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杣人・somabito

Author:杣人・somabito
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聞きかじり

お元気ですか?

テレビのニュースを見ていて時々“ふぅ~ん、おかしな事言っているね。”と思うことがある。もっとも、テレビや新聞のニュースというのは物事のある面しか報道していないことが多いから、ちょっと聞いただけで何かの意見を確信的に持つことは出来ないし、してはいけないと思っている。パートナーさんなどは「テレビ局によって取り上げるニュースが違うから面白いね。」と言ってニュース番組をあちらこちら見比べているくらいだ。

そうは言っても“ふぅ~ん、おかしな事言っているね。”ぐらいの意見は愚鈍な私でも少しは持つ。
ここ数日の話で言えば“消費税転嫁対策特別措置法案に盛り込まれた「消費税還元セール」禁止規定”の議論。当初は小売店がセールをするにあたって業者にしわ寄せがあるようではいけない、ということから始り、“消費税還元”“3%還元”など消費税分を相殺するようなセールは禁止しようという方向になり、それが消費税という言葉が無くても禁止しというところまでエスカレートしていった。
おやおや、何時から日本は言論・表現の自由や企業の自主的経営努力を認めない統制国家になったのだろうと心穏やかではいられなくなる。
「国は上げた分はしっかり取りたいんだろう。」と私が言うと、もともと消費税UPに反対のパートナーさんは「今までも回収出来ない消費税があるんだからそこを直さないでUPしてもだめでしょう」とはなから呆れている。
さすがに麻生さんも消費税にからめた値引きとわかるようなセール以外は認めるような事を言い出したようだが、何をもたもたしているんだろうと思う。こんなレベルで法案を考えているのかと思うと呆れるを通りこしている。

次はNPTの核不使用に日本が署名しなかったというニュース。NPTとは核拡散防止条約のことで、平たく言えば核を持たない国は今後も持たないという条約。今回南アフリカの代表団が提案した声明案は核兵器の非人道性を訴え「いかなる状況でも核兵器を二度と使わないことこそが人類生存の利益につながる」とはっきり言い切ったもので、この共同声明に74カ国が署名したのだが、日本は“いかなる状況でも”というところにこだわり署名しなかったという。そしてそれはアメリカの保有する核の傘下で守られている国としての配慮だというニュースの論調だ。
でもそうゆう考えの筋でいいのだろうか?
核廃絶を考えるとき、私は理念と現実の二つを考える。理念は今回南アフリカが提出した共同声明によく現れている。では現実はどうか。
もともと核兵器は第二次大戦終了後、東西冷戦の中パワーバランスという発想からソ連とアメリカが競って開発保有した。今、核廃棄を進めている国でもこのパワーバランスの考えのもとに段階的に進めるというやり方がとられている。でも私はこのパワーバランスという考え方そのものが間違っていると考える。まず、相手の戦力を測り此方に分がなければ戦わないほうが良いと考えるだろうという論理は相手が同じ土俵で同じように考えなければ通じない。価値観が違う相手には通じない。さらに、パワーバランスは負の思考に成り立っている。力によって相手を牽制出来るということはこちらも牽制されるという事で、その恐怖が核の拡大につながった。そしてその恐怖と膨らむ費用に押しつぶされたのである。拡大にしろ縮小にしろパワーバランスの論理の上で判断している限り最終的には核の廃棄は不可能である。そう考えると日本がアメリカの核の傘下で守られているというのは実は大変は考え違いなのではないかと思える。だとすると、日本は自らの理念を打ちたてそれに基づく実効性のある行動を起こすべきだ。核兵器の廃絶には恐怖と脅しの論理ではなくヒューマニティと勇気が必要だ。

さて、今日のふぅ~んの最後はフランスから送られてくるMOX燃料の報道について。
3月、フランスのアレヴァ社は日本の関西電力がかねてから発注していたMOX燃料の輸送を行うと発表、4月17日シェルブール港から船に積み込まれて日本に向かった。シェルブールは観光客も訪れる町だが、港はフランス屈指の軍港である。日数が1ヶ月~3ヶ月と幅があるのは途中テロ対策をとりながら航行するからだろう。私が見た報道では震災により出荷が止まっていた燃料であること、福井県にある関西電力の高浜原発向けの燃料であること、日仏の反対派が抗議をしていることなどが伝えられているがそれだけの短い報道だ。いづれ日本に到着するころにまた報道があるのだろうが、原子力発電の運転が世界規模の企業契約の中で行われている事をもっと知らせその問題点を明らかにするといいだろう。以外と見過ごされている点(もしくは知らされていない仕組み)が明らかになるはずだ。

ニュースは面白い。でもニュースで知るのはごくわずか表面的なものでしかない。テレビのニュース番組がコメンテーターの意見とも解説ともつかないお喋りを加えてワイドショーになっているのは視聴者の欲求をうまく満たすためなのだろう。ニュースが何を伝え何を伝えていないのかをその事情や誰かの思惑を考えながら見るとその面白さは怖さになるかもしれない。

聞きかじりで知った様な事を言うのは愚かな話だ。“ふぅ~ん、おかしな事言っているね。”と言いながらニュースを見る私にしても専門家でもなければ人の知らない情報に接しているわけでもない。いくつかのニュースを寄せ集めて視点を変えてみて“ふぅ~ん、おかしいね。でもわざとおかしいと思わせて何か隠しているのかな”なんて勘ぐってみたりする。もしかしたらそれすら誰かの術中なのかもしれない。だとしたら私は貝のように口を閉じておくのがいいだろう。でも、口を閉じ、目を瞑っているうちにミサイルが飛んできたり、放射能が漏れるのを知らないで土地を逐われるのも悲しい話だ。政府が言論統制のような事を言ったり、原子力の問題点が知らされなかったとしても、一応は民主主義国家だと私は思っている(もしかしたら大きな勘違いかも知れないが)。民主主義というのは非常に手間のかかる面倒くさいシステムだ。でもね~、とでもいいながらぼそぼそ独り言でも言っていよう。
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