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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
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『黄金』

お元気ですか?

当地のお盆。あちらこちらの町内会単位で花火が連日あがります。
わら縄で形成された筒に火薬を詰め込み人が抱きかかえて火花を吹き上げる
手筒花火というものもある当地です。
花火が好きな土地なのでしょうか。

でも、あちらこちら連日バンバン上がると、さして興味のない私は辟易するばかりです。
夏の夜に一夜綺麗に儚く上がるから一瞬でも暑さを忘れるというもの。
連日となると余計暑さを増すように感じます。
経済的にも大層な出費でしょうし、なにより下品です。

ふぅ、書き出しから不満を書いちゃった。熱くなってごめんなさい。


ディック・フランシスの『黄金』1987年を読みました。
原題はHot Money。
1971年の『骨折』では、父親と息子、親子の張合いがテーマでしたが
『黄金』では家族の闘いがテーマです。

ストーリーは主人公のアマチュア騎手イアン・べンブロックが疎遠だった父親から
戻ってきて自分の身辺警護を頼まれることから始まります。
5番目の妻で離婚準備中だったモイラが自宅で殺され、父マルカムも殺されかけたというのです。
金の取引で巨額の財産を有するマルカムと別れた妻や子供たちのそれぞれの事情・・・。
遺産相続?親からの援助?

これまで読んできたディック・フランシスの競馬シリーズは、ギャングが巧みに競馬界に入り込み
賭けを操作したり、出走馬に細工をして不正レースをしたりし主人公が調査するというものでした。
今回の『黄金』では競馬の話はメインではなく、
マルカムが息子イアンのアドバイスを受けながら馬を購入する姿、レースで持ち馬が勝利する興奮。
そんな挿話を通してマルカムの事業家としての姿、イアンと次第に心を通わせてゆく姿が描かれます。

話の主題は犯人探し。それぞれに金銭的事情やマルカムへの憎悪を持ち、
誰もが犯人でありそうに見えます。
突然、ストーリーに関係の無い犯人が現れるのは推理小説では反則ですから、
犯人は家族の中にいるはずです。
ただ、私は犯人探しに集中できませんでした。後半、イアンは犯人に目星をたて
おびきだそうとするのですが、私の興味は父マルカムと家族との関係の行方に移っています。
家族の中から犯人を見つけるというのは、それだけで悲しい事実だからでしょう。

さて、いつものようにディック・フランシスの作品に登場する小道具。
今回は留守番機能つき電話とカセットテープが登場します。でも、作品は1987年ですから
すでに当たり前の道具ですね。刑事コロンボでやはり留守電機能を利用したトリックがありましたが、
あれは何年の作品でしたでしょうか?

もう一つは車。登場人物が多いので車も名前だけですが色々出てきます。
主人公イアンは地味なグレーのフォードアのセダンです。

ドナルド(最初の妻ヴィヴィアンの長男 44才 ゴルフ場支配人) 銀色のメルセデス
ヘレン(ドナルドの妻 43才 陶器の絵付け) 白のキャバリア
トマス(ヴィヴィアンの次男 39才 失業) グレーのオースティン1100
ベレナン(トマスの妻) 古い白のモリス・マクシ
ルーシー&エドウイン(ヴィヴィアンの娘と夫) 古いヒルマン

アリシア(三番目の妻 59才 ) グレイの大型のフィアット
ジャーヴァス(アリシアの長男 35才 株式仲買人) オフホワイトのローバー
アーシュラ(ジャーヴァスの妻) クリーム色のオースティン
セリーナ(アリシアの娘 26才 エアロビクスのインストラクター)  銀色のフォード・エスコート
ファーディナンド(アリシアの次男 32才 保険会社) クリーム色とグレイのアウディ
デブズ(ファーディナンドの妻 27才 カタログモデル) 深紅色のランチア

色々な車が出てきます。ご興味のある方はネットで検索してみてください。
作品の中で車が重要な役割を果たすということではないのですが、
戦闘機のパイロットでもあったディック・フランシスです。やはり乗り物には興味があるのでしょう。
人物ごとに車を選んでいる彼の思案顔が浮かびます。

私の選ぶ車は私のどんな性格を写しているのでしょう。
実は私、新しい車の選定を先日からしていてだいぶ絞り込んできたところなんです。


今日のおまけ、ビール祭り第二弾。





DSCN2800_convert_20110814203722.jpg

ブデヨビッキ ブドバー
チェコのホップ、モルトと酵母を使った700年以上の歴史を持つビールで、
世界的ビールメーカー、バドワイザーの名の由来となった元です。
チェコはヨーロッパの中でも最もビールを飲む国ですね。

DSCN2802_convert_20110814203925.jpg

こちらも同じチェコのビール。ピルスナーウエルケル。
大麦麦芽から作られる黄金色をしたコクのあるピルスナービールです。

DSCN2801_convert_20110814203751.jpg

そして、ご存知イギリスのギネス。
あっでもイギリスって言っては怒られますね。アイルランドが原産国です。
焦げたキャラメルのような苦味と甘さを含んだビールです。


あっ、そうそう、『黄金』にはボランジェというシャンパンも頻繁に登場します。
ジェームズ・ボンドもお気に入りという高級シャンパンですが、
競馬にはシャンパンが似合いますね。

Hot MoneyHot Money
(2010/07/06)
Dick Francis

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