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杣人・somabito

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『蔵書まるごと消失事件』

お元気ですか?

久しぶりに当地にも雨が降りました。救いの雨です。
TVでもお肌の乾燥の話題を伝えていますが、本当にピリピリするくらい
乾燥しますから、保湿クリームが手放せません。
皆様もどうぞお気をつけください。


イアン・サンソムの『蔵書まるごと消失事件』を読みました。
いつものように Book Off をお散歩していてタイトルだけで買ったのです。
副題に「移動図書館貸出記録1」とあります。
扉やカバーに簡単な内容が紹介されています。

「憧れの図書館司書となるべく、アイルランドの片田舎タムドラムにやってきた
青年イスラエルを待っていたのは、図書館閉鎖という無情な現実だった。・・・」

ふぅ~ん、図書館司書が主人公なんだ、で、アイルランドの片田舎?
図書館の蔵書が消えた?

図書館司書が主人公のミステリーなんて珍しいのでついつい手が伸びてしまいます。


ストーリーは扉の紹介の通り。
本好きの青年イスラエルはロンドンからアイルランドに図書館司書の仕事につくために
やってきますが、図書館は閉鎖、移動図書館での勤務を嫌々ながら承諾します。しかし
あるはずの図書館の本一万五千冊はあとかたもなく、司書の仕事の前に本探しの探偵を
するはめになります。

人懐っこいけどハッキリものを言わないアイルランド人の様子を面白おかしく織り込んだり、
パブの様子やIRAの話も出てきます。
司書が主人公ですから本の話が色々出てくるかと思いましたが、書名や作家の名前は
そこそこに出てきますがそれがストーリーに絡むということはありません。
ちょっともったいない気もします。
だから解説で穂井田直美という方が「本好きにはたまらないミステリーがスタートした。」
と書き出しているのですが、えっ~?本当? って正直思ってしまいます。

幸い、主人公のキャラクターやアイルランドの田舎町の人たちが上手に描かれているので
好感をもって読むことはできましたが、まぁそれでどうなのって感じですね。

穂井田さんは「司書が主人公のミステリは少ないように思える。司書は活動と時間に制約が
あるので、犯罪調査のための時間を捻出するのが難しいことも、理由の一つにあるのかなあ
というのが、私なりの推測で・・・」と言う。

でも『隅の老人の事件簿』のような安楽椅子探偵というのもあるのだから、
図書館で仕事をしながら本好きの大学生の話をもとに推理を進める司書探偵がいても
いいのではないかな?
そもそも書架に囲まれた密室の図書館はそれだけでミステリアスなんですから
わざわざ移動図書館で働かせなくても、よほど図書館の普通とは違う雰囲気が面白く
描けて司書探偵らしくなるんではないでしょうか?

本好きの貴方、ウイスキーかギネスでも飲みながらお読みになってはいかがです?



蔵書まるごと消失事件 (移動図書館貸出記録1) (創元推理文庫)蔵書まるごと消失事件 (移動図書館貸出記録1) (創元推理文庫)
(2010/02/28)
イアン・サンソム

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テーマ : ミステリ
ジャンル : 小説・文学

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