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杣人・somabito

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『ハード・レイン//雨の影』

お元気ですか?

旅のお供に文庫本を何冊か・・・。
今回名古屋に出かける際に私が持っていったのは
バリー・アイスラーの『ハード・レイン//雨の影』でした。
前回の『レイン・フォール/雨の牙』に続くジョン・レインシリーズの2作目です。

出版社の事情というのは分かりませんが、早川文庫から出ていて
Amazon で見ると、『レイン・フォール/雨の牙』も早川から出代っています。
開拓する出版社、人気が出てから買う出版社そんな事情があるのでしょうか?
(想像でしかありませんのであしからず。)

でも、『ハード・レイン//雨の影』も訳者は1作目と同じ方です。

ストーリーは
日米ハーフの殺し屋ジョン・レインは前回の事件後身元を隠し大阪に潜伏しています。
しかし警察庁の石倉に突き止められ、日本の腐敗を取り除きたいという依頼に仕事を受け、
東京に戻ると、仕事仲間のハリーにはCIAの尾行や不穏な女の存在が・・・。
事態はまたしても政界やCIAの思惑を絡め織りながら展開してゆきます。
そして新たな敵、殺し屋との闘いが・・・。

前作に引き続き東京の町が緻密に描かれながらジョン・レインが歩き回ります。
前作でジョン・レインがハーフであることと日米どちらにも居場所を見つけられない
という問題を上手に日米の文化比較的なものに展開していました。
今回はジョン・レインの人間関係を主軸にしているように思われます。
仕事仲間のハリーとの関係、前作で心を通わせたジャズピアニストみどりの存在。
クラブのホステスナオミとの会話。
もちろん、石倉やCIAのカネザキや支局長ビドルとの向き合い方にもこの作品の面白さが
隠されています。
単に凄腕の殺し屋というのではなく、人間として考え悩み葛藤するジョン・レインの姿が
作品に力を与えています。

さて、今回私が楽しんだのはホテルの使い方。
身元を隠して動き回るのに、ラブホテルや場末のビジネスホテルを使うのは常識。
でも、作品にはホテルオークラのロビーが出てきたり、ニーオータニや帝国ホテルが出てきます。
ホテルオークラのロビーでは人目につかないで会うことが出来ない・・・なんて描かれていると
思わずうれしくなっちゃいます。
実は、私も仕事でホテルのロビーはよく使っていました。
ホテルオークラはアメリカ大使館のすぐ傍。CIA御用達のホテルかもしれませんね。
確かに一目で誰がどこにいるかが判ってしまうロビーです。
私も椅子に座りながら人の動きが目に入ってちょっと落ち着かない感じを受けた事を覺えています。

帝国ホテルではオールドインペリアルバーが登場します。
宿泊している帝国ホテルでみどりに見つかったレインは彼女をオールドインペリアルに誘います。
手軽にロビーのランデブーバーではなくオールドインペリアルというのが渋くていいですね。

所々に出てくる喫茶店やバーの存在、ホテルオークラや帝国ホテルが作品にリアリティーを
もたせ、登場人物の動き、心情をいきいきとさせています。


第1作の『レイン・フォール/雨の牙』はパートナーさんからの紹介でした。
映画を見る前に読んでいたそうです。
でも、2作目『ハード・レイン//雨の影』は私の方が先に読んで、はまっています。

「じゃ、Book Off でまた探しておくね。」ってパートナーさん。
これからも楽しみは続きそうです。

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