プロフィール

杣人・somabito

Author:杣人・somabito
Nuages・・・雲のようにふんわりとしています

カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
リンク
ブログランキング

FC2ブログランキング

人気のあれこれ!
月別アーカイブ
最近のトラックバック

『天の光はすべて星』

お元気ですか?

当地、川沿いに植えられた桜が満開で足元に咲く菜の花と見事に調和しています。
散歩途中の人がスマートフォンで写真を撮ってます。
町の中心部にあるお城址公園にも桜を目当ての車が長い列。

フレデリック・ブラウンの『天の光はすべて星』を読みました。
先日『アジャストメント』という映画を観て、久しぶりにSFを読みたくなったのです。

ストーリーは
1997年、人類は宇宙開発の熱からすっかりさめ、もと宇宙飛行士のマックスは失意の
生活をしていたが、木星探査計画を選挙公約にした女性議員ギャラハーを知りいても
たってもいられなくなる。“星屑”と呼ばれる宇宙への熱い思いをいだく人たち・・・。
ロケットを飛ばすため、老いた宇宙飛行士のチャレンジがはじまる。

地味なお話です。主人公は宇宙船のパイロットだったものの事故で片足を失い、
現役を引退してから久しく、それと同じく社会もロケットを開発して惑星探査に出る
ことをすっかり止めています。
しかし、星へのあこがれを忘れない主人公マックスは“星屑”と呼ばれる宇宙を愛する
仲間達の応援を得ながら奮闘するのです。

派手な宇宙旅行も、未来には発見される理論や技術は登場してきません。
もちろん宇宙人との闘いや交流も・・・。
お話は全て地上で進みます。でも、まぎれもなくSFです。

移動にはヘリ・タクシーが使われ、長距離の移動にはジェット機も飛びますが、
ロケットによる移動も。原子力ロケットも実現しています。
この作品が描かれたのが1953年であることを思うと、素晴らしい想像力です。

でも、本当に素晴らしいのは未来には今私達が想像もしないことが可能になると
信じていること。
ネアンデルタール人は今の私達の科学を想像することが出来たでしょうか。
それと同じように何百年、何千年先の人類からみたら私たちが今享受している科学は
想像もつかないくらい原始的なものかもしれません。
ならば、今私達が不可能だと思っていることや想像もつかない技術が未来に実現する
ことがないと誰が言えましょう。
SFは未来を描いた話という事だけではなく、未来を信じる希望と勇気を描いた本だと
いうことを改めて教えてくれます。

『天の光はすべての星』は心にしみるSFです。





スポンサーサイト

テーマ : SF
ジャンル : 小説・文学

コメント

Secret

No title

この話、最初に読んだ20年以上前、ほんとに胸にしみたなあ……。

フレドリック・ブラウン先生はバカな話も怖い話も泣かせる話も実にうまいですよねえ……。

憧れる作家のひとりであります。

有難うございます。

ポール・ブリッツ様、お立ち寄りいただき有難うございます。
sugata様のところで時々コメント交流を拝見させていただいておりました。
フレドリック・ブラウンは良いですね。星を見上げる情景がしっかりと浮かび上がってきました。

杣人のNuages

ブログ内検索
 RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ホテル探しに!
クリックをお願いします!
Google