プロフィール

杣人・somabito

Author:杣人・somabito
Nuages・・・雲のようにふんわりとしています

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
リンク
ブログランキング

FC2ブログランキング

人気のあれこれ!
月別アーカイブ
最近のトラックバック

『フィンガーボウルの話のつづき』のおまけ

お元気ですか?

6月に入り寒い衣替え。クールビズの軽装もこんな寒い日に着なくてもいいのでは?
と思うのだが、職場などで「明日からは・・・」と言われると、着ざるを得ないのかな?
同じTVニュースから流れてくる政治の話もあきれ果てて言葉もないのだが、
日本の格が下がる話だから見過ごす訳にもいかない。
心寒い話だ。


吉田篤弘さんの『フィンガーボウルの話のつづき』
ラジオから聞こえる静かな声に惹かれて、ラジオ局のある小さな島を訪ねる話や、
身の回りのものの余白に詩を書き継ぐ詩人の話、
レインコート博物館で働く同僚が窓を割って入ってきた隕石を見て願い事をする話など
吉田さん独特の空気を漂わせる話が並び、
どこか湿った空気に包み込まれているような静かさと落ち着きが漂っている。

話の幾つかにはビートルズのアルバム The BEATLES 通称ホワイトアルバムに収められている
曲が登場する。
ラジオ局の話には、 Blackbird が登場するし、レインコート博物館の話には
Ob-La-Di, Ob-La-Da が出てくる。

フランク・シナトラが好きな主人のいる食堂の話のタイトルは「フールズ・ラッシュ・イン」
ビートルズの曲ではないが、素敵な曲だ。
食堂の向かいには菓子や絵葉書を売る売店があり、その脇に痩せ細った老犬がつながれている。
犬の名はフール。

売店のおばさんが歌のタイトルだと教えてくれる。
「正確にはもっと長ったらしくて、ええと・・・
Fools Rush In Where Angels Fear to Tread というのね。
つまり、天使でさえも怖れるようなところでも、何も知らない愚か者は、
平気で踏み込んでしまう - そうゆう意味なんだそうよ」


食堂の主人はシナトラの歌うFools Rush In をかけながら、
「ま、お前さんにはまだ難しくて理解できんだろう」と言う。

そうか。私にもよく理解出来ない。
天使でさえも怖れてしまうようなところって一体どこだろう。
分かるかも知れないと思い、YOU TUBE を探してみた。

シナトラではないが、ドリス・デイのを紹介しよう。



Fools rush in where angels fear to tread
And so I come to you, my love, my heart above my head
Though I see the danger there
If there's a chance for me then I don't care
Fools rush in where wise men never go
But wise men never fall in love so how are they to know
When we met I felt my life begin
So open up your heart and let this fool rush in

歌詞の解釈はそれぞれにお任せするとして、
お話の最後はこう結ばれている。

「結局、私はフィンガーボウルの話のつづきを聞くことはなかった。
いまになって、急にそのことを思い出している。
いつのまにか私も、あのときのシナトラの年齢を超えてしまった。
〈天使でさえも怖れるところ〉に、私はまだ行ったことがない。」


私? じゅうぶんにFoolなんですけど、どうなんでしょう。
もしかして、何回も足を踏み入れたことがあるかも?



フィンガーボウルの話のつづき (新潮文庫)フィンガーボウルの話のつづき (新潮文庫)
(2007/07)
吉田 篤弘

商品詳細を見る
スポンサーサイト

テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

コメント

Secret

杣人のNuages

ブログ内検索
 RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ホテル探しに!
クリックをお願いします!
Google