は人が口を開けて喜んでいる図で、甘いは旨いに通じる。
食後のデザートは料理全体を締め、幸せな余韻の中で私たちの心を開放してくれる。
あぁ、こんな素敵な料理を食べられるお店が近くにあることに感謝しよう。

ラ・サリーブさん。ご馳走様でした!

追記)
シェフやマダムと楽しいお喋りも楽しい今日のランチ。
美味しい食事を頂いているうちに、心が整ってきて本来の私たちの姿を取り戻すことが出来た。
めでたしめでたしである。

お料理の写真を遠慮無く撮らせていただいているからだろうか?
マダムが「ブログを書いているの?」と尋ねられたのでお教えしたが、
ちょっと恥ずかしい。

ラ・サリーブさんのブログはHPから入ることができるが、
以前のからはガラっと変わってとても見やすいカッコいいブログになっている。
フェイスブックなんかもくっついていて、なんだか凄い!

フェイスブックでラ・サリーブさんのファンが集うことができたら面白いだろうな。
そんな夢を見られるブログである。

頑張れ!


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テーマ : 今日のランチ!
ジャンル : グルメ

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