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杣人・somabito

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『コトバのない冬』

お元気ですか?

完全休養の週末。
昨日は道場で練習、スポーツジムでエアロビクスと水泳と気持ち良いほどの
身体の疲れを楽しみながらパスタとワインの夕ご飯をいただき睡眠。

でも、やっぱり朝の4時に目が覚めたので、お決まりの映画タイム。
昨日に続いて、『コトバのない冬』という2008年の邦画。
俳優の渡辺篤郎が原案と監督を務めた初監督作品で、冬の北海道が舞台。

今回も前知識が全くなく見始める。

冬の北海道。競走馬の牧場で働く冬沙子は父親に頼まれて出かけた先で
言葉を話せない渉に出会い、次第に惹かれあう。
しかし、冬沙子は落馬事故で記憶を失い・・・。

映像はワンテイク・NG無しで撮られ、役者は即興に近い形で演技を続ける。
手持ちのカメラはドキュメンタリー的効果を出し、役者同士の緊張感が伝わる。
主役の渡辺篤郎、高岡早紀はじめ、渡辺えり、北見敏之、未希、広田レオナなど、
私は知らない役者が殆どなのだが、それぞれが持ち味を出していて良い。

家族の食事のシーンで、演技を意識しながら突っ込むところや、
渡辺えりが役の名前を間違えていつもながらのとぼけた訂正をするところ、
突然『シベールの日曜日』の話を始めてどうまとめるのだろうと皆が対応に神経を研ぐシーンなど、
ちょっと面白い見所がいっぱいである。

ラスト10分。
病院のベットで気がつく主人公の冬沙子。
数日間の記憶が欠落しているが家族や職場の人間、札幌で音楽活動をする冬沙子の彼などは
支障がないのでいつも通り。

冬沙子自身、心を通わせた渉がいた事を忘れている。
言葉を声に出して話せない渉が公衆電話で受話器をとる姿が痛々しい。


見ていて、いい映画だと思った。
冬の北海道。雪に閉ざされ、音さえも消える世界で聞こえてくるもの。
そんな世界で静かに生きる人達。

話しは少し変わるが、私達人間は記憶を忘れるように出来ている。
もしくは記憶に蓋をしたり、改ざんして自分に都合の良いように記憶し直したりもする。
そして、そのことに普段深い思いを寄せない。自分自身を守るためでもある。

しかし、その忘れてしまった記憶の中に、重要な出来事があったとしたら。
そしてそこに相手がいたとしたら・・・。
それは、相手にとっては非常に残念で悲しい出来事ではないだろうか。

もちろん楽しかった数々を記憶に留めておくのは良い。
でも、苦しく辛く忘れてしまいたい事や人も、私は記憶の中で生きていて欲しいと思う。
それらの全てが私を作っている。

忘れてしまうことは、私の過去を消し、登場した人々を殺してしまうことのように思っている。
私は私の記憶にある人達には何時までも生きていて欲しい。


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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

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