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杣人・somabito

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『帰還』

お元気ですか?

ディック・フランシスの『帰還』を読みました。1991年、30作品目です。

外交官のピーター・ダーウィンは日本での赴任を終え途中知り合った夫婦に付き添い英国に戻ります。夫婦は結婚する娘ベリンダと婚約者で獣医のケンの結婚式に出席するために戻ったのですが、ケンが手術をした馬が次々と原因不明の死に方をし、さらには病院が放火され焼け跡から焼死体が発見されたことからダーウィンはケンを助けるため事件の解明に調査を始めます。

主人公は外交官のダーウィンで、外交官という国益のために観察し情報を集め考察するという性質を活かしながら事件を調査する姿が柱になっています。もう一つは獣医の仕事。犬猫から馬や牛といった大型の動物までを扱う病院を仲間と共同経営しているケンの仕事を通じて、獣医の様子を詳しく描いていてそれがこの作品の特徴といえます。

そして『帰還』には仕掛けが二つあります。一つは病院のあるところがダーウィンが幼い頃に暮らしていたとろだったということ、事件の謎を解きながらダーウィンは自分の記憶をすこしづつ思い出していきます。もう一つはそのダーウィンが日本に赴任していたということから、日本人の事がいくつか取り上げられています。お辞儀、木の家、お刺身・・・。さてそれらがどう云う仕掛けであるかは読んでのお楽しみです。
ディック・フランシスは1988年11月に早川書房の招きで初来日をしています。『ディック・フランシス読本』によると、この時の滞在期間中にジャパン・カップを観戦、日本中央競馬会は彼の来日を記念してウエルカム・ステークスを設け、勝者にディック・フランシス・カップを授与したそうです。素晴らしい饗しといっていいでしょう。
その時の経験を活かしての『帰還』なのでしょう。サービス精神の行き届いたディックです。


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テーマ : ミステリ
ジャンル : 小説・文学

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