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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
Nuages・・・雲のようにふんわりとしています

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函館の夜は夢とともに

お元気ですか?

函館の二日目。今日も仕事の合間を縫って美味しい物をいただきましょう。

朝、ホテルの窓から駅を眺めてるいると通勤通学の人達の姿が見られます。
昔から、近郊の街から通ってくる高校生の姿に変わりはありません。
繰り返される日常。

部屋で朝食をとり、仕事をすこしやってからお出かけの始まり。

駅の構内を眺めて、「大沼に行くSLにも乗りたいね」なんてパートナーさんと話していたら、
「あのう、観光にいらしたんですか?」 って若い女性から声をかけられます。
厳密には観光という訳でもないのですが、そうだと答えると、
「ラジオの番組なんですが、お話を聞かせていただけないでしょうか」と丁寧なご依頼。
「私、函館の出身ですがそれでもいいですか?」と正直に話すと、問題ないとこの事。
じゃ、いいですよと中継車の処まで案内されて、軽いインタビューが始まります。
なかなか仕事になれた女性で、呼吸も合うし、面白いやりとり。
実は私、ラジオやTVにはご縁があって、子供の頃から時々出ています。
TVや雑誌の取材を受けるようなことも多かった時期があります。
知らず知らず、インタビュアーが欲しがる話やキーワードを頭の中で探していいる自分・・・。
事前インタビューとちょっとずらした質問をしながら話を引き出す女性の真剣勝負。
ちょっと離れたところで、面白そうに眺めているパートナーさん。

最初に声をかけられた時から、10分もしない出来事。
生放送の綱渡り的お仕事に、改めて感心します。
地域のFM局の番組。函館の元気を引き出してもらいたいですね。


と、思わぬ出来事をさらっと流して、お散歩の開始です。
駅前から朝市を抜け、金森倉庫が並ぶベイエリアを通ります。

DSCN2490_convert_20110615045923.jpg  DSCN2491_convert_20110615045953.jpg  DSCN2492_convert_20110615052054.jpg

日本で初めて作られたコンクリート製の電柱や、
記念館になっている青函連絡船摩周丸を眺めながらのお散歩。
ハンバーガーで人気のラッキーピエロややきとり弁当のハセガワストアーが並んで建っています。
修学旅行の中学生が楽しそう。

適度なお散歩を楽しんだので、お昼を頂に私達が向かったのは、来来軒さん。
以前もご紹介したことがあったと思いますが、吉田篤弘さんの『つむじ風食堂の夜』が映画になったとき、
ロケに使われたお店です。
映画のCMを見て、「あっこれ来々軒だ。」とすぐに分かるのは函館っ子の証。
懐かしくて来てしまいました。

DSCN2493_convert_20110615050027.jpg  DSCN2495_convert_20110615050100.jpg  DSCN2502_convert_20110615050523.jpg

昔から少しも変わらない入り口。開いている引き戸を入ると、四畳半ほどのスペースがあり、
冬はここでコートを脱ぎ雪を払います。
スイング式ドアを開けると、ちょっと不思議な空間。

DSCN2501_convert_20110615050441.jpg  DSCN2500_convert_20110615050410.jpg  DSCN2499_convert_20110615050302.jpg

赤いソファーは昔から変わりません。
仕切りられた奥には水色のソファー。
いつの頃からこうゆうお店だったのかは知りませんが、私の子供の頃から変わっていません。

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店内には岩を置いて作った池があって、昔は水が滝のように流れ
金魚が泳いでいたのですが、池は埋められています。
函館の伝統的お味、塩ラーメンをちょっと敬謙な気持ちでいただきます。

食事の後、写真を撮らせて頂くのをお許しいただきながら
「お店は何年になるのですか?」とお尋ねすると、
「昭和10年からですから、75歳ですね。」 とのこと。

函館は昭和9年に大火災にみまわれ、それを契機に道幅を広くして緑地帯を設けるなど
災害に強い街づくりをはじめます。
そんな時代に誕生した来々軒さん。

「映画を見て、懐かしくなってうかがったんです。」と伝えると
嬉しそうに「有難う」と言ってくださったおばあさん。
有難いのはこうしてお店を守ってくださっている事です。函館の宝物のお店。

食後、また所要で夕方まであれやこれやと動き、汗もかいたので
ホテルに戻り、シャワーを浴び着替えて夕ご飯にお出かけ。
今晩は、私達の唐草館!

