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杣人・somabito

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『悪い奴は友を選ぶ』

お元気ですか?

大型の台風が接近し、TVの番組を見ると画面の隅に天気図を写したり、交通機関の情報が流れています。最近は川の増水や土砂崩れがよく聞かれます。どうぞお気をつけください。

テリー・ホワイトの『悪い奴は友を選ぶ』と読みました。
Amazonの中古本で購入した4冊のうちの最後の1冊です。
パートナーさんは「そんなに早く読んでしまったらもったいなくない?」といいますが、私はどうもせっかちです。

ストーリーはニュヨーク市警に長年務めたブライアン・マーフィーは心臓を患ったことで退職し、西海岸に移り住んできたが街に馴染めないでいた。そんな彼が街で目に留めたのは元自動車泥棒のトレイ。立場は違いこそすれ同じ世界の者として声をかける。一方前科者のクリスとムショ仲間のドワイトは強盗を働きながらメキシコに行くことを夢見ているが、そんな彼らの前に現れたキャサリンの話にのり麻薬密売のボススタンツィオーネから売上金を強奪することを計画する。ロスアンゼルスを舞台に交差する二組の男たち。

テリー・ホワイトのキーワードは“相棒”。警察官同士であったり殺し屋のコンビであったりと男同士の“相棒”が不器用に自分の気持ちを確認しながら相手との距離を探ります。ベトナム戦争によるPTSDを抱えていたり家庭の問題を抱えながら生活をこなすなかで“相棒”の存在は次第に離れがたいものに。

今回の『悪い奴は友を選ぶ』では心臓を病んで体に自信の無くなった元警官と元自動車泥棒がいい味を出しています。馴染めない西海岸でどうしても犯罪者ウオッチをしてしまうブライアンの寂しさは分かります。退職したとはいえ警察官の匂いをただよわせるブライアンに戸惑いながら一緒にいるトレイ。人はだれかと一緒でなければ生きていけないのでしょうか。

面白く感じたのは二人の女性。一人はトレイの元恋人でクリスとドワイトをけしかけて麻薬密売の売上金を強奪しようとするキャサリン。自分に都合よく男を利用して生きて行く女です。もう一人はブライアンに好意を寄せる画家の女性アン。アンはトレイが元犯罪者だということを知っても動じません。それどころか、ブライアンとトレイの関係をよく観察し、トレイがブライアンのもとを出ていったと聞くとブライアンに連れ戻すようにさえ言います。男同士の友情、“相棒”としての姿を書き続けているテリー・ホワイトにして初めて気骨のある女性を登場させてきました。こうゆうのは良いですね。

さて、『悪い奴は友を選ぶ』。原題は FAULT LINES と言います。確かに犯罪者のクリスとドワイトは強盗を繰り返すうちに次第に状況がまずくなり、キャサリンの登場でそれは抜き差しならないドツボにはまります。FAULT LINES どうゆう訳がいいのでしょう。邦題からは「朱に交われば赤くなる」なんて諺を思い出しますが、なにかテリー・ホワイトの意を汲みながら気の利いたタイトルは出来ないでしょうか。ちょっと気になるところです。


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テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

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