プロフィール

杣人・somabito

Author:杣人・somabito
Nuages・・・雲のようにふんわりとしています

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
リンク
ブログランキング

FC2ブログランキング

人気のあれこれ!
月別アーカイブ
最近のトラックバック

『トスカ』礼賛

お元気ですか?

テレビを見ていたらすでにGWが始まっているそうで、高速道路の渋滞情報や飛行機の利用状況を伝えています。私はGWに特別なイベントを組んだ事がありません。休みがまとめてとれたからと此処ぞとばかりに帰省したり旅行したりというのは私のスタイルには合わないのです。ところが、世の中はGWに合わせて針が進むようで、普段通りの生活をしたい私には極めて不自由な数日間となるのです。そのため私はGWの最中は貝のように家に閉じこもりなるべく世間様と接触をしないですむ生活をすることになります。

その始りとして今日は朝からテレビを見て過ごすことにしました。
まずは先日録画したメトロポリタン歌劇場の『トスカ』を見ましょう。『トスカ』はイタリアの作曲家プッチーニの代表的オペラです。1900年にローマで初演された作品で、舞台は1800年のローマ。ナポレオンの時代です。
画家のカヴァラドッシは脱獄した政治犯を助けたため警視総監のスカルピアに囚われます。カヴァラドッシの恋人で歌手であるトスカはなんとかしてカヴァラドッシを救おうとするのですが、そこに横恋慕したスカルビアの罠が張られ・・・。
トスカが歌う「歌に生き、愛に生き」やカヴァラドッシの「星はきらめき」などのアリアがプッチーニの真骨頂で泣かせます。

私が『トスカ』を初めて見たのは小学生の頃ですが、カヴァラドッシの歌う「星はきらめき」に感動し、以降オペラファンになったという作品、マリア・カラスのトスカなど有名な舞台が沢山あり、どれがお気に入りかは人それぞれでしょう。実は私はあまりこだわりを持って見たりしません。どの時代にも過去を懐かしみ今を厳しく見る批評家は多く居ます。でも現在活躍している人だって一生懸命です。其の出来栄えを充分に楽しもうではありませんか。

今日見た『トスカ』は演出がリュック・ボンディでとても素直に見られます。トスカはカリタ・マッティラ、カヴァラドッシがマルセロ・アルヴァレス、スカルピア男爵はジョージ・ギャグニッザという配役。正直に言って私は誰も知りません。でも皆さんとても上手です。カヴァラドッシのアルヴァレスはもう少し声に延びがあっても良いと思いますが、声の色はいいです。トスカのマッティラは最高といっていいでしょう。声量も声質も申し分ありません。アリアをしっかり歌い上げながら声に疲れを見せないのは恵まれた喉のせいもあるでしょう。久しぶりに聴いた『トスカ』ですが充分に堪能するとともに、子供の頃こうゆうオペラに出会って良かったと心から嬉しく感じます。

さて、『トスカ』の舞台となるのはローマ観光の重要ポイントの一つ、サンタンジェロ城です。オードリー・ヘップバーンの「ローマの休日」での船上ダンスパーティーの場面はサンタンジェロの船着場で行われています。『トスカ』を見たのと同じ頃この「ローマの休日」を見て私の頭にサンタンジェロが焼き付きました。後にローマに始めて行った際に真っ先にサンタンジェロに行ったのは私のイタリア好き始りの場所だったからという事情なのです。

それでは、サンタンジェロ城で歌うプラシド・ドミンゴの「星もきらめき」をお楽しみください。



ところで、イタリア語は16世紀にそれまでのヴェネト語、ナポリ語、シチリア語、サルデーニャ語などを統合する動きを経て公用語となっていきます。(この◯◯語ってワインの産地と重なっていますね。)ラテン語ではなくイタリア語で書かれた小説や論文が出版され、徐々にイタリア語が成長していくのですが、こうゆう言語史を少し学ぶと国の姿が見えて面白いですね。

以前、NHKの語学講座はドイツ語、英語、フランス語ぐらいしかなかった時がありました。イタリア・オペラを招聘しているのだからイタリア語講座を放送してくださいとリクエストのハガキを送ったりしたものです。特に地方に住む学生にとってNHKの語学講座は本当に貴重なのです。今はイタリア語はもちろんですが、スペイン語やアラビア語もあってチャンネルを回した時にふと見入ってしまうこともあります。
世界が仲良くなるためには、まず相手の国の言葉を学び歴史文化を知ることでしょう。私なんか、フランスが核大国であっても、イタリアの首相がどんなにスキャンダラスであっても嫌いになんかなれませんもんね。

スポンサーサイト

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

コメント

Secret

杣人のNuages

ブログ内検索
 RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ホテル探しに!
クリックをお願いします!
Google