このブログを以前からご覧の方にはもうお馴染みのフランス料理のお店ですね。
東京時代から存じあげていたマダムが笑顔で迎えてくださいます。

確りした品揃えをしているワインリストから今日の料理にあうワインを選ぶのは私の役目。
シニアソムリエであるマダムといざ勝負!ってあれこれ考えて、
まずは、Meursault 1er Cru を選びました。

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前菜は、ヒラメやソイ、時鮭などをあしらったお魚つくし、
お店で焼いたパンは熱熱で香りもいいです。
そして、立待岬の沖でとれたというウニを人参に乗せコンソメのジュレをあしらったもの。
シェフのお得意の料理なんだそうです。幸せな一口。

DSCN2507_convert_20110615050735.jpg  DSCN2508_convert_20110615050841.jpg  DSCN2509_convert_20110615050912.jpg

蕪の冷たいスープは苦味もなくまろやかに仕上がっています。
浮かんでいるカラスミはどうかなっと思って口に入れるとスープとからみ合って最高。
シェフのどうおっていう顔が見えてくるようです。

アブラコ、東京ではアイナメって言いますね、を蒸したのにグリーンピースのソース。
ポン太さんという愛称で知られた地元の農家さんの柔らかいアスパラが添えられています。
美味しい。でも、ちょっとインパクトが欲しい感じもします。
アブラコは文字通り脂ののったお魚ですから蒸して上品な仕上がりなのはいいのですが、
優しいお料理が続いていますから、ちょっとガツンというのもよかったかな?

お肉のメインは滝川産鴨のロースト。
七飯町の王様椎茸に乗せられています。
肉厚で手のひらほどもある椎茸は薄切りされた鴨と相性もよく、
椎茸の香りをたっぷり含んだソースも上出来。椎茸が大好きな私には満足の料理です。

DSCN2510_convert_20110615050945.jpg DSCN2511_convert_20110615051100.jpg  DSCN2514_convert_20110615051310.jpg

そうそう、この時にはすでにムルソーがなくなっていたので、
Louis Latour のAloxe Corton を追加しています。

DSCN2513_convert_20110615072829.jpg

それぞれに好みのチーズを選びわけていただき、

DSCN2515_convert_20110615051351.jpg  DSCN2516_convert_20110615051532.jpg

マダムが作ったデザートもたっぷりいただいて・・・

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そして、私は夢の中・・・?

心地良い眠りへとついてしまったのです。
気心の知れた唐草館。おいしい料理にマダムの笑顔・・・

パートナーさんに「タクシーが来たよ」って起こされ、
「ワインのラベルも剥がしてもらったよ」 って。

いったいどのくらい寝てしまっていたのでしょう。
今回は完璧!粗相のないようにと思っていたのに・・・

かくして、函館の夜は静かに記憶の底に仕舞われていったのでした。

マダム。こんな私ですが、また美味しい物ごちそうしてくださいね。


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テーマ : 美味しかった♪
ジャンル : グルメ

コメント

Secret

No title

うーん、読み進むにしたがって、何だか一緒に食事しているような気持ちになりました。
来々軒の塩ラーメンもしっかりメモしました。ありがとうございました。

有難うございます

へちまタワシさん、私にとって最高のお言葉です。
とっても嬉しい!
来々軒は歴史を頂く食堂です。その歴史にお客として参加出来る喜び。
へちまタワシさんも是非お仲間になってください。

唐草館も素晴らしいレストランです。お薦めですのでこちらもどうぞ。

No title

ああ、函館に行ってみたい…。まだ行ったことがないのです。来々軒さんや唐草館、行きたいお店ももうたくさん決まっているのに。
それにしても、一部の隙も無さそうな武芸者の杣人さんが眠っておしまいになるなんて、函館の夜は深そうですね。

夢をすくって・・・

ここ様、お久しぶりでございます。
横浜や長崎と同じく、日本開国の地である函館。ちょっとテーマを持って歩くと
街の至る所にポロポロと歴史がこぼれています。
明治時代にはフランスの新聞に函館のお祭りが紹介されていたくらいです。

そして、なによりも函館の褒むべきところは、人々が生活を楽しんでいること。
経済的には置いてけぼりの感がありますが、函館人はお構いなしの自由人です。

さて、隙だらけの素浪人である私は、美味しい物をいただくと無防備。
デザートと珈琲をちゃんと頂いたのはうっすらと記憶があるのですが・・・
ここ様のような素敵な方をエスコートしていれば、きっと眠るなどということも
なかったのでしょうね。



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