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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
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下田の春

お元気ですか?

日ごとに春めいてくる陽気に誘われるように伊豆への小旅行に出かけてきました。ニュースで開花が遅れていた河津桜が満開と伝えています。

家から4時間。浄蓮の滝、天城とお馴染みの観光名所はもう何回も来ていますから通過し、お昼には下田に着いて観光案内所で地図をもらい散策を始めましょう。

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まずはパートナーさんお決まりのマンホールの蓋。下田は黒船がデザインされています。

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明治末から大正初期の建物「加田家」さんはなまこ壁と伊豆石がうまく組み合わさっています。その道を挟んだところに建つ「石原家」もなまこ壁が綺麗です。家の前には植木鉢が並んでいます。今もお住いになっている現役の家です。写真を撮らせて頂きますが心の中でちょっとごめんなさいと頭を下げましょう。

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白壁と格子が美しい「鈴木家」は和歌山から移住してきた祖先をもち廻船問屋として栄えます。屋号を「雑忠」(さいちゅう)と言い下田の繁栄に大いに寄与したそうです。

下田の建物の特徴は江戸幕府が防災を目的に推奨した漆喰を盛り上げて飾ったなまこ壁ですが、海産物を取り扱う商家は間口の広い家が多いようです。

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米国総領事ハリスに仕えたお吉が1882年に始めた小料理屋「安直楼」も残されていますが、お吉は心の痛みを酒で紛らわしたのでしょう。数年で店は廃業し1890年に稲生沢川に身を投げて亡くなります。
昭和湯は現代の建物。港町にはこうした町のお風呂屋さんが似合います。函館のお風呂もそうなのですが、朝早く漁を終えた漁師さんが風呂に入りながら世間話を楽しむ姿があり漁師町の風情を感じさせます。

もう少し歩きましょう。

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ペリー艦隊来航記念碑、下田公園の開国記念碑を見ながら進むと下岡蓮杖の碑があります。日本で初めて写真館を営業した人だそうで、デゲレオタイプのカメラを抱えています。函館には日本で初めてのコンクリート製の電信柱があります。横浜はアイスクリーム、下田には写真館。開港の地には日本初めて物語が有って面白いですね。

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安政元年(1854年)ロシア使節外軍中将プチャーチンと交渉し北方領土などの国境を定めた日露和親条約が締結されその翌年には米国使節アダムスと日米和親条約批准書の交換が長楽寺で行われます。

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了仙寺ではペリー艦隊の船員が宿泊休憩し、下田条約が調印されています。本堂の横にはアコヤガイが置かれいますが、シェルブールの教会にも入口に同じようにアコヤガイが置かれていました。映画『シェルブールの雨傘』でも見ることができます。フランスと日本、どちらも海の街では同じ様な事を考えるのだと嬉しくなります。

下田開国博物館、宝福寺、稲田寺と周りながら駅前に出て終点。
下田の歴史散歩を楽しんだ2時間半。駅前の観光案内所に寄って要所で出されクイズの答えを提出しようとしたら、「歴史がお好きでしたら吉田松陰も訪ねられるといいですよ」と親切に教えてくれます。それは明日またチャレンジしましょう。

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下田駅の直ぐそばにスペインレストラン「MINORIKAWA」があります。吉祥寺のドスガトスで修行した二人が開いた店で、高森シェフからも教えてもらっていて行きたいと思っていました。シェフの御法川さんは厨房でしたから直接お話しをする機会はありませんでしたが、奥さんになられた方はサービスを担当していましたから私達のくだけた話にも付き合っていただいていました。美人で気立てがよく、素晴らしい女性なのですが、ある時ドスガトスからスペインのお店に修行に出て私なんかはとても寂しかったものです。その彼女が下田でスペイン料理のお店。応援しなくてはと・・・。でもこの日木曜日は定休日。お店の前で写真だけです。夜は遅くまでバルのようにお店をやっているようですから、いつかまた来ましょうね。

そしてもう一つ。以前下田の街の歴史と価値を見なおそうという動きが起きた時にその象徴的存在であったのが下田南豆製氷所です。港町には欠かせない製氷会社ですが、伊豆石を使った珍しくしかも価値ある建物です。それまで何回か下田を訪れた事があっても通りすがりでしかなかったのですが、この下田の街を見直す動きに大変好感を持ち、伊豆石に注目した町の人の取り組みに興味を憶えました。残念ながら下田南豆製氷所さんは存続の危機にあるようです。

私の故郷函館も下田と同じ開港の街です。観光地としては素晴らしい財産を持ちながら古い街を存続させることは大変な苦労が伴います。せっかく色々な方の思いを得て残してきた下田南豆製氷所ですから、なんとか良い智慧が集まって存続することが出来るようになることを切に願います。

下田のお話。もう少し続きます。

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