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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
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YOU TUBE の楽しみ

お元気ですか?

今日は YOU TUBE の楽しい使い方を見つけたので面白がってちょっとそのお話。

フランスの小説で“ニコラ警視の事件”というシリーズがあります。ジャン=フランソワ・パロという現役の外交官が書いたもので、18世紀のパリを舞台にニコラ警視が活躍する冒険ミステリーものです。日本ではランダムハウス講談社の文庫で「ブラン・マントー通りの謎」「鉛を飲まされた男」「ロワイヤル通りの悪魔」の三作品が出ているのですが、この出版社は平成22年に合併を解消して武田ランダムハウスジャパンとなったものの平成24年の12月に倒産していて、シリーズが今後どのようになるのかは分かりません。
フランスではAmazonで見るとニコラ警視シリーズは2012年で10作目を数えているようです。

実はこのニコラシリーズはパートナーさんがAmazon で見つけたもので、「フランスではTVドラマもつくられたくらい人気だって」と私に教えてくれました。18世紀のパリ、ブルターニュの塩田で有名なゲランドで孤児として神父や領主侯爵に守られて育ったニコラは侯爵の娘と恋仲になったことから見習い司法官としてパリに送られます。当時のフランスはルイ15世の華やかさの影で権謀術数渦巻く世界。ポンパドール夫人やルソーやボルテールといった有名どころが歴史を彩ります。フランス革命前夜といったこの時代はフランス史を学ぶ人の中でも人気のある時代です。フランスでTVドラマになるのも分かります。ちなみにデュマが書いた「三銃士」はルイ13世の時代を描いていますからもう少し前ということですね。

少し、話が長くなりました。YOU TUBE でこのニコラのTVドラマを見つけたのです。しかも丸々1時間半。



タイトルが Le sang des farines とありますから2006年に出版された6冊目のお話です。日本語にすると「血の小麦粉」とでも訳すのでしょうか。

こうしてTVドラマを見つけたのですが面白いのはここから。YOU TUBE には“字幕ボタン”というのがあります。フランス語のTVドラマにフランス語の字幕が出てくるのです。これ良いですね。耳で聞いて目で補うことができます。
さっそく、パートナーさんに「ニコラの映像見つけたよ。字幕も出るんだ」と教えます。
すると、「でも、フランス語の字幕でしょう」と。ムムム・・・。
そこで、色々あるボタンにカーソルをあててみると、なんと“文字起こし”というボタンがあって画面に出てきた字幕が画面の外に表示されるのです。実はこれだけでも私には大変な驚きです。

学生の頃、映画好きな私はTVの映画をカセットテープに録音しながら見て、後でテープの音声だけを聴くという方法で言葉を覚えました。映像を記憶し不慣れな言葉は字幕が手助けをしてくれます。それを下地としてひたすらテープを聴くのです。また、当時白水社の「ふらんす」という雑誌に映画のコーナーがあって映画の台詞を一部載せていました。「スクリーン イングリッシュ」という雑誌もあってやはり台詞を載せていて独特の言い回しや省略などが解説されていてなかなか面白い雑誌だったのですが、ある日突然廃刊になってしまいました。

おっとまた脱線気味ですね。

とにかく、映像でドラマを見ながら字幕で確認ができます。“文字起こし”は画面に合わせてスクロールしているのですが、カーソルで範囲指定をするとコピーすることも出来ます。根気よくやれば、台詞だけですが台本を抜き出すことも出来るのです。もう私は凄い~!とちょっと興奮気味。映画と語学の好きな方には最高に面白いと思うのですが・・・。

でも、ここでパートナーさんの醒めた視線を感じます。「日本語の字幕じゃないんでしょう。」
そう、まだフランス語の世界です。でもご安心を。私の使っているブラウザーはGoogleです。画面の上のバーをみると、ちゃんと「これはフランス語のページです。翻訳しますか?」と訊いているではないですか。いぁや親切ですね。もちろんポチっと押してみましょう。すると、画面の字幕はフランス語のままですが、“文字起こし”に出ていたフランス語は日本語になっています。ちょっとぶっきらぼうでおやおや?という所も多いですが、分からない訳ではありませんし、なによりも面白いです。


最近はスマートフォンのアプリでも音声認識、自動翻訳が進んでいます。語学は自分で聞き話し計算して・・・というのが大事で、勉強する過程で文化比較を体験する事が面白いのですから、いつまでもアプリに頼っていては面白みがありません。でも、YOU TUBE を楽しく見ているうちに言葉の壁が低くなるならこれは充分に活用してみたいですね。


追記)

ものは試しにと思い YOU TUBE で日本語のドラマを再生してみた。“字幕ボタン”は機能せず、“文字起こし”も現れない。上部の翻訳バーも出てこなかった。翻訳バーはともかくとして“字幕ボタン”はあれば聴覚が不自由な方にも楽しめるのではと思う。
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テーマ : 小さなしあわせ
ジャンル : 日記

コメント

Secret

こんにちは。

杣人さんの博学にはいつも驚きです。
それにご夫妻そろっての知的生活、うちとは大違い(笑。

前の記事のことになりますが、私は歌舞伎座の近くがオフィスでした。
でも歌舞伎座に入ったのはたった一度だけです。
それも義母が歌舞伎を見たいというので、お付き合いで観劇しただけ・・・。
いや、いやお恥ずかしいのなんの。
灯台もと暗しなんてもんじゃありません(苦笑
舞台もこれは2度でしたか、仕事の付き合いでした(汗。

ところでオペラもよくご覧になるのでしょうね。
私はオペラは辛うじてビデオに録画したものを観ています。
こんなナンテイですがワグナーは辛うじて、全部ディスクを揃えているのです。
夢はバイロイトでリング4部作を4日4晩堪能することと、「パルシファル」を観ることです。
が、もう叶わぬこととなりました。

ただ、このところ演出も舞台装置も先鋭化して、
ワグナー本来のデモーニッシュなものが失われてきたような。

そういう意味では昔の映像を楽しむ方が、
いいのではないかと自分を慰めています。

ワグナーはいつかブログでとりあげたいのですが、
あまりにも巨大すぎて何処から手をつけていいのやら、
いまだに五里霧中の状態です。

なにかご意見を賜れば、有難いと思っています。

憧れますね。

南亭様、コメント有難うございます。

バイロイトでのワーグナー!なんと優雅な響きでしょう。テラスからのファンファーレにワイングラスを片手に歩く私の姿を想像してみます。現実はテレビの前の特等席ですが・・・。
私のオペラ始りは「トスカ」なので、パバロッティとフレーニの「ラ・ボエーム」や本に心酔した「マノン・レスコー」、そしてヴェルディ、モーツアルトへと続きます。ワーグナーは近寄りがたかったのですが、最初に買った「リング」はショルティのCDでそこからはフルトベングラー、クナッパーツブッシュを拝み、あちらこちらと聴き比べとなります。先日サヴァリッシュの「ワルキューレ」を放送していましたが落ち着いていて良い演奏でしたね。

南亭様のコメントをパートナーさんにも読んでもらい、しばし楽しい会話をしました。その様子は今度ブログに書いてみようと思います。

意見などおこがましいのですが、私も最近の演出には???。背広を着たり下着姿の女性が歩きまわる舞台はどうもいけません。優雅で品格のある演奏が聴く者の心を満たすと信じています。

是非南亭様のワーグナー話、お聞かせください。

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