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杣人・somabito

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函館の電車路線

お元気ですか?

正月も七草粥が過ぎ、今日は鏡開きでおしるこでしょうか?

昨年は様々な場面で函館に出会った私。正月休みの間にも録画していた『尋ね人』を見たりしていました。谷村志穂さんの原作で、昭和29の洞爺丸事件を背景にしたドラマなのですが、なかなか良くできています。
ドラマの冒頭、若いカップルが電停で落ち合うシーンがあるのですが、その電停の名前は“万代町”。ところが一緒に乗るはずの電車に彼氏が乗っていないことに気づき女性は“海岸町”で降りて函館駅まで歩きながら彼を探します。
ドラマでは電車の行く先が“末広町”となっていて5系統の電車であることがわかります。

一緒に見ていたパートナーさんが「海岸町って何処?」って聞いてきます。いい機会です。古い電車の路線図を探してみましょう。時々函館に帰り、市電に乗りながら「昔は松風町から谷地頭に行く電車があったんだよ」なんて一人懐かしみながらパートナーさんに話しているのですが、私も電停の名前や経路についてはうる憶えでしかありません。末広町行きの電車が確かに有ったのは憶えていますが、その先には函館ドック前(当時は弁天)という終点があるのに、どうして末広町止まりなんでしょう。

さて、函館の市電に関しては「函館市企業局交通部」が函館市電のホームページへようこそ!というので市電の路線や電車の種類などを紹介していますが、残念ながら市電の歴史については分かりません。
ところが、個人の方で「はこだての路面電車」というサイトを開設されている方がいて、歴史的な事も詳しく紹介されています。ちょっと感動的です。
そこに過去の路線図が紹介されていましたのでお借りしてご紹介します。ちょっと見難いのでクリックして大きくして御覧ください。

shiden.jpg   ha_convert_20130111180435.jpg

地図では赤い線を引いたところが現在では廃止されてしまった線路があったところです。
いかがでしょう、現在では湯の川~函館どっく前と湯の川~谷地頭の2系統しか路線は無いのですが、ちょうど私が函館で暮らしていた昭和34から昭和53年の頃は上の路線図のように線路が張り巡らされ12系統も有ったのです。
そして、『尋ね人』で出てきた“万代町”“海岸町”という電停は五稜郭駅前からガス会社前を経由して函館駅方面に向かう路線だったことが分かります。現在ではフェリーで函館に着いて函館駅に向かう時、もしくは大沼の方から函館に入って来た時に通る道になっています。観光バスで通った方もいらっしゃることでしょう。

ところで、『尋ね人』のドラマでは電車は末広町行きになっていて5系統の番号が電車に付けられています。最も多かった12系統が始まった昭和34年より7年前の話ですからどんな路線を走っていた電車だったのでしょう。
市の図書館で調べればわかるのでしょうか?ドラマにも出てきた駒場車庫前には古い資料が展示されているそうです。事前に連絡をすれば見学も可能なようなので市電の歴史を知る事も出来そうです。
いかがでしょう。江戸末期から始まる函館の歴史。一時は東京以北最大の都市と言われた函館の歴史を市電の移り変わりから感じてみるのも楽しいかも知れませんね。


思い出のおまけ)

函館の市電はチンチン電車と言っていました。車掌さんがロープを引っ張って運転手さんに合図を送る鐘の音がチンチンと鳴ったからなのですが、子供の頃、電車の天井に張られているロープが動くのを見て面白がっていたのを憶えています。たった一両の電車ですが、車掌さんが廻ってきて乗車券を買ったり降りる場所を教えてもらったりします。騒いでいる子供は怒られたりもしました。そして、乗り換え券というのがあって、路線の違う電車に乗った場合には車掌さんに言うと乗換券を出してくれたのです。

乗換券は葉書半分ぐらいの細長い紙で路線図が描かれていました。冊子綴りになった乗換券に車掌さんは改札鋏でパンチ穴を開けて渡してくれます。
例えば、駒場車庫前から松風町に行きたいと思って電車に乗ろうとしますが、ガス会社前行きの電車が来ます。電停は雪が降って寒い。そこで、路線が違うのですが電車に乗ってしまいます。そして車掌さんに「松風町に行きたいんですが、乗換券ください。」と言います。すると車掌さんは黒い車掌さんカバンから乗り換え券を出して鋏を入れ、「降りる時に乗車券と一緒に入れてください」と言って渡してくれるのです。
路線図が書いてある券なので葉書半分ほどにも大きいのですが、地図を眺めているようで乗換券はしげしげと見つめてしまいます。停車場に穴が開けられたのもこれ一つしか無いようで貴重な宝物のように思えたものです。
現在の市電では十字街でしか線路は別れませんけど、12系統もあった時には色々な乗り換え方があったでしょうね。

『尋ね人』の冒頭のシーンだけで、子供時代の電車の様子が色々と思い出されてきました。そうそう、車掌さんが車内を歩いている最中に、車掌さんの立っていた場所に潜り込んで鐘のロープに手を伸ばした事もありましたっけ。



